栃木小1殺害事件の謎!その3
今回は遺体の遺棄現場と拉致現場が60km以上離れている点について考えてみよう。
実は、遺体の遺棄現場が離れている点は不思議な事じゃない。問題は場所とその目的だろうね。今回の場合は人気のない場所に遺棄して、事件その物を隠蔽する事が目的だったと思う。
そうすると、一つ疑問がうかぶ。なぜあの場所じゃなきゃダメなんだ?
つまり、遺体を隠そうとするのであれば、拉致現場の栃木県の今市と言う所はもう少しで、日光と言う場所で、山林ならいくらでも近くにある場所なんだよね。
例によって場合わけして考えよう。
1)犯人の住所が拉致現場や遺棄現場から離れている場合。
この場合も十分考えられる。なぜなら、自分を捜査範囲に入れない為には、自分の住まいから離れた場所で犯行を行おうと考えるのは自然な事だからね。ただし、この場合はターゲットの選定をどうやったのか?ってのがまた別の問題になるけどね。わざわざ遠方からターゲットを選定する為に拉致現場に通う事になるんだよね。
2)拉致現場の近くに住んでいる場合。
この場合はターゲットの選定が楽だ。しかし、近所で失踪事件があれば、捜査範囲に入る可能性は大きくなる。また、女児に面識があったりすると、そりゃ大変だよね・・・・
3)遺棄現場の近くに住んでいる場合。
これはどちらかと言うとあまり、犯人にとって、有利ではないと思うな。なぜか?それはターゲットの選定に手間がかかるし、遺棄現場に近い事で捜査範囲に入ってしまう事になる。かと言って、今回の場合は、遺棄現場がかなり人気の無い場所で、場所を知らずに入り込める場所じゃないだろうな。
今回は犯人が拉致現場の近くで遺棄しなかった事が注目される点だよね。
それは、栃木内で都合のよい遺棄現場を知らなかったからなのか?それとも、知っていて、あえて、遺棄現場に選ばなかったのか?
知らなかったのであれば、知っている場所に遺棄すれば良い事で、自然だよな。しかし、知っていてあえて、遺棄しなかったのであれば、それには理由があるだろう。その場合は、拉致現場と遺棄現場が同じ地域にあるとなれば、捜査範囲はこれらの地区に集中する事になるよね。それを犯人が嫌ったと考える事もできるかな。
いづれにしても、今回はこの移動距離が長い事で犯人は不利な状況を作っている事に違いは無い。Nシステムが役に立つはずだ。
続報を待ちましょう。
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コメント
被疑者が示した経路と防犯カメラの位置に矛盾はなかった模様。拉致に関しては秘密の暴露がとれた感じでしょうか?「道を間違えた」なんてことまで自供したのを見ると那珂ICでの映像(Nシステム?)もあったのでは。
実は私は、国道293→那珂IC→123→遺棄現場→123と考えていたんです。293のが途中に使えそうな水場が多いし不審車情報も293→123だったからなんですが…違ったようで^^;実際は123→遺棄現場→123を帰路と逆に→那珂ICで気づく→123に戻る(or293で帰路)だったのかな?
拉致の事実については自供が揺らいでいないし那珂ICを通ったことをあっさり認めた取調べ画像もあるはず。偽ブランドの件と合わせて数年は話が聞けそうですかね
投稿: トモナガ | 2014/06/11 02:21