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2005/10/18

世田谷一家殺人事件再考14

今回は犯人の生活環境について考えてみたい。

まず素朴な疑問だが、「この犯人はなぜ逮捕されないのだろう?」

つまり、あの松山ホステス殺人で指名手配されて、時効直前まで逃亡していた、あの女性犯罪者にしても、整形までしていたと言うのに、結局、働いていたスナックの常連客に見破られて、逮捕されてしまった。

なにを言いたいかと言うと、この世田谷一家殺人事件の犯人について、なぜ、有力な情報が出てこないのだろうか?と言う事なんだよね。

例え、仮にこの犯人がこの世に既にいないとか、あるいは外国にいるとしても、しかし、犯行直前までは日本にいて生活していたわけだろう?なぜ、有力な情報が出てこないのだろうかか?

犯行後の状況について考えてみよう。警視庁のHPにも犯人の服装や靴が公開されている。そして犯人が犯行時に利き腕の手の平に怪我をしている事もだ。手の傷は結構深いものだろう。そして、遺留品から犯人は某アイドルがドラマで使用していたトレーナーも着ていた事が分かっている。

流石に顔写真や似顔絵があるわけではないが、かなり有力な情報である事に違いは無い。

例えば、トレーナーだが、犯人がドラマを見て購入したのだとしたら、ちょっとは人に自慢したくなるのが人情じゃないだろうか?周りの人間には見せていても不思議じゃないだろう。

それなのに、なぜ有力な証言が出てこないのだろう?ましてこの事件には賞金すらかけられている。

このあたりから考えて犯人はかなり、社会活動と言うか世間とのつながりがかなり希薄な生活を送っているのではないだろうか?

普通の生活をしているとしたら、職場や学校に通っているとして、正月明けに利き手に結構大きな怪我をしていたとしたら、相当目立つよね?

学校なら笑い話だが、仕事となるとしゃれにならない。特に手を使う仕事なら仕事その物ができないって状態だからね。かといって、長期の休み明けに、更に怪我をしたので何日も休める程、日本の企業は甘くないだろう?しかも2000年の頃ってまだまだ不景気のどん底って状態だったはずだ。

犯人がもし職業を持っていたのなら、通常の会社勤めなら、やはりなんらかの情報があってもよさそうだよね。正月休み明けに、利き手に怪我をした怪しい奴がいるって情報が出てきてもよさそうだ。

このあたりから考えて、犯人は学校や職場には通っていなかったのではないだろうか?

あるいは、怪我をしていても珍しくないような状態なのかもしれないな。そのあたりをいくつか考えてみると。

1)以前から世間との接触がほとんどない。

2)犯人が反社会的な集団に属しており、周りの人間も警察とはかかわりを持ちたくない。

3)特定の人間と定期的に会うような職業ではない。

4)全く疑われないような立場にいる。

これらに加えて、犯人が現場に残した指紋がポイントだな。つまり、警察に指紋データが残されていないと言う事だろ?つまり犯罪歴が無い。とすると、少なくとも、国内で犯罪は犯した事が無いって事で、2)の場合は考え難いわけだ。

また、平成11年8月に外国人登録法が改正されて廃止されたが、それまでは16歳以上で1年以上滞在する外国人は指紋を登録する事になっていた、このデータにも残っていないって事でしょ?外国人だとしたら、不法入国か事件の1年前よりこっちで入国しているのかな?

これだけでは、まだはっきりした事はいえないね(^^ゞ

続きはまた今度( ..)φメモメモ

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コメント

二子玉川のBBで食事するとアイスクリーム三個、ガム、インゲンとつながると思います。

投稿: 10 | 2013/07/24 09:39

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