秋田小1殺害事件の謎!その27
続報です。
1)「男児の姿が(4月に水死した長女の)女児と似ているなと思った。なぜ他の子供が元気なのにうちの娘がいないのか、切なくて苦しくて張り裂けそうだった」と接見した弁護士に話している。
2)下校する男児を見かけ「娘の思い出に何かもらってほしいんだけど」と声を掛け、家に呼び込んだ。
3)その時の男児が靴を脱いでいる姿や、娘がかぶっていたのと同じ1年生の帽子を見て「娘と似ているな。なぜほかの子供が元気なのに、うちの娘がいないのか、切なくて苦しくて張り裂けそうだった。特に男児が憎かった訳ではない」と話している。
4)その後2人で娘の部屋に入り、玄関にあったかごの中に入っていた軍手を着け、着物の腰紐(長さ約150センチ、幅約3センチ)で後から男児の首を絞めたという。男児はきょとんとして振り向いたが、容疑者は目をつぶり力いっぱい絞めたと話している。
5)計画していたわけではない。目を開いたら男児が崩れ落ちるように倒れた。大変なことをしてしまったと思った」と話している。容疑者は怖くなり、男児の靴を遺体にはかせ、ひもと軍手はコンビニエンスストアのビニール袋にいれ、遠足用のオレンジ色のビニールシートで遺体などをくるんで運んだ。遺体を捨てに行ったところ、人がいて通行量が多かったため、別の場所に移動した。遺体を遺棄した現場は、容疑者が中学のころに遊んだことがある場所だったと話している。
6)凶器の入ったビニール袋はいったん自宅の物置に入れたが、数日後、旅行バッグに入れ、能代市二ツ井町の実家に運んだという。家宅捜索で押収されているらしい。
7)捜査本部にも同様の供述をしている。
とこんな所だね、いよいよ動機についての話が出てきた。事件も全面解明に向けて動き出したと言う所だね。
さて、動機の話が出てきたところで、私が彼女の動機をどのように考えているかについて書いてみよう。
まずは彼女の近年の境遇から見ていかないといけないね。
・21歳で結婚し女児を出産するが、離婚。
・借金苦により、自己破産。
・仕事は長続きせずに現在は無職で生活保護を受けている。
私が注目しているのは自己破産です、借金で自己破産をすると言う所でこの時、友人などからも額は少ないかもしれないが、借金をしているのではないだろうか?
そして、自己破産となればその借金も返さないままになっているかもしれないね。
何が言いたいかと言うと、この自己破産により、親しい友人との人間関係は殆ど壊してしてしまったのではないだろうか?
また、家族についても借金の肩代わりをするよりも、自己破産を選択した事で距離を感じていたかもしれない。(家族としては合理的な判断だと思うけどね)
つまり、彼女は孤独だったんではないだろうか?
それに加えて、経済的に困窮しているわけで、日常的に強いストレスがあったと思う。
その上で、愛娘の不意の死亡、ストレスは限界点に達していたと思うね。
まったくの憶測ですが、娘との母子関係についても、私は特別な関係だったと考えている。
母親としても人間としても、彼女は未熟であると言う見方は間違っていないだろう。
その母親に対して、女児は「大変よくできた子供」だったんじゃないかな?
時には母親を慰めるぐらいのさ。
つまり、女児はAC(アダルトチルドレン)だったんじゃないの?と考えています。
母親としても、孤独で貧困な生活の中で唯一人生を共にする運命共同体のように思っていたのかもしれない。
そんな母子関係は多分、通常の母子関係よりも異常に強い絆があったのではないかと思っているんだけど・・・
こんな状況だったからこそ、娘の死を受け入れられなかったのではないかな?
その結果、一般の人間には理解できないような理由で男児を殺害してしまったのではないかと私は考えています。
このあたりは、全くの憶測です。身近な人間の証言が欲しいですね。
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コメント
こんにちは。
6/10(金)に、テレビで医学の専門家の方が、容疑者の人格について、「反社会性人格」ではないか、と言っていました。
下記をご参照ください。
http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec07/ch105/ch105a.html
専門家の方が言っていたように、確かに容疑者の言動が随分あてはまっているように思います。
投稿: やぎさん | 2006/06/10 11:00
ごめん。6/10は(土)でした。
投稿: やぎさん | 2006/06/10 11:02
やぎさん、こんにちは、資料ありがとうございます。
なるほど、幾つか当てはまっているような気がしますね。
もっとも、このあたりになるとはやり専門家の意見を聞かないと、なんともいえませんね。
ただ、彼女の性格に少々問題があったのは、みんな考えている事だと思いますけどね。
投稿: ASKA | 2006/06/10 11:54