ASKAの事件簿へコメントされる方、引用される方へのお願い

 ASKAの事件簿を読んで頂いてありがとうございます。
始めは自分の考えを整理する為に始めたブログだったので、これほど多くの方に読んでいただけるようになるとは考えていませんでした。

 多くの方からコメントを頂くようになったのですが、このブログの趣旨を誤解された方も時折おられるようなので、コメントされる場合の注意事項を記載しておこうと思います。

ASKAの事件簿は誰かを傷つける事を望んでいません。その事を前提に以下の点についてお願いいたします。

1)逮捕以前に個人を特定できるような内容で犯人像を書く事はやめてください。
2)誰かを誹謗、中傷する書き込みはやめてください。
3)誰かに危害を加える事をうかがせる書き込みはやめてください。
4)被害者、遺族に関するコメントはその人達に対する配慮をお願いします。
(報道された情報は仕方がありませんが、報道されていない状態で憶測により、被害者や遺族が傷つくような事がない事を希望します。できれば犯人に対する誹謗、中傷も控えて欲しいと思います。)

この4つに該当する場合は無条件で削除、あるいは一部を編集訂正する事があります。

5)当サイトの画像、文章、URLについて、NAVERまとめ、及びhttp://sharetube.jp(シェアチューブ)に転載、引用、リンクすることを禁止します。

6)Aな人はB と言った因果関係的な表現をする場合は注意をお願いします。

まーぷるさんのコメントを引用
***ここから***
でも大事なコトを忘れていました。偏見が何故いけないかというと、やはり人が傷ついたり嫌な思いをするからですね。"Aな人はBである"に該当する人が嫌な思いをするだけでなく、傷つく人がいるコトに気付いた人も嫌な思いをする。
***ここまで***

詳しくは
コメントに対するASKAの考え方
こちらの2018年6月4日のまめさんのコメント、それに続く、ASKA、まーぷるさんのコメントを参照願います。

それから、ブレインストーミングのルールと同じでコメントの内容を否定するコメントはやめましょう。見当違いなコメントもあるかもしれませんが、否定してしまうと、次のアイディアが出てこなくなってしまう事もあるので、「その場合はこんな疑問もありますね」といった程度が良いかと思います。

 ASKAの事件簿は基本的に毎日起こっている事件の記録をする事を目的にしていますが、時々、事件の推理もしています。
ただ、実際の事件の推理で「誰が犯人か?」を推理する事は基本的に不可能だと考えています。
ASKAの事件簿で推理するのは「誰が犯人か?」ではなく「なぜ、犯人はそう行動したのか?」犯人の行動の理由です。

詳しくは私の推理方法推理の見えない落とし穴爆弾はもう一つあるかもしれない。を参照願います。
それから、特にレイプ事件についてのコメントについてはレイプ事件を考える時の注意点を参照願います。

18/06/05追記
6)の因果関係的表現についての注意項目を追加

17/07/07追記
http://sharetube.jp(シェアチューブ)への転載、引用、リンク禁止の項目を追加

16/12/12追記
NAVERまとめへの転載、引用、リンク禁止の項目を追加

16/08/16追記
コメントする時のハンドル名(HN)は基本的に自由ですが、以下のHNおよび類似のHNは禁止とします。
NOBU」、「nobu」、「のぶ
理由は「おわび」を参照願います。2010年の事で、この事を知らない人も多くなりましたので、追記いたします。

08/11/09追記
コメントに対するASKAの考え方も参照願います。
それと、このブログを犯人も読んでいる可能性がありますので、犯人に対して逃走や証拠隠滅を促すようなコメントも自粛してください。

08/11/21追記
ASKAの事件簿運営委員会も参照願います。
ASKAの事件簿へのご意見、問題点のご指摘はこちらへお願いします。

08/12/14追記
ASKAの事件簿管理ポリシーも参照願います。
コメントに対する管理方針です。コメントする場合はこちらも一読願います。

08/12/28追記
現在ドコモの携帯電話からの書込みの一部に対して書込み規制を実施しております。
この為、ドコモの携帯電話から書込みが出来ない事があります

10/01/05一部追記
犯人の行動の参考ページとして「爆弾はもう一つあるかもしれない」を追記

10/09/23一部追記
レイプ事件へのコメントの注意点として「レイプ事件を考えると時の注意点」を追記

10/10/21一部修正追記
誰かに危害を加える事をうかがせる書き込みについての注意を追記しました。

16/03/31 一部追記
4)被害者、遺族に関する・・・の項目を追記

16/08/16 一部追記
禁止HNについて追記しました。

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2021/04/05

埼玉県さいたま市桜区家出長男母親殺害事件

3月15日(月)母親を刃物で殺そうとしたとして、埼玉県警浦和西署は住所不定、自称無職、男性容疑者(23)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕する事件が起きている。

母親は搬送先の病院で死亡が確認された。同署は殺人容疑に切り替えて調べるとのこと。

逮捕容疑は3月15日午前10時20分ごろ、さいたま市桜区白鍬の実家で、母知美さん(45)の背中を刃物で刺して殺害しようとしたとしている。「包丁で刺したことは間違いない」と容疑を認めているとのこと。

同署によると、容疑者は両親、弟と4人暮らしだったが家出し、父親が1月に行方不明者届を提出。3月15日午前、母親から同署に「息子が帰ってきた。届け出を取り下げたい」と電話があったが、突然悲鳴が上がり、容疑者とみられる人物が電話口で「母親を刺した」と申し出たという。駆けつけた署員が取り押さえたとのこと。

警察は、容疑を殺人に切り替えて、3月17日朝に送検した。

その後の調べで、容疑者が、「何もかも嫌になり、母親を殺して刑務所に入ろうと思った」と供述していることがわかり、警察は動機をくわしく調べているとのこと。

容疑者は、自宅から徒歩数分の場所にあるスーパーで仕事をしていたが、2021年1月に仕事が嫌になり、家出をしたとのこと。

調べに対し容疑者は「何もかも嫌になり、母親を殺して刑務所に入ろうと思った」とのこと。

容疑者は地元の中学、高校を経て大学を卒業し、昨年4月に近隣のスーパーに就職した。

「高校時代、大学時代は近くの同じ系列の別のスーパーのレジでバイトをしていたとのこと。 

勤務先のスーパーの広報によると
「“仕事がイヤになった”とは聞いたことがありますが、それ以外は失態があったとか、怒鳴られたとか、特別にトラブルや問題もなく、勤務していました。どんな理由で辞めたのかは、捜査中でもあるのでコメントしかねます……」とのこと。

時系列
学生時代 就職したスーパーと同じ系列のスーパーでレジのバイトをしていた。
2020年
04月   近隣のスーパーに就職
2021年
01月   仕事が嫌になり家出、家族が不明者届けを出す。
03月15日 家に戻るが、事件発生。現行犯逮捕。
03月17日 送検

こんな事件ですね。
1)仕事が嫌で家出すること。
2)刑務所に入りたくて事件を起こすこと。
3)家族を殺めること。

どれも、珍しい事ではありません。
ただ、この3つが同時に起こるのは珍しいかもしれないですね。

1)の仕事が嫌で家出と言うのも、新人では時々ありますよね。
学生のバイトとフルタイムではかなり勤務内容も違っていたかもしれません。
他には人間関係なども要因としては考えられますが・・・今ある情報では特に仕事上のトラブルは無かったようですね。

2)刑務所に入りたくて事件を起こと言うのは、経済的に追い詰められている人などで時々いますね。
ただ、だから殺人を起こそうと言う人はあまり聞いたが事がありません。
どちらかと言えば、犯罪をする事が目的では無く、結果的に刑務所に行きたいだけなので、軽犯罪を選択する人が多いんじゃないかな?

