毒物事件の謎!その6
服毒入院の件の謎に新しい報道があった。報道では服用したのは、催眠導入剤。もちろん、致死量には満たない量だ。
報道では、捜査をかく乱する為との事だが、それは違うと思う。
なぜか?もしそうなら、前回も書いたが、重要な証拠物件の処分をしないで、捜査のかく乱はないだろう?
私が注目しているのは、彼女の兄の行動だ。そもそもこの事件は兄が医師に毒物事件ではないか?と最初に相談した事で発覚した事件である。兄が妹を詰問したとの報道も一部にはある。
疑惑の目を妹に向けた兄が当人を詰問するのは当然の行動だろう。
私はこの催眠導入剤による入院事件は、警察の捜査ではなく、「兄の詰問」を避けるため、あるいは、兄の行動を牽制する事が目的ではないかと考えている。
こう考えると、既に動物実験や毒物の保管などは兄には既知の事実であり、いまさら隠す必要が無いので、処分しなかった事がうまく説明できる。
さてと、今回はこの事件を防ぐ事ができなかったのか?について考えようと思っていたのだが、ちょっと長くなりそうなので、ついでに別の事を書こう。
一部報道に、日記の内容から小中学校で「いじめ」があり「いじめ」が人格形成に影響したとか書いてあったが・・・これはちと、先走った報道のように思える。
なぜなら、「ちゃんと裏付けを取ったのか?」と言う素朴な疑問があるわけだ。日記に書いてあるから、それが事実であるような報道は報道機関として誤った姿勢であると思う。
問題のブログは本人が書いた物かもしれないが、それは誰かに読んでもらう事が目的にあるわけで、本人により事実が脚色されている可能性はかなり高いだろう。まして、この日記の中では自分を「僕」と言って別の人間を装うようなふしも見られる。
ブログの内容は裏付けを取って、吟味した上でなければ「事実」とは認められないと私は考えている。
それに、もし陰湿な酷いいじめにあっていたのなら、なぜいじめっ子に対する呪詛の言葉がないのか?まして、このブログの内容ではいじめっ子に親しみを感じるような記述も見受けられる。また彼女は「いじめ」と感じたかもしれないが、その程度はやはり客観的な裏付けが必要だろう。
次回こそは、この事件を防ぐ事はできなかったのかについて考えてみたいと思う。
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