秋田小1殺害事件の謎!その41
続報です。
容疑者は15日までに、「娘を橋から突き落とした」と供述しているらしい。
ある意味そうだろうなと言った所なんだけどね。
橋の上での目撃情報は複数あるらしく、時間は午後6時頃のようだ。
(前回の記事では午後7時半頃と書いているが、もっと早い時間での目撃もあったようだね)
前回の供述でも大きく矛盾する点としては
・魚を見に川に行っていると言うが、日没後では見れないだろう?
・「動転して助けを呼ばなかった」誰が考えてもありえない。
こうなると問題は動機と言う事になるな。
1)経済的メリットを狙った。
2)何かの不満の解消。(女児が邪魔になった、男女関係のもつれなど)
3)心中未遂(自分は死ぬ事ができなかった)
4)理屈では説明できないような理由(メンタルに問題あるかも)
どうも1)で犯罪被害者給付金を狙ったと言う意見も多いのだが・・・・
犯罪被害者給付金を調べると、給付額には被害者の収入に合わせて増減するので、収入の無い小学生の場合では最低レベルの給付になるのではないかな?
山梨県警本部の犯罪被害者給付金についての説明ページを参照願います。
犯罪被害者給付金の説明
わずか数万円の売上を狙ってタクシー強盗のあげく運転手さんを殺害してしまう事件もあるわけで、300万円が少ない額とは言えないだろうが、それなら、なぜもっと事件性の高い殺害方法を取らなかったのかと言うのが疑問な所だね。
突き落とした橋の高さは7mと言う事で確かに、落ちればただで済む高さではない。
けどね、橋からの転落ではやはり事故として処理されてしまう可能性も高いだろう?
何より、今回は親子が目撃されている。人の気配ぐらい気づきそうなものだけどな。
これから犯罪を行おうと思う人間なら周囲の状況には注意していたと思うのだが・・・
ここまでくれば、完全自供はもうすぐだろう。
| 固定リンク
コメント
「つい最近まで」は「動機」というのが犯罪の謎を解く、大きな手がかりでしたが…。
こういう事件を見るたびに時代は闇に突入し、もう「動機」について語ることが昔話になってしまったのでは?と思わざるを得ません。ASKAさんのお考えや皆さんの通りなら、「まだしも」と思うのです。
投稿: 迷探偵にゃんこ | 2006/07/16 23:51
私は、動機については、こんなふうに想像しています。
容疑者は、邪魔に感じていた自分の子供を殺害し、男児に見られたかも知れないと思い込み男児を殺害した。
容疑者の殺人という行為以外の行動は、「自分が他人から悪く見られたくない。自分のせいではない。」と考えてのものではないかと思っています。
小さい頃から強烈な「いじめ」を受けていた容疑者の気持ちを想像してです。
ただ、殺害された子供の無邪気なやさしい気持ちを考えると、居たたまれなくなります。
投稿: やぎさん | 2006/07/17 09:34
にゃんこさん、やぎさん、こんにちは
この容疑者については、常識では語れないような気がしてきました。容疑者自身が常識から外れる面が多いような気がしますね。
動機もあまり深い理由など無いのかもしれないですね。
投稿: ASKA | 2006/07/17 11:21
一人の女性が、秋田県警の意図的な情報操作と、
これに載せられているマスコミの無責任な報道によって、
人権を蹂躙されているばかりか、
人格的にも社会から抹殺されようとしています。
ことによると、警察施設内で “自殺” と称して生命さえ抹殺されかねません。
これを読まれた皆さんが、秋田県警による ズサン かつ ひどい 捜査の実態を御理解いただき、警察権力によるこんな不正は許されないという声をあらゆるネットワークを通じて広げていただきますよう、期待いたします。
観劇レビュー&旅行記と日記
http://blog.goo.ne.jp/junsky/d/20060728
投稿: | 2006/07/28 12:01
名無しさん、こんばんは
警察の発表は嘘かもしれないし、正しいかもしれません。
しかし、私は容疑者の自供の報道は捏造では無いと考えています。
投稿: ASKA | 2006/07/29 19:15
■日本型犯罪報道・9つの大罪
http://iccho.me.uk/hl/hrmedia/jcr01.html#3
日本のマスメディアは、容疑者が「犯人」であるという印象を読者・視聴者に植え付けるために、次のような情報操作を行う。
逮捕された容疑者のプライバシーや実名(未成年者を除く)を書き立てる一方、取り調べた警察官や検察官の身分を明かさない。
容疑者や弁護人の主張をほとんど伝えず、初公判までに容疑者に不利な事実を大量に流す。これらの情報の伝達経路はほとんど明らかにされず、調書の内容が漏れることさえある。
長期勾留、自白強要、「別件捜査」など、捜査や司法の不正を批判しない。
取調室で事件関係者が捜査員に話した内容のように、記者が直接に取材していない、あるいは取材不可能な事実を、あたかも見てきたかのように伝える。
事件の社会的背景を考察せず、被疑者個人の「人間本性」、「心の闇」に迫ることこそが重要であるといいくるめる。
事実と推論を区別せず、推論の部分で容疑者が「犯人」であることを前提にする。
「立件へ」などといって未来の事実を印象づける。(未来の事実を伝えるのは報道機関の役割だろうか)
投稿: | 2006/07/30 00:22
日本における犯罪報道の不正は、刑事司法の不正と深い関係がある。自白はマスコミにとって、容疑者に対する犯人扱いの有力な材料である。マスコミは容疑者が長期にわたり勾留されて反撃できないことを利用して、容疑者を長期間攻撃することができる。
警察は、容疑者が犯人扱いされたマスコミの記事を自白の誘導に利用できる。被告人にとって圧倒的に不利な報道は、裁判官に予断を与えるかもしれない。
従って、マスコミをよりよくするためには、刑事司法をより民主的、市民的なものに改革することも必要だ。ただし前述の通り、報道と司法の不正は互いに深く結合しているので、日本型犯罪報道が司法界改革の足を引っ張ることもあり得ると認識しておきたい。
投稿: | 2006/07/30 00:26
ASKAさま
名無しさん投稿の「警察・検察・司法・報道」の現状についてのカテゴリー作ってはいかがでしょうか?
映像や活字報道を絶対的に信ずる国民性だからこそ
ブラサガリ報道(クラブ記者会見)を源とする報道ではたして正確な事実報道と言えるのでしょうか?
事実、都合の良い報道会社以外は記者クラブに加盟させません。
開かれた情報開示どころか、選ばれたマスコミに「選別された内容」の情報を提供しているのです。
先進国でマスコミに記者クラブ(特権)を与える政府は日本だけであるという事実を知ってほしい。
投稿: 阿報鳥 | 2006/07/31 02:21
阿報鳥さん、こんばんは
>名無しさん投稿の「警察・検察・司法・報道」の現状についてのカテゴリー作ってはいかがでしょうか?
折角のご提案ですが、それはこのブログの趣旨にそぐわないと思いますので、ご要望にはそえません。
このブログの目的は冒頭にもありますが、日々の事件を記録する事と報道情報を元に私の独自の推理で事件の真相に迫ろうと言う事にあります。
ですから、私は個別の事件にこだわって行きたいと思います。
また「警察・検察・司法・報道」これらを総括して論じるのであれば、その専門のサイトやブログの方が適していると思います。
投稿: ASKA | 2006/07/31 23:30