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2006/03/05

堀江メールの謎!その3

帰国後の第一弾は堀江メールについてまとめてみよう。
国会では結局、民主党と当の永田議員が謝罪して幕となった。

 

この問題自体は功名心にはやった永田議員の暴走と言う所だろうが、私としてはそれだけでは片付けられない面もあるかなと考えている。

 

1)基本的な問題調査に対する姿勢の問題
犯罪捜査に置き換えると、例えば殺人事件ならそれが他殺なのか、自殺なのか、事故なのかを判断しなければならない。また、捜査の基本としては「第一発見者の信憑性を疑え」と言うのもある。
 今回のメール騒動に当てはめれば、メールその物の信憑性、情報提供者の信憑性は最初に確認しなければならない部分だったはずだ。
少なくとも、金銭を受け取った裏付けは最低必要だったろうな。若さゆえの暴走と言う所かな・・・

 

2)組織としての問題
個人が暴走する事はいろいろな場面でもある事なので、珍しい事ではないのだが・・・
しかし、普通は組織がそれを押さえるようにできているわけで、この点から見ると、永田議員の周りのいわゆるブレインと言われる組織が機能していないと言う事でもあり、同時に民主党内部の組織も機能していないと言う事にもなる。
民主党には是非修正してもらいたい点ですね。

 

3)謀略か?
別に永田議員や民主党を弁護しようと言うわけではないのだが、この騒動についてはもしや「仕込み」とか「謀略」と言う事も疑えるかもと思っている。
これは何の根拠も無い、私の妄想と言ってもいいのですが
今回の騒動で誰が一番得をしたのか?」と考えると、答えは一つだろうな。
たしか今回の騒動の少し前に予算委員会で民主党のこの3年間の事件の一覧表を出す事でヒンシュクをかっていたけど、実はこの件から既に仕組まれていた一連の流れだとしたらどうだろう?
予算委員会の件でリベンジを考えた民主党に対して、堀江メールと言う「エサ」みせれば功名心にはやる若い議員が暴走してもおかしくないだろう。

 

流石にそこまではやらないか、とも思うけどね・・・・

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