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2005/11/15

毒物事件の謎!その16

彼女のブログにはまだ、謎があった。ブログの記述を元に無責任な報道をした報道機関には「調査不足の無責任報道」と非難したいね。

さてと、彼女のブログだが、どうもその開設にあたっては、小説「絶望の世界」の影響を受けていたのだろう。私の見たところ2箇所ぐらいはクリソツな部分がある。まず、最初の書き出しが絶望の世界のパクリで始まっていて、さらに、使っていたハンドル名が「岩本亮平」これは「絶望の世界」の主人公の名前だ。

このブログの目的は彼女自身が語らなければその真相はわからないけど、あるいは、「絶望の世界」風の小説を書こうと思ったのかもしれない。

しかし、もし、小説を書こうとしていたのなら、更新が毎日ってのが疑問として浮かぶね。これもブログのオリジナルとその更新状況を見ていないのでなんともいえないけどね。

つまり、小説を書いていたのなら、やはり、書き込み間隔が毎日とか、一日に複数回とか書かないと、小説の内容が進まないだろ?「絶望の世界」が日記風のスタイルだけど、実際にそれをリアルタイムでやってたら、読み手が待ちきれないよな。もちろん書く側も相当の時間が必要になってしまう。

ここは、彼女の書き込みは、日付どおりの書き込みだったと仮定して、話を進めよう。

「絶望の世界」に相当な影響を受けたのだが、実際のブログはやはり普通のブログとして運営しようとしていたのだろうね。前半の記事は自分の日々の雑感というか、体験や感じた事が中心で、たまに、薬物の記事が入る。

7/11(月)に初めて、多重人格を連想させる記事があるが、次に多重人格を連想させる記事は7/28(木)でこれが、もう一箇所の「絶望の世界」とクリソツな部分だ。この部分をクローズアップして、多重人格を報道した報道機関は「調査不足」でしょ?この記述は絶望の世界をパクッたと考えた方が自然だからね。

彼女自身の供述で「空想を織り交ぜて書いた」と言っているそうだが、彼女はブログを書いているうちに、ある事に気づいたのじゃなかろうか?このブログは「つまらん」とね。9/19(月)の記事で読者に更新中断の告知をしている事から、彼女はこのブログを他人に読んでもらいたいと考えていた事が推測できる。それで、「空想」や「パクリ」を入れ込んだんじゃないかな。(それでも、ブログの印象はあまり変わらないよね、実際どのぐらいのアクセスがあったのかな?)

あと、問題はいつから、タリウムを人に飲ませようと考えはじめたのか?って事ですね。このブログの内容からそれを推測するのは、ちとムリかもしれません。

一つ言えるのは、タリウムを入手する前から、計画していたのか?それとも、タリウムを入手してから計画したのか?で相当この事件の見方が変わってくると思います。

近所の薬局で実名で購入している事から、罪の意識が無い、犯罪として認識していない事が伺えるのですが、しかし、PCの日記には犯罪と認識していたと思える記述があるようです。このあたりをうまく説明できる説が二つあります。

1)タリウムを購入した時は実験が目的で人の飲ませる事は考えていなかったので犯罪と認識していなかった場合。

2)微量のタリウムを飲ませてもそれは、犯罪では無いと考えていた場合。重篤な状態になった為に犯罪と認識するようになった。

私の勝手な推測では、ブログの後半の「某日」の記述が犯罪を意識した、証拠隠滅の為だとしたら、2)の可能性が高いかもしれないね。

次回は「冤罪の可能性」について考えてみよう。私も当初はその可能性を考えていた。今でも可能性はゼロじゃないと思うけど、かなり少ないかな。

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