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2006/01/13

世田谷一家殺人事件再考その22

前回の続きですが、衣類をきちんと畳んだり、食べたカップアイスのカップを二つ重ねておいたりと、几帳面な印象をもつ犯人なんですが、しかし、逆に無神経とも思える面もあったりして、どうも、犯人像が絞れません。
今回はそこの所を考えてみたいと思います。

几帳面な性格と言う所が実際の犯行からみて、かなり違和感があります。それはなぜか?
几帳面な人間なら、きちんと犯行も緻密に計画していると考えてよいでしょう。
あるいは、そもそも、金目当てで強盗殺人を計画しなければならないような、状況を作るとも思えませんよね。このあたりがちぐはぐな印象です。列挙すると

1)金目当てで殺人まで行っているにしては、奪った金額が少なすぎます。その上、暗証番号の分からないカードを前にして謎解きをしようなんて、ちょっと間抜けな印象ですよ。

2)犯行を事前に計画するならば、当然、逮捕されない方法で犯行を行う事を考えるはずですが、この犯人は指紋が決定的な証拠になるという誰でも知っているようなミスをしています。
その点では、遺体を放置するのもどうかと思います。普通は遺体を隠して、事件その物を隠蔽する方向で考えるのが一般的です。

これについては、事件が発覚しても、「自分は捜査線上に浮かぶ事は無い」と犯人が考える理由があったのかもしれませんね。つまり、被害者家族と犯人に接点は無いと犯人が考えた場合です。(あるいはそれ以外の理由かもしれない)
全体的な犯人の行動として、逮捕されない為の意識が殆ど感じられません。

この点は逆に稚拙と言うか、無神経というか、計画性の感じられない部分です。

そこで、原点に戻って考えてみる。

本当に犯人は几帳面な性格なのか?

几帳面な犯人とすると、上にあげたような矛盾が浮かんできます。
それでは、几帳面では無いとしたら、これら犯人の行動は何を意味しているのだろうか?

私はこれらの行動は犯人の生活習慣だと考えた方が自然のように思えます。
長い生活習慣の繰り返しで、無意識のうちに取った行動ではないでしょうか?

そうすると、犯人はどんな生活を行っていたのだろうか?と言う疑問が浮かぶね。列挙すると

A)タバコを吸わない。
B)酒を飲まない。
C)きちんと片付けをする。

これだけでは、なんともピンと来ないけど・・・
思い浮かぶ所としては、「監獄」「軍隊」と言った所だろうか。
しかし、軍隊としたら、自分の選んだ凶器で自分自身に傷を負うなんて事は考え難い。
また、被害者を50箇所もめった刺しにするなんて、訓練を受けるはずもない。
確実に急所を狙うはずだ。

やはり、監獄と言うのが私としては、妥当な所かと考えます。

ちょっと訂正と言うか補足します。
もし、監獄だとしたら、当然、「指紋」データを警察が持っている事になり、現場の指紋と一致するはずなので、この線も薄いかな・・・
しかし、外国の監獄という可能性はあるかもしれない。

同じ理由で、自衛隊も指紋が登録されているわけで、こちらの線も薄いね。

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コメント

進入経路の件返事ありがとうございます。
でも、私の中ではまだしっくりきません。
さて、犯人と被害者の関係ですが、私が思うには面識はなかったかもしれませんが、犯人は被害者の家族構成を調べていたと思います。まだ、考えがまとまっていないのですべては説明できませんが。。。。
今わかっている情報の中で盲点を探しているところです。
それでは、また。

投稿: 通りすがりの者 | 2006/01/14 00:32

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