前回は彼女が罰して欲しかったからと考えたがそのあたりを更に掘り下げてみよう。
女児が川から転落した状況を考えると、4つぐらいの見方になるね
1)彼女の供述どおり事故で転落し、見殺しにした場合。
2)彼女は心中しようとして女児を落としたが、自分は飛び込めなかった場合。
3)彼女が女児を殺害しようとして突き落とした場合。
4)既に死亡している女児を川から遺棄した場合。
この場合転落した時刻が問題だな、夕方4時から5時ぐらいの時間帯だと思うが
この時間帯は犯行を行う時刻としては早すぎる、明るい時間帯でなにより見通しのよい橋の上で犯行を行うと言うのは犯罪者としては考えにくい行動だろうね。
(正常な判断力を持っていればだけどね)
(訂正です。目撃情報では親子が橋の上で目撃されたのは夜7時半の頃だった。この時間だとあたりは暗くなっているね。これだと、犯罪的行為の可能性も出てくるな)
この点から言うと、4)は外れると思う。
問題は3)で突発的な感情の爆発により行動したと言う事であれば可能性はゼロではないが、それほど追い詰められていたのか?と言うのが疑問だね。
2)はありそうな気もするが、やはり問題は動機で心中しなければならないような事情があったのか?と言うのが疑問。
将来を悲観してとか、借金苦でとかが考えられるけど、生活保護で当面の生活はできたはずだし、借金については団地の周囲の人間から借金取りに追われていたとかの証言も今の所無いからね。
1)この話は彼女にとっては不利な証言だ。黙っていれば事故として処理されたかもしれないし、「動転していて助けを呼ばなかった」と言うのも、警察は「死んでもかまわない」と解釈する可能性もあり、未必の故意として罪を問われる可能性が高い。
だから、私は全くの嘘ではないと思う。少なくとも橋の上から女児が生きた状態で転落したのは確かなように思う。
さて、その場合なぜそんな事になったのか?を推理と言うか想像してみよう。
「動転していて助けを呼ばなかった」なんだけど、「死んでもかまわないと思った」と考える事もできるのだが、そうすると、その後の彼女の行動が自分自身を不利にする方向に動いている事が説明できない。
(事件と主張したり、男児の殺害現場に証拠を残していたり、凶器を残している点は彼女にとっては不利な行動だよね)
この点をうまく説明できる仮説を考えてみる。
彼女の心には娘を愛する感情と娘を疎む感情の二つがあった。
(軽い育児放棄と見られる点もあったしね)
偶然橋から転落した女児を見た時、彼女の心の中で二つの相反する感情の葛藤が起きた。
結論を出せずにいる間に、女児は流されてしまい見失ってしまった。
そこで彼女は「この高さから落ちたらダメだ」とか「流されてしまったら見つからない」とか「今から助けを呼んでも助からない」と自分に言い訳をして見殺しにしてしまった。
(このあたりはもっと違うシナリオも考えられるけどね)
そして、自宅に戻って冷静になってからまずは平静を装う為、捜索願いを出した。
この時には更に、事件に見せかけようとして不審者情報を捏造したりもした。
(事件直後は精神的にかなり揺れていたんだろうね)
しかし、しばらくすると娘を愛する気持ちが湧き上がり、娘を死なせた自分を罰したい気持ちに駆られた。しかし、彼女は自首する勇気がなかった。
あるいは屈折した性格から素直に自首する事ができなかったのかもしれないけど・・・
その後は時間の経過に伴い、どんどん自責の念に駆られていく。
そんな中、警察は女児の件を事故として処理してしまう。
事故では自分は罰を受けられない。そこで事件を主張した。
しかし、警察は動かない。更に行動はエスカレートし自作のビラを張ったり、テレビ局に捜査を求めた。
しかし、思うような結果が得られず追い詰められた彼女は更に事件を起こせば、警察が動くかもしれないと考え始める。
女児の49日の法要を前に感情が爆発した彼女は突発的に男児を殺害してしまう。
なんてところかな・・・
多分、今回の報道と言うかリークは弁護士がどうせ週末に記者会見をするだろうと読んだ警察が先手を打ってリークしたと思うのだがどうだろう?
続報を待ちましょう。
1、2審判決によると、K林被告は06年6月、友人の元東大阪大生の男=実刑確定=と女性を巡ってトラブルになった同大の男子大学生(当時21歳)と無職男性(同)を岡山市内に誘い出して暴行、財布を奪ったうえ、資材置き場で生き埋めにして殺害した。
参考リンク
東大阪集団暴行死事件その3(止まらぬ殺意)