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2006/01/31

栃木小1殺害事件の謎!その14

前々回の記事で、犯人は遺体の遺棄を急いだのではないか?と書いたのだけど、今回はその件を更に考えてみたい。

本来なら、急いでいたのか?と言う所も検証しなければならないが、今回は急いでいたと仮定して話を進めよう。
さて、犯人がこの犯行を行う上で最も重要だと思った事はなんだろう?
それは、言わずとしれた、「逮捕されない事」だろうね。
犯人は逮捕されない事を最優先に今回の事件を考えたはずだね。

そんな犯人の行動に影響するとしたら、やはり「逮捕される可能性やリスク」と言った部分だろう。

犯人が遺体の遺棄を急いだのは、犯人自身が逮捕される可能性が高まるような状態を避ける為と私は考えている。あるいは、遺棄する上で作業が難しくなる事を防ぐ為と言うのもあるかもしれないね。

さてそれは何だろう?
今回の事件の経緯を振り返ってみよう。12/1の午後3時ごろに女児が失踪し、その日の夕方には母親が捜索願いを出している。
そして、その夜に捜索があり、さらに翌2日には付近の住民などによる200名での捜索が行われている。

この事件の初期段階での捜査はかなり迅速に行われていたと思う。

ここでポイントは意外に早い時期に大規模な捜索体制がひかれた事だろう。
もし犯人が12/1の夜に翌日の朝から大規模な捜索が行われると知ったとしたらどうだろうね?
なぜ、そんな事を考えるかと言うと、翌日の朝から200名体制で捜索とあるが、この場合は12/1の夜のうちに動員する人員には連絡しなければならないよね?
また、この手の捜索には必ず動員されると思われる「地元の消防団」の団員は仕事をもっているのが普通だから、前日に連絡して仕事を休ませたりしなければならないはずだよ。
そして、消防団は管轄する市町村単位で活動するはずだから、今市市の全消防団に動員が掛かったとしたら、12/1の夜には「今市市の全域で12/2から不明女児捜索の為の大捜索が行われる」と言う情報が飛び交っていたと私は考えている。

犯人がこの情報を聞いたとしたらどうだろう?
捜索の情報だけど、今市市の消防団の定員は500名だから、そんな大規模な捜索が行われるとしたら、捜査はどうだろう?もし捜査も同時に大規模に行われるとしたら?
大規模な捜索、大規模な捜査、主要道路での検問と連想してもおかしくないのではないだろうか?
ちょっと、ムリがあるかもしれないが、殺害場所が今市市内にあり、犯人の住居や職場が今市市内にあって、こんな風に車両検問が行われると考えたとしたら、検問が実施される前に遺体を遺棄しようと考えても不思議じゃないと私は思っている。

この説は殺害場所が今市市内、住居または職場も今市市内にあるとする物だけど
この説だと
・ターゲットの選定のしやすさ
・遠方に遺体を遺棄して捜査をかく乱している点
・深夜から早朝にも関わらず、殺害、遺棄の一連の作業を行っている点
など事件のポイントがスマートに説明できるのではないだろうか?

それ以外に、遺棄を急ぐ理由としては「死後硬直」と言うのも考えてみたが、ちょっと確率は低そうだね。
死後硬直により、遺体の搬送が難しくなると考えたのだが、なにしろ、小1女児なので身長も1m程度だし、体重も20kg程度なので、固まっても搬送には支障はないだろうね。それに、それなら硬直を想定して姿勢などを決めておけば済む事だしね。

順序が逆だけど、次回はホントに犯人は急いでいたのか?について考えてみたい。

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2006/01/30

未来予測能力

27日午前1時ごろ、金沢市で寝ていた17歳少年に灯油をまいた上で火をつけられる事件が発生している。火をつけたのは同じ家に同居している高校2年生の2人の少年だった。
被害者は顔や胸に1ヶ月のやけどを負った。

さて、なぜ同居の高校生は被害者に火をつけたのか?
理由は「眠気をどれだけ我慢できるかゲームをして、先に寝た人には火をつける」というゲームをした結果だったようだ。

なんだかとても、なさけなく、そして日本の未来を悲観してしまいそうな事件だよね。

被害者も含めて、この3人の17歳は灯油をかけた上で火をつけたら、どんな事になるのか予測できなかったのだろうか?

ゲームならゲームなりの程度と言うものがあるよね。先に寝たのなら、罰ゲームでちょっとライターで手の甲でもあぶる程度で十分だっただろう。それで「アッチッチー!」てなわけで、笑い話でよかったんだよね。

それがだ、灯油をかけた上で火をつけたら、熱い程度ですむはずが無いって事になぜ気づかないのかな?

未来は誰にも分からないとはドラマなんかでよくあるセリフだけどさ。
これをやったら、10秒後や1分にどうなるかぐらいは予測できてもいいと思うのだけどね。

やはり、日本の将来は暗いかもね(@_@)

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栃木小1殺害事件の謎!その13

前回の記事で、遺体の遺棄の状態から、犯人は事件の隠蔽をする事を強く意識していなかったとしたら。また一つ疑問が浮かぶ。

犯人が遺体が発見される事を前提に考えているとしたら、女児の着衣はどうだろう?

