ASKAの事件簿へコメントされる方、引用される方へのお願い

 ASKAの事件簿を読んで頂いてありがとうございます。
始めは自分の考えを整理する為に始めたブログだったので、これほど多くの方に読んでいただけるようになるとは考えていませんでした。

 多くの方からコメントを頂くようになったのですが、このブログの趣旨を誤解された方も時折おられるようなので、コメントされる場合の注意事項を記載しておこうと思います。

ASKAの事件簿は誰かを傷つける事を望んでいません。その事を前提に以下の点についてお願いいたします。

1)逮捕以前に個人を特定できるような内容で犯人像を書く事はやめてください。
2)誰かを誹謗、中傷する書き込みはやめてください。
3)誰かに危害を加える事をうかがせる書き込みはやめてください。
4)被害者、遺族に関するコメントはその人達に対する配慮をお願いします。
(報道された情報は仕方がありませんが、報道されていない状態で憶測により、被害者や遺族が傷つくような事がない事を希望します。できれば犯人に対する誹謗、中傷も控えて欲しいと思います。)

この4つに該当する場合は無条件で削除、あるいは一部を編集訂正する事があります。

5)当サイトの画像、文章、URLについて、NAVERまとめ、及びhttp://sharetube.jp(シェアチューブ)に転載、引用、リンクすることを禁止します。

6)Aな人はB と言った因果関係的な表現をする場合は注意をお願いします。

まーぷるさんのコメントを引用
***ここから***
でも大事なコトを忘れていました。偏見が何故いけないかというと、やはり人が傷ついたり嫌な思いをするからですね。"Aな人はBである"に該当する人が嫌な思いをするだけでなく、傷つく人がいるコトに気付いた人も嫌な思いをする。
***ここまで***

詳しくは
コメントに対するASKAの考え方
こちらの2018年6月4日のまめさんのコメント、それに続く、ASKA、まーぷるさんのコメントを参照願います。

それから、ブレインストーミングのルールと同じでコメントの内容を否定するコメントはやめましょう。見当違いなコメントもあるかもしれませんが、否定してしまうと、次のアイディアが出てこなくなってしまう事もあるので、「その場合はこんな疑問もありますね」といった程度が良いかと思います。

 ASKAの事件簿は基本的に毎日起こっている事件の記録をする事を目的にしていますが、時々、事件の推理もしています。
ただ、実際の事件の推理で「誰が犯人か?」を推理する事は基本的に不可能だと考えています。
ASKAの事件簿で推理するのは「誰が犯人か?」ではなく「なぜ、犯人はそう行動したのか?」犯人の行動の理由です。

詳しくは私の推理方法推理の見えない落とし穴爆弾はもう一つあるかもしれない。を参照願います。
それから、特にレイプ事件についてのコメントについてはレイプ事件を考える時の注意点を参照願います。

18/06/05追記
6)の因果関係的表現についての注意項目を追加

17/07/07追記
http://sharetube.jp(シェアチューブ)への転載、引用、リンク禁止の項目を追加

16/12/12追記
NAVERまとめへの転載、引用、リンク禁止の項目を追加

16/08/16追記
コメントする時のハンドル名(HN)は基本的に自由ですが、以下のHNおよび類似のHNは禁止とします。
NOBU」、「nobu」、「のぶ
理由は「おわび」を参照願います。2010年の事で、この事を知らない人も多くなりましたので、追記いたします。

08/11/09追記
コメントに対するASKAの考え方も参照願います。
それと、このブログを犯人も読んでいる可能性がありますので、犯人に対して逃走や証拠隠滅を促すようなコメントも自粛してください。

08/11/21追記
ASKAの事件簿運営委員会も参照願います。
ASKAの事件簿へのご意見、問題点のご指摘はこちらへお願いします。

08/12/14追記
ASKAの事件簿管理ポリシーも参照願います。
コメントに対する管理方針です。コメントする場合はこちらも一読願います。

08/12/28追記
現在ドコモの携帯電話からの書込みの一部に対して書込み規制を実施しております。
この為、ドコモの携帯電話から書込みが出来ない事があります

10/01/05一部追記
犯人の行動の参考ページとして「爆弾はもう一つあるかもしれない」を追記

10/09/23一部追記
レイプ事件へのコメントの注意点として「レイプ事件を考えると時の注意点」を追記

10/10/21一部修正追記
誰かに危害を加える事をうかがせる書き込みについての注意を追記しました。

16/03/31 一部追記
4)被害者、遺族に関する・・・の項目を追記

16/08/16 一部追記
禁止HNについて追記しました。

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2020/01/14

沖縄県総合運動公園ねこ毒殺事件

沖縄市の県総合運動公園の敷地内で1月11日(土)から12日(日)にかけて、衰弱した野良猫が相次いで発見、保護される事件が起きている。
 
保護された3匹のうち2匹が死亡し、1匹が瀕死の状態とのこと。
 
保護した動物病院の獣医師は、猫の症状などから「毒物を盛られた可能性が高い」と指摘。同公園周辺では昨年10月ごろから猫の不審死の報告が続発しており、県内の動物愛護団体が「動物愛護法違反の恐れがある」として沖縄署に被害の相談をしているとのこと。
 
公園の管理会社関係者や住民によると、衰弱した猫が発見されたのは同公園の北東側にある「比屋根口」と呼ばれる出入り口周辺とのこと。
 
11日午後6時ごろ、沖縄市海邦に住む主婦(43)が駐車場入り口から西に約60メートル離れた敷地内で猫1匹を発見。呼吸が浅く、けいれんしており、約5時間後に死亡したとのこと。
翌12日午後5時ごろにも同じ主婦が、駐車場そばの警備員が常駐するプレハブ近くで倒れていた猫2匹を保護したとのこと。11日に発見された猫と同様の症状で、1匹が約5時間後に死亡し、1匹も瀕死の状態とのこと。
 
診察した「ペットメディカルセンター・エイル」の獣医師によると、3匹はいずれも腎機能が著しく低下しており、死因として「何らかの毒物を口にした可能性が高い」と指摘。除草剤などに使われる有機リン系や害虫駆除用のホウ酸などの毒物を摂取した時とは異なる病変とのこと。
 
管理会社関係者によると、公園周辺では昨年10月ごろから衰弱した猫や猫の死骸が発見される事例が相次いでおり、同12月中にも敷地内で2匹の死骸が見つかっていたとのこと。
 
関連報道
2015年3月にこの県総合公園で128匹の猫が不妊治療を受けて、公園に戻された。
 
時系列
2019年10月頃から、衰弱した猫や猫の死骸が発見されているとのこと。
2020年
01月11日(土)
18:00頃 駐車場入り口側で瀕死の猫を発見
23:00頃 猫が死亡
01月12日(日)
17:00頃 駐車場そばのプレハブ近くで瀕死の猫2匹を発見
22:00頃 1匹が死亡、もう1匹は瀕死の状態
 
死因は毒物による中毒死と言うところのようですが・・・除草剤等、一般的に入手できる毒物では無いと言う事なのかな?
 
状況だけみると、野良猫を嫌った駆除目的の犯行のように見えますね。
猫の平均寿命は14.2歳と言う事ですが、屋外で暮らす猫の場合は5年から10年と言う事のようです。
(アニコム損保の統計による)
 
2015年の128匹はあれから、12年経過しているので、ほぼ全頭死亡しているでしょうね。
しかし、2018年に沖縄市議会に猫の不妊治療の請願が出されていますが、その時の背景の説明として
「沖縄県は温暖な気候のせいで繁殖にきわめて適しており、年に三回も四回も子猫を産むため、公園や漁港等さまざまな場所で猫の数が増え続けています。」
 
と言う事を考えると、ある程度の数の野良猫が公園内にいると言う事のようですね。
冬を超えて春になり、猫が繁殖する事を防ぐ為に、冬の今に数を減らそうと言う発想かもしれませんね。
 
こうなってくると、なかなかこの駆除目的の毒餌の案件は防ぐのが難しいかもしれません。
多分、悪臭などの実害を受けている人の犯行だと思いますので、そのあたりの実害をどれだけ減らせるのか?と言うのがこの事件を円満に解決するポイントなのかもしれませんね。
 
このあたりは、意見の対立する方々がいる複雑な問題になりそうなので、現地の行政などで円満に解決して欲しいと思います。

 

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2020/01/13

世田谷一家殺害事件再考その193(2019年年末情報)

えーと期待した年末情報ですが、出たのは一つだけですね。
 
ハンカチで包丁を包んで犯行に使用したとされる点について、フィリピン北部でも同じ包み方をして刃物を使う慣習があるとのこと。
 
このようなハンカチの使用方法について、フィリピン・ルソン島のイロコス地方やイサベラ州で、民衆が儀式や動物の殺害などで刃物を用いたり、軍人が刃物を使ったりする際の方法に似ているとの情報が捜査本部に複数寄せられた。確度は不明だが、捜査本部はさらなる情報提供を呼び掛けている。
 
別の報道では
この包み方は軍人が使用したり、現地の儀式にも使われていたりするとされ、捜査本部は国際刑事警察機構(ICPO)を通じて情報収集するなど確認を進めているとのこと。
 
この包み方は刃物を使う際に血が付かないようにするなどの目的で軍人やギャングが用いるほか、現地の儀式にも使われているとみられる。
 
これはフィリピンの北部で儀式に使われるほか、軍人などが返り血を浴びないようにする手法だということです。
 
使用方法をまとめると
場所がフィリピンの北部で
1)儀式で動物を殺害する場合の使用方法
2)軍人が返り血を浴びないように刃物を使う時の使用方法
3)ギャングが返り血を浴びないように刃物を使う時の使用方法
 
こんな感じですね。
私の印象ですが・・・
1)の場合、動物の返り血を防ぐ為ならば、可能性はありそうな気がします。この場合、儀式なのですが、専用のナイフを使わずに、柄の無い、包丁などを使用する事も考えられますからね。
 
ただ、この儀式で殺害する動物の大きさはどの程度なのか?と言うのは気になる部分です。
豚や牛など、ある程度大型の動物なのか?それとも、鳥などの小型の動物なのか?
鳥を刺す方法で人を刺すのか?と言うあたりが疑問な部分です。
 
