秋田小1殺害事件の謎!その14
今回は男児の死亡時の状況について考えてみたい。ポイントは3点
1)男児は抵抗していない。
2)男児は体が持ち上がるぐらいの強い力で絞められている。
3)絞めた痕が耳の後ろまであった。
男児が抵抗していない点をどう考える?
場合分けすると二つになるよね、男児の意志で抵抗しない場合と抵抗したくても抵抗できなかった場合だ。
A)男児の意志で抵抗しない場合
こんなケースがあるとは思えないのだが、あるとしたら犯人から我慢しなくてはならないとか、正当な罰とか言った事を言い含められた場合とかかな、あるいは、自殺とか、男児自身がパニック状態になっている場合とかだろうな。
かと言って、やはり小1男児が我慢できるような苦しさではないだろうな。
ここで、ふと考えたのだが、以前その12で考えたB-1)事故的に事件が起こった場合なんだけど、男児が紐で遊んでいて、首に絡まって結果的に首吊りのような状態で事故死してしまった場合も考えられるよね。
少なくとも、2)と3)を説明できるし、1)についても男児自身が不意の事故でパニックになってしまったとしたら考えられなくもないと思う。
この場合、多分犯人の家で事故が起きているので、犯人自身に殺害の嫌疑がかかるか、事故の責任を追及される事を恐れて遺体を遺棄したってのも結構説得力があると思うのだがどうだろう?
B)抵抗したいが、抵抗できない場合。
この場合は単純に男児の体が自由な状態ではなかった場合しかないだろう。
考えられるのは
・手足を拘束されていた。
・共犯者に体を押さえられていた場合。
さて、さらに2)と3)についても考えたいのだが
現在の所、犯人は軽自動車を使っていると言われているのだが・・・・
そうするとさ、狭い軽自動車の中で男児の体が浮くぐらい強い力で絞める事ができるだろうか?と言う疑問が浮かんでこないかい?
単独犯だとしたら、助手席に男児、運転席に犯人が座り、男児が窓の外を見ている所を後ろから絞めたとして、果たして2)と3)の状態が作れるかな?
私は難しいと思う。これが男児犯人ともに立った状態ならば、身長差から持ち上げるような形になると思うのだが、何しろ軽自動車の車内で座った状態ではそんな状態にはならないのではないか?
だとしたら、すくなくとも自動車で移動後に車外で殺害したか、あるいは移動前に屋内で殺害したと考えた方がしっくり来ると思うんだけどな。
それで、首吊り事故の場合もありかなと思ったわけです。
追伸
B)の場合に男児が寝ている時に絞められた場合が抜けてましたね。
調べてないかもしれないが、男児の胃や血液から睡眠薬の成分とか検出されてないよね?でも、胃の内容物は給食だったはずなので、薬を飲まされたと言うのは無いだろうな。
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コメント
始めまして!検索しているうちにココにたどり着きました。素晴らしい考察、感心しました!
私も同感ですが世間の言っている「容疑者」では余りにも不可能というかよほどの偶然と奇跡が重ならなければ犯行は難しいですよね。でも、判っている情報からの確率から考えると実行可能なのはその人だけなのですが・・・。
そうなると彩香ちゃんはいったい・・・。真実が知りたいですね。
投稿: マユミ | 2006/05/31 20:48
マユミさん今晩は
女児の事件はまだ書いてませんが、男児の事件以上に難解なんですよね。確かに不審な点は有るものの、事件として見るとこれが殺人事件だとしたら、犯人は完全犯罪を狙って事故死に偽装していると言う事になり、動機を考えると頭が痛くなります。
男児の方が解決したら、女児の方も考えてみたいと思います。
投稿: ASKA | 2006/06/01 00:21