女児は発見された時、全裸だった。着衣やランドセルと言った女児の持ち物は発見されていない。この点に私は疑問がある。

つまり、女児の遺体が発見される事を前提に考えているならば、女児の着衣や持ち物を隠す必要が無いのではないだろうか?着衣や持ち物から女児の身元を隠そうとしたのなら、やはり、発見されにくい方法で遺棄するだろう。遺体が発見されればその時点で行方不明で背格好が同じ女児が第一に候補になる事は予想できるよね。
だから、着衣を隠す必要は無いわけだ。

それに、リスクの問題で、遺体を遺棄するリスクと、持ち物を処分するリスクの二つを負うなら、遺体と持ち物を同時に遺棄した方がリスクは低いでしょ?一回分なんだから。手間も一度で済むしね。
遺体を遺棄した以降、持ち物を保管する必要はないよね?

また、普通に考えると、刺殺後に遺体から着衣を脱がすよりも、着衣を脱がせてから刺殺した方が作業が楽だろうね。まして、血液の付着した着衣を不用意に処分すれば、それを不審に思った人間に通報される恐れさえある。着衣を処分するにしても、着衣には血液は付着していない方が処分しやすいはずだね。この点から着衣は殺害前に脱がせていたと考える方が自然だと思う。

犯人はなぜ、別々に処分しようと考えたのだろうか?

あるいは単純なミスかもしれない。しかし、この犯人はそんなケアレスミスをするとも思えないんだけどね。

もし、同時に遺棄する事ができない理由があったとしたら?理由を列挙してみると

1)犯人を特定する情報が着衣や持ち物に付着していた。遺体の遺棄を優先した為、後で持ち物を処分しようと考えた。

2)犯人のコレクション(戦利品)として保存しようと考えている。この場合、マジな快楽殺人が疑われるのですが、その場合もランドセルは危険すぎるだろう。
例えば独身男性の部屋の押し入れにランドセルがあれば誰でも不審に思うだろうな。
この犯人がそんなリスクを犯すとも思えないので、多分この場合でも、目立たない物を残して残りは処分しているだろうね。

3)殺害は隠したままで、持ち物を利用して身代金を要求する。確率は低いような気もするが、遺体が発見されなければ、営利誘拐も疑われる状況だよな。その場合、殺害方法が残忍すぎるのが、腑に落ちない点ではあるけどさ。

この3つぐらいだろうか。いづにしても、栃木に限らずローカルな場所ではゴミの野焼きなどはそれほど、珍しい事でもないし。隠す山林、流す川は幾らでもあるからね。既に処分されていたとしたら、犯人が自供しない限り発見は難しいかもしれないね。

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2006/01/28

栃木小1殺害事件の謎!その12

12/1の午後2時50分頃、学校の下校途中で行方不明になっていた。小学一年の女児7歳が茨城の山林で遺体で発見された事件も、2ヶ月が過ぎようとしている。
今回はこの事件について、もう一度考えてみたい。

事件の概要を確認しておこう
1)12/1の午後2時50分頃、学校の下校途中で小1女児が行方不明になった。
2)12/2の昼間に60kmもはなれた茨城で全裸の女児の遺体が発見された。
3)胸には複数の刺し傷があり、血液は殆ど残っていなかった。
4)死亡推定時刻は12/2の午前3時ごろ

こんな所だね、あとは不審者の目撃情報や不審な車の情報などもあるけど、どれもその後の情報が入ってきていない。
そして、新しい情報が出てこない事から捜査はどうやら行き詰まっているようだね。

さて、行き詰まっているような状況だけど、新しい情報が一つある。
それは、犯人がマスコミや警察、遺族などに対して、事件後にアクションを起こしていない事だね。
事件の発生タイミングが、広島女児殺害事件の捜査の最中だったから、「世間を騒がせたい」といった点が動機にあるのかと思ってはいたのだが、少なくとも、直接自分でマスコミやインターネットに情報を出すような事はしないタイプの犯人のようだ。
これは、犯人像を考える上で意外にポイントになりそうだね。

私は犯罪者のタイプを分けるとした2種類に分けられると考えている。
慎重なタイプかそうで無いタイプ。または、計画的なタイプか無計画なタイプと言う所だろう。
今回の犯人はやはり計画的なタイプと考えてよいだろうね。

そこで、計画的な犯人の行動として、一つ気になる点がある。それは、遺体の遺棄の方法だ。最初の情報で拉致現場から60kmも離れた山中に全裸で遺棄したのは、事件の隠蔽を狙った物だと推理したのだけど・・・この点が少し妙だと思っている。

犯人が強く事件の隠蔽を考えたのであれば、遺体を発見されないようにするのが普通だね。そうだとしたら、全裸のまま、地面の上に放置したのは引っ掛かるよね?
本当に隠蔽するなら、一見して発見されてしまう方法は取らないだろう。

これは犯人が意図したのだろうか?
もし、意図したとしたら、犯人は遺体が発見されてもかまわないと考えていると言う事になるよね。だとしたら、犯人の目的は事件の隠蔽ではなく、遺体を拉致現場から遠く離れた場所に移動する事が目的だったのかもしれないね。

それともう一つ、遺棄のタイミングが早過ぎないか?
午前3時ごろに殺害し、事後処理をしてそのまま、遺棄現場に移動しているように思える。
この時間だと、早くても早朝、遅くなると10時ぐらいになるよね。いずれにしても、明るくなっている時間じゃないかい?
あえて、そんな時間を遺棄のタイミングに選ぶだろうか?
つまり、時間をあけて、2日の夜に遺棄しても良かったんじゃないのかな?
この時点ではせいぜい、行方不明で自宅付近の山林などの捜索が行われる程度の捜査しかされないだろう。

