« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »

2006/08/31

徳山高専殺害事件の謎!その4

続報です。
1)捜査本部は被害者が最後に目撃されたのは28日午前10時半ごろだったと断定した。

2)被害者の手のつめの間から発見された皮膚片と遺体に付着していた毛髪のDNAが、逮捕状を取った少年の物と一致しており、逮捕状を取る決め手となっていたらしい。

3)被害者の所持品の中で唯一研究室の鍵が見つかっていない。

4)事件後少年は自宅に帰らず、そのまま通学に使用していた50ccのバイクで逃走しているとみられる。

5)事件直後は少年の携帯電話から微弱な電波が発信されていたが、その後携帯電話は通じない状態のようだ。(留守番電話サービスになってしまう)

とこんな所です。
この事件は容疑者が現在逃亡しており、このブログを読む可能性もゼロではないので、犯行の具体的な点については書きにくいんだよな。
逮捕後の供述に秘密の暴露があっても、ネットで読んだといわれると、捜査に影響を与えてしまうからね。
とりあえず逮捕されるまでは、少々自粛する事にします。

と言う事なんだけど、今回は現在少年は何処にいるの?って所を考えてみたい。
ポイントはなぜ少年は姿を消したのだろうか?と言う点だね。

逮捕されない為?ここを考えるには、この事件の計画性と目的について考えなければならない・・・・・
しかし、それの説明は前述の理由により割愛します。
結論から言って、少年は現場近くの山林などに潜伏しているのではないかな?
と私は考えています。

突発的な犯行で動転したまま、現場を離れた。
とにかく、誰もいない所で今後の身の振り方を考えようとして山岳部に入っているのではないだろうか?
携帯の電波の届かないところだな。

逃亡しているとしたら、当然警察は幹線道路に目を光らせているはずだよね。
それに、事件から三日経過しているから、所持金の問題もありATMなどで現金を引き出せば警察はその動きを見逃さないだろう。

とにかく生きて罪を償い、真実を話して欲しい。

続報を待ちましょう。

| | コメント (0)

稚内主婦殺害事件の謎!その5

続報です。
1)長男の供述によると、母親が殺害されたのは27日午後10時ごろ。長男はその数十分前に、友人を携帯電話で呼び出したらしい。

 

2)母親は浴室前の廊下で殺害されており、5~6か所の刺し傷の多くはのど元に集中していたらしい。

 

3)長男の供述によると、、「自分の手で母親を殺害するのは嫌だった」という内容の話をしているらしい。

 

4)長男は8月初旬に少年に報酬を支払う約束をして母親の殺害を依頼した。事件前日の26日に殺害について具体的に打ち合わせをしたらしい。

 

5)27日夜に浴室脱衣所で女性殺害を実行したのは少年で、事件当時、長男は2階の自室にいたとみられている。

 

6)稚内港の海中から見つかったバッグの中に、包丁や血のついた衣類以外に、母親の空の指輪の箱が入っていたらしい。捜査本部は強盗殺人事件に偽装するのが目的だったとみている。

こんな所だね。
少年を共犯に誘ったのは自分自身で母親を殺害するのを嫌った為のようだ。
なんと言っても高校1年生だしね、それが人情と言うもんだろうね。
あと驚きは8月初旬に既に殺害する事を考えていたと言う事だね。
それほど時間をかけた割にずさんなんだよな・・・・

 

続報を待ちましょう。

参考リンク
稚内主婦殺害事件の謎!その4
稚内主婦殺害事件の謎!その6

| | コメント (0)

2006/08/30

稚内主婦殺害事件の謎!その4

続報です。
1)凶器の包丁は被害者宅の物を使ったようだ。

2)1階居間は物が散乱し、荒らされたような形跡があった。捜査本部は捜査の目を自分たちからそらすための偽装工作だったとみられる。

3)殺害実行を決定したのは事件前日で、実行した少年に、約束の金を殺害後に女性の貯金から引き出して支払うつもりだったようだ。

 

4)少年は「包丁や着ていた服は袋に入れて稚内港に捨てた」と話している。
供述通り30日、稚内港の海中で見つかった。

5)少年は「金が欲しかった」と供述しているようだ。

 

6)2人は共謀して、27日午後10時ごろ、住宅の1階浴室前の廊下で、女性の首や胸を刃物で数回刺して失血死させた疑いで逮捕された。(通報したのは午前0時頃)

こんな所ですね。
さて、この事件が本当に幼稚な犯行なのか?と言う点に疑問を投げるブログがあります。
時代のウェブログ
要約すると、共犯の15歳少年は15歳の場合、検送されない事を知った上で、少年に犯行を持ちかけたのでは?と言う事だね。

