秋田小1殺害事件の謎!その16
殺害方法には犯人の何らかの意図があるはずだが、今回はその意図がわからない。
この事件は絞殺だが「ただの絞殺ではない」事に気がついた。
まずは順に考えてみよう。
1)男児は抵抗していない。
2)男児は体が持ち上がるぐらいの強い力で絞められている。
3)絞めた痕が耳の後ろまであった。
ポイントは3)だ。耳の後ろに痕があると言う事を想像して欲しい。
こんな痕が出来るのは紐の両端が耳の後ろを通って上方に延びた場合だよな。
まさに首を吊るような状態で上方に引っ張り上げないと、こんな痕はつかないはずだよね。
問題はこの状態なんだよな。
後ろから絞めたと想像すると、男児の頭の上のあたりで紐を手で持ちあげるようにして絞めている事になるだろ?
普通に考えたら、この体勢はかなりキツイだろう?多分女性ではこの体勢で絞殺する事はムリだし、男性でもかなりキツイはず。
絞殺するなら、確実に絞められるもっと力が入り楽な方法を取るのが普通だよな。
だから、もし上方に吊るようにして絞めたのならば、もっと別の方法を取ったと言う事になるよね。
台の上に乗って腕を下に伸ばした形で、足と背筋で男児を吊るす形にするか、男児を背中に背負う形で吊るすか・・・・
あるいは、鴨居に紐を掛けて男児を吊るすなんて方法が一番スマートかもしれない。
しかし、どの方法も不自然でしょ?
犯人はなぜそんな変わった事をしたんだろう?
紐で絞殺するなら、首に対して横に方向に紐を引くのが普通でしょう。
この事件で犯人が取った行動の中で一番の謎だよ。
幾つか想像すると
A)首吊り自殺に偽装しようとした、あるいは男児に首吊り自殺させた。
B)絞首刑をイメージした。
こう考えると
・首吊り事故死+遺体遺棄事件と言うのはかなり説得力があると思う。
殺人事件ならば
犯人は何らかの「罰」をイメージして首を絞めたのかもしれない。
いずれにしても、この事件の謎を解く鍵が殺害方法にあるように思う。
追伸
C)として犯人がドラックとかで正常な判断ができない状態だった可能性が抜けてますね。
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