この点から、犯人は遺体の遺棄を急がなくてはならない理由があったのではないだろうか?
たしかに、遺体を自宅などで発見されれば、致命的になるわけだけどさ。一人暮らしならそんな事もないだろう。
そうすると、自宅以外で殺害した可能性が比較的高いかな。そして、遺体が発見されれば自分が犯人と簡単に推理されてしまうような場所で殺害したと言う事だろうね。
そして、放置しておけば誰かに発見されてしまう確率が高い場所と言う事かな。

この2点はもう少し考えてみたいね。

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犯罪の予感

京大の元アメフト部員3人がしりあいの女子大生2人を集団でレイプした事件が発生した。

手口は
鍋パーティーを開き、その中で焼酎ルーレットを行い、女子大生に焼酎やウォッカなど強い酒をほぼストレートで女子大生に飲ませる。
泥酔したところで、レイプしたようだ。

この手口はあの有名なスーパーフリーの手口そのままだよね。規模こそ小さいが、全く同じ手口だよ。
世の女性はあのスーフリ事件をどのように見ているのだろう。遠い国の出来事で自分がそんな災厄に遭遇する事は無いと考えてしまうのかな?

私としては、あのような事件があったわけで、頭の片隅にでも覚えておいてほしいと思うな。

事件の詳細を見ると、女子大生は鍋を食べている段階では、殆どお酒を飲んでいなかった。しかし、0時頃から焼酎ルーレットを始めて、お酒を飲みはじめる事になる。

ポイントはこの時だよね。容疑者が焼酎ルーレットを始めた目的は何か?
そして、ほぼストレートで強いお酒を飲まそうとした目的は何か?
最後に自分自身が泥酔した時、どんな未来が予想されるのか?
と言う所は考ええ欲しいな・・・・

以前にも書いたけど、悪意は善意や友情などを装う事があるわけで、やはり常に緊張感は必要かもね。

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2006/01/27

世田谷一家殺人事件再考その29

前回の記事で、若年者か?と書いたわけだけど、事件全体を通してみると、若年者と断定するだけの材料はないんだよね。

若年者とにおわせる項目としては
1)ドラマに出ていたトレーナー
2)酒、タバコを吸わない
3)対面行動を避けているのかな?(銀行カードの件)

大目に見てもこの3点ぐらいかな。しかし、どれも決定的な物じゃないよね。

あと、若年者とした場合に一つ疑問が出てくる。
特に学生などの場合は、基本的に親に生活は保障されているわけで、経済的に困窮するような事はないだろう?
可能性としては、遊ぶ金が欲しくてと言うのが動機になるか、それともお金は成り行きと言う所か・・・
いずれにしても、それほど決定的な動機にはならないだろうね。

この事件を考えると、かなりエネルギーが必要なので、少々休憩としましょう。

次回は栃木小1殺害事件について考えてみたい。
捜査はあまり進展していないのか?それとも、容疑者を絞り込んでいる状態なのか?
もう一度、整理してみよう。

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2006/01/25

世田谷一家殺人事件再考その28

今回の新しい情報の中で犯人がソファーの上にカードを並べて、暗証番号を推理していたとの情報があったが、この件は意外に犯人の核心に迫る情報かもしれないと思っている。

まず、金目当てで他人の家に侵入したとして、貴方なら何を盗むだろう?

この犯人は家の中を相当荒らして、奪ったのが現金で約20万円といったところで、それ以外では、着替えにトレーナーを一着盗んでいる。

ここで、気になったのだが、暗証番号が必要なカードと言えば、銀行カードだよね。
しかし、暗証番号が分からない銀行カードなんて、現金化しにくい物になぜ犯人は固執したのだろうか?

また、被害者宅には金庫は無かったと思う。あれば、金庫をこじ開けようとしたなどの情報があるはずだし、現金20万円をそのままにしておくとも思えない。金庫があれば年末年始に必要な額を残して、金庫にしまうだろう。

家の中をさんざん家捜しして、現金を盗んだ犯人だが・・・
ここで想像して欲しいのだが、現金以外にも犯人は金目の物を見つけたのではないだろうか?

例えば、奥さんの婚約指輪や旦那の腕時計とか、またクレジットカードなどだね。
貴金属類なら、質屋での換金が可能だし、知り合いに売る事も可能だろう。
クレジットカードならば、更に換金の可能性が高い商品を購入し、転売する方法が可能で、暗証番号を推理するよりも確実だよね。

ここで重要なのは、犯人がこれらを発見したとして、なぜその場でポケットに入れなかったのか?と言う事です。

上で書いたように、比較的現金化しやすい物だし、小さいから金に困ったいた犯人がなぜ、それらをその場でポケットに入れなかったのが不思議でならない。

逆に、これらをあえて嫌ったとしか思えない。
銀行カードの方がより高額の現金を引き出せる可能性が高いけど、クレジットカードでも限度額にもよるけど、50万ぐらいは現金を作れるだろう?
それに、捜査の手が回り使えなくなったとしても、その時点で遺棄すれば良いわけで、奪わない理由が無いよね。

ここで、銀行カードとクレジットカードや貴金属の違いを考えよう。

私は現金化する仮定で対面する必要があるかどうか?の違いではないかと考えている。

つまり、銀行カードならば、ATMで誰にも顔を見られず、話をせずに現金を引き出す事が可能だ。
しかし、貴金属やクレジットカードではどうしても、店員と話をしなければならない。
犯人はこれを嫌ったのではないだろうか?