3)家族を殺めること、も今では珍しい事では無いのですが・・・これも、どちらかと言えば、家庭内でトラブルが起きているとか、ひこもりで家族以外に接点が無い場合などが多いと思うんですよね。

なので、1)の家出の理由が本当に仕事に理由があるのか?は確認が必要だと思います。
「何もかも嫌になり、母親を殺して刑務所に入ろうと思った」
この供述だけを見ると、「できるだけ長く刑務所に入りたい」と言う事に見えます。

でも、「死刑になりたい」では無いので、家族と無理心中や間接自殺を狙ったわけでは無いようです。
なので、なぜ被害者が母親一人なのか?と言うのは疑問のあるところですね。

なぜ、刑務所なのか?家に引きこもりではダメなのか?なぜ「何もかも嫌になった」のか?なぜ被害者が母親なのか?

このあたりは供述を待つしかないようですが・・・責任能力に問題が無いのか?と言うのは気になるところですね。

続報を待ちましょう。

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2021/04/02

和歌山県白浜町保険金殺人事件(一審判決)

懲役19年(求刑・懲役20年)です。

***初公判(2月18日)***
1)起訴状によると、被告は17年7月18日午後4時半~50分ごろ、白浜町の海岸付近で妻(当時28歳)の体を海中で押さえつけて溺れさせ、低酸素脳症で殺害したとされる。

2)当初、水難事故と発表されたが、検察側は冒頭陳述で、妻の胃から相当量(36.5グラム)の砂が見つかっていたとし、「浅瀬で海底近くに押さえつけられ、殺害された」と主張。当時、被告と不倫関係にあった女性が妊娠し、トラブルになっていたことなどを動機に挙げた。事件前の同年2~5月には2社で4000万円以上の保険金を妻にかけていたほか、事件直前に「完全犯罪」などとスマートフォンで検索していたことに言及し、「殺害の準備をしていた」と指摘したとのこと。

別の報道では
検察は「被害者の胃の中にあった砂は、事故や病気の場合入ることがなく、意識がある状態で押さえつけられた」と指摘したとのこと。

3)弁護側は「砂の現物は存在せず、他殺とした専門家の見解には疑問が残る。志帆さんは事故で亡くなった」と主張したとのこと。

別の報道では
「仮に大量の砂が胃に入っていたとしても殺人とは言えない」として「事故だった」と主張したとのこと。

4)被告は「私は殺していません」と無罪を主張したとのこと。

5)判決は3月23日の予定。

***第10回公判(3月11日)***
被告人質問が行われる予定でしたが、被告は「弁護人の指示に従って、すべての質問に答えるつもりはありません」と述べ、黙秘権を行使し、被告人質問は行われなかったとのこと。

***論告求刑公判(3月16日)***
1)検察は「被告人は不倫相手との結婚や保険金を得ること検討し、事故による溺死に見せかける完全犯罪を狙い、妻を溺れさせて殺害した」と指摘。そのうえで「身勝手で一切反省の態度がみられない」として懲役20年を求刑したとのこと。

別の報道では
検察側は論告で、妻(当時28歳)の胃から砂が見つかった点について「被告に海中で体を押さえられ、海底の砂を飲まざるを得なかった」と主張。被告の不倫にも触れ、「妻を裏切った上、事故に見せかける完全犯罪を狙い、溺れさせた」と指摘した。さらに、「多額の保険金まで得ようという狡猾さが認められる」と非難したとのこと。

2)弁護側は「現場の状況から事件かどうか疑いがある」と無罪を主張したとのこと。

***判決公判(3月23日)***
1)裁判長は「事故死を装ったのは悪質で反省の態度もみられない」と述べ、懲役19年(求刑・懲役20年)を言い渡した。

2)判決理由
胃から発見された砂について、裁判長は、妻が海底近くまで沈められたため、巻き上がった砂混じりの海水を飲み込んだと認定。「シュノーケリング中の事故だった可能性がある」とした弁護側の主張を退けた。

被告は自身の不倫発覚後、「妻を殺害することで関係を清算しようとした」と指摘。死亡保険金も得ようとしていたと判断し、「動機は身勝手で強い非難に値する」としたとのこと。

事件前日、被告は「溺死に見せかける」という文面でインターネット検索をしていたことなどから、「殺害の計画性も明らかだ」と述べたとのこと。

別の報道では
和歌山地裁は判決で以下のように認定した。

「妻に多額の保険金を掛けて、犯行直前にネット検索までしていた。保険金を得ようとしていたとみられる」

「計画的で身勝手な犯行、反省の態度もない」

更に別の報道では
和歌山地裁は“遺体の胃の中から砂が見つかったこと”などから他殺と認定。その上で「不倫相手と妻との両立不可能な関係を妻を殺害することで解消しようとした。保険金を得る目的もあったと認められる。反省の態度も見られない」

3)どの公判での情報か不明ですが、メモしておきます。
検察側によると被告と不倫交際中の女性は事件当時、妊娠。犯行の2日前には、2人で結婚指輪まで見に行っていた。

被害者(妻)の父親によると
2017年7月はじめに不倫が妻に発覚した。被告は妻やその両親に謝罪していたと法廷で妻の父親は証言した。

「7月21日に不倫相手が中絶手術をするというので、証明書を出すようにと求め、被告は約束しました」

少し時系列を整理すると
2017年
01月頃  不倫相手と交際を開始
01月初旬 水難事故をネット検索
07月初旬 不倫が発覚、妻と妻の両親に謝罪
07月16日 不倫相手と結婚指輪を見に行く
07月17日 「溺死に見せかける」「完全犯罪ってできるんですか」と検索
07月18日 事件発生
07月21日 不倫相手が中絶予定

こんなところですね。
「不倫相手と妻との両立不可能な関係を妻を殺害することで解消しようとした。保険金を得る目的もあったと認められる。」
と言うのは時系列を見ると理解できますね。

同性異性を問わず、交際してはいけない人間はいます。
私が考える、交際、あるいは結婚してはダメなタイプは3種類。
1)お金にルーズな人
2)異性にルーズな人
3)問題を暴力で解決しようとする人

こういった人には近づかないのが無難だと思います。
この事件の場合は3つ全てが当てはまりそうですね。

亡くなった女性のご冥福をお祈りします。

参考リンク
和歌山県白浜町水死事故?保険金殺人事件?

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2021/04/01

福島県西会津町阿賀川車両転落事故?

3月13日(土)午後1時ごろ、西会津町の阿賀川(喜多方市の阿賀川にかかる明神橋付近)で、3月6日(土)から行方不明となっている会津若松市の男子大学生(22)、の車が沈んでいるのをこの大学生の父親が発見し、警察に通報する事案が起きている。

車を引き揚げたところ、中から身元不明の女性の遺体が見つかっている。
女性は助手席に座りシートベルトを着けた状態だったとのこと。

男子大学生は、西会津町に滞在中の3月6日の午後8時頃、JR野沢駅に友人を迎えに行ったあと、いまも行方がわかっていないとのこと。

男子大学生の行方は現在も不明で、警察では車が斜面から転落した後、川に流された可能性もあるとみて、現場周辺で捜索を続けているとのこと。(3/14の報道)

男子大学生は、絵を描くために西会津国際芸術村に宿泊していたとみられ、13日になって車が西会津国際芸術村と最寄り駅の途中の、阿賀川にかかる橋も付近で水没しているのが見つかった。

車の見つかった付近の道路ではブレーキ痕が確認されていて、事故の可能性が高いとみられているが、本人が見つかっていないことから慎重に調べを進めているとのこと。

道路のブレーキ痕のほかにも、現場付近の川崖には車のものとみられる部品も見つかっている。同署は車が転落した理由をさらに調査する。
(3/16の報道)

同署などは、これまで総勢300人以上を動員し、男性の乗用車が見つかった阿賀川周辺を捜索した。ダイバーによる水中捜索や上空からドローンを使った捜索を行ったが、見つかっていない。

同署によると、女性に目立った外傷は見当たらないとのこと。
(3/20の報道)