2)はかなり疑問
理由としては
A)軍人と言うのがどのレベルの軍人なのか不明で、国軍などの正規軍ならそんな使い方はしないと思う。
まー戦場での白兵戦で返り血を気にするような戦闘は無いと思うんですよね。
 
それに、教科書に載るような公式な物なら、自衛隊や米軍も知っているはずで、そちらからの情報がとっくに入っているはずだと思います。
 
ただし、これが、市街地で一般人に紛れてのゲリラ戦だと、返り血を浴びてしまうと、民衆にまぎれる事ができなくなるので、返り血を所持していても不自然ではないハンカチで簡易的に防ぐと言うのであれば、説得力があると思う。
 
潜入作戦での暗殺なんてあたりもアリなのかな。
でも、それなら血を流さない、目立たない方法を選択するでしょうね。
 
同じ理由で3)のギャングが返り血を浴びないようにするのに使うと言うのはアリかな。
 
それから、世田谷事件の犯行内容から考えると、やはり軍人は無いのではないか?と思うんですよね。
つまり、軍人なら「メッタ刺し」なんて事はしないし、刃がかけてしまうような固い頭部を狙うと言うのも不自然に思えます。まー練度が低いと言う見方もできますけどね。
 
そこを考えると、(経験の浅い)ギャングと言う方がまだ、この練度の低さを説明できるような気がしますね。
 
単純に「滑り止め」なら、「中国の水産加工場で、包丁で魚をさばく際の滑り止めのため、似たような方法で包丁にハンカチを巻いていた」と言う情報も説得力はあるんですよね。
 
そもそも、「返り血を防ぐ」と言うのは、刃物を抜く時のしぶきを防ぐと言う発想だと思うんです。
なので一撃で大出血するような、致命傷を与えるような攻撃に対しての備えですよね。
 
この事件のように、何度も刺していると、その振りかぶりによる、飛沫血痕の方が防げないじゃないかな?
 
そう考えると、返り血を防ぐ事が目的ではないような気がします。
でも、犯人の思考レベルによっては、そうでもないかもしれない。
 
つまり、知識として知っていて試したけど、一撃で即死させるような計画とは裏腹に、実際にやってみると、全然うまくいかなかったと言うのも、ありそうな気がしますね。
 
犯行後の意味不明な行動も素人だからと考えれば、アリなのかなと思います。
プロだとしたら、色々な意味で手際が悪すぎると思いますね。

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2020/01/09

東京発のぞみ265号無差別殺傷事件その7(手記)

タイムリーに新潮さんの記事で被告の手記が公表されたので、そちらの内容についてあれこれ書いてみる。
 
詳細はこちらを参照してほしい
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200108-00601729-shincho-soci
 
ポイントを列挙すると
1)直接のきっかけは祖母からの電話で「養子縁組を解消する」と言う言葉。
 
2)ただし、この電話だけでは無差別殺傷事件を起こす事には逡巡していた。
 
3)その後にホームレス生活をしていた公園の東屋に退去を要請する為に訪れた警官の対応が気に入らないので、事件を起こす事を決断した。
 
4)この時(3月)、ホームレス生活で餓死しようとしていた為に体重が落ちていた。犯行を決断後に体重を増やして6月に犯行を行った。
 
5)刑務所の良いところは
「刑務所の素晴らしいところは、衣食住と仕事があって、人権が法律で守られているところ」
 
6)中学時代から刑務所に入りたいと思っていた、詳しくは新潮さんの記事を読んでもらった方が良いですね。
簡単に書くと、幼少期から家庭に落ち着く事ができなかったからという事でしょうか?
 
こんなところですね。
警官とのやりとりをみると、予想以上にクレバーなタイプのようです。
知識は勉強すれば身につくけど、それを咄嗟の会話の中で、相手をやり込めるような会話にしていくのは、頭の回転が速くないと難しいですよね。
道を間違えなければ、その道で一角の人物になれたかもしれません。その意味では残念な人だと思います。
その為、逆に、判決後の万歳三唱に違和感を覚えますね。
 
ホームレスになる為に、勉強して理論武装しているようにみえますね。
その一方で、警官に対して、あるいは世間に対して、自分は知識があるという事を、無意識に自慢しているのかな?
警官が竹取物語のくだりを知っているかどうかなんて事は、その警官の警官としての能力には関係ありませんからね。
 
警官は、誰かから、公園の東屋を不法占拠しているホームレスの退去の訴えがあったので、警官の上司から、「お前ら行って浮浪者を退去させてこい」と命令されただけでしょうね。
 
それで、経験が浅く若い警官が現場の判断で退去させようとしてあれこれやったのでしょう、その中にはやり過ぎた事もあったんでしょうね。
 
ただ、私はこの警官が行きすぎがあったけど、決して間違った事をしようとしたわけでは無いと思います。
被告本人は生存権などを口にして正当化しようとしているけど・・・そもそも、この被告は、ここでしか生活できないような状況では無いでしょ?
祖母の家に帰れば、もっと人間らしい生活ができたのに、祖母に対して、家に戻る事を許してもらおうとすらしていないですよね。
 
ほかにも、これまた祖母のキャッシュカードから、祖母のお金を引き出して生活しているわけで、その東屋を不法占拠しなければ生活できないという状況では無いので、彼の口から出た言葉は自己を正当化する為の「屁理屈」にしか思えません。
 
それから、公判で刑務所に行きたい理由を問われて、回答を拒否しています。
拒否した理由は、その行きたい理由を変更されてしまうから。
 
でも、その行きたい理由をこの手記では書いています。
「刑務所の素晴らしいところは、衣食住と仕事があって、人権が法律で守られているところ」
 
で、これは、例え公判で話したとしても、変更できるような事柄では無いですよね?
なので公判で話さなかった理由は、単純に無期懲役になる為に不利益になりそうな内容だと思ったからだと思います。
 
彼はクレバーで頭の回転が速いので、無期懲役になる為に不利益になる事を咄嗟に、拒否したのだろうと推測しています。
 
すると、気になるのは彼の家族に対してコメントを求められた時に黙秘した理由ですね。
 
家族に対する感情が、無期懲役になる為に不利益になる内容だった為に黙秘したと考えて良いと思うのですが・・・ただ、例え、家族に対する悪い感情を語ったとしても、それが汲むべき事情になるとは思えないんですよね。
 
このあたりを総合的に考えて、被告は他に何か隠している事があるのではないか?と推測しています。
隠している事なのか?それとも、真実を話していないという事なのか?このあたりは微妙ですね。
 
最後に手記の全体を見て感じるのは、自己正当化しようとしている事です。
これが、意図しての事なのか?無意識にそうなっているのか?このあたりがわかりません。
 
警官の対応が悪かろうが、警官が法律を守らないから、自分も法律を破っても良いと言うのは、責任転嫁ですよね。
そして、最大の気がかりは、この手記は誰かに読んでもらうために書いている事です。
公判でも週刊誌に載ると言う言葉が漏れたようですが、マスコミの露出する事に何か期待する事があるのだろうか?
 
これが、単純に自己正当化を目的にしているのか?
あるは別の目的があるのか?
それから、順番が逆になりましたが、ホームレスになって餓死しようとしたと言うのも、ちょっと腑に落ちません。
彼が優秀な人物なので、なおさらですが、餓死と言うのは死ぬまで苦しむ方法です。
自殺者が自殺方法として選ぶのは、苦しくない方法、失敗しない方法なので、このどちらも餓死はあてはまりません。
誰にも迷惑を掛けずに自殺しようとしたと言う事ですが、とても本気で自殺しようとしていたのか?疑問ですね。
むしろ、自殺を中断する為の理由として、警官のくだりを考えたり、刑務所に行こうと考えたのではないか?とさえ疑いたくなります。
 
当からず、刑務所が彼が望んだ世界ではないと言う事に気付くのではないか?と私は考えています。
その時、何が起こるのか?あるいは起きないのか?
もう少し、この事件には注目していた方がよさそうですね。

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2020/01/06

東京都練馬区元事務次官息子殺害事件その3(一審判決)

長文注意です。
 
***初公判(12月11日)***
1)被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
 
2)起訴状によると、被告は6月1日午後3時15分ごろ、自宅で長男(当時44歳)の首などを包丁で多数回突き刺し、失血死させたとされる。
 
3)冒頭陳述で検察側は、被告が事件7日前の今年5月25日、一人暮らしで仕事をしていなかった長男(当時44)の要望を受け入れ、妻と3人で暮らすようになったと説明。翌26日、長男に対し、住んでいた家のごみ処理について注意したところ、暴力を受けたことから、殺害を決意。「他に方法がない。長男も散骨してください」などと書いた手紙を妻に渡し、犯行に及んだと指摘したとのこと。
 
手紙の内容
「これしか他に方法はないと思います。死に場所を探します。見つかったら散骨してください。長男も散骨してください」
 
別の報道では
冒頭陳述で検察側は、「長男は発達障害と診断され、特に母親と折り合いが悪く、暴力を振るった。大学進学と同時に別居し、その後、仕事をせずにゲームをして暮らすようになった」「事件直前に再び両親と一緒に暮らすようになったが、被告が住んでいた別宅のごみの処分について話したところ、長男が腹を立て、暴力を振るった。これによって、被告は長男を恐れるようになり、『殺人罪・執行猶予』などとインターネットで検索するようになった」と明らかにしたとのこと。
 
4)弁護側は、長男は中学時代にいじめに遭い、家庭内で暴力をふるうようになったと説明。同居翌日の暴行は激しいもので、被告はけがを負い、夫妻は長男を避けるために2階で暮らすようになった。事件当日の午後、被告が1階に下りると、長男は隣の小学校の運動会の音にいらだっている様子で「殺すぞ」と言ってきたと説明。被告はとっさに台所の包丁を持ち出し、犯行直後に110番通報をして自首したと主張したとのこと。
 
別の報道では
弁護側は、「長男は事件当日、隣の小学校で運動会をしていたことにいらだっていた。長男が被告に『殺すぞ』と言ってきたので、とっさにやむなく刺して殺した」と主張したとのこと。
 