しかし、そう考えても少し妙だよね?
なぜか?指紋や血液を平気で残している犯人は、殆ど捜査について意識していないと思う。その犯人がなぜ、自分の人相や風体にこだわるのだろうか?

私はこう考える。犯人は自分が貴金属を質屋に持ち込んだり、クレジットカードを使用した場合、店員に怪しまれると自覚していたのではないだろうか?

ではそれは何だろう?思いつく物を列挙すると
1)外国人の場合
 クレジットカードには日本人の名前が著名されているのに、外国人が使ったら怪しまれるだろうね。しかし、逆に貴金属を質屋に持ち込むには問題は無いだろう。

2)女性の場合
 クレジットカードが男性名で女性が使うのは問題があるが、質屋には問題がない。

3)若年者の場合
 犯人が見るからに中学生や高校生だとしたら?クレジットカードも質屋もそりゃ怪しむよね?

この中では若年者と言うのが妥当な所だろうか?
もし、犯人が若年者だとしたら、被害者との接点は相当狭い範囲になろうだろうな。

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2006/01/23

世田谷一家殺人事件再考その27

今回はこの事件の最大の謎、犯行後10時間以上も現場に留まった理由について考えてみたい。

まず、怨恨の方向で考えると、殺害後は目的を達成したはずで、10時間も現場に留まる理由は無いだろう?

目的達成後の犯罪者の行動としては
1)自首する
2)逃亡する
3)事件の隠蔽工作をする
この3つぐらいだろう。

今回、事件の隠蔽工作もせずに、現場に10時間も留まる理由はどう考えてもないよな。

犯人は殺害後も何か目的を持って、現場に留まったと考えた方が自然でしょう。
この場合、いろんな可能性があるので、場合分けしえ考える。まず、現場に留まったのが、犯人の意思であったのかどうか?

A)犯人の意思である場合
A-1)金目当ての場合
現金を盗んでいる事。カードの暗証番号を推理している事など、この説が一番説得力があると思う。

A-2)現金以外の物を探していた場合
現場を荒らしている事から、この説もそれなりに説得力をもっている。しかし、カードの暗証番号の件が説明できない。

B)犯人の意思では無い場合。つまり、何かの理由で仕方なく現場に残った場合。
B-1)寝てた場合。
めった刺しにした遺体の近くで寝るなんて事は普通の感覚では無いと思うけど、時間的にはいい感じなんだよね。ただ、朝起きてからカードの暗証番号を推理しようとしていたとしたら、全然緊張感が無いよね。まるで、自分は絶対逮捕されないと言わんばかりだよ。

B-2)移動手段が無い場合
犯行が深夜におよんでいる事から、電車やバスが無くなってしまった場合も考えられるけど、しかし、この場合は人目につかない早朝に逃亡しそうなもんだよね。10時ごろまで現場に留まる理由は無いだろう。

この部分については、やはり犯人の口から語られないと分からないかもしれないね。
しかし、金目当てと考えるとスマートに説明できるような気がします。

それから、今回気づいたけど、犯人が銀行カードに固執したのはなぜか?
次回はこのあたりを考えてみよう。

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2006/01/22

世田谷一家殺人事件再考その26

この事件の動機を「怨恨」の方向で考えると、実は大きな壁に当たる事になる。
それは、警察の捜査の結果、「被害者家族には恨まれるようなトラブルは無かった」って事なんですね。

警察の「見落とし」だと考える事もできるけど、これだけ、マスコミに騒がれて、捜査人員も数百人規模の捜査で、そんな事もないだろう。

怨恨と考える場合、この部分の矛盾を解決しなければならないわけです。

そこで、私はずばり、「逆恨み」だと考えています。

普通のトラブルならば、当事者が相当秘密にしようとしなければ、周囲の人間にそれなりの愚痴などを話していると思う。そうなれば、捜査で浮かんでくるだろう。

逆恨みであれば、当の本人が、被害者家族に接触をもたなければ、被害者側には恨まれている意識も無いはずだよね。だから、捜査しても浮かんでこなかったのではないだろうか?

今回の事件は計画性が無い事から、犯行日の直前に事件の引き金になる出来事が起こっていると思う。
例えば、道を歩いていて、偶然、被害者家族を見かけて、「あっ!あいつのせいでこんな事になってしまったんだ」などと、自分自身が犯罪を行う事に理由を作ったと私は考えている。(自分で自分に犯罪を犯しても良い言い訳を作ったんだね)

それでは、「逆恨み」は何だろう?
ここで、もう一つの動機がクローズアップされる。
「経済的に困窮している点」が逆恨みに関連していると考えると、実は意外にスムーズに説明できるんだよね。
今の自分がこんなに、経済的に困窮しているのは、被害者のせいだ
児童虐待事件などでも、経済的困窮が事件の引き金になっている事が多い。
それほどまでに、経済的困窮は精神的な大きなストレスになるんだろうね。
具体的な部分は、犯人に直接聞かないと分からないけどさ。

この「逆恨み」を動機として、「被害者を殺害して、お金を奪う事」を考えたのではないだろうか?

