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2005/10/03

世田谷一家殺人事件再考12

まとめようと思ったが、最後にこれだけは考えなきゃいけない事がある。

犯人像なんだよね。

正直これも難しい。警視庁のHPに犯人の服装があるけど、それだけでは、なかなか犯人像を絞り込めないだろうね。それでも、ちょっとだけ考えてみよう。

まず分かることから考える。犯人と被害者の関係だね。

何から分かるかと言うと、と言うかこれまでの推理で犯人は玄関から入り、ま、ドアは被害者が開けたとしているけどね、その後、被害者と口論となり、その後殺害している。

で何がキーワードかと言うと、足跡だ。この事件では犯人の足跡が60以上も残っていたらしい。これがキーワードなんだけど、親しい友人なら部屋に上げるだろ?つまり、この犯人は土足で家にあがり、被害者を殺害しているわけだ。

と言う事は、ドアは開けたけど、家には上げなかったって事だろ。これは何を意味しているかと言えば、「犯人はドアを開けるぐらいの面識はあったが、家にあげる程、親しい関係ではない」と推理する。以前は親しかったのかもしれないが、現在は険悪な状態だったかもしれない。

しかし、もし、殺害される事を予見できるほどに険悪な状態なら、ドアは開けなかっただろうね。時間も遅いしさ。

この事から考えられる犯人と被害者の関係は

1)近所で顔ぐらい見た事があるが、近所づきあいは無い場合

2)仕事で何度か面識がある程度の場合。

仕事の同僚や友人、親戚なら家に上げるだろう。しかし、同僚、友人、親戚の場合でも既に険悪な状態になっていれば、家には上げない可能性はある。

しかし、警察の調べでも被害者の周りでのトラブルが出てきていないって事はどうよ?

これは、ホントにトラブルが無いのか?それとも警察が調べてもトラブルを探せなかったのか?どちらかだよね。

もし、警察が捜査しても見つけられないようなトラブルだとしたら?それは何か?

よほど、他人はおろか友人、家族にも秘密にしなければならない事だよね。そして、その事情を知っている者も警察には話せないような事かな。

かと言って、家族全員が殺害されているわけだから、友人や親戚で事情を知っている人がいれば、警察に話すだろうな多分ね。

とすると、ホントにトラブルは無かったって事か?

しかし、世の中では、下着泥棒がばれると思って、口封じに一家を襲った事件とかもあるからね、表面にはトラブルとして現れないが、犯人にとってはやはりトラブルなんだろうな。

次回は犯人像をもう少し考えてみようφ(..)メモメモ

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