更に別の報道
弁護側は「被告は、長年にわたって発達障害の長男を必死に支えてきた。殺されると思い、やむを得ず刺してしまった」と主張したとのこと。
 
5)被告の妻が証人出廷し、事件前の長男の言動におびえ、「本当に殺されると思った」と述べたとのこと。
 
証言によると、東京・目白で1人暮らしをしていた長男は事件の1週間前に実家に戻り、その日は家族3人で穏やかに過ごした。
 
しかし翌日、妻と2人になった時、長男は「お父さんはいいよね、何でも思い通りになって。それに比べて自分の人生は何なんだ」と机に突っ伏して泣いたとのこと。
 
別の報道では
「お父さんは東大出て人生、自由になって良いね。自分の44年の人生は何だったんだ」と言って、床に伏せて泣いたと証言。
 
長男が1人暮らし中は生活費や食費を賄っていたと説明。ごみの処理も被告がしていたといい、「長男に一生懸命やってくれた。刑を軽くしてください」と訴えたとのこと。
 
長男からの暴力について、肋骨にヒビが入ったり、顔に青あざ、鉛筆の芯を思い切り手に突き刺したりもありました。
 
兄(長男)の関係(原因)で、縁談があっても全部消えた。(娘は)それで絶望して自殺したとのこと。
 
***第二回公判(12月12日)***
証人尋問
1)発達障害だった息子の主治医が出廷し、「被告は、息子の面倒を大変よく見ていた。今ほど障害に対する社会的支援がない中、大変だったと思う」と述べたうえで、「主治医のわたしに相談してほしかった。対応を検討することができた」と答えたとのこと。
 
別の報道では
弁護側の質問に対して、主治医は、長男を自閉症の一種であるアスペルガー症候群と診断していたと証言し、「長男は思い通りにならないとパニックを起こし、暴力をふるう症状があった」と述べた。
 
また、「長男がなかなか通院しなかったので、お父さんが代わり通院して薬を取りに来ていた。お父さんからの情報で長男の状況を判断していた」と証言。
 
さらに「経済的支援を行い、通院も1回も欠かさなかった。ツイッターを通して長男の情報を知り、知らせてくれていた。ほかの家族と比べても大変よく面倒をみていて、大変敬意を持って支援のあり方を見守っていた」と述べ、被告の支援には頭が下がる思いだったと証言したとのこと。
 
被告の妻が鬱病で、長女が事件前に自殺していたことを明かし、「(被告は)1対3の介護のような状況だったので燃え尽きないようにと思っていた」と述べたとのこと。
 
被告人質問
2)弁護側から長男の家庭内暴力について聞かれると、「髪の毛をわしづかみされて窓際のサイドテーブルにたたきつけられた。ずっと『殺してやる、殺してやる』と叫び続けていた」「体に震えがくるほどの恐怖感を覚えた」と話した。
 
殺害時の状況については、「『殺すぞ』と言われ、とっさに包丁を取りに行った。ずっと『息子に殺される』という気持ちに支配されていた。5分か10分くらい刺し続けた」と述べ、「かわいそうな人生を送った。取り返しのつかないことをしてしまい、後悔している」と涙を流して語ったとのこと。
 
別の報道では
弁護人に「事件前に息子を殺そうと思ったことは」と問われると、「絶対思いませんでした」と語気を荒らげた。「先天的な病気を持った息子に寄り添って生きてきたつもりだったが、つらい人生を送らせてしまった。取り返しのつかない状態になり、冥福を祈るしかない」と涙を流したとのこと。
 
3)検察側から、行政や学校に相談しなかった理由を聞かれると、「学校に相談しようと思ったが、息子に止められた」「結局、相談しても最後は自分でみることになり、さらにそれによって親子関係が悪化すると思った」と話したとのこと。
 
4)退職時のエピソード
被告は、長男が大学を中退すると就職先探しに奔走したとのこと。
 
時期が就職氷河期で。本人はアニメ系がいいといくつか受けましたが、ダメでした。
 
最終的に義理の兄が勤める病院に就職させたとのこと
 
残念ながら勤務状況が悪いと感じました。ブログで上司の悪口を書いていました。迷惑をかけると心を痛めていました。お礼を言って引き取りますと言わざるを得なかったとのこと。
 
しかし、長男は退職に納得がいかず・・・
 
医師から連絡がありました。「長男が『明日、社会的事件を起こす。上司を包丁で刺す』と言っている」と。おさめなきゃと思ってアパートまで駆けつけました。時間をかけて説得したとのこと。
 
説得後に長男がカバンから包丁を取り出して、台所に置きました。事件を起こさなくて良かったと思ったとのこと。
 
***論告求刑公判(12月13日)***
1)検察は懲役8年を求刑した。
検察側は論告で、自首が成立していることなどを考慮しつつ、「手加減せず攻撃しており、態様は悪質」と述べたとのこと。
 
別の報道では
論告で検察側は、被告は長男(当時44)と同居を再開した5月に暴力をふるわれて殺害を考え、妻に「死に場所を探します。長男も散骨してください」などと書いた手紙を渡したりパソコンで「殺人罪 執行猶予」と調べたりしたと指摘。ほぼ無傷だった被告に対し、遺体には36カ所以上の傷があり「不意を突いた一方的な犯行で悪質だ」と主張したとのこと。
 
長男を支えようとした努力は否定しないとしつつ、オンラインゲームで知り合った知人に「いま幸せです」などと書いていた長男の人生を奪う権利は誰にもないとも言及。暴力をふるわれても専門家や警察に相談しておらず、酌量の余地は乏しいと述べたとのこと。
 
別の報道では
検察側は「抵抗されてもなお、刺し続けていて強い殺意があったことは明らか」「(長男)被告のことを晴れがましく語るなど尊敬していた。その被告に殺害された被害者の気持ちは察するに余りある」とのこと。
 
2)弁護側は「被告は障害を抱える被害者と長年にわたる大変な努力をして良好な関係を築いてきた」「殺されると感じた被告がとっさに刺した不幸な事件。経緯や動機に酌量の余地が大きい」と述べ、執行猶予付きの判決を求めたとのこと。
 
3)最終陳述で被告は「毎日反省と悔悟の日々。息子があの世で穏やかに過ごせるように祈ることが私の務め」と述べたが、公判を通じ最後まで長男への謝罪の言葉はなかったとのこと。
 
***判決公判(12月16日)***
1)懲役6年(求刑・懲役8年)の判決を言い渡した。
 
2)東京地裁は、被告の「殺されると直感し、恐怖のため包丁を取り、もみ合いになる中で何度も刺した」などとした供述について、「信用性が乏しく一方的に攻撃を加えたと認められる」としたとのこと。
 
そのうえで、「被告は主治医や警察に相談することが可能だったのにこれをせず、同居してわずか1週間で殺害を決意し実行しており、短絡的な面があると言わざるを得ない」と指摘。ただ、「被害者と安定した関係を築く努力をしてきた中で、暴行で恐怖を感じ、対応に不安を感じる状況になったことが背景にあることは否定できず、この点は、非難の程度を考えるに当たり、相当、しん酌すべきだ」。「同種の事案の中では、実刑の重い部類に属するものとは言えない」として、被告に懲役6年の実刑判決を言い渡したとのこと。
 
3)実刑判決となったが、被告が法廷を出る際に、検察官が「体にお気をつけください」と声をかける場面もあったとのこと。
 
***保釈(12月20日)***
東京高裁は20日、保釈を認める決定を出した。地裁は弁護人の保釈請求を退けていたが、高裁がこの地裁決定を取り消したとのこと。
 
保釈保証金は500万円で、即日納付された。殺人罪で実刑判決を受けた被告の保釈が高裁で認められるのは異例とのこと。
 
こんなところですね。
官僚として頂点に立った被告ですが、その一方で家庭は地獄ですね。
奇しくも、新幹線のぞみでの殺傷事件で無期懲役となった被告と同じ病名「アスペルガー症候群」と言う言葉出てきました。
 
病名自体に注目するつもりは無くて、その両親の対応が対照的と言う意味で取り上げました。
 
新幹線事件の被告は、5歳でアスペの疑いアリと指摘されるも、両親は治療せず、14歳で自ら通院しようとしても、お金を渡さなかったとか・・・結局、親子関係は破綻して、施設で別居、その後は、祖父母に養子縁組させてます。
事件後は実父が生物学上の父親と名乗るような状態でした。
 
そちらに比べると、こちらの被告は長男に対してかなり良く、面倒を見ていたと思いますね。通院しない長男に代わって、薬を取りに行き、SNSの内容から状態を主治医に連絡したり、一人暮らしの間も、生活費はもちろん、ごみの片づけができない長男の部屋を毎月掃除に行っている。
 
さらに、就職先も見つけて、就職もせ、問題を起こしたので、退職させ、事件を起こさせないように説得もする。
 
これだけでも、十分に長男の病気のケアをしているのが分かりますよね。
 
一方で、事件前に長男の暴力を、警察や主治医に相談しなかった事が非難されているわけですが・・・ここまでくると、被告にしても、「疲れていた」んじゃないかな?
 
その上で、行き場を失った長男を同居させたのに、激しい暴力を受けて、生命の危険さえ感じてしまう。
これほどまでに、尽くしているのに・・・なぜ、こうなってしまうのか?
 
と言うある種の絶望感はあったと思うんですよね。
被告の言葉にもありましたが、そんな状態で、警察や主治医に相談したとしても、より苛烈な報復がまっている事は容易に想像できますよ。
 
いじめられっ子が、いじめを告発できない理由と同じだと思います。
 
外からみれば、不自然かもしれないけど、中の人間にしてみれば、それぐらい追い詰められている、そんな状況だったのではないかと想像しています。
 
こう書いてしまうと、被告人を擁護しているように見えてしまうかもしれませんが・・・
実際、二人の子供のうち、長男が原因で娘が自殺、妻がうつ病、そしてその長男を自ら殺害してしまわなければならなかった被告には同情してしまいますね。
 
この事件を防ぐにはと考えても、事件を起こした以外に被告が何か間違った対応をしているように見えません。
 
この事件を防ぐには、問題の長男が普通の生活ができるようにしなくてはならないのだけど・・・その方法が思いつかないですよね?
 
医学的には方法があると思いますが・・・本人が治療に消極的と言う状況なので、被告のように薬を運ぶ事ができるぐらいで、その薬を飲むのか?は本人次第ですよね?
 