時系列
2021年
その前  男子大学生は、絵を描くために西会津国際芸術村に宿泊していたとみられる。
03月06日
20:00頃 JR野沢駅に友人を迎えに行った後、男子大学生が行方不明。
その後、捜索願がだされる。
03月13日
13:00頃 西会津国際芸術村と最寄り駅の途中の、阿賀川にかかる橋も付近で水没している車を発見。
その後、捜索するも男子大学生は発見されず。遺体女性の身元も不明。

こんなところですね。
交通事故だからなのか続報が出ていません。
気になったのでメモしておきます。
気になる点としては
1)男子大学生の行方が不明
普通に考えると、川に転落して慌てて車内から脱出したが、流されてしまったと言うあたりだと思うのですが、未だに発見されていません。

2)同乗女性の遺体の身元が不明
これも普通に考えれば、6日に駅に迎えに行った友人だと思うのですが・・・それなら身元がすぐにわかりそうな気がするんですよね。
学生証や保険証ぐらいは持っていそうな気がするんですよね。それに、女性が音信不通になっているので、こちらも家族が捜索願いを出すと思うのですが・・・

そして、福島県警のHPにはこの事件についての情報が掲載されていませんね。
情報提供を求めるページや身元不明遺体の情報提供を求めるページがありますが、そちらにも記載がありません。

続報を待ちましょう。

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2021/03/30

東京都品川区介護士脳性まひ女性殺害事件

3月5日午前10時55分ごろ、東京都品川区荏原のマンションで、知人が人を殺したと男性から110番通報する事件が起きている。

警視庁荏原署員らが駆け付け、住人の職業不詳の女性(52)が血を流して倒れているのを発見。女性は搬送先の病院で死亡が確認されたとのこと。

荏原署は、殺人容疑で現場にいた介護福祉士男性容疑者(52)=大田区千鳥=を逮捕。

「交際関係にあった」と供述し、容疑を認めているとのこと。

逮捕容疑は3月5日、品川区の女性(52)の自宅マンションで、女性の上半身を刃物で刺すなどして殺害した疑いとのこと。

捜査関係者によると、女性は1人暮らしで、自力歩行が困難だった。容疑者は介護のため週1回訪れていた。
同署によると、女性は顔と上半身を複数回刺され、ベッドの上で倒れていたとのこと。
部屋の台所から血の付いた包丁2本が見つかったとのこと。

女性は脳性まひを患っており、車椅子で生活していたとのこと。

捜査関係者によると、「女性と交際関係にあったが、別の男性と親密になっていると思ったので殺した」と供述しているとのこと。

同署によると、同日午前11時ごろ、容疑者から「人を殺した」と連絡を受けた知人から110番があり、駆け付けた捜査員が、ベッドの上で血を流して倒れている女性を見つけた。容疑者は自宅で身柄を確保された。

容疑者は「毎週金曜日に介護に来ていた」と説明しているとのこと。

事件当日も容疑者が介護をする日だったとのこと。

捜査関係者によりますと、以前から2人は交際関係にあったとみられ、容疑者は取り調べに対し、「別れ話をされたから殺した」などと話しているとのこと。

容疑者は、女性を介護するため毎週金曜日に家を訪れていて、犯行当日も合鍵で玄関から部屋に入り、犯行に及んだとのこと。

容疑者は10年ほど前から週に1日、女性の自宅へ訪問介護に通っていたとのこと。

補足情報として
被害者女性のSNSの自己紹介欄には「彼氏はいません」と書かれていた。

こんな事件ですが、その後の続報がありません。気になったのでメモしておきます。
どうにも腑に落ちない事件なんですよね。
女性が別れ話をするぐらいなら、同時に介護の担当者を変えてくれと言う話があっても不思議じゃないですよね?
別れた後も仕事だから介護はお願いするって言うのは、ものすごく「気まずい」と思うんですよ。

しかも、車椅子生活の体の不自由な女性に包丁2本と言うのも疑問だし、なにより、無理心中じゃないんですよ。
「おまえを殺して、俺も死ぬ」ではなくて、「別れるなら殺す」って言うのがかなり疑問です。

事件発生が3月5日なら拘留期限の14日はとうに過ぎているので、不起訴なのか?
それとも、39条の方に進んでいるのかもしれませんね。

亡くなった女性のご冥福をお祈りします。

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神奈川県鎌倉市騒音車注意少年刺殺事件

3月27日(土)4時10分ごろ、神奈川県鎌倉市笛田の路上で、「叫び声が聞こえる。窓の外を見たら人が倒れている」と近くの住人が119番通報する事件が起きている。

県警鎌倉署によると、横浜市瀬谷区阿久和南の職業不詳、少年(18)が背中付近を刃物で複数回刺されて倒れており、病院に搬送されたが約1時間半後に死亡が確認された。

現場から男3人が乗用車で逃走したといい、同署が殺人容疑で調べるとともに、3人の行方を追っているとのこと。

同署によると、被害少年は友人の少年(18)と2人で現場近くの歩道を歩いていた際、大音量の音楽をかけながら走ってくる車を発見。

被害少年が「うるさい」と言ったところ、車内から男3人が降りてきて口論になり、刺されたとみられる。直後に男らは車をUターンさせて西方向へ逃走したとのこと。現場からは凶器とみられる刃物1本が見つかっている。友人にけがはなかったとのこと。

友人が男3人のうち1人に対応していたところ、2人を相手にしていた被害少年が倒れ込むのが見えたとのこと。
友人は3人と面識がないと話しているといい、同署は付近の防犯カメラ映像を解析するなどして捜査を進めているとのこと。

現場は、湘南モノレール湘南深沢駅の南西約500メートルの県道で、周辺には住宅や店舗が混在している場所とのこと。

被害少年はその後病院に搬送されたが約1時間半後に死亡した。

警察は付近の防犯カメラ、走っていた車のドライブレコーダーなどを調べて、逃げた3人組の行方を捜査しているとのこと。

神奈川県鎌倉市の路上で3月27日、横浜市瀬谷区の少年(18)が殺害された事件で、県警は3月29日、司法解剖の結果、死因は胸を刺されたことによる失血死と明らかにした。ほぼ即死とみられる。

県警によると、被害少年の胸や背中に刺し傷が3カ所あった。うち胸の1カ所は傷の深さが10センチ以上で心臓に達しており、致命傷になった。抵抗した際にできる防御創はなかったとのこと。

現場近くの植え込みで見つかった刃物に、血痕のようなものが付着していたことも判明したとのこと。

一部の報道では
「被害少年が友人と歩いていた時に通りかかった大音量を鳴らしながら走っていた乗用車に『うるせえ』と叫んだ。その乗用車は一度その場を立ち去るが再び被害少年の前に現れ、中から3人組が降りてきてそのうちの1人が刃物を取り出し何度も被害少年を刺したとみられる」とのこと。

時系列
2021年
03月27日(土)
04:10頃 事件発生
05:40頃 搬送先の病院で少年の死亡が確認される。

こんなところですね。
背中と胸に傷があって防御創が無いので、後ろから刺されたのかな?
ただ、いずれにせよ、いきなり殺意満々で刺してますね。

人数的には3対2だから、数の上でも有利で、その上、刃物まで持っている。
普通に考えれば刺すまでもなく、刃物で脅して、悪くても傷害事件ぐらいで済みそうなところなんですが・・・

どうもいきなり刺してるように見えます。その上、凶器を現場に残している。

これが計画的な犯行なら、凶器に指紋など残らないでしょうが・・・偶発的な事件なら凶器に指紋やDNAが残っている可能性がありますね。

もしそうなら、薬物やアルコールの影響などが考えらるのかな?

計画的な犯行だとしたら、朝の4時に被害少年がここを通る事を犯人グループは知っていた事になりますね。
被害少年がこの時間に現場を通る事はあらかじめ計画されていた事、あるいは習慣的な事だったのだろうか?