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2006/01/21

犯罪の誘惑

ライブドアの幹部のメールで「不正は99%ばれない」と書いていたらしい。

以前の食品会社の食肉偽装事件の時も「完全犯罪」と言っていたらしいが・・・・

犯罪はそれを行っている時に本人達は「絶対つかまらない」とか「絶対ばれない」と思っているもんだ。

しかし、そう言って殆どの犯罪者が逮捕されるんだよな。

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2006/01/19

世田谷一家殺人事件再考その25

今回は、この事件のポイントにそれぞれ3つの説、金目当て、怨恨、快楽殺人の視点から評点をつけてみる。

3:強く動機に影響している。
2:少しは動機に影響している。
1:あまり、影響は無い。
0:影響は無い。
-1:動機からは考え難い

項目金目
当て
怨恨快楽
殺人
備考
難しい侵入経路 動機の強さ
子供を含む一家全員の殺害 殺人の必要性
過度の遺体損壊 -1
豊富な遺留品と証拠 -1 -1 捜査に対する意識
10時間の現場滞在 -1 どんな意味があるのか?
現金の窃盗
カードの暗証番号の推理 経済的困窮?
犯行時の怪我 冷静度
合計 10

こんな所なんですが、合計については特に気にしなくて良いでしょう。
重要なのは、どの説にもそれほど大きな差が無い事です。
それぞれの説で、それぞれ、点数の高い項目もあれば低い項目もあるけれど、全体としてはどれもそれほど差が無くなっているんですよね。

しかし、まてよ、「金目当て」と「怨恨」は同時に成立する事は無いのだろうか?
この二つは動機として同時に成り立つよね。
そう考えると、この動機が並立した場合が一番、動機と行動の説明に説得力がある説になるのではないだろうか?

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善意の裏側

昨年7月に岐阜県にある民間の研究所で中学1年の女子中学生が糖尿病で死亡する事件がおきている。
少女は糖尿病でインシュリンを注射しなければ、生命を保つ事ができない状態だったが、死亡した時はインシュリンを持っていなかった。
この研究所で作成しているガマ科の植物から作った健康食品により糖尿病が治療できると母親が認識した結果、インシュリンを持参しなかったようだ。

この事件について、死亡した少女の両親が民事訴訟を起こしたらしい。

ま、詳細は別途報道を参照してほしい。

いま、世の中には「悪意」が氾濫しています。
そして、「悪意」は時として、「善意」を装っている事があります。

知らない人が向こうから近づいてきたら「この人の目的は何か?」を考えましょう。
そして、常識は常に判断のよりどころになります。

常に冷静でいる事が自分自身を守る事になります。そして、判断に迷う事があったら、身近で信頼できる人に相談しましょう。

人は精神状態によっては誰でも、間違った判断をしてしまう事があります。
それをお金儲けに利用する人もいます。
認知症の老人に高額なリフォーム契約を結ぶなんて事件もあります。
催眠商法など古典的な犯罪もあります。

嫌な事ですが、この社会には悪意が氾濫しているんですよね(@_@)

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2006/01/17

世田谷一家殺人事件再考その24

前回の記事でこの事件は計画的な犯罪では無いと推理した。
しかし、そうすると、無計画で突発的な事件なんだろうか?この部分は犯人の動機に繋がる部分なので、慎重に考えてみよう。
この事件は警察も悩むほど、犯行の動機がつかめない事件です。しかし、お金を盗んでいる点から、「金目当ての犯行」。
遺体の損壊状態が度を越えている事から「怨恨」と言う二つの見方が大勢を占めています。それ意外では「快楽殺人」とか、あるいは、それ以外のもろもろの推理も出てますね。

犯行の計画性の面からそれぞれの場合について考えてみよう。

1)金目当ての犯行の場合
 この場合、計画性が無いのはターゲットの選定が無計画だからだね。街を歩いていて、目のついた家に侵入した結果だと考えると、それなりに説得力がある。しかし、この場合、遺体を必要以上に損壊している点や、事件当時現場付近にあった4件の家の中からなぜ、被害者宅を選んだのかが謎として浮かんでくる。

2)怨恨の場合
 怨恨の場合、無計画と言うのがそもそもの問題となる。誰かに復讐しようとしたら、方法は大きく二つだろう。激昂してその場で殴り倒すか、計画的に相手に復讐するかだよね?
だから、無計画と言うのであれば、犯行日に近い時期に被害家族とそれなりのトラブルを起こしている事になる。被害者家族の周りでトラブルがあったと言う情報は無いのでなんとも言えない部分だよね。

しかし、この場合は現場に残された証拠が一つの謎になる。
犯人は被害者と接点があり、警察の捜査線上に浮かぶ可能性が高いわけで、現場に指紋やDNAと言った犯人の特定に繋がるような物を残すのはいかにも、ミスだよな。
あるいは、無我夢中で犯行を行った為、細かな事に気が回らなかったと言う可能性も考えられるけど、殺害後は目的を達成しているわけで、なぜ10時間も現場に留まる必要があるのかと言うのも疑問だね。
 ついカッとなって一家全員を殺害した。犯行後は目的を達成し、いい気分でいたが、ふと、お金も欲しくなった。それで、上機嫌で家の中を物色した?そうだとしたら、相当単純な人かもしれないな。

犯行に使った柳刃包丁については以下の情報がある。
1999年6月に刃物メーカーが約1500本製造し、11月中に世田谷、杉並区内で13本販売、犯行前日の29日に被害者宅から3.5キロのスーパーでも2本が売られている。

意外な事に凶器の線は警察はあまり触れていないんだよな。トレーナーが残り数枚だけど、凶器の包丁は持ち主を絞りこめないのかもしれないな。

3)快楽殺人の場合
 快楽殺人については、遺体を過度に損壊している点や家族全員を殺害している点などから挙がっている説だろうな。
この場合、無計画である点に相当違和感がある。ただ殺人を楽しむのであれば、被害者は誰でも良いわけで、わざわざ難しい侵入経路から侵入して犯罪を実行する必要は無いだろう。また、いくら凶器を持っているとしても、成人男子の居る家をわざわざターゲットに選ぶのはあまりにリスクが高くないだろうか?

