秋田小1殺害事件の謎!その13
まずは続報です。
1)男児の遺体から採取された毛髪のDNAと一致するか調査する為、男児の自宅周辺の住民の協力を得て、住民から対照資料を提供してもらい、DNA鑑定をして特定を進めている。
2)目撃情報にある不審車両のナンバーには秋田県外の物は無かった。
3)男児の住居のある団地は全28世帯のうちの大半が30代のサラリーマン夫婦で共働きである。平日の日中に大人が家に居るのは数件しかない。
また、団地の内の人間は地域活動などには殆ど参加せず、団地の周囲の住民との交流は少ない。
さて、書きたい事は幾つかあるが、今回は3)の団地の状況について考えてみたい。
それは何かと言うと以前に書いた事件の「計画性」についてです。
以前は突発的な事件ではないかと考えていたのですが、3)の内容から計画的な場合もあるかもしれないと考えました。(可能性は低いと思うけどね)
前々回の「その11」の中で書いたA,B,C、Dのポイントの内、今回はAが崩れたとしよう。犯人は殆ど大人の居ない場所ならば男児を拉致する事も可能であると考えた。
C,Dについては、今の所否定する材料が無い。
しかし、Bの凶器の選定については特殊なケースが考えられるかもしれないね。
それは、「凶器が犯人にとって特別な存在である場合」例えば、一番分かりやすいのが、復讐の道具なんて場合だな。
以前に家族や自分を傷つけた凶器と同じ凶器で復讐しようとする場合とか・・・
快楽殺人でその凶器を使う事に快感を得るような場合とかね。
かなり、特殊な事例になるけれど、なんとか可能性はゼロではないと言った所かな。
それから、1)のDNA鑑定については捜査本部は危険な賭けに出たように見えるが大丈夫かな?
例えば、周辺住人のDNAに一致する物が無い場合どうなんだろう?
一致しないから犯人は居ないとは言えないでしょ?複数犯で自宅周辺以外に住む共犯者の毛髪の可能性もあるわけだし。
逆に一致する場合にしても、偶然付着したと主張された場合にその裏付けを取る事ができるのだろうか?捜査の糸口になる事は否定しないけどさ、捜査は慎重にお願いしたいです。
あの冤罪事件の「松本サリン事件」みたいにならないようにね。
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コメント
昨夜、TVのチカラを見ていたら、容疑者が出ていた。
すでに、この番組に取り上げられているのに、
近所の子供を殺害するだろうか?
不思議でならない。
それに、明らかに事件性のある(番組内で断言)を事故として処理するような警察にどんな捜査ができるのか。
最初から、警察の書いた筋書き通りになっていくようで気になる。
冤罪は警察が真犯人をかばうことと同じだ。
絶対に許されないことだ。
裁判になったら、一体どんな証拠が出てくるのだろうか。
みんなで注意深く見守ろう。
投稿: ユウキ | 2006/06/06 16:03
ユウキさん、こんばんは
男児の件についての捜査方法には、若干問題はあるかなと思いますが・・・
今出ている証拠はどれも彼女が黒と示していますし。
彼女自身も自供していますから、冤罪の可能性は低そうですね。
男児の件についての彼女の動機は一般人には理解できないような心理状態だったと思います。
タリウム事件の少女が母親にタリウムを飲ませた理由や、川崎で男児を15階から突き落とした理由が死刑になりたかったとか、加害者の理由は一般人には理解できない事も珍しくありませんから
真相は本人の口から話してもらうしか分からないかもしれません。
捜査を見守りたいと思います。
投稿: ASKA | 2006/06/07 00:16