まー、その場にいた被害者の友人が、車の車種や特徴、犯人グループの顔を見ているので、おそらく逮捕に時間はかからないでしょうね。

警察が殺人罪で捜査しているように、傷が3カ所で内一つが心臓に達していたとなれば、殺意は否定できないでしょうね。

3人の内、一人は被害者少年の友人の方に関わっていたようで、殺人そのものには関係していないとしても、事件後に犯人と行動を共にして、逃亡を助けているのであれば、犯人隠避や犯人蔵匿の罪に問われます。3年以下の懲役または、30万以下の罰金ですね。

これを見ていたら、自首する事をおすすめします。

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広島県尾道市猫ペンキ虐待事件?

3月29日、広島県尾道市東土堂町の千光寺公園で何者かが猫にペンキをかけたとみられる事件が起きている。
観光客が見つけ、市民グループ「ペットマナープロジェクトおのみち」が保護したとのこと。

県外から猫を目当てに年数回訪れる女性が28日正午すぎ、顔や体のほぼ半分に緑色のペンキがべったり付いた猫を見つけた。知人と保護し、福山市内の動物病院で麻酔して毛をそってもらったとのこと。

同グループはペンキの付き具合から何者かが猫の頭から浴びせたとの見方を強め、尾道署に通報しパトロールの強化を要請した。同署は動物愛護法違反の疑いで捜査するとのこと。

微妙な事件ですね。事故の可能性も疑われますね。
ペンキを浴びた後、ペンキが固まる事で猫が苦しむ事は想像できるけど・・・実際に固まるまでには結構な時間が必要なんじゃないかな?
これはペンキの種類にもよるだろうけど。硬化剤を使ったプロ用のペンキなら、使う人間は限られるし。科捜研に分析を依頼したいところですね。

結果的に虐待になってしまったけど、事故やいたずらと言う可能性もあるかもしれません。
いたずらでも十分に虐待ですけどね。

ペンキを浴びせると言う事はその周囲に広範囲にペンキがまき散らされるわけで、普通なら浴びせた人間側(虐待した側)も後処理に困りますよね。
それにペンキを浴びた猫が周囲にペンキをまき散らしたりするかもしれないので、自宅などで行うには都合が悪いです。
なので例えば、空き地などで不要になったペンキを処分しようとしたところに、運悪く近くにいた野良猫に面白半分で浴びせたとかと言うあたりでしょうか?

尾道市が「猫のまち」と言うのは初めて知りましたが、猫が増えると猫に接する人間も増えるから、中には猫に愛情を感じない人がいても不思議では無いですよね。このあたりは上手に折り合いをつけてほしいと思います。

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2021/03/18

富山県富山市元自衛官交番襲撃事件5(一審判決)

(いきなりサブタイトルに番号がついていますが、番号がつくのはこれが最初です。これまでのタイトルは報道日付で書いてましたが、記事が4つあるので、今回が5番目です)
長文注意

***初公判(1月14日)***
1)被告は、起訴内容を認めるか問われても何も話さず、黙秘している。

被告は、裁判官の問いかけに一切答えず、罪状認否についても黙秘した。

2)冒頭陳述で、弁護側は、拳銃を奪おうと決意したのは交番所長を殺害した後で、強盗殺人ではなく、殺人と窃盗の罪が成立すると主張しました。そのうえで、警察官を襲ったのは拳銃を奪うためでなく、自分より強い武器を持つ相手と戦うためだったと主張し、重い刑事責任を負うことは大前提としながらも、被告には他人の気持ちを理解することが苦手な自閉症スペクトラム障害の影響があったと訴えたとのこと。

別の報道では
弁護側は「拳銃を奪う意思は警察官殺害後に生じた」と訴えて強盗殺人罪の成立を否定。殺人と窃盗の罪に当たるとした上で、「自分よりも強い武器を持つ相手と戦うための犯行で、拳銃を奪うためではなかった」と訴えた。警備員に対する殺人罪は認めたとのこと。

さらに別の報道では
弁護側によると、被告は小学生の頃から同級生となじめずに孤立していた。校外学習に参加せずに1人で学校に残ったことも。中学から不登校になり、家族に暴力を振るったり、金属バットを持って暴れたりするようになったとのこと。

中学卒業後には、開いたままの自室の窓から雨が入ってぬれたことに立腹し、寝たきりの祖母や父親などを暴行。110番されて警察沙汰になった。「今度警察に言ったら殺すぞ」と言って父親に暴行し、肋骨を骨折させた。その後、家族が一度家を出て被告は1人で暮らした時期もあるとのこと。

ただ、父親の受験指導を受けて自衛隊に入って以降は、家族の誕生日にプレゼントを贈るなど安定していた時期もあった。しかし、2年ほどで除隊し、その後に就職した電気工事会社でもなじめずに退職してから暴力が再開したとのこと。

弁護側は被告について「何ら支援や療育がなく、社会に適応できない時間が続いていた」としたとのこと。

3)検察側は冒頭陳述で、中学の頃からひきこもり、家族への暴力を振るうようになった被告が、自宅に駆けつける警察官に嫌悪感が芽生えたと指摘。事件当日、アルバイト先でトラブルを起こし「警察官との戦闘に勝ち、自分を誇示したい」と考えたことが交番を襲撃した動機だと主張したとのこと。

別の報道では
検察側は被告がアルバイト先でのトラブルから社会への不平不満を高めるなかで自暴自棄となり、社会を守る存在である警察官と戦って勝利することで自分の力を誇示しようとした、と指摘した。そして、拳銃を奪う目的で交番を襲撃したことは明らかで強盗殺人が成り立つと主張し、犯行は無差別に警察官を殺そうとしたもので、強い殺意や高い計画性があり、2人の人命が奪われた結果は重大だと述べたとのこと。

4)起訴状によると、被告は18年6月26日、奥田交番付近で男性警部補(当時46)=殉職により警視=をナイフで刺殺して拳銃を奪い、その後、富山市立奥田小学校の正門付近で男性警備員(当時68)を拳銃で撃って殺害したとされる。

5)証人尋問(当時のアルバイト先の店長で、事件当日に被告から暴行を受けて重傷を負った男性)

別室と映像をつないで行われた。男性は当初、被告のきびきびとした働きぶりに「さすが元自衛官だと思った」という。だが、勤務態度は徐々に悪化し、事件当日、被告が同僚と口論になって男性が仲裁に入ると、頭突きして顔や体を何度も殴り、店を飛び出したとのこと。

***第二回公判(1月18日)***
1)証人尋問(事件当時、交番相談員として勤務していた男性)
凶器を持った男と組み合う男性警視を助けようと「さすまた」を振ったが、相手に押し返され、外に助けを呼びに行ったと話した。

また裏口から男が凶器を持って襲撃したことから、「警察官の拳銃など装備品を狙った強盗だと思った」と事件当時の緊迫した状況を話した。そのうえで被告に対し「自分の過ちを黙秘せずに誠実に話してもらいたい」と訴えたとのこと。

2)被告が男性警視の殺害に使ったとみられるナイフが交番の裏口近くで見つかったことや、男性警視の負傷か所が顔や腹など40か所に及んでいた事が明らかとなった。

3)検察側の質問に被告は黙秘した。いっぽうで被告は、証拠調べの際に弁護士から資料を示されると、指を差して確認するような仕草をみせたとのこと。

***第三回公判(1月19日)***
奥田小学校での発砲事件での審理

1)証人尋問(撃たれた警備員の同僚)
「事件発生当時、学校の敷地内を歩いている最中、パンパンと2回音が鳴り、振り返ると犯人と目が合った。銃のようなものを構え、こちらに向かってきていて、恐怖で近くのガレージに逃げ込んだ」と、狙撃された当時の様子を証言したとのこと。