ちょっと、決め手に欠けるけど、いづれの場合も次の謎を上手く説明できる説が有力な説になるだろうね。
・過度の遺体損壊の謎
・犯行後10時間以上の現場滞在の謎

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世田谷一家殺人事件再考その23

今回はこの「事件の計画性」について考えてみたい。
前回も書いたけど、この事件は意外に計画的では無い部分が目につく、逆に計画性が感じられるのは唯一、「事前に包丁」を用意していた点だけだろう。列挙すると

計画性が感じられない部分
1)侵入経路が2階の浴室の窓
 ここは事前に鍵が掛かっていない事を知らなければ、侵入経路としてはリスクが大きすぎると思う。なにしろ、事件当日は年末だから、大掃除をして鍵を閉めてしまうかもしれないからね。さらに、よほど、体力に自身がないと侵入自体が難しい場所でもある。

2)金目当ての窃盗が主な目的にしては、奪った金額が小さい
 多額の金額が必要ならば、個人の家と言うのはターゲットの選択としてどうだろう?被害者がそれほど裕福で自宅に多額の現金を持っている情報があったのであれば別だが、そんな情報は今の所ないけどな。

3)遺留品や決定的な証拠を残している。
 本来、犯人は警察の捜査から逃れる方向で犯行を計画するのが普通だ。
その中で決定的証拠を残さない事が一番重要な点になる。たとえ、予想外の怪我をしたとしても、血液や指紋を現場に残さないようにするのは、刑事ドラマをみていれば、小学生でも気づく事だろう。

4)不必要な滞在時間
 2)とカブるけど、プロの窃盗犯なら、現場に意味もなく長時間留まる事などしないはずだ。それだけ、発見されるリスクが高くなるからね。

5)事件の隠蔽工作が無い
 この点は微妙な所だけど、遺体を現場に放置してしまうと、一見して事件である事がわかる。そうなれば、第一発見者が最初に警察に連絡する事になり、逃亡が難しくなる可能性が高くなるわけだ。時間的が無くて、現場に放置したのならともかく、この事件では遺体を隠す時間はたっぷりあるわけだから、逃亡もせず、遺体を現場に放置する事は犯人にとってはあまりメリットの無い行動のように思える。

こんな所だけど、やはり、この事件は計画的な犯行じゃないと思うな。

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2006/01/15

警察不祥事(姫路バラバラ事件)

今朝のニュース番組で見たのだが、昨年起きた姫路の女性バラバラ殺人事件で警察の不祥事が発覚した。

事件の概要は
1)少女が失踪し、警察に捜索願いを出すが、警察はまともに受け付けなかった

2)少女が失踪する3日前に紹介された男性を不審に思い、家族が元刑事にお願いして、男を捜し出した。しかし、警察はその不審な男に対して、ドア越しに話をしただけで、少女の失踪事件とは無関係とした。

3)家族が男の家にあがり、内部を見たところ、薬が散乱し、スタンガン、ロープなどがある、異様な状態だった。さらに、元刑事が犯人と対面したところ、犯人が覚醒剤を使用している事に気づき、警察に通報した。これにより、男は逮捕された。

4)逮捕された男に対し、警察は少女失踪の件を追求していなかった。

5)ところが、逮捕された男は、少女殺害を自供

6)失踪から11ヶ月後に警察が家族に対して謝罪した。

また、記者発表で失踪した少女が「風俗で働いていた」なんて無責任な事まで記者に話しているらしい。

私自身は警察に対して応援する立場でいたいと思っているのだが、たびたび起こる、警察の不祥事を見るにつけ、「なんだかな・・・」と思うのです。

桶川ストーカー殺人事件、栃木のリンチ殺人、この前のストーカー殺人事件もあったな。

もっとプライドを持ってほしい、捜査のプロなんだから、こんな事が続くと、警察も民営化した方が良いなんて事になりかねない。

今回の事件では元刑事の方が現役刑事よりも、個人レベルの捜査でありながら、優れていると言う所を見ると、なんだかとても、情けなく思う。

09/03/16追記
事件の判決公判が3月17日、神戸地裁姫路支部で開かれ、裁判長は、無職、男性被告(43)に求刑通り、死刑を言い渡した。

裁判長は判決理由で「犯行は凶暴、残忍で非道。2人を殺した悔恨も感じられない」と述べた。

検察側は論告で「殺意をもってハンマーで多数回、頭部などを殴打したのは明らか」と指摘し、「他害的性向の根深さは甚大」としていた。

弁護側は最終弁論で「突発的な犯行で、被害者の1人に対しては確定的殺意が認められない」と死刑回避を求めていた。

2010/10/15追記
控訴審判決が15日、大阪高裁であった。裁判長は、死刑を言い渡した1審・神戸地裁姫路支部判決(昨年3月)を支持し、弁護側の控訴を棄却した。弁護側は上告する方針。

控訴審で、弁護側は殺害などの実行行為は認めたうえで、「被害者から金銭を要求され、精神的に追い詰められたため殺害した。また高柳被告には知的障害があり、犯行当時は心神耗弱の状態だった」と主張していた。

