秋田小1殺害事件の謎!その12
今回は犯人の動機を考えてみる。しかし、明確に動機を裏付ける物は無いのでいつものの妄想的推理となります。
犯人の行動の中に動機が現れているはずとの考えから、犯人の行動を洗い出してみよう。
1)人目につきそうな場所で拉致している
2)拉致後直ぐに男児を殺害している。
3)殺害方法は絞殺で柔らかい布で強い力で絞めている。
4)男児の遺体には絞殺以外での傷は無かった。
5)着衣の乱れは無く、男児の持ち物は靴を含め、ランドセル、帽子も遺棄現場から発見されている。
6)遺棄現場は自宅から約10km南の自宅近くを流れる川の岸辺で、遺体を隠すような事はされていない。
7)マスコミや遺族、警察に対して殺害後に犯人からのアプローチは無いかった。
A)最初から殺害するつもりだった場合。
1)と2)から強い意志を感じるのだが、3)の柔らかい布が矛盾する。
4)からは怨恨などは感じられない。
4)と5)7)から殺害以外の行為に犯人は興味がなさそうだ。
6)はちと見方が分かれる。時間が無くて放置したのか?発見される事を期待していたのか?
発見される事を期待しているとしたら、何か殺害する事以外に目的がありそうだ。
B)殺害したのは偶然だった場合。
1)から7)の全ての行動が事故的、あるいは突発的な犯行であると感じる。
しかし、唯一3)の強い力で絞めている点が殺意を感じる部分だ。
この場合を掘り下げると
B-1)事件は事故的に起きていて、犯人の管理責任を追及されるのを恐れて遺体を遺棄した。
B-2)精神的パニック状態で殺害が実行されたが、殺害後に我に帰って狼狽して遺体を遺棄した。
この場合はメンタルに問題のあるタイプの犯行も考える必要があるよね。
問題はA)の明確な殺意があった場合でこれだけでは動機は分からない。
遺体が発見される事を期待していたとしたら、この点に犯人の動機が隠されているだろうな。
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