また緊急車両のサイレンが聞こえ状況を確認しに行った際、死亡した警備員から「何かあったんでしょうか」と問いかけられたのが最後の言葉だったと振り返ったとのこと。

2)証人尋問(県警で拳銃技術の優れた人を指導する特別訓練員をしていた警察官)
被告が狙撃している様子が映し出されたドライブレコーダーの映像などを確認した。
その上で、被告の銃の扱い方は「基本をしっかり分かったうえで実践している」と述べ、50メートル先にいた警備員を狙撃し、そのうちの1発が20センチの誤差しかなかったことについては「ほぼ正確に目標物をとらえている」と証言したとのこと。

別の報道では
被告は、片膝をついて重心を低くするなど「拳銃の扱い方の基本がわかったうえで実践していた」などと指摘したとのこと。

更に別の報道では
「腕をしっかり伸ばして照準を合わせており、基本ができている」と述べ、「経験上、ほぼ正確に狙えている」と解説したとのこと。

3)証人尋問(事件で鑑識捜査の指揮をとった警察官)
発砲を受けた警備員の立ち位置と弾丸の軌道を推定した実況見分の結果を示し、被告が警備員を拳銃で狙ったとしたうえで近い方の弾丸は警備員からおよそ20センチの所を通ったとしたとのこと。

***第六回公判(1月28日)***
1)証人尋問(被告の母親)
母親が遺族に対し、「息子が重大な事件を起こして申し訳ありません」と謝罪したとのこと。

別の報道では
母親は、弁護側から自閉症スペクトラム障害の影響について問われると「事件当時は知らなかった」と答えた。

一方で被告が中学生の時、発達障害を疑ったことがあり、「その時に障害を認識して適切な対応をとっていれば、こんな事件は起こさなかった。当時の自分を責めたい」と話した。

当時の被告は不登校で、家族に暴力を振るっていて、両親は肋骨を折るなどしたほか、祖母や姉も殴られたとのこと。

しかし母親は「息子である被告の将来を案じて警察はなかなか呼べなかった」と当時を振り返えった。

そして、事件のおよそ3か月前に息子に思いが伝わらず「死にたい」と思ったと、涙ながらに打ち明けたとのこと。

また事件後に面会した際に被告に事件について聞くと「自分の訓練不足」と話し、反省の言葉はなかったと話したとのこと。。

2)証人尋問(被告の父親)
父親は遺族に対して「死亡した警視さん、死亡した警備員と最愛の人を亡くされたことに申し訳ない」と謝罪し、また小学校の関係者にも「多大なストレスを与えてしまい、申し訳ないと思っています」と話した。

死亡した警備員の妻の代理人弁護士が、なぜ裁判の直前まで遺族に謝罪しなかったのか尋ねたのに対し、父親は「被告がこんなふうになったのは自分の責任が大きい。どうしていいか分からなかった」と答えたとのこと。

***第七回公判(1月29日)***
1)被告人質問
被告は、弁護側と検察側から事件のことや生い立ちなどを聞かれても一切口を開くことなく、初公判から引き続き黙秘したとのこと。

2)検察側は取り調べ段階で被告が事件について「重く受け止められない。まるで人ごと」、「今なら相手が誰であろうが殺せる。もうためらうことはない。それが(事件で)得たもの」と話していたことを明らかにしたとのこと。

***第八回公判(2月1日)***
1)証人尋問(精神鑑定を行った医師)
「幻覚や妄想といった精神症状は認められず、犯行は被告の意思によって実行された」と指摘したとのこと。

別の報道では
鑑定医は、被告が抱える自閉症スペクトラム障害が、犯行動機の形成や、実行への心理的ハードルを下げたことを認めた一方、被告に幻覚や妄想という状態はなく、犯行は、本人の意思に基づいて行われていると指摘したとのこと。

鑑定医が「殺された2人は死ぬ間際にどう思ったでしょうね」と問うと、被告は「すべてが唐突で、かつ容赦ないことなので理不尽なことだけど、そう思う余裕すらなかったと思う」「自分の行動に正当性のかけらもないことは十分わかっているが、自責の念が浮かんでこない」と答えたとのこと。

さらに被告は「警備員を警察官と見間違えたことが自分の判断力不足、能力不足だ」と話す一方、被害者への罪の意識は「分からない」と繰り返したとのこと。

鑑定医は、これらのやり取りから「被告には根本的に罪の意識がなく、共感力や想像力が欠如していることが明らかだ」としたとのこと。

別の報道では
医師は被害者への謝罪の気持ちについて何度も確認しましたが、一貫して「その気持ちは浮かんでこない、あくまでも自分の犯行が成功したかどうかにしか興味がない」と答えているとして、この点に「自閉症スペクトラム」の症状がよく表れていると話したとのこと。

2)被告が鑑定した医師に対して「アルバイト先のトラブルがきっかけとなり、不平不満が募って一気に燃え上がった。とにかく思う存分力を発揮して、その果てに何があるのか分からないが人を殺したかった。これは、八つ当たりのほか何でもない。自分の持ち歩いている武器よりも強いものを持っている警察官を狙った」と話していたことが明らかとなった。

別の報道では
医師は、被告が面接の中で「人生がうまくいかないという厭世観があり、犯行は積もり積もった鬱憤が我慢の限界を超えた八つ当たりだった」とし「自分の持っている武器より強い拳銃を持った警察官と戦って勝ちたいと思った」と話していたと明かしたとのこと。

3)弁護側は、裁判の争点のひとつとなっている強盗殺人罪の成立について「鑑定書には、拳銃を奪うために警察官を襲ったという記載がない」と指摘した。これに対し鑑定医は、「鑑定時にこのことが争点になると思っていなかった」と答えたとのこと。

4)検察側からの問いに対して鑑定医は、被告が面談などで「警察官を倒して拳銃を奪い、奪った拳銃で次の警察官を襲う」という主旨の話をしていることから、警官の殺害と拳銃を奪うことを一連で考えた方が「被告の考えを分かりやすく捉えていると思う」と述べたとのこと。

5)鑑定医は証言の中で、凶悪犯罪と自閉症スペクトラム障害との関連はなく、精神障害が事件の直接の引き金ではないことを強調したとのこと。

6)法廷で一言も話していない被告について、検察側が「これも自閉症スペクトラムの影響なのか」という質問に、医師は「面接では饒舌に話していたので症状とは関係ない。彼も思うところがあるのだと思う」と答えたとのこと。

***第九回公判(2月2日)***
1)証人尋問(犯罪心理学を専門とする大学教授)
事件後の精神鑑定で、自身が自閉スペクトラム症であることを知った被告は「治るのか」とたずね、障害の特性などの説明を受けると「もっと早く受診しておけばよかった」と、少し感情がこもったように話したとのこと。
そして大学教授は、被告の更生の可能性について、「被害者意識などを理解したくても障害特性が邪魔をしている。そこをどのように考えるか。判決後も事件の重大性を考えさせることが重要」と述べたとのこと。

別の報道では
教授は被告の特徴として自らの内面を話すことが困難だとし、被告が法廷で何も話さないことについて、被告は「裁判を受ける」ことに関心が向き「被害者や遺族の心情を考えること」が切り離されていると指摘しました。さらに、公開の場で十分話せるかという不安があるかもしれないし、嫌な記憶から逃れようとして口を閉ざしているのかもしれないと話したとのこと。

そして判決の後に、自らの行為の重大性について考えさせることが必要で、被告が抱く社会から被害を受けているという感情を取り除くことが更生につながると述べたとのこと。

また教授は、被告が「警察官に刃物を持って戦いを挑んで勝つ」という部分的な状況は見通せていたが、その先の展開まで予想できていたかは疑問が残るとしました。そのうえで裁判の争点である強盗殺人罪の成立に関連した弁護側の質問に対し「自分より強い相手と戦うことに集中している」状態で警察官を倒してから拳銃を盗もうとしたこともあり得ると述べたとのこと。

一方、検察側が被告が警察官を襲った理由についてどのように話したか問うと、教授は「警察官から拳銃を奪う」とも話したが、「とにかく警察官に勝つこと戦いを続けること」と繰り返し「戦い続けることは最後に死ぬということですよね」と第三者のように語ったと話しましたとのこと。

