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2005/10/25

心中の謎

今年8月に携帯の有料サイトの高額請求を苦に一家心中をする事件についての公判が名古屋地裁で始まっている。

心中は失敗したが、長男1歳が死亡、3歳長女も包丁で刺されている。容疑者は父親36歳男性だ。

この事件の原因はと言えば、容疑者が携帯有料サイトからの高額請求により、預金を使い果たしてしまった為、将来を悲観してとの事なんだが・・・・

今年8月に最初の56万、2度目に50万、3度目に100万を請求され、最後に手切れ金として100万が請求される。

ざっと300万を請求されているわけだが、「支払わないと、一生請求するぞ」と脅されてもいたようだ。

さて、この請求だが、どうみても不当な請求だよな。最初に支払った事でカモネギ状態だったんだろうな。搾り取れるだけ搾り取ろうと言うのが、犯罪者のやり方だ。なにしろ、不当請求なんてのは時間の勝負で短時間にどれだけ稼いで、店を畳むかが問題だもんな。

男性の奥さんも、早くから警察や市役所に相談するように説得していたらしいが、説得に応じず、結局は心中の決断をしてしまったらしい。

この事件、何が問題だったのだろうか?よくある事件で児童虐待のケースなどでは、夫婦や同居人が虐待を止めるどころか、一緒に虐待してしまう事で最悪の事態を迎えてしまう事が多い。

しかし、今回は男性の妻は事態を冷静に把握して、警察や市役所に相談するように説得している。男性はこれを無視してしまっている。

弁護人が「事件当時、本人は心神耗弱状態だった」と言う主張ももっともだと思われる。

けどな・・・何が彼をそこまで追い詰めたのだろうか?

普通に考えて、最初の不当請求から100人中99人は支払わないだろうな。

ここで疑問は、なぜそんな見え透いた不当請求に本人が応じてしまったのだろうか?

年齢も36歳で、ま~分別のある年齢と考えられる。それがなぜ?

世の中には極端に気の弱い人、気の小さい人がいるのだが、例えば、最近の事件で消防官が不倫相手の妻の殺人を依頼して、騙されたと警察に訴えた事件もあったし、小学校、中学校の同級生に多額のお金を脅しとられたと警察に訴えた事件もあった。

何が言いたいかと言うと、最後は死よりも警察へ訴えると思うのだが・・・・

どうも、本当の理由は他にありそうな気がするんだけどね・・・

それが、不当請求に応じた理由とも関係があるのか?ないのか?・・・謎だね。

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