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2006/06/27

栃木小1殺害事件再考、その1

この事件だが、ここに来て私の考えを変えさせる報道があった。
それは、直接この事件についての報道ではなく、広島女児殺害事件の報道だった。

広島女児殺害事件では、どうやら殺害前に被告人により性的暴行が行われていたと言うのだ。報道は被害者の人権を考慮して性的暴行については触れていない。

もしや、同じ事がこの栃木の事件でもおきているのではないか?
そう考えると、警察が未だに犯人像を異常性向に結びつけようとしている事が想像できる。

と言う事で、この事件について「性的暴行」があったと仮定して再度考えてみる事にする。

まずは事件の概要のおさらいだね。
1)12/1の午後2時50分ごろ下校時に1人になった所、三叉路の先のアパート付近で小1女児が失踪。
2)同日の夕方に、警察に捜索願いが出され捜査が開始された。
3)遺体が発見されたのは茨城県常陸(ひたち)大宮(おおみや)市三美(みよし)の山林内女児の自宅からは約65kmも離れている。
4)遺体は全裸で着衣や眼がね、靴などの持ち物も現場からは発見されていない。
5)胸に複数の刺し傷があり、口からも血が流れていたらしい。
6)死因は心臓に達する刺し傷で、ほぼ即死状態だったとの事。
7)検死の結果、死亡推定時刻は1日午後から2日の朝との事。
8)最後の食事は1日の学校給食だった。
9)遺体の頬の部分には殴られたと思われる皮下出血があった。
10)遺体の血液は殆ど無い状態だった。
11)遺体の手足に縛られた痕があった。
12)遺棄現場を2日の日の出前に訪れていた人物がいる事から、遺棄時間はもっと早い時間帯と思われる。

こんな所だろうか、細かい所は栃木小1殺害事件の謎!をそのつど参照する事にする。
今回はこれらの情報に加えて、「性的暴行」の形跡があったと過程して、再度推理していこう。なにしろ、この条件が追加されただけで、推理の方向性がかなり変わってくるからね。
以前の推理とはまったく違った結果になるだろうな。
それでは、次回以降すこしずつ考えていきましょう。

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