そのうえで被告は自閉症スペクトラム障害の特性があることから、動機の判断については、慎重になるべきだとしたとのこと。

更に別の報道では
教授は前提として、「自閉症スペクトラムのような発達障害を抱えた人の犯罪傾向が高いというわけではなく適切な支援を受けられていないことで犯罪のリスクが高まる」としたうえで、被告について、重症ではないものの小さな頃から周囲の人とうまくコミュニケーションがとれず、「理解してくれる人がいない」と感じてかなり強い被害感を抱いていると答えたとのこと。

特に自衛隊をやめてからは将来への不安と幼少期からのつらい経験が重なって追い詰められ、自分が身につけてきた「戦闘力」がどこまで通用するのか自己存在の確認として警察官と闘うことに価値を見出したのではないかと分析したとのこと。

教授によると被告の母親は「被告の自閉症スペクトラムを疑いクリニックを受診したがそうした診断は出なかったため『性格の問題と考えるしかなかった』と話していて、教授は「被告の学生時代は支援を受けられるチャンスはあったと思うが、十分に受けられていなかった。障害に気づかず大人になる人も多くいる」と話したとのこと。

***第十回公判(2月4日)***
1)捜査段階でつくられた被告の供述調書や取り調べ時の音声などが証拠として提出され、法廷内に用意されたスピーカーから裁判前の取り調べにゆっくりと丁寧な口調で応じる島津被告の音声が流された。

以下内容
2018年10月10日。事件でけがをした被告が退院して再逮捕され、交番襲撃の目的について初めて取り調べを受けた時のものです。

警察:「拳銃を強取しようと思ったのは何で?」

被告:「そうですね。興味という、ええっと拳銃が欲しくてそうしたっ…ていう…のが…真実に近いかな」

警察:「近いというのは?拳銃を取りに行った?ということ」

被告:「あ、はい。そういう意味です」

警察:「取って、どうしようと?」

被告:「取って、次の交番行って、次の警察署行って、殺して回ろうと」

警察:「殺して回ろうと?誰のことを?」

被告:「警察官を、警察官を殺して、その人が持ってる銃をとって、で、また、次の警察官、そのまた次、というふうに、殺して回ろうと思っていました」

警察:「拳銃を奪うために交番に行って」

被告:「すいません、その辺、訂正させて」

警察:「ああ、いいよいいよ」

被告:「訂正させてほしいんですけど、最初から、警察官を殺すために交番に行ってその結果として武器を奪ったっていう…」

警察:「どの時点で、その拳銃を奪おうと、最初から?それとも…?」

被告:「(20秒沈黙)あ~」

「自分の人生に失望して自分を受け入れてくれない社会に失望して、最期に果てるときに自分をさげすんできた連中に『俺はお前らより強い』と叫びたい願望があって…」

「人を殺すことで社会とのつながりを絶とうとしたんです。それで選んだのが警察官だった。自分より強い武器を持っている人らに相手してもらって、で、結果は射殺されて死ぬという考えでそれで俺の人生を終わらそうとそういう思いはありました」

「警察官は自分の居場所を見つけられない象徴みたいなそれと、その社会の秩序を守るべき警察官を打倒することで、自分の力を確かめて知らしめるっていう」

2)被告が入院中、逮捕される前に弁護人と面会した時の音声も流された。

その中では警察官が倒れた直後「当然次の警察官がくると思ったので武器を確保しなければと思って拳銃を奪った」と話していて、弁護側はそれをもとに強盗殺人罪ではなく、殺人と窃盗の罪が妥当だと主張しているとのこと。

***論告求刑公判(2月8日)***
1)検察側は論告で「犯行は警察官に対するテロ行為に匹敵し、社会秩序への挑戦だった」と指摘。「無差別殺人で、類を見ないほど卑劣で凶悪非道な犯罪。極めて理不尽で酌量の余地は全くない」と非難して、死刑を求刑したとのこと。

検察側は論告で「拳銃を奪うために交番を襲撃した」として強盗殺人罪の適用を主張。「犯行は警察官に対するテロ行為に匹敵し、社会秩序への挑戦だった」と指摘した。被告は初公判から一貫して黙秘を続けているが、捜査段階では拳銃の強奪目的があったことを認めていたことを強調したとのこと。

別の報道では
検察側は、被告の社会不適応の一因に自閉症スペクトラム障害(ASD)があった点を認めたうえで、「人への暴力を選んだのは被告の意思」として犯行への影響は間接的・限定的だと主張。周囲がASDに気付かず、社会的支援を受けられなかった点なども、「刑を軽くする方向に考える余地はない」としたとのこと。

2)弁護側は最終弁論で、警察官への強盗殺人罪の成立を否定、殺人と窃盗罪に当たると主張したとのこと。

弁護側は「拳銃を奪う意思は警察官の殺害後に生じたもので、強奪の意思は取り調べ時の誘導で認めた」として殺人と窃盗の罪にとどまると主張。警備員への殺人罪は認めたが、「無期懲役が相当」としたとのこと。

3)遺族の意見陳述
警視の妻は「命をもって謝罪してもらいたい。絶対に許すことはできない」と述べ、息子は「謝ることに時間がかかるならすぐにでも死んでほしい」と死刑を求めたとのこと。

警備員の妻は「課すべき刑は死刑だと思うが、できるだけ長く生きてもらいたい。その間、私たち家族の同じ苦しみや悲しみ、後悔をし続けて生涯を終えてほしい」と話し、その間、被告は妻と目を合わせ話を聞いていたとのこと。

別の報道では
「(障害の)治療を受け、苦しみや命の尊さを理解できるようになってもらわないと」。事件の理不尽さ、夫の無念を思うと「科すべき刑は死刑しかない」。そう語りつつ、こう締めくくった。「あなたにはできるだけ長く生きてもらいたい。遺族以上に悩み、苦しみ、後悔して、生涯を終えてもらいたい」

***判決公判(3月5日)***
裁判長は「残忍かつ冷酷な犯行」として無期懲役(求刑・死刑)を言い渡した。

1)強盗殺人罪の成否について、判決は犯行前に拳銃を奪おうと考えたとする検察の主張に対し、被告の供述から「合理的な疑いが残る」として成立を否定。殺人と拳銃に対する窃盗罪にとどまるとした。

2)ASDの影響については、判決は極めて強固な殺意に基づく犯行として完全責任能力を認定し、アルバイト先で注意されたことを機に警察官と戦って殺そうとした動機を、「『八つ当たり』以外の何物でもなく身勝手で酌量すべき点は全くない」と指摘した。

一方、周囲から孤立し、いじめを受けた被告の過去などに言及し「社会で居場所を定めることができない自身への失望や嫌悪感から自暴自棄になった」と述べ、「犯行に至る経緯などで本人の努力でいかんともしがたいASDの影響が様々な面で表れ、犯行以前に診断の機会を逸した」として「一定程度酌むべき事情がある」と量刑の理由を説明したとのこと。

別の報道では
犯行時に責任能力が低下していたとはいえないとした一方、自閉症スペクトラム障害が動機形成に影響を与えたことを認め「計画性が高いとはいえない」と結論付けたとのこと。

そして量刑については、犯罪責任を「極めて重大」とした一方、障害の影響やほかの死刑判決事件との比較から「死刑を選択することがやむを得ないとまではいえない」としたとのこと。

3)遺族のコメント
死亡した警備員の娘:
「自分自身にも悔しいし、判決自体も悔しい。そもそもこういう気持ちで来る予定ではなかった」

死亡した警備員の妻:
「被害者感情がここまで組み入れられないのかと悔しい思いも、かなり車の中では語っていたが、聞いていて切ない」

こんなところですね。
公判で黙秘している事について、精神科医や犯罪心理学教授の証言などを聞くと、どうも、障害の影響と言う見方ができるのかなと言う事がわかりました。
しかし、中学の時に受診したけど、そのとき「自閉症スペクトラム」の診断が出ていないんですよね。
それで、母親は「性格」と結論していると・・・かなりひどい家庭内暴力なので、セカンドオピニオンは受けられなかったかな?(被告を説得して受診させる事ができなかったのかな?)