あとは、思い切って、田舎で農業や酪農などして、極力人と接触しないような生活をすると言うのも方法かもしれないけど、そんな生活を長男自身が望むとは思えないですよね。
 
中学でいじめを受けて、それが原因で家庭内暴力になっているようですから、この時に、何もかも捨てて、田舎の中学校にでも家族で移住して転校するなどすれば、あるいは、この暴力性を減退させる事ができたかもしれませんが・・・・
官僚としてバリバリやっている時に、そんな事はできないでしょうね。
 
いくら考えても、解決策が見つからない・・・
 
と言う事は逆に言えば、もっとこの問題にたいして取り組み易い社会にするべきだと言う事なんですね。
私が答えを見つけられないだけで、答えを持っている人は世の中にはいるはずですよね?
ならば、誰が持っているのか、誰にアドバイスを受ければよいのか?
それをもっと広く、世の中に知らしめる事が大切と言う事なんでしょうね。
 
でも、それは誰がやるのだろう?と言う素朴な疑問はありますね。
 
やっぱり、家庭って大切なんですよねと、再確認する事件でした。

参考リンク
東京都練馬区元事務次官息子殺害事件その2(6月21日までの報道)

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2020/01/05

東京発のぞみ265号無差別殺傷事件その6(一審判決)

***判決公判(12月18日)***
1)求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。
 
2)判決を言い渡された被告は、裁判長の許可もなく、「控訴はいたしません。万歳三唱します」と叫び、実際に両手を3回、高々と上げたとのこと。
 
別の報道では
判決が言い渡され、被告人席に戻るように告げられると、被告は立ち上がって「控訴はしません。万歳三唱します」と述べ、手を上げて3回万歳をしたとのこと。
 
裁判長は閉廷を宣言。被告は刑務官に自席に連れ戻されたが、その表情には笑みが浮かんでいたとのこと。
 
3)判決理由で裁判長は、「本件の動機は、あまりにも人の命を軽視した、極めて自己中心的で身勝手なものである」とし、「反省の態度はなく、厳しい非難は免れない。刑務所での服役で、刑責の重さに向き合わせるのが相当だ」として、求刑通り無期懲役を言い渡したとのこと。
 
別の報道では
「動機は人の命を軽視し極めて自己中心的で身勝手。 (助けに入った男性)は危険を顧みず制止したにもかかわらず、命を落とし無念さや遺族の悲しみは計り知れない。 有期懲役を選択する余地は全くない」と糾弾。 一方で、「年齢や前科前歴などの情状等を考慮すると、死刑に処することがやむを得ないとまではいえない。 刑務所での受刑の現実に直面させることで刑事責任の重さに向き合わせることが相当」として被告に求刑通り無期懲役の判決を言い渡したとのこと。
 
4)判決が言い渡されたあと、被告はうれしいのを顔に出さないようにしていたのか、口元に笑みがこぼれそうになるのを必死にこらえ、また、「あす週刊誌に出る」などとうれしそうに話していたとのこと。
 
5)判決は、男性への攻撃が少なくとも78回あり、女性らへの襲撃も死に至る可能性が高かったと認定。強固な殺意に基づく残忍な犯行と述べたとのこと。
 
***判決後の週刊誌報道のメモ***
(実際には事件発生後の週刊誌報道の内容)
 
いくつかは既に報道されていますね。
 
実父は喫茶店で働いた後、いくつもの職業を転々とし、現在は、車関連の会社に勤務しているとのこと。
母親は共産党候補として市議会議員選挙に出馬した過去を持ち、現在は団体職員としてNPO施設で働いているとのこと。
 
5歳のころ、児童保育所から発達障害の一種である「アスペルガー症候群」の疑いを指摘されるが、両親は治療を行わず。
 
実父によると『成長は遅いと思っていたけど、学校の先生に“この子は普通ですよ”と言われたので、病院や特殊学級には入れなかった』とのこと。
 
親族によると
14歳のときに被告が自ら病院に行こうとしたときも、薬代が高いからと母親はお金を渡さなかったとのこと。
 
公判で話題になった水筒の件
新学期だから水筒が欲しいと。水筒を姉弟に渡した、姉が新品で、彼のが貰い物だった。
 
その日の夜中、私と妻が寝ている寝室に怒鳴りながら入ってきた。ウチにあった包丁と金槌を投げつけてきた。だけど見当違いのほうに投げたんで、私からヘッドロックのような形で抑えにいって、10分ぐらい揉みあって、(妻に)通報させた。
 
中学2年生の終わり頃、母親は、自身が勤務するNPO法人(自立支援NPO)代表に相談して、シェルターで預かる事になった。
 
被告は定時制高校に入学したのですが、成績はオール5で4年かかるところを3年で卒業したくらい優秀。
 
15年春に職業訓練校を卒業した容疑者は、在学中に取得した電気修理技師の資格を活かして、埼玉の機械修理会社に就職。一人暮らしを始める。
 
「彼は理解力が高く仕事は優秀で、人間関係も特に問題はなかった。親会社から発注される機械の修理を担当していましたが、いくつも資格を持っており的確にこなしていた印象です」
 
翌年、社内いじめで退職。
 
地元愛知県一宮市に戻った被告は市内で一人暮らしを始めるがすぐに引きこもり状態になる。
 
その後、家でを繰り返す。
 
2017年2月からは、地元の専門病院に2カ月あまり入院、ここで自閉症と診断される。
 
退院後、当時彼が同居していた母方の祖母と養子縁組をする。その後も引きこもり状態になる。
 
2017年11月障碍者支援施設で働き始める。
が1か月もしないうちに退職。
理由は「ホームレスになりたいから」
 
その後、家出。
 
時系列を更新
5歳の頃に児童保育所から「アスペルガー症候群」の疑いを指摘されるが、治療せず。
14歳のときに被告が自ら病院に行こうとしたときも、薬代が高いからと母親はお金を渡さなかった。
中学時代  不登校となる。
中学2年の終わり頃 家族とトラブル、精神疾患の診断。自立支援施設に入所。
(容疑者14歳と推定)
2011年03月 中学を卒業と推定
2011年04月 地元の定時制高校に入学
2014年03月 本来4年の定時制高校を3年で卒業。成績は優秀。
2014年04月 職業訓練校に入学(1年コース)
2015年03月 職業訓練校を卒業(19歳)。(就職が決まるまで施設に入所)
2015年04月 埼玉県の機械修理会社に就職
2015年08月 愛媛県で勤務。(治療の為、4ヶ月間、入院した。入院の時期が不明)
2016年02月 当時務めていた機械修理会社を退職。(1年で退社)
2016年04月 容疑者が両親とのトラブルで伯父方で暮らす。(容疑者20歳と推定)
2017年
02月-03月 岡崎市内の精神病院に入院。
     精神疾患の診断を受け、伯父が保健所に相談。
09月   容疑者が祖母と養子縁組。
10月   岡崎市内の就労支援事務所に就職したが、約1カ月で退職。
12月   容疑者が自殺すると言って家を出る。(1月説もあるが12月を採用)
2018年
03月頃  祖母の電話を養子縁組を解消すると誤解
06月09日
午前中に東京に移動。
21:23  のぞみ265号に容疑者が乗り込み、東京駅を発車。
21:42  新横浜駅をのぞみ265号が発車(時刻表による)
     この時、容疑者の両隣の席に被害に遭う女性が乗り込む。
21:45頃 事件発生。乗客が警察にに通報。
21:47頃 非常ブザーが鳴り、緊急停車。その後、小田原駅に移動。車掌が通報。
21:50頃 車内の乗客からJR東海に連絡。
24:50過 のぞみ265号が小田原駅を離れる。
06月11日 容疑者を殺人容疑で送検
2019年12月18日 一審判決、無期懲役(求刑無期懲役)
 
こんなところですね。
判決で検察や裁判長が考慮していた家庭環境と言うのはこのあたりの事なんでしょうね。
事件後の報道で実父が被告の事を〇〇君と呼んでいたのが印象的です。
 
さて、判決は無期懲役です。死亡が一人なので、重くても無期懲役と言う事なんだろうと思います。
動機は一生、刑務所で暮らす為との事ですね。
公判での刺激的な言動が注目されてしまうのですが・・・目的から、その実現の為に発言していると考えると、それなりに、芝居ががっているけど納得できる言動なのかな?と思います。
 
ただ、それでも、違和感がある部分がありますね。
最大の違和感が無期懲役の判決後の万歳三唱です。
 
この時点では、無期懲役の判決は出ているので、この万歳三唱は無期懲役になる為とする目的に対して意味がありません。
 
なので、私としては「本当に無期懲役になる事だけが目的だったのか?」と疑っています。
 
一言でいえば、「当てつけ」あるいは、「間接的な復讐」です。
折り合いの悪い両親に対して、「息子がこんな犯罪者になりました」と社会にアピールしているんじゃないのか?と疑っています。
 
その根拠の一つが公判中に被告が話した「また週刊誌に出る」と言う言葉です。
報道される事が無期懲役になる事は直接関係ないですから、報道される事に意味や目的を持っていると思うわけです。
 
他には、公判中の言葉で「刑務所に入るのが子供の頃からの夢だった」と言う言葉も検察側の証言に対する後付の言い訳か、逆に利用しようとした言葉なのではないか?
 
