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2006/05/23

秋田小1殺害事件の謎!その8

続報です。
1)首の絞めた痕には「網目」があった。
2)遺棄現場に面した道路から採取された足跡は運動靴の物だった。
3)食物の消化状況から、豪憲君は給食メニュー以外の食べ物を口にしていなかった。
4)17日の午後6時半ごろに市道を車で通りがかった近所の男性が遺体が見つかった草むらの反対側の空き地で白い車が止まっているのを目撃していた。
5)遺体付近には足跡が無く、ガードロープの上から投げ込まれた可能性がある。
これはちょっと不確定情報です。

こんな所かな
さて、今回の注目は4)だね遺棄時刻が殺害の直後と言うのが引っ掛かる。
なぜなら、午後6時半ごろなんてまだ、早い時間で誰かに目撃されてもおかしくないよね。
犯人は殺害後に遺体の処理のタイミングについて選択を迫られたはずだ。
車に乗せたままで深夜まで待つ事もできたはずなんだよね。
もちろん、遺体を身近に置いておく事は遺体を発見されれば、即逮捕につながるリスキーな行為ではあるが、しかし、1人暮らしならそんな事も無いと思う。

犯人は何か理由があって、早い時間に遺棄する事にしたんだろうね。

それから、遺棄場所と方法について考えてみよう。
犯人は遺体を発見して欲しいと考えていたのだろうね。隠すつもりなら隠す事もできた。
北部の山岳地帯もあれば、ちょっと遠出して海もあるし、川もある。そんな状況でありながら、犯人はあの場所に遺棄した。
そして、遺体は何かで覆うなど隠そうとする意図も見られない。
これらの事から考えて、犯人は遺体を発見して欲しいか、発見されても良いと考えていたと言う事になる。
この点について、報道では「目立つ場所に放置した」と説明しているが、私としては必ずしもそうは言えないと考えている。
もし、目立つ場所に放置するのであれば、道の真中でも良かったはずでしょ?
犯人が道路脇の草むらに遺棄したのは理由があると思う。しかし、正直なところ考えすぎかもとも思うけどね。

可能性を考えると
・遺体の発見タイミングをコントロールしようとした。
暗くなっているのがポイントで、暗くても道の上では通行車両に発見される可能性が高いが、草むらだったら、通行車両には発見されないと犯人は考えていたのではないだろうか?
つまり、遺体は明るくなるまで発見されない事を意図していたのではないだろうか?
逆に言うと17日の夜の間に遺体が発見されるのは犯人にとっては困る事だっと言う事かな。

それに関連して遺棄場所だけど、4月の女児の遺体の発見場所から2kmぐらい下流だよね。4月の件もあって、男児が失踪した場合、必ず河川の流域は捜索範囲に入るはずだ。犯人は川の岸辺に遺棄すれば一両日中に遺体は発見されると計算したのかもしれない。

それともう一つ、17日は午後6時20分頃には警察に通報されて、児童の捜索が始まっている。
つまり、遺棄していた頃には児童の住居付近は捜索活動で大騒ぎになっていたはずだ。
そう言う意味では児童の住居から離れた場所にしか遺棄できないと言うのもあったかもしれない。
逆に言うと遺体を車に乗せたまま、児童の住居付近には近づけなかったのかもしれない。

もう少し整理しないといけないね。
警察も情報分析に入ったようだし、捜査も大詰めかな。
もし、犯人がこの記事を読んでいたら、自首する事をお勧めするよ。

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