それで、結局、放置されてしまい、その結果、周囲から孤立してしまって、本人も「生きづらさ」を感じていたんですね。
ASDとは自閉スペクトラム症の事ですね。

この事件も、竹下通り暴走事件と同じで、早い段階で治療していれば、この事件は防げたのだろうか?
「動機の形成に影響を与えた」と言うけど、実際の被告の精神鑑定時の供述などは「八つ当たり」と言うか、ある種の爆発ですよね。
なので、治療で「生きづらさ」が解消されていれば、このあたりで「八つ当たり」をする必要がなくなるわけで、事件直前のアルバイト先のトラブルも起きなかったかもしれませんよね。

竹下通り暴走事件はわからないけど、こちらの事件は治療で防げた可能性が高いのではないか?と考えています。

とは言え、そんな事は被害者には関係無いんですよね。
「障害だから許します」なんて事にはならないので、遺族としては受け入れられない判決だと思います。

量刑としては、身勝手な理由で二人を殺害してる点で死刑もあり得るところです。
強盗目的なら、死刑は当確だったかもしれません。
ただ、強盗目的でない場合が排除できず、障害の影響を考慮して無期懲役と言う事なんでしょうね。

いずれにせよ、「子育ては難しい」と言う事なんですね。
(親子で向き合って障害を早い段階で見つける必要があるんでしょうね)

亡くなったお二人のご冥福をお祈りします。

参考リンク
富山県富山市元自衛官交番襲撃事件(7月4日以降の報道)

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竹下通り暴走無差別殺傷事件その4(一審判決)

判決は懲役18年(求刑・懲役20年)

***初公判(2月18日)***
1)起訴状などによると被告は、元日に明治神宮の参拝客を無差別に殺害しようと、ガスバーナーを取り付け火炎放射器のように改造した高圧洗浄機や、灯油を入れたポリタンクなどを車に積んだという殺人予備罪、その後、車を通行人に追突させて殺害しようと竹下通りで軽自動車を加速させながら走行し、8人に傷害を負わせたという殺人未遂罪、その直後に近づいてきた男性の顔面を殴ったという傷害罪に問われているとのこと。

2)罪状認否で殺人予備については「最初はそうするつもりでしたけど、寸前になってやめました」と否認、殺人未遂について「1人目をはねたときフロントガラスにへばりついてジグザグ運転になり、前が見えなかった」と否認したとのこと。

別の報道では
被告は罪状認否で、「1人でも多くはねようと思っていたが、途中から前がよく見えなかった」などと述べた。一方、逃走時の傷害罪については争わない姿勢を示したとのこと。

3)動機についてこう述べた。
「無力化された死刑囚が殺されることが許せなくて、制度を支持している国民を狙いました。当時はそう思っていました」

4)弁護人は「統合失調症の影響で、当時は心神喪失の状態だった」として無罪を主張した。

別の報道では
弁護側の冒頭陳述によると、被告は中学時代に水泳部に所属して大阪府大会に出場。学業も好成績だったが、中学2年の頃からアルコール依存症の父親に暴力を振るわれるようになった。高校進学後には母親に「学校で『臭い』といわれている」と相談するなど、被害妄想の症状が出始めていたといい、弁護側は「周囲が精神障害に気づかず放置されて症状が悪化し、人格や考えがむしばまれた」と主張したとのこと。

事件当時は善悪の区別がつかなくなっていたと主張したとのこと。

5)検察側は冒頭陳述で、被告が「死刑制度を支持する国民が許せない」と考えて明治神宮での無差別大量殺人を計画し、30年7月のオウム真理教幹部13人の死刑執行を機に計画を加速させたと指摘。自動車教習所に通って運転免許を取得し、火炎放射器を自作するための高圧洗浄機などを購入したとし、「8人全員への殺意があり、完全な責任能力があった」と主張したとのこと。

別の報道では
検察側冒頭陳述によると、死刑制度反対の思想を持っていた被告は、死刑制度そのものや、それを支持する国民を狙い大量殺人を企てるなかで「大勢の人がいる明治神宮で無差別殺人を行おう」と考えるようになったとのこと。

そんななか、2018年7月、地下鉄サリン事件などで死刑が確定していたオウム真理教の元代表や幹部らの死刑が執行される。これにより被告は「ますます死刑制度を支持する国民が許せないと思う気持ちになった」とのこと。

***論告求刑公判(3月3日)***
1)検察側は、「事故の後遺症で、一生介護が必要な生活を強いられることになった被害者もいる」「『死刑制度に反対する』という主張からテロを起こして一般人を犠牲にするという動機は身勝手極まりなく、強い非難に値する」と指摘し、懲役20年を求刑した。

2)弁護側は、「統合失調症の影響がある」として無罪を主張しました。

***判決公判(3月17日)***
1)懲役18年(求刑・懲役20年)の判決を言い渡した。
裁判長は「結果は重大で深刻。人命軽視も甚だしい」と述べたとのこと。

2)火炎放射器を使った犯行計画を車の暴走に変更したことを挙げ、「無差別大量殺人を意図していた点では一貫しており、被害者全員に対する殺意があった」と認定したとのこと。

刑事責任能力についても、統合失調症が動機の形成や犯行の計画・準備に一定の影響を与えたとしつつ、「精神障害の圧倒的な影響によって罪を犯したものではなく、完全な責任能力を有していた」と結論づけた。

別の報道では
判決は、被告が死刑制度に反対しており、18年7月にオウム真理教の幹部らの死刑が執行されたことを引き金に、制度を容認する国民への大量無差別殺人を決意したと認定したとのこと。

犯行動機が生じた過程には統合失調症の影響があったと指摘したとのこと。

ただ、事件の半年前から現場の地図を入手するなど計画的に準備を進めていた点を踏まえれば、症状の影響は限定的だったとして完全責任能力を認定。幅の狭い道路でブレーキを踏まずに時速約50キロまで加速していたことから、8人全員に対する殺意も認められると結論付けた

更に別の報道では
「計画性の高さは顕著で、人命軽視甚だしく、身勝手極まりない」「単独の通り魔・無差別殺人未遂事件の中でも、特に重い部類に位置づけられる」としたとのこと

更に別の報道では
「一般人を標的として、著名な場所で起こった事件。社会に与えた影響も大きく、模倣性も高い」

こんなところですね。
まー時々理解不能な事件が起きます。
死刑制度に反対と言うのは、特に死刑制度に限らず、何事も、「賛成」「反対」「興味なし」と言う意見を各個人がそれぞれの判断で持つわけだから、それが悪いわけでは無いのですが、そこから自分の意見に反対する人間は全て殺害すると言う結論になる「飛躍」がすごいですね。

動機については、統合失調症の影響が少し(限定的に)あったと言う事ですが・・・
弁護側の冒頭陳述だと、高校時代から被害妄想が出ていたと言う事なんですが、それは統合失調症の症状の一つと言う事なのだろうか?

気になるのは、被告はいつから統合失調症だったのか?と言う事です。
なぜなら、統合失調症を治療していればこの事件は起きなかったのではないか?と思うわけです。

被告は高校に入学すると、被害妄想が現れ始めた。母親にも『臭いと言われる』『“???(被告の姓) 臭い”と検索すると自分のことが書いてある』などと相談したものの、そうした事実はなかったようです。その後も妄想に悩まされ、東京の専門学校に入学したものの、数カ月で退学。18年4月に大阪の大学に入り直した頃には、死刑制度を許せなくなったとのこと。

動機の死刑制度反対になった2018年4月頃にはなっていたと言う事だから、妄想が出始めた高校時代あたりに統合失調症になっていたけど、どうも、その時点で統合失調症と言う言葉が出てきていないので、診断や治療はされていなかったのかな?

