« 秋田小1殺害事件の謎!その8 | トップページ | 秋田小1殺害事件の謎!その10 »

2006/05/24

秋田小1殺害事件の謎!その9

犯人は遺体を発見される事を期待していたと考えていたのだが、一つ重要なケースを検討していない事に気がついた。

犯人は遺体を隠す時間が無かったのではないか?と言う場合はどうだろう。
犯人は何らかの理由で遺棄を急いでいたとしたら?この点を踏まえて犯人の住居や殺害場所について考えてみよう。
あの場所に早い時期に遺棄したのには何か理由があったはずだ。
いつものように妄想チックに推理してみよう。

1)遺棄時間が早い理由
遺棄時間が早いのは、犯人が自分の家に遅くまで帰らない場合、事件との関係を疑われると考えたからではないだろうか?
あるいは、遺体を車に載せたままでは家に帰れない理由があったのかもしれない。
または、何か遺棄を急ぐ理由があったからかもしれない。
家に帰れない理由としては
・犯人は家族と生活しており、家族に遺体が発見される事を恐れた。
・犯人の住居は男児の捜索エリア内にあり、男児の遺体を車に乗せたまま、家に帰る事ができなかった。
・遺棄を急いでいた場合は何か急用が出来たからかな。

2)遺棄現場の選定理由
これは2つの理由が考えられる。

A)男児の捜索が開始されていて、犯人の移動範囲が限定されてしまった。
移動するにあたり男児の捜索エリアを避けたと考えた
つまり、殺害場所が男児の住居よりも南側の遺棄現場よりだったので、捜索エリアの反対方向に遺棄した。

B)川岸近くに遺棄する事で早い時期に遺体が発見される事を期待した。
しかしこの場合は、川沿いの場所ならどこでも良いわけで、あの場所でる必要はないよね。

とこれぐらいが考えられるのだが・・・・遺棄を急いでいた場合を更に掘り下げてみたい。
犯人の住居が男児の住居の近く、捜索エリアとしては半径2km程度だろう、この内側だったり、あるいは藤里町の中であった場合を考える。
この場合、犯人に対して家族や自治会、あるいは消防団や青年団などから不明男児の捜索の協力依頼があった可能性があるよね。
内容が人命に関わる事であるだけに、特別な理由が無い限り犯人としては断れないだろう。
犯人が遺棄現場を探している最中にこの連絡が入ったとしたら、犯人は急いで、遺体を遺棄して集合場所に戻らなければならない事になるだろう。
こう考えると、遺体を無造作に放置した事は説明できそうだね。

しかし、遺体を発見させる事を期待しての場合もあるのだが、この場合はこの事件が劇場型で犯人は世間が騒ぐ事やニュースの報道などで大々的に取り上げられる事を期待したと言う事になるかな。

証拠はそれなりに挙がっているので、犯人を絞り込めさえすれば逮捕は時間の問題だろう。

最後になったが続報としては
1)遺体の全体に付着していた繊維は黒いポリエステルと綿の繊維だった。布団カバーやシーツ、毛布などが考えられる。
2)首の絞めた痕だが、首に骨折は無く、絞めた痕も薄かった。この事から柔らかい布で絞めた可能性がある。

|

« 秋田小1殺害事件の謎!その8 | トップページ | 秋田小1殺害事件の謎!その10 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 秋田小1殺害事件の謎!その8 | トップページ | 秋田小1殺害事件の謎!その10 »