まず、子供の頃から刑務所に入りたいと言うのは、常識的に考えて無いでしょ?
仮にもしそうだったとしても、万引きや怪我を伴わない家庭内暴力では少年院にも入れない、それ自体を被告自身が、結果的に少年院に入っていない事で証明してますからね。本当に入りたかったら別の方法を実行しているはずです。
 
被告が無期懲役になりたいのは、一生刑務所で暮らす事が目的ではなく、本当の目的は両親が一生、息子が刑務所にいる事を後悔させる為なんじゃないのかな?と・・・
 
もう一つの根拠は、公判で両親と祖父母に対するコメントを求められて、「黙秘」した事ですね。
 
ただ、ここが微妙なのが、メンタルの問題によって、この万歳三唱が行われた可能性があるのか?と言う事なんですよね。
 
メンタルの問題によって、他人の感情を推し量る事ができないと言う可能性があるのか?とも思うのですが、公判中に裁判長から「もし大切な人が殺されたら、どう思う?」と聞かれて、まっとうな回答をしていますから、他人の感情が分からないわけじゃないと思うんですよね。
 
つまり、万歳三唱をしたら、被害者や遺族がどう感じるか?と言うのは、被告にもわかっていたはずで、無期懲役の判決が出た後で、無期懲役になる為に万歳三唱する意味は無いと思うわけです。
 
なので、希望通りの無期懲役になった事が嬉しかったと言うのは本当だろうと思いますが、加えて、派手なパフォーマンスで報道されたいと言う計算があったのではないのかな?と思うわけですね。
 
で、もう一つ、公判の中で違和感があったのが、直接のきっかけとなった、祖母の電話が事件の3か月前だったと言う事。警察での取り調べで凶器は3月頃に購入している。電話の時期と一致してますね。
 
3か月の時間が必要だった理由を、体力を回復させる為と話しているのですが・・・
事件の前には餓死による自殺も考えたと被告は公判で話してます。
 
以前の報道には
容疑者(22)が、事件直前までの数カ月、長野県岡谷市の日帰り入浴施設「ロマネット」を繰り返し利用していた。事件前日の8日にも目撃されていたとの事。
 
今年2月ごろから週1~3回ほど施設を訪れたとの事。提供される室内着に着替え、長時間滞在。早朝から夜の終業時間までいることもあり、持参したパソコンを長時間使ったため、施設はコンセントにテープを貼って使えなくしたとの事。
 
お金は持っていたので、もう少し、体力回復になる方法があったと思うんですよね。
 
犯行のきっかけは別にあったのではないか?と思うのですが・・・
事件前日の8日のニュース報道で彼の琴線に触れそうなのは、「秋葉原事件から10年」のニュースがあります。
 
秋葉原事件のような派手な事件を起こすと言う報道が直接のきっかけなんじゃないかな?と・・・・
 
本当のところは、本人に語ってもらうしかないですね。
 
私としては、被告が無期懲役になりたかったのは本当だと思いますが、その目的は単純に刑務所で一生を過ごす事では無いだろうと考えています。
 
この事件を防ぐにはと考えると、原因の一つが5歳の頃までさかのぼると言う事で、問題の根が深すぎて、簡単には思いつきません。
 
ただ、被告の病状を受診して、治療して、正しく理解していれば、例の水筒の事件は起きなかったのではないか?と思います。あの事件が起きなければ、家族関係が決定的に破綻する事は無く、家を出る事も無かったのではないか?と思いますね。
 
まー子供にとって家族がどれほど大切かと言う事を思い知らされる事件ですね。
 
亡くなった男性のご冥福と怪我をされた女性の回復をお祈りします。

参考リンク
東京発のぞみ265号無差別殺傷事件その5(一審公判)
東京発のぞみ265号無差別殺傷事件その7(手記)

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東京発のぞみ265号無差別殺傷事件その5(一審公判)

長文注意
長いので二つに分けました。
 
***初公判(11月28日)***
 
1)起訴状などによると、被告は昨年6月9日午後9時45分ごろ、新横浜―小田原間を走行中の「のぞみ265号」車内で、隣席の20代女性2人をなたで切りつけて負傷させ、助けに入った兵庫県尼崎市の会社員、男性(当時38歳)の首などを切って殺害したとされる。
 
2)被告は「確かに私は窓際に座っている人を殺そうとしましたが、残念にも殺しそこないました」「確かに私は通路に倒れた人を殺そうとして、見事に殺しきりました」と述べ、起訴内容を認めたとのこと。
 
3)神奈川県警の調べに対し、「刑務所に入りたかった。他人が決めたルールで生きる方が楽だと思い、無期懲役を狙った」などと供述していたとのこと。
 
4)検察側は冒頭陳述で、被告はストレスが原因で仕事をやめ、母方の祖母と同居していたが、家庭内のトラブルで家出していた昨年3月、祖母から「これだけ心配しているのに、いなくなったと思えばいいのか。とにかく帰ってきなさい」という電話を受けて縁を切られると思い込み、「一生刑務所にいられるような重大な罪を犯そう」と決意したと主張したとのこと。
 
別の報道では
直接のきっかけとして、養子縁組をしていた祖母が、事件およそ3カ月前にかけた電話を勘違いしたことをあげたとのこと。
 
検察によると、家出していた被告がなかなか帰ってこないことを心配した祖母が電話で、「いない存在だと思えばいいのかな」と話したことを、被告は「養子縁組を解消する」という意味に捉えてしまったとのこと。
 
5)弁護側は起訴内容に争いはないとしたうえで、事件に至る背景事情に考慮して量刑を決めるよう求めたとのこと。
 
6)法廷で、犯行に使ったナタやナイフを見せられた被告はナイフについて、「もういらないか?」と聞かれると、「(ナイフは)曲がっておりますし、有期刑になってまた出所したら、人を殺すハメになり新しいものを買うので、それはいりません」と答えたとのこと。
 
7)被告に襲われ、けがをした女性は、供述調書で「命をもって償ってほしいし、外に出てきてほしくない」などと訴えたとのこと。
 
***第二回公判(12月3日)***
1)検察側が父親の供述調書を読み上げ、「家出に疲れてきた頃に祖母から意に沿わないことを言われそれが重なり事件を起こしてしまったのかなと思う」「父親として息子に命の大切さを教えることができなかった。 とにかく申し訳ない気持ちでいっぱい」と述べたとのこと。
 
2)弁護人に動機を問われると「刑務所に入るのが子どものころからの夢だった」「ホームレスをしていた去年3月に無差別殺人を計画した」と話しました。また、新幹線を犯行現場に選んだ理由について、「パッとひらめいて他に手段を考えなかった」と話したとのこと。
 
3)被告は自分の席の隣に座っていた女性を最初に襲った理由について、
 
「窓際にいる人を確実に1人は殺せるだろうと思って、通路側の席を選んだ」(被告)
 
その一方で、「3人殺したら死刑になるので、2人までにしようと思いました」などとも語ったとのこと。
 
4)父親の調書が読み上げられました。被告が中学生のときに、「水筒が欲しいと言われて中古の水筒を与えたら、包丁や金づちを投げつけてきた」と調書の中で明らかにした。
 
「少年院に入れると思って、父親にトンカチを投げて、包丁を向けました。刑務所に入ることが子どもの頃からの夢だった」(被告)
 
また、自殺願望があるか問われた被告は、「子どもの頃からの夢である刑務所にもう少しで入れるでしょうから、全くありません」などと語ったとのこと。
 
裁判長から「質問だけに答えて下さい」と注意を受けたとのこと。
 
5)検察側が、誤解して犯行を決意したと指摘する祖母からの帰宅を促す電話の内容については、「私から何も申し上げることはない」と述べたとのこと。
 
6)被告は、「去年3月に家出先の長野県内の公園で無差別殺人の計画を立てた」「凶器のナタとナイフは祖母のキャッシュカードを使って買った」などと犯行の準備について言及しました。また、事件の前には餓死による自殺も考えたと話した被告。現在の心境を問われると。
 
「間もなく子どものころからの夢だった刑務所に入れるでしょうから今は死にたいとは全く思っておりません」と述べたとのこと。
 
7)証人尋問では、事件が起きた新幹線に乗務していた車掌長の男性が、犯行時の被告の様子を「倒れている被害者に馬乗りになり、首と肩に何回もなたを振り下ろしていた」「制止しようと『やめてください』と声をかけたが、反応はなかった」と証言したとのこと。
 
8)被告人質問で被告は「(被害者の)首を切り落とそうと思って、集中的にねらった」などと殺害時の状況を語ったとのこと。
 
9)被告は、刑務所や少年院に入る願望をかなえるため、中学生ごろには父親へ包丁やトンカチを投げつけたほか、コンビニで万引を試みたことを明らかにした。16年ごろには自殺願望を抱くようになり、「ホームレスになって餓死するか、精神科に入院するか、刑務所に入るかの3択しかなかった」と話したとのこと。
 
***第三回公判(12月4日)***
 
1)被告は検察官に犯行を決意したきっかけを問われて「祖母との電話で犯行を決意した。刑務所に入っても問題ないと思った」と話しました。逮捕後の取り調べでは「祖母に養子縁組を解消すると言われた」と供述していましたが、裁判で内容を問われると「祖母が何を言ったかは申し上げられません」と黙秘したとのこと。
 
2)検察側の被告人質問で、被告は、「家出をしてから衰弱していて人を殺せる状態ではなく、体力を回復させるための時間が必要でした」と計画から、約3カ月後に事件を起こした理由について述べたとのこと。
 
さらに、「隣に来たのが子どもだろうと、老人だろうと人間だったら殺そうと思っていた」と強固な殺意を語ったとのこと。
 
3)検察側の被告人質問で被告は「刑務所に入ることが子どもの頃から夢だった」「無期懲役で永遠に入っていたい」などと述べました。
 
また、犯行の状況を問われると、時折、笑みを浮かべながら「問答無用でナタをたたき込みました」「よし、人を殺せたぞ!と思いました」などと身振り手振りを交え、説明したとのこと。
 
4)検察側の「葛藤はなかったのか?」との質問に対しては、「関係ない人を殺すのはいけない」「もっと簡単に無期懲役になるのではと考えたが、自分の欲望を優先させた」などと述べたとのこと。
 
5)精神鑑定した精神科医の証人尋問
医師は、被告が他者を信じないよう性格が著しく偏った猜疑性パーソナリティー障害と診断。原因として元来の特性や幼少期からの両親との関係を挙げた。一方、事件は刑務所に入るために合理的に考えた手段で、正常な心理状態で起こしたとしたとのこと。
 
別の報道では
被告は、他者が自分を攻撃しているなどと感じる「猜疑性パーソナリティー障害」に該当し、犯行動機の形成に影響を与えた可能性を示唆した。しかし、犯行は計画的で、意識障害や妄想によるものとは認められず、「正常の心理で行なったものと変わりなく、被告人の精神状態が犯行に影響を及ぼしたものではない」と証言したとのこと。
 
更に別の報道では
「被告は猜疑性パーソナリティー障害があり、自分が攻撃されていると思う傾向が顕著」と述べた。元々自閉的でコミュニケーションに支障があったが、家族らの理解が乏しく、次第に増幅したものではと分析。医療だけでなく社会全体がどう支えるかが問われると指摘したとのこと。
 