急性期症状の発作などがあれば、それがきっかけで受診するでしょうから、それほど悪い状態では無かったんでしょうね。

ただし、動機の形成に一定の影響はあったが、それは限定的で、完全責任能力が認められています。
なので、治療していれば、動機が形成されなかったとまでは言えないかもしれません。

とは言え、結果が重大です。8人が重軽傷。
打撲や捻挫など全治1週間の被害者もいる一方で、高次脳機能障害を負い、入院加療500日を超える被害者もいる。

死人が出てもおかしくないし、高次脳機能障害だと一生、後遺症に苦しむかもしれません。

そこを考えると、以前にも書きましたが、定期健康診断にメンタル面の検診を加えて、症状の軽い段階で治療に結びつけていくと言う事にすれば、少しは事件を減らす事につながるかもしれませんね。

まー、自己申告による問診でスクリーニングして、怪しいところを面談と言うあたりでしょうか。

高校時代に妄想を相談された母親も、まさか、5年後にこんな事件を起こすとは予想できなかったでしょうね。
やはり、おかしいと思ったら、早い段階で受診させるのが良いのかもしれませんね。

参考リンク
竹下通り暴走無差別殺傷事件その3(続報)

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埼玉県和光市特殊詐欺男性殺人事件その2(少年の一審判決)

一審判決は懲役7年以上12年以下(求刑懲役10年以上15年以下)の不定期刑です。

***初公判(3月1日)***
1)検察側は冒頭陳述で、少年は東京都板橋区のマンションで、男性らと特殊詐欺グループの「かけ子」として活動。現場の管理役だった男性から日常的に高圧的な態度を取られていたことや、独自で詐欺行為をしていると疑われたことなどから、「不満を抱き、殺害を決意した」と指摘。殺害や死体遺棄の犯行態様についても「残虐で悪質」としたとのこと。

2)弁護側は「被告は、被害者の遺族に謝罪の手紙を送り、被害弁償も行っている。こうした点も踏まえて量刑を決めてほしい」と主張したとのこと。

3)起訴状によると、少年は去年4月、都内のマンションで、同じ特殊詐欺グループに所属していた当時31歳の男性を包丁で刺して殺害し、仲間の男と共謀して遺体を盗難車に乗せ、和光市のマンションの駐車場に放置したとのこと。

4)少年は「間違いありません」と起訴内容を認めたとのこと。

5)証人尋問
少年とともに男性の遺体を運んだ詐欺グループの仲間の男(24)=死体遺棄罪などで実刑判決=が出廷。男性が少年に偽ブランドの財布を売り付けようとするなど嫌がらせをしていたことに触れ、「少年が『もう限界。殺しちゃいそうです』などと言っていた」と証言したとのこと。

***第二回公判(3月2日)***
1)被告人質問
少年が特殊詐欺グループに加入するようになった経緯について「仕事を紹介してくれた人から、金融の仕事だと聞いて東京に来た」と説明。板橋区の拠点マンションでは、毎週日曜日の夕方から金曜日まで、他のメンバーらとともに生活し、高齢者らに電話をかける「かけ子」として活動していたとのこと。「仲間同士は偽名を名乗っていた。報酬は10%程度と聞いたが、自分が報酬をもらったことはなかった」と話したとのこと。

男性を殺害したことについては「殺害するために包丁を買った」と話した一方で、事件直前のやりとりなどは「言いたくない」と黙秘したとのこと。

***判決公判(3月11日)***
1)さいたま地裁は懲役7年以上12年以下(求刑懲役10年以上15年以下)の不定期刑を言い渡したとのこと。

2)裁判長は、少年があらかじめ購入した包丁で男性の首などを複数回突き刺し、深い傷は約11センチに及んでいることなどから、「犯行は強固な殺意に基づき、危険かつ執ようで悪質」と指摘。「被害者は無残にも車に放置され、変わり果てた姿となった。結果は重大」と述べたとのこと。

一方、少年が男性から数々の嫌がらせを受けており、「理不尽な言動が被告を追い詰めた。被害者の落ち度は大きい」と認定。他にも父親から虐待を受けるなど、犯行には「成育歴や家庭環境が一定程度影響している」としたとのこと。

その上で、両親が更生を助けると誓っていることや少年の年齢などを踏まえ、「矯正教育を受ける中で改善更生を期待する」として、懲役7~12年が相当と述べたとのこと。

3)裁判長は最後に「更生に向けて歩んで欲しい」などと述べたとのこと。

こんなところですね。
仕事を紹介されて、行ってみたら詐欺グループだったと言うことなので、同情できる点はありますね。
「報酬は10%程度と聞いたが、自分が報酬をもらったことはなかった」と言うことで、搾取されているだけの、ブラック中のブラックですね。
その上、理不尽に追い詰められているところなど、弱みにつけ込んだ、絵に描いたような卑怯ぶりです。

現在も特殊詐欺グループの中で働かされている若年者がいると思いますが、関係を断ち切らないと、一生、利用されるだけですよ。

参考リンク
埼玉県和光市特殊詐欺男性殺人事件

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愛知県名古屋市名東区猫毒殺事件?

名古屋市名東区の公園の池で、野良猫の死骸が相次いで見つかる事件が起きている。

2月5日、名東区の猪高緑地で、近くに住む人が池に浮かぶ野良猫の死骸を発見した。

警察によると、この公園では3月に入って少なくとも11匹の死骸が見つかり、その多くは目立った外傷はなく、池の付近には猫用の餌などが散らかっていたとのこと。

 警察は、何者かが毒物を混ぜた餌を野良猫に与えた可能性もあるとみて、動物愛護法違反の疑いで捜査を進めているとのこと。

以前は多くの猫がみられたとのこと。
3月6日、公園内の池に4匹の死骸が浮いているのが見つかり、その後も同じ池や、近くの山から猫の死骸が見つかりました。6日以降10日までの5日間で、少なくとも11匹の死骸が見つかっている。

猫の世話をしているボランティアらによると、付近では約30匹の猫がいたが、現在は数匹しか見かけなくなったという。ボランティアの女性は「避妊や去勢手術をして面倒をみてきたのに、たくさん死んでしまって悔しい思いです」とのこと。

こんなところですね。
名古屋市の最近の虐待事件だと、
2019年のインコ虐待事件(逮捕済)
2018年の名古屋市緑区大高緑地公園猫エアガン虐待事件(書類送検)
2017年の愛知県名古屋市港区ガーデンふ頭臨港緑園猫毒殺事件
2017年の愛知県名古屋市熱田区路上猫踏み殺し事件(書類送検)

こんなところで、2017年の愛知県名古屋市港区ガーデンふ頭臨港緑園猫毒殺事件が今回の事件に似ていると言えば似ている。
ガーデンふ頭臨港緑園の事件は2月から3月に野良猫10匹以上の死骸が発見され、一部の死骸から農薬が検出されています。

今回の名東区の事件も駆除目的か?と思われるのですが・・・ちょっと違うのが、毒殺による駆除だとすると死骸が池に投げ入れられている点が、通常の駆除目的の事件と異なる部分かと思います。

駆除目的の場合、大抵は駆除自体が目的なので、駆除後の死骸については放置している事が多いですよね。
結局それで、事件が発覚するわけですが。

今回の事件は、どういうわけか、死骸を池に投げ込んでいます。
なので、動機が大きく二つ考えられます。
1)駆除目的で、死骸を隠して事件の隠蔽を考えた場合
2)駆除目的で、毒餌で動けなくなった猫を池に投げ入れて駆除している場合。
3)虐待目的で、毒餌で動けなくなった猫を池に投げ入れて、殺す事を目的にしている場合。

駆除目的か?虐待目的か?
死骸を投げ入れている場合、「死骸で公園を汚したくない」と言う意識があるのかな?

いずれにせよ、周辺の方は注意されたほうが良いと思います。

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