これに対して、裁判長は「被告人には責任能力があり、公判でも理解したうえで供述している」と弁護側の主張を退け、完全責任能力を認定した。

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2006/01/13

世田谷一家殺人事件再考その22

前回の続きですが、衣類をきちんと畳んだり、食べたカップアイスのカップを二つ重ねておいたりと、几帳面な印象をもつ犯人なんですが、しかし、逆に無神経とも思える面もあったりして、どうも、犯人像が絞れません。
今回はそこの所を考えてみたいと思います。

几帳面な性格と言う所が実際の犯行からみて、かなり違和感があります。それはなぜか?
几帳面な人間なら、きちんと犯行も緻密に計画していると考えてよいでしょう。
あるいは、そもそも、金目当てで強盗殺人を計画しなければならないような、状況を作るとも思えませんよね。このあたりがちぐはぐな印象です。列挙すると

1)金目当てで殺人まで行っているにしては、奪った金額が少なすぎます。その上、暗証番号の分からないカードを前にして謎解きをしようなんて、ちょっと間抜けな印象ですよ。

2)犯行を事前に計画するならば、当然、逮捕されない方法で犯行を行う事を考えるはずですが、この犯人は指紋が決定的な証拠になるという誰でも知っているようなミスをしています。
その点では、遺体を放置するのもどうかと思います。普通は遺体を隠して、事件その物を隠蔽する方向で考えるのが一般的です。

これについては、事件が発覚しても、「自分は捜査線上に浮かぶ事は無い」と犯人が考える理由があったのかもしれませんね。つまり、被害者家族と犯人に接点は無いと犯人が考えた場合です。(あるいはそれ以外の理由かもしれない)
全体的な犯人の行動として、逮捕されない為の意識が殆ど感じられません。

この点は逆に稚拙と言うか、無神経というか、計画性の感じられない部分です。

そこで、原点に戻って考えてみる。

本当に犯人は几帳面な性格なのか?

几帳面な犯人とすると、上にあげたような矛盾が浮かんできます。
それでは、几帳面では無いとしたら、これら犯人の行動は何を意味しているのだろうか?

私はこれらの行動は犯人の生活習慣だと考えた方が自然のように思えます。
長い生活習慣の繰り返しで、無意識のうちに取った行動ではないでしょうか?

そうすると、犯人はどんな生活を行っていたのだろうか?と言う疑問が浮かぶね。列挙すると

A)タバコを吸わない。
B)酒を飲まない。
C)きちんと片付けをする。

これだけでは、なんともピンと来ないけど・・・
思い浮かぶ所としては、「監獄」「軍隊」と言った所だろうか。
しかし、軍隊としたら、自分の選んだ凶器で自分自身に傷を負うなんて事は考え難い。
また、被害者を50箇所もめった刺しにするなんて、訓練を受けるはずもない。
確実に急所を狙うはずだ。

やはり、監獄と言うのが私としては、妥当な所かと考えます。

ちょっと訂正と言うか補足します。
もし、監獄だとしたら、当然、「指紋」データを警察が持っている事になり、現場の指紋と一致するはずなので、この線も薄いかな・・・
しかし、外国の監獄という可能性はあるかもしれない。

同じ理由で、自衛隊も指紋が登録されているわけで、こちらの線も薄いね。

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2006/01/12

世田谷一家殺人事件再考その21

さて、今回は年末年始に報道された、新事実を元にこの事件を再度考えてみたい。

まず、一番のポイントとしては
1)侵入口は2階の浴室の窓だった。

この点はかなり重要だと思っています。それはなぜか?
私は以前、侵入口は玄関で、犯人は最初から殺害するつもりではなかったと推理してましたが、今回の侵入口が2階の浴室の窓だった事で、大幅に修正しなくてはならなくなりました。

つまり、包丁を持って2階のまどからこっそり侵入し、2階で寝ていた子供を躊躇なく殺害している犯人は、金目当ての犯行だとしても、最初から殺害する事を考えた、強盗殺人を計画していたと言う事になる。
2階の階段を足音をたてないように降りるのも、1階に人がいる事を知っていて、殺害する為に忍び足で下りたわけでしょ?

こう考えると、犯人は侵入後に家人に見つかったら、仕方が無いので殺害するような消極的な動機ではなく、最初から家族全員を殺害するつもりで犯行に及んでいると思う。

しかも、食べたアイスのカップを2つきちんと積んでいる点や、犯行前に衣類をきちんと畳んでいる点などから、犯人は相当几帳面な性格のはずで、犯行もあらかじめ結構計画していたと思う。

しかし、緻密な計画と言うよりは、ちょっとアバウトな計画だと思うな。実際には、返り血を浴びた衣服を現場で着替えているし、犯行の途中で自分の手に怪我をして、決定的な証拠となる、指紋や血液(DNA)を残す事になっている。
かと言って、現場にあったビール(アルコール)を飲まないなど、以外な一面も見せている。

2番目のポイントは
犯行後、犯人はカードの暗証番号をハッキングしようとしている点だな。

この事件で大きな謎の一つが犯行後、10時間以上も現場に留まった犯人の意図なんだけど、ソファーにカードを並べて、暗証番号を推理していた時間と考えると。なかなか説得力があるよね。

そうすると、もう一つ、警察発表の犯人像の「お金に困った人」と言うのもうなずける。
本来なら、カードなんて足のつきやすい物には固執しないはずの窃盗犯が10時間も時間をかけて解読しようとしていたのは、相当お金に困っていたんだろうな。