6)車内で女性2人をなたで襲い、助けに入ろうとして倒れた男性を殺害したとされる。被告は男性を襲った理由を「倒れている方が殺しやすいと思った」と説明。車掌が止めたのに襲い続けたことを尋ねられると「まだ生きていると思ったから」と答えたとのこと。
 
別の報道では
「倒れている方が殺しやすい」。仰向けに倒れている男性を襲うことにした。
 
馬乗りになると、男性は「待て、話を聴け」と訴えた。「問答無用でなたを振り上げ、首にたたき込みました」。男性はしばらく経つと動かなくなった。「よし、人を殺せたぞと思いました」。法廷内に響き渡る声で、被告は言ったとのこと。
 
7)被告は「3人殺すと死刑になるので、2人までにしようと思った。1人しか殺せなかったら、あと何人かに重傷を負わせれば無期懲役になると思った」と話したとのこと。
 
8)新幹線で通路側の席に座った理由は、窓際の席に座った人の退路を断つとともに、「すぐに次の標的に向かいやすいため」と説明。窓際の席に座るのが、「男だろうと女だろうと、子供だろうと老人だろうと、人間だったら(殺して)やりました」などと述べたとのこと。
 
検察側が「なぜ、刑務所の暮らしが外よりいいと思うのか」と質問すると、「いいところを言うと、いいところが変えられてしまうかもしれない」と、説明を拒んだとのこと。
 
9)両親や祖父母をどう思っているか問われると「黙秘します」と繰り返したとのこと。
 
***第四回公判(12月5日)***
1)亡くなった男性の妻の調書が読み上げられ、事件が起きる数分前まで夫と「LINE」でやり取りをしていたことを明かし、「思いやりがあり周囲の誰からも愛される正義感の強い人でした。 二度とこのような事件が起きないようにするための判断をしてほしい」と訴えたとのこと。
 
事件発生の約10分前、夫へ送った「LINE(ライン)」のスタンプに「既読」と表示されたのを最後に返信がなくなり、心配していた。警察署で対面した夫は包帯が巻かれ変わり果てた姿で、目の前のことが現実だと実感できなかったとのこと。
 
「どんなに犯人を憎んでも帰ってこない。憎んだり考えたりしても意味がない」と喪失感を表したとのこと。
 
また母親の調書では男性を「最高の息子」と表現し、「こんなに理不尽でめちゃくちゃな話が世の中にあるのでしょうか」と悲痛の思いが語られました。 さらに「社会に出たらまた罪を犯してしまう」と話す被告に対し、「そのようなことを考えているうちは、何があっても二度と社会に出さないでほしい」としたとのこと。
 
10)被告人質問で、検察側に被害者やその家族への謝罪の気持ちを問われ、「一切ない」と述べたとのこと。
謝罪しない理由について「(無期懲役なら)謝罪すれば仮釈放されてしまうから」と話したとのこと。
 
別の報道では
被告は謝罪の気持ちは「一切ない」と述べ、遺族への思いを聞かれても、「私が刑務所に一生入っている(ことの)方が、優先されるべきと考えた」と述べたとのこと。
 
更に別の報道では
裁判長「もしも大切な人が殺されたらどのような気持ちになりますか」
 
被告「犯人を許せない、愛する人を絶対に守らなくてはと思います」
 
裁判長「犯行は極めて身勝手で自己中心的だと思いませんか」
 
被告「私もそう思います」
 
裁判長「罪を償う気持ちはあるんですか」
 
被告「無期懲役の中でできることはしますが、それ以外のことでは償う気持ちはありません。」
 
10)検察側から死刑になることは考えないのか問われると「死刑になるかもしれないと聞かされ、すごくおびえている」と返答したとのこと。
 
別の報道では
「死刑になるかもしれないと弁護士から聞いておびえております。自分の命が惜しくてたまりません」と述べたとのこと。
 
11)検察官 「もし無期懲役になって仮釈放となり、いつか社会に出たら、そのあとはどうしますか?」
 
被告「なるべくそうならないよう努力しますが、もしそうなったら、またなにがしかの殺人を犯そうと思っています」と返答した。
 
***論告求刑公判(12月9日)***
1)「犯行は強固な殺意に基づいたもので、反省の態度はなく再犯は必至と考えられる」として、無期懲役を求刑した。
 
2)検察側は論告で、動機に酌量の余地はなく、遺族や被害者に与えた精神的影響は大きいと述べた。被告は公判で「一生刑務所に入りたい」と考えて事件を起こしたと主張。無期懲役を望む発言をしていた。検察側は無期懲役を選択した理由として、成育歴や家庭環境、事件時に若年であったこと、事件のきっかけに人格障害の影響が否定できないことを考慮すべきだと指摘し「極刑(死刑)がやむを得ないと言い切ることはできない」と述べたとのこと。
 
別の報道では
検察側は論告で、被告の「一生刑務所に入りたい」という身勝手な動機に基づいた悪質な犯行と指摘し、「落ち度のない被害者を狙った計画的な無差別殺人で『暴力テロ』というべきものだ」と強調したとのこと。
 
3)被告は最終意見陳述で「有期刑になれば刑期を終えて出所し、必ずまた人を殺す」「無期刑になったら二度と社会に戻ってくることがないよう全力を尽くす」などと一方的な主張を展開。どのような判決でも控訴はせず「死刑になったら潔くあきらめる」とも述べたとのこと。
 
4)重症だった女性の意見陳述
「事件後は1人で外出できず、新幹線は二度と乗れない乗り物になり、大好きな旅行にも行けなくなった。心は一度死んだ」と意見陳述したとのこと。
 
「私の心は一度死にました。(被告を制止しようとして)亡くなった男性への罪悪感、悲しさ、襲われる恐怖感はなくなりません」と述べたとのこと。
 
5)最終弁論で弁護側は「長期の服役で反省することは十分に期待できる。過剰に重い刑を科すことは適切ではない」と主張したとのこと。
とりあえず、論告求刑まで
相当ショッキングな公判になってますが・・・ちょっと芝居がかっていますよね。

 

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2020/01/02

神奈川県川崎市宮前区トンネル内女性殺人事件その3(一審判決)

一審判決は懲役28年です。
長文注意です。
 
***初公判(11月19日)***
起訴状などによると、被告は06年9月23日午前0時ごろ、川崎市宮前区のアルバイト女性(当時27)の腹や右胸を刃物で突き刺し、殺害したとされる。
 
1)被告は「腹を刺した時は殺意は持っていなかったが胸は殺意を持って刺した」と述べ、被害者の殺害について「間違いありません」と認めたとのこと。
 
2)冒頭陳述で検察側は「ストレス発散のため、女性の死ぬ間際の苦しむ表情を見たいという理由で襲った」と指摘。女性を物色している時に被害者が通り掛かったと説明し、「残虐極まりない無差別殺人で、計画的で強固な殺意に基づく犯行」と強調したとのこと。
 
別の報道では
検察は冒頭陳述で、被告は好みの女性がおびえたり苦しんだりする表情を見てストレスを発散する特異な嗜好を持ち、犯行当時は包丁を持って女性の物色を繰り返していたと指摘。帰宅中の被害女性が好みだったためターゲットにしたと述べたとのこと。
 
被告は19世紀に英国で起きた猟奇殺人事件「切り裂きジャック」をテレビで知り、同市内を車やバイクでうろついて好みの女性を探していたとしたとのこと。
 
3)弁護側は殺人罪の成立は認めた上で、殺害行為のうち、腹を刺した際には被告の性嗜好障害が影響しており殺意はなかったなどと主張したとのこと。
 
別の報道では
弁護側は被告のパーソナリティー障害が犯行を思いとどまろうとする力を弱めたと主張。被告が警察に自ら犯行を打ち明けたことから量刑を考慮するよう求めたとのこと。
 
「偶然被害者を見かけて犯行に及んでいて計画性はない」
 
「服役中に病気を患い命の大切さを感じ自白に至っている」と主張したとのこと。
 
***第二回公判(11月21日)***
1)被告人質問で、被告は弁護人に犯行に至った動機について問われると「仕事でストレスがたまって、かなりいらいらしていた」「被害者の困惑と苦悶する表情を見たいと思った」と話しました。
 
事件当日は仕事上のストレスがたまっており、「かなりイライラしていた。(被害者を)ただ脅かすだけでは済まないと思った」と述べたとのこと。
 
別の事件で服役中の28年1月に、神奈川県警に犯行をほのめかすはがきを送ったことについては、27年に自身が病気を患ったことが契機だったとし、「自分は命を救われたけど、何もしていない被害者が、なぜ命を落とさなくてはいけなかったのかを考えた」と説明。「尊い命を身勝手に奪ってしまい、本当に申し訳ない」と、謝罪の言葉を口にしたとのこと。
 
検察側や裁判官からの質問に対して
 「最初に腹を刺したときは殺意はなかったが、股間を蹴られてなんだこの野郎と思った」と述べたとのこと。
 
「腹を刺したら死んでしまうことが分かっていないのか」などと聞かれると、「わかっていない。認識がなかったから事件を起こした」と話したとのこと。
 
「美人だなと思いました。 困惑や苦もんの表情が見たかった」偶然見かけた被害者を殺害した動機についてこう述べたとのこと。
 
仕事帰りに立ち寄った実家から自宅までの帰路、偶然見かけた被害者を犯行現場のトンネルに先回りして待ち伏せ、凶器の包丁で殺害するまでの経緯を説明したとのこと。
 
犯行後のことについては、「事件のテレビを見て、ガッツポーズをした」「この事件は俺がやった。俺しかそのことを知らないんだ」と述べたとのこと。
 
被告は事件を起こした背景に仕事や家庭生活のストレスを挙げ、「刺されてゆがんだ女性の表情を見て正直すっきりした」と当時の心境を明かしたとのこと。
 
公判で被告は、事件以前から夜間に女性の胸などを触って逃走する行為を繰り返していたと明らかにした。「性的欲求を満たし、脅かして困惑する表情を見ることでストレスを発散していた」と述べたとのこと。
 
