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2005/12/17

世田谷一家殺人事件再考その19

 この事件について、発生五年目を迎え、捜査本部で動きがあった。
犯人に目的は何か?といった問い掛ける事などもしている。これなんか今までの警察の捜査にはなかった事だろうね。
 また、捜査会議を公開したりしてるんだけど、これら一連の動きは何を意味しているのだろうか?、どうも捜査本部は事件を風化する事を防ぎたいと考えているようだね。

 それは悪い事じゃない。なにしろ、未だに犯人を絞り込めていないしね、このブログでもこの世田谷一家殺人事件についての記事も今回で19回目になる。犯人逮捕まで続けていきたい。

 さて、本題です。今回の目立った警察の動きに便乗してか協力してか、マスコミ報道から今まで私の知らない事実が報道されたので、メモして置きたい。
ちなみに、警視庁のこの事件についてのLINKはこちら未解決事件No.8事件ファイルです。

・犯人はビールを飲まなかった。
 事件当時被害者宅の冷蔵庫にはビールと麦茶、そして冷蔵庫の横の床にはペプシが10本程度置いてあった。その状況で犯人は麦茶を飲んでいる。

・犯人は食べたアイスのカップを几帳面に重ねていた。
 犯人は一家を殺害後に冷蔵庫にあったカップアイスを2つ食べているが、食べ終わったカップを二つ重ねている。犯人は以外に几帳面な性格のようだね。

・犯人はタバコを吸わない。
 この根拠を忘れてしまったけど、多分、現場に吸殻がなかったか、血液からニコチンが検出されなかったって事だろうね。

 これ以外にも何でも21項目の情報があるらしいが、上に書いた警視庁のリンクにはこのあたりが書かれてないのが残念だ。

 これらの追加情報から考えて、犯人は結構計画的にこの事件を行っていたのかもしれないと言う印象をもったよ。
 しかし、そうだとすると、カードを並べて暗証番号を推理していたなんてのが不思議だよね。そんなの、殺害する前に聞きだしていなければならないはずだもんな。

 このあたりから、考えると、やはり最初から殺害するつもりではなかったのではないかな?
 私の妄想的推理では、
犯人は借金を申し込みに被害者宅を訪問した、この時、断られた事を考えて、凶器の包丁をもって、脅し取ろうと考えていた。
いざ、借金を申し込むと、予想通り断られたが、この時言い争いになってしまった。
激した犯人は被害者を脅す事も忘れて被害者(旦那)を殺害してしまう。しまったと思ったが、事件を隠蔽する為に残りの家族も咄嗟に殺害するしかなかった。
 一家を殺害後に当初の目的だったお金を探して、家の中を探してみたが、思うような現金が見つからなかった。
 カードを発見したのだが、暗証番号が分からない為、被害者宅のPCの中のデータやその他、参考になる資料を集めて、推理していたのだが、結局朝となってしまった。
 隣の家の親戚が訪ねて来たため、慌てて被害者宅を飛び出した。

ってな所かな・・・とにかく、犯人の逮捕をまつだけですね。

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