多分、犯人は(犯人としては)多額の借金があるかもしれない。

しかし、意外に間の抜けた点がある、今回の犯行から、若年層の犯行である可能性も高いかもしれないね。

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2006/01/09

成人式の憂鬱

今年も成人式のニュースが流れる。
相変わらず、あちこちで新成人のモラルのかけらもない行いが報道されている。

普段、このブログは事件事故を中心に書いているのだけど、この成人式のニュースも事件の温床になりそうなので、とりあげてみたい。

なんというか、馬鹿な行いをする新成人と言うのは、どうも、目立てば良いと言うのが行動原理にあるようだ。

目立つ為なら、モラルや常識などどうでも良いと言う感じだけど、これは、自分さけよければ良いと言う事の裏返しだよね。

他人の迷惑とか、あるいは自制心とか言うのがモラルの根底にあると思うのだが、この人達にはつまりは、モラルが無いと言う事になる。

もちろん、今はごく一部の人間のモラルに欠けた行動だけどさ、割れた窓の理論ってのがあるでしょ?詳細はこちらを参照

これがこのまま、放置されるようだと、将来的に全体に及ぼす影響は無視できなくなるのじゃないかな?

かと言って、何をどうすれば、対策になるのか?なんて事は専門家に任せるしかないとしても、我々一人一人も問題意識を持たなければならないだろうな。

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仙台乳児連れ去り事件の謎!その3

続報です。

1)逮捕された容疑者は男女3名で、小学生の男子を持つ夫婦とその知人男性1名だった。
2)夫婦には6000万円の借金があった。ほぼ、要求額に一致する。
3)病院ならどこでもよかったとの供述もあるようだ。

しかしな、小学生の子供がいるのに、さらには、50代と分別のある年齢だと思うのだが、少々短絡的な犯行だよね。

借金が相当ストレスになっていたのかもしれないね。

参考リンク
仙台乳児連れ去り事件の謎!その2

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2006/01/08

仙台乳児連れ去り事件の謎!その2

仙台乳児連れ去り事件で、容疑者の男女2人が逮捕された。
7日から8日朝にかけて、動きがあったようだ。

時系列に簡単に並べると
1)7日午前2時40分ごろ病院からすこしはなれた新聞店で6150万円を病院に要求する脅迫状が発見される
2)その後、犯人から病院長あてに電話が5階あり、身代金の移送の支持があった。
3)電車に乗ったり、高速道路を走れなどの指示があった。
4)結局犯人は身代金の受け取りには来なかった。
5)8日午前5時38分に犯人から電話で、国立病院に乳児を解放したとの連絡があった。6)その後、容疑者の50代男性と30代女性が逮捕されている。

さて、この事件を振り返ってみて、やはり疑問が幾つかあるね。

A)要求金額が6150万で半端だよね、また、150万は幾つかの封筒に入れる事を指示されているので、借金の返済とかが疑われるかな。

B)計画的なように見えるけど、あまり、計画的じゃないと言うか、ちょっと稚拙な犯行でしょう。
営利誘拐で一番難しいのが現金の受け渡しと言うのは、過去の事件を調べれば分かる事なんだよな。受け渡し場所に高速道路ってのはかなり難しいでしょ?出口を固めれば、擬似密室になるからな。

犯人は容疑を認めているので、真相がわかるのも時間の問題だな。

いづれにしても、乳児が無事に戻ってきてよかったよね。

参考リンク
仙台乳児連れ去り事件の謎!
仙台乳児連れ去り事件の謎!その3

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2006/01/07

仙台乳児連れ去り事件の謎!

6日午前3時40分ごろ、仙台市宮城野区の「光ケ丘スペルマン病院」で生後11日の乳児が40から50台の男性に連れ去れる事件が発生している。

概要としては
1)男は通用扉から進入し、看護士詰め所で看護士にクレームを書いたメモのような物を見せている。
2)この時、スプレー缶を出して、院長の自宅にガソリンを撒いた。「院長と我々の問題」などと話している。
3)その後、隣の授乳室に入ろうとしたが、看護士に制止されている。
4)その後、廊下にでて、火事だと叫び、病室にいた、生後11日の乳児を連れ去った。

とこんな所かな。
最初から、クレームを書いたメモを用意している点や、通用扉から進入し、最初に授乳室に入ろうとした点などから、以前に病院と関係があった人物と思われるね。

ただ、計画的かというとちと、疑問はあるね。

 乳児を連れ去る事が目的ならば、なぜ、看護士に余計な話をしたのだろう?
わざわざ、病院に恨みがある事を話して、看護士の関心を惹く事は犯行の妨げになるだろう?
また、看護士の目の前で授乳室に入ろうとしたのも、かなり変だよな。そんな事をすればそりゃ制止されるだろう。

クレームを書いたメモなども、時間をかけて書いた物かどうか不明だし。漢字とカタカナ交じりの文章だったようだけど、それ自体も日本人なら少々違和感があるな。

動機は逮捕されてみないとわからないかもしれない。

ただ、犯罪のセオリーだと。
A)金銭目的の営利誘拐
B)怨恨
C)単純に子供が欲しかった場合。(こんな事件も過去に例がある)
D)ただの「うさばらし」

こんな所だけど、特定の子供を選んでいないようなので、営利誘拐はなさそうだね。

もし、「子供が欲しい」というのが、動機ならば、子供の面倒はみている可能性が高いし、警察が犯人にたどり着くのは時間の問題だね。

続報を待つ事にしましょう。

参考リンク
仙台乳児連れ去り事件の謎!その2

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