***第三回公判(11月28日)***
1)証人尋問(被害者の父親)
被害者の父親は「家の近くで事件が起きたのに娘を助けられなくて悔しくて悔しくて残念で仕方ない」と涙ながらに話しました。 また被告に対し「見ず知らずの人になぜこんなに残虐なことをするのかと怒り心頭。 娘と同じ目にあわせてやりたい気持ちで極刑を望みます」と述べたとのこと。
 
2)証人尋問(精神鑑定を担当した医師)
「犯行時及び現在、特定の精神障害や性的しこうでは説明できない、他の特定のパーソナリティ障害と他の性しこう障害を有している」と鑑定結果を報告しました。 これらの障害によって、「好みの女性の苦しむ様子を見たい」という性的欲動を抑えられなかったと分析したとのこと。
 
被告が「顔を見て胸を触るか刺すか決めようと思った」と話していたことから「わいせつ行為との対比での選択で、快楽殺人の特徴を一部備えている」との考察を示したとのこと。
 
 一方で障害の程度については「行動としては重度だが仕事に熱心に取り組む面もあり社会生活への支障は軽い」としているとのこと。
 
 別の報道では
医師は、今年7、8月に実施した精神鑑定の結果を報告し、被告は仕事熱心でまじめな一方、罪悪感を覚える能力や欲求不満への耐性が低い点などから人格障害と診断したと説明。痴漢行為を繰り返していたことなどを基に認定した性嗜好障害を踏まえ「(殺傷行為は)わいせつ行為との対比の中で選択されたもので、性欲が関連していると考えるのが自然だ」と話したとのこと。
 
「女性が苦悶する表情が見たかった」との犯行動機は、快楽殺人の特徴を一部備えているとも指摘。今回の殺人事件の半年後に起こした殺人未遂事件に関しては、「快楽殺人が発露し、純化していったという議論も十分可能だ」と語ったとのこと。
 
3)被告人質問
被告は鑑定内容におおむね同意するとした上で、「罪を償おうと事件を告白したが、逆に遺族を傷つけることになってしまった。告白したことは取り消せないので、全てを答えて責任を果たしたい」と反省の気持ちを改めて示したとのこと。
 
***論告求刑公判(12月2日)***
1)検察側は「夜間に好みの女性を待ち伏せして、捕まらないよう合理的に犯行に及んでいる。 背中を貫通するまで腹に包丁を突き刺し、最初から強固な殺意で計画的」と主張。さらに「女性の苦しむ顔を見たいという犯行の経緯は理不尽極まりなく重く処罰されるべき」などと指摘し、被告に無期懲役を求刑したとのこと。
 
検察側は論告で、急所である腹を刺したことから最初から殺意はあったと主張。夜間に人通りが少ない場所で事件を起こしたことなどから、犯行は計画的だとしたとのこと。
 
論告で検察側は「ストレス解消のため、『好みの女性の苦しむ顔が見たい』という身勝手な理由から起こした犯行」と厳しく指弾。「被告人に有利な事情を考慮しても極めて悪質で、再犯の危険性も大きい」と求刑の理由を説明したとのこと。
 
別の報道では
論告で検察側は「ストレス解消のため、『好みの女性の苦しむ顔が見たい』という身勝手な理由から起こした犯行」と厳しく指弾。「被告人に有利な事情を考慮しても極めて悪質で、再犯の危険性も大きい」と求刑の理由を説明したとのこと。
 
2)最終弁論で弁護側は公判で起訴内容を大筋で認めたが、被告のパーソナリティー障害が犯行を思いとどまろうとする力を弱めたと指摘し、自ら犯行を打ち明けたことなどから量刑を考慮するよう求めている。
 
別の報道では
弁護側は、犯行は計画的なものでなく、最初に腹部を刺したときは「苦しむ表情が見たいと思っただけで、殺意はなかった」と反論。殺人罪の成立は否定しないものの、性嗜好障害やパーソナリティー障害が、犯行に影響を与えた可能性も考慮すべきとしたとのこと。
 
3)裁判長から「最後に言いたいことは」と問われ被告は告白したのが遅かった点は、ご遺族に新たな傷をつけたことが今回よくわかりました。」「心から反省し、深く後悔しております。どんな判決になっても、被害者の命が返ってこないということについて、一生考え続けることを誓います」と、謝罪の言葉を口にしたとのこと。
 
4)遺族の意見陳述(父母)
父親「将来のある娘の命を奪った犯人を、私は絶対に許すことはできません」と述べ、母親(74)も「今も娘のことを思わない日はありません。ふとした瞬間に娘の顔が頭に浮かび、苦しみの連続です」と悔しさをにじませたとのこと。
 
***判決公判(12月13日)***
1)裁判長は「甚だ身勝手で、理不尽な殺人事件だ」として懲役28年(求刑無期懲役)の判決を言い渡した。
 
2)判決理由で裁判長は、自らのストレス解消という目的で犯行に及んだことを「強固な殺意に基づく卑劣、残虐な犯行で、人命軽視の態度ははなはだしい」と厳しく非難。「被害者の苦痛や恐怖は計り知れず、突如人生を断たれた無念さは察するに余りある」とした。
 
その一方で、被告が別の事件で服役中に犯行を「告白」する内容のはがきを神奈川県警に送ったことを、「更正に向けた一歩を踏み出したと評価できる」としたとのこと。
 
量刑については、被告が別事件で服役していた16年に重い処罰が見込まれる今回の未解決事件を告白した点を踏まえて、「無期懲役はやや重きに過ぎる」と結論づけたとのこと。
 
3)裁判官が最後に「反省を深めて、新しいあなたに生まれ変わってほしい」と声を掛けると、被告は「はい」と小さくうなずいたとのこと。
 
こんなところですね。
死亡が一人なので、重くても無期懲役と言うところなんでしょうね。
そして、告白して事件を解決した事を考慮して懲役28年と言うあたりなんでしょう。
でも、身勝手な理由で愛娘を殺された遺族には納得できない判決だと思います。
 
この事件での新たな発見は、快楽殺人だったけど、2度目の犯行は1年後だったと言う事なんですよね。
私はこれまで、快楽殺人は比較的短期間に殺人を繰り返していると思ってました。
ただ、この事件が最初の殺人事件で、この時まだ快楽殺人犯としては完成されていなかったとすれば、2度目の事件までに時間がかかったと言う説明はアリなのかもしれませんね。
 
それにしても、身勝手な殺意を持った人間が、世の中にはいると言う事を忘れてはいけませんね。
 
亡くなった女性のご冥福をお祈りします。
参考リンク
神奈川県川崎市宮前区トンネル内女性殺人事件その2(続報)
川崎通り魔事件

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2020/01/01

埼玉県さいたま市母子殺人事件

12月8日午後6時55分ごろ、さいたま市桜区道場の集合住宅の一室で、20代ぐらいの女性と3歳ぐらいの男児が死亡しているのを、110番で駆け付けた埼玉県警の警察官が発見する事件が起きている。
 
県警は、警察官に刃物で襲い掛かったとして、公務執行妨害の疑いで、部屋の住人の無職男性容疑者(25)を現行犯逮捕したとのこと。
 
容疑者の着衣に血痕が付着していたとのこと。
 
署によると、容疑者は50代の母親と20代の兄、妹と妹の息子の計5人で暮らしていたとみられるとのこと。
 
別の報道では
8日午後6時15分ごろ、さいたま市桜区道場の団地で「赤ちゃんの泣き声と男の笑い声が聞こえる」と110番があった。
別の報道では
同署によると、同日午後6時10分ごろ、団地の住民から「(近くの部屋から)赤ちゃんの泣き声が聞こえる」と110番があった。
 
2人は搬送先の病院で死亡が確認されたとのこと。
 
県警によると、署員がドアの外から声を掛け続けたところ、室内から出て来た同容疑者が血の付いた刃物を突き付けたため、その場で取り押さえたとのこと。
 
死亡した2人にはいずれも数十カ所の切り傷や刺し傷があった。安保容疑者はこの部屋に2人と母親、兄の5人で暮らしており、当時母親と兄は外出中だったとのこと。
 
容疑者は母親(57)、兄(28)、妹(24)、妹の息子(3)と5人で暮らしていたとのこと。
 
容疑者は身柄を確保された際、両手を負傷していたとのこと。
 
事件直前に女性の「ごめんなさい」という叫び声が周囲に聞かれていたとのこと。
 
近所の人によると「(若い女性の声で)『ごめんなさい、ごめんなさい』と。言葉にならないような(声が聞こえた)」と話したとのこと。
 
2人の遺体の刺し傷は顔や胸など数十か所に及ぶとのこと。
 
近隣住民によると「(きのう午後)6時5分になった途端に、『ギャー』って叫び声と、なんかすごいバタバタドタドタ」だったとのこと。
 
逮捕された容疑者に対して近隣住民は「ちょっと奇抜な格好している。髪染めたり、服装もちょっと派手な。暴れたりとかは、会っているかぎりない」とのこと。
 
調べに対し、2人の殺害を認め、「妹の口の利き方が気に入らなかった」という趣旨の話をしているとのこと。
 
容疑者の妹とおいの男児がそれぞれ別の部屋で刺されて死亡していたとのこと。
 
捜査関係者によると容疑者は「妹から刺して次においを襲った」と話しているとのこと。
 
供述が二転三転しているとのこと。
 
12月10日、兄の身柄がさいたま地検に送られました。
 
公務執行妨害の疑いで送検されたのは、さいたま市桜区道場の無職男性容疑者(25)です。
 
司法解剖の結果、親子の死因は、刃物で頭や顔を刺されたことによる失血死だったとのこと。
 
12月30日、妹に対する殺人の疑いで、同居する兄で無職男性容疑者(26)=公務執行妨害容疑で逮捕=を再逮捕したとのこと。
 
調べに対し容疑を認めているということだが、動機についてはあいまいな供述をしているとのこと。
 
家族間でのトラブルなどは確認されていないということで、警察は動機などを詳しく調べるとともに、男児に対する殺人容疑でも調べを進めているとのこと。
 
時系列
12月8日
18:05頃 周辺で悲鳴などを聞く
18:10頃 「赤ちゃんの泣き声と男の笑い声が聞こえる」と110番通報
18:55頃 容疑者を公務執行妨害で現行犯逮捕
 
こんな事件ですね。
動機が曖昧で、証拠隠滅の動きも無い・・・
今の段階で精神鑑定の話が無いのが不思議なところなんですが・・・
動機が曖昧なだけで、言動に不自然な点は無いと言う事なのかな?
 
何等かの理由で妹を殺害したとしても、3歳のおいを殺害する理由は無いと思いますね。
 
正常な状態なら、感情爆発と言うところなんでしょうが・・・
続報を待ちましょう。

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2019/12/31

群馬県高崎女子中学生誘拐監禁事件その2(一審判決)

***初公判(12月16日)***
1)起訴状などによると、被告は6月25日午後0時半ごろ、当時13歳だった少女の自宅に玄関から侵入。少女を床に引き倒し、馬乗りになって首などにスタンガンを押し当てた。腕やタオルで首を絞めて殺害しようとした後、失神した少女を乗用車内に連れ込んで監禁したとされる。少女は、首などに切り傷ややけどなど3週間のけがを負ったとのこと。
 
2)被告は事実関係をおおむね認める一方、殺意は否認したとのこと。
 
3)検察側は冒頭陳述で、被告は好意を寄せていた少女に距離を置かれて自暴自棄になり、わいせつな行為をした後に2人で死のうと考えたと主張。「少女が死に至っても仕方がないという思いで首を絞め続けた」と指摘したとのこと。
 
検察側は「わいせつ行為をして、一緒に死のうと思って、スタンガンなどを購入した」「首を絞める行為は、殺人の典型的な行為だ」などと、指摘したとのこと。
 
腕やタオルで首を締め続けた行為に対し、「死ぬ危険性が高いと分かった上で及んだ」と指摘したとのこと。
 
検察側は「気持ち悪いです。もう顔も見たくない。一生牢屋から出てこないでほしい」と被害者が述べた調書を読み上げたとのこと。
 
4)弁護側は、被告の行為は連れ去ることが目的で、車内に監禁してからは危害を加えていないことから殺意はなかったと主張したとのこと。
 
***論告求刑公判(12月18日)***
1)検察側は「死ぬ恐れがある危険な行為を執拗に行った」と指摘し、懲役15年を求刑したとのこと。
 
2)弁護側は「連れ去った後は危害を加えておらず、殺意はなかった」として、殺人未遂について無罪を主張したとのこと。
 
***判決公判(12月20日)***
1)殺人未遂罪は無罪とし、監禁致傷罪などで懲役8年(求刑・15年)の実刑判決を言い渡した。
 
2)判決理由で裁判長は、女子中学生の首を締める際、時間や強度を調整し、失神するまでにとどめたなどとして「死ぬ危険性が高い行為として認識していたかどうか合理的な疑いが残る」としました。また「失神させたあと、危害を加えていない」などとして、殺意については認めず殺人未遂罪を無罪としたとのこと。
 
3)職場のトラブルで悩んだ被告が自暴自棄になり、好意を抱いていた生徒を連れ去ってわいせつ行為をし、一緒に死のうと考えたと指摘。「動機は身勝手で自己中心的」と非難したとのこと。
 
こんなところですね。
被告が27歳なんですよね。大卒の22歳で教職になったとして、教師になって5年と言うところかな。
27歳でまだまだ若いし、感情の制御ができなかったと言うのもあるのだろうけど・・・
 
職場のトラブルを生徒を道連れの無理心中と言う方法で解決しようとしているのが、教師といて失格なんでしょうね。
トラブルの内容は気になるところですが・・・学校側はこのトラブルを認識していたのだろうか?
 
本来ならこのトラブルに適切に対応できていれば、被告がここまで追いつめられる事も無かったと思いますけどね。
死ななければならないトラブルとは何だったのか?
 
詳細が不明なので私の妄想ですが、事件後にこんな事があったようです。
 
事件後、保護者向けの説明会が開かれました。この席上で校長は、容疑者について『女子生徒の胸を触った』『女子生徒の着替えをのぞいた』などの問題が指摘されていたことを報告したのです。いずれも本人の『誤解だ』という弁明で不問に付したとのこと。
 
教頭先生談
「女子生徒の更衣室を開けた件は、容疑者の嗜好から来る行為ではなく、彼への聞き取りもしたうえで『誤解だった』と認識していますし、女子生徒の胸を触ったという話も噂に過ぎないと判断しています。保護者から話があったものの、実際に被害者本人が名乗り出てくることもなかったとのこと。
 
表向きこのような事になってますが・・・少なくとも被告本人に対しては、「誤解されるような事はするな」と言う事は相当強く言われていると思いますね。噂になれば、同僚の教師からも嫌厭される事も想像できますよね。
 
被告本人としては、退職圧力を感じていたのかもしれませんね。
ここで、退職していれば、別の学校や地方で再起する可能性が残っていたんですが・・・
 
退職しなければならないが、退職したくないと言う袋小路に入ってしまったのかもしれませんね。
もしかすると、好意を寄せている女子と離れたくないと言う感情も強かったのかもしれません。
 
その結果が好意を寄せている女子生徒を道連れの無理心中と言う事なのかな?
 
この被告自身がどんな人間だったのか?が良くわかりません。
なぜ、教師を志望したのかもわからないのですが・・・このトラブルの対応が違っていれば、この事件は防げたのかもしれませんね。
 
ただ、男性教諭の女子生徒へのわいせつ行為なんて事は、一発レッドカードになるような事案ですから、教師になった時、最初に注意されるような事だと思うんですよね。そんな事は被告自身も十分にわかっている事だと思うのですが・・・結局のところ、自分自身を制御できなかったと言う事なのか?
 
トラブルの真偽が知りたいですね。
 
懲役8年なので30代で社会復帰する事になりますが、次はこんなふうに追い詰められる前に適切な対処ができるようにして欲しいですね。
参考リンク

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2019/12/30

栃木県塩谷町ひきこもり殺人事件

12月18日(水)午後、栃木県塩谷町で45歳の母親と17歳の息子がナイフで刺される事件が起きている。
警察は、20歳の息子を逮捕した。
 
警察によると18日午後2時50分頃、塩谷町の男性から「近所に住む人が刺されて助けを求めてきた」と110番通報があったとのこと。
 
警察官が駆けつけたところ、近所に助けを求めた17歳の高校生の息子と母親がナイフで刺されているのを発見。
 
母親は、自宅の庭先に倒れていて、搬送先の病院で死亡が確認され、高校生の息子はケガをしているものの命に別条はないとのこと。
 
息子が「兄に刺された」と説明したため、警察は近くにいた無職の男性容疑者を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。容疑者は母親と弟を刺したことを認めていて「殺そうと思った」という趣旨の話をしているとのこと。
 
別の報道では
容疑者が、母親と弟の3人で暮らす自宅で、2人にナイフで襲いかかり、けがを負わせたとしている。母親は頭部などを、弟は背中などを複数回刺されているとのこと。
 
弟は近所の家に逃げ込んで助けを求め、この家の男性が110番通報。駆け付けた警察官が自宅近くで倒れている母親を発見した。容疑者は3軒隣の家の玄関内にいたところを発見され、血のついたナイフが自宅に残されていたことから現行犯逮捕されたとのこと。
 
ケガをした二男が警察に対し「2人だけの時にいきなり刺された」と説明しているとのこと。
 
事件直前、家族3人で容疑者の将来などについて話し合っていたことが新たに分かった。容疑者は家族会議の後、自宅にあった小型ナイフで2人を襲ったとみられているとのこと。
 
その後の調べで、容疑者は、「直前に母親に言われたことが気に入らなかった」という趣旨の話をしているとのこと。
 
県警は19日、亡くなった容疑者の母(45)の死因が右胸付近を切られたことによる失血死と発表した。凶器は自宅内にあった料理用のナイフとみられるとのこと。
 
弟の証言などから容疑者が1年以上、家に引きこもっていたとのこと。
 
宇都宮地検は26日、鑑定留置を宇都宮簡裁に請求し、認められたと発表した。請求は25日付で、期間は約3カ月間。期間中には精神鑑定が行われ、刑事責任能力を問えるかが判断されるとのこと。
 
容疑者は殺人と殺人未遂容疑で送検された。
 
捜査関係者などによると、容疑者は、数年前から自宅に引きこもるようになり、その頃通っていた高校も中退したという。この時期、両親が離婚。容疑者は母と弟との3人暮らしとなったとのこと。
 
容疑者は自室でパソコンに没頭。ゲームをするなどして一日を過ごし、自室から出ることはほとんどなかったとのこと。
 
母親は息子に自立を促し、引きこもり問題を専門にする関係機関にも相談をしていたとみられるとのこと。
 
捜査関係者によると容疑者の県警への供述は一定しておらず、「殺した理由もはっきりと説明できないようだ」とのこと。
 
こんなところですね。
数年前から引きこもりと言っても、現在が20歳、高校時代からの引きこもりだとして、長くても4、5年と言うところでしょうね。
 
警察発表が無いので、これまでに家族に対する家庭内暴力などは無かったようです。
なので、家族関係はそれほど険悪な物では無いと思いますが・・・
でも、家族の側からすれば、かなり心配な存在だったのは間違いないでしょうね。
 
よほど経済的に余裕のある家庭なら別だけど、離婚して二人の子供を引き取り、下の子はまだ高校生ですからね。
次男が高卒で就職してくれれば、あと1年ちょっとでなんとかなると言うところでしょうが・・・
 
45歳の母親の職業が分からないけれども、田舎のパートやアルバイトなら、生活は苦しかったと思いますね。
経済的に厳しい状況では、自立するまで見守るなんて事は無理な話だと思います。
 
「仕事をして自立しろ」と言う話になるのは、当然のなりゆきだと思いますね。
 
毎日、生活していかなければならない、人間としたら、「ではどうすれば良いのか?」って話ですよね。
 
一方で、精神鑑定の報道がでています。
動機がはっきりと説明できないと言う事のようです。
 
感情爆発して、咄嗟に刺したと言う事なんでしょうが・・・
 
メンタルの問題があるのかな?
 
そもそも、ひきこもりになった理由が分かりません。
これまでの報道では、両親の離婚した時期にひきこもりになったようですが、両親が離婚したから引きこもりになったと言う話は聞いた事がありません。
 
なので、学校に行きたくない理由が別にあったのかもしれませんね。
 
続報を待ちましょう。
 
亡くなった母親のご冥福をお祈りします。

 

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