私自身はこの事を考えていなかった。
確かにそれもありそうな話ではあるけどね・・・・

なんと言うかそれでも私はこの事件が稚拙で幼稚、そしてずさんな計画だったと思う。

犯罪を計画するならその目的は大きく二つだよね。
目的を達成する事と自分が逮捕されない事だろう?
今回の事件では目的を達成する事はできたが、自分が逮捕されない点の計画がかなりずさんだ。

仮に少年に対して、逮捕されても君は検送されないからと言って犯行に誘ったとしても、逮捕された場合、主犯格である長男の罪が問われない事にはならない。
つまり共犯者が検送されなくても、自分自身は検送されてしまうのだから意味が無いのではないかな?
(共犯に加えたのには他に理由があったかもしれない、それは今後の供述を待ちましょう)

 

具体的には書かないけど、私が妙だと思うぐらいだ、現場を見た捜査員や鑑識官がどれほど疑問を持ったたろうか?私が考える矛盾点としては
1)殺害場所と殺害の状況
2)発見された遺体の状態
3)外部から侵入した形跡の有無

2)については、殺害の実行が午後10時頃で通報したのが午前0時頃でしょ?
遺体の状態は死亡直後とは思えなかったのではないかな?

 

詳しくは続報を待ちましょう。

参考リンク
稚内主婦殺害事件の謎!その3
稚内主婦殺害事件の謎!その5

| | コメント (0)

徳山高専殺害事件の謎!その3

続報です。
1)県警捜査本部が殺人容疑で逮捕状を取った周南市の同級生の19歳男子学生が事件直前、現場の研究室に1人でいるのを目撃されていた。
被害者は28日午前10時ごろ、同級生の19歳女子学生と登校。その直後、研究室とは別棟にある談話室で、女子学生らと談笑しているのを別の複数の学生が見ている。男子学生はこれ以前に研究室にいるところを学校関係者に目撃されていたようだ。

2)男子学生は被害者とともにこの研究室に所属していた。

3)被害者が持っていた研究室の鍵がなくなっていることが捜査本部の調べで分かった。
鍵は担当教員のほか、被害者ら所属する学生五人全員が持っていた。
担当教員は海外出張で不在だった。

4)殺人容疑で逮捕状を取った同級生の19歳男子学生は自分の原付きバイクで逃走しているらしい。現在も所在は不明だ。

5)被害者の手の指と爪の間から微量の皮膚片が見つかった。抵抗した際、ついたとみて誰のものか鑑定するらしい。

こんな所だけど、5)は予想通りだったな。
動機については本人の供述を待つしかないだろう・・・・
その前に身柄を確保しないとね。

どんな理由で犯行に至ったかは分からないけどね。
自首しないさい。このまま逃げても多分いい事はなにもないぞ。
例え逃げ切れてもさ、15年以上も逃亡する事ができるかな?

過去の事例では、借金に困り、自分の身代わりに他人を殺害し、自分が死んだ事にして妻に保険金を受け取らせて、借金を返した。保険金詐欺事件があった。
警察は事故として処理し、計画はうまく行ったように見えたが、犯人は逮捕されてしまった。
この犯人は事件後は死んだ事になっているので、戸籍もなければ家族や友人に会う事もできず。仕事も正社員にはなれないしと、なにかと不自由な生活をして、寂しさの余り妻に連絡を取ってしまったんだよね。

警察に自首して罪を償いなさい。そして身も心も綺麗になって人生をやり直しなさい。

| | コメント (4)

岩手母娘不明事件の謎!その15

続報です。
さて、逮捕当初、金に困って窃盗目的で侵入したと供述していたのだが、新しい供述が出てきたようだ。
久慈署捜査本部は30日、強盗殺人などの疑いで再逮捕した29歳被告(死体遺棄罪で起訴)を強盗強姦未遂の疑いで盛岡地検に追送検した。

捜査本部の調べに対し、被告は「2人を乱暴しようと思った」と供述しているらしい。

事件前日に侵入したおり、屋内を物色した時に女性の2人暮らしである事に気づいたようだ。
遺体の発見時に着衣の乱れなどもあったからね。
妻子があっても性欲は満たされなかったと言う事かな。

続報を待ちましょう。

| | コメント (0)

2006/08/29

徳山高専殺害事件の謎!その2

続報です。
1)警察は殺人容疑で周南市内の同級生の19歳少年の逮捕状を取った。被害者の交友関係や周辺の聞き込み捜査を進める中で浮上した。

2)司法解剖の結果、死因はけい部圧迫による窒息死だった。
死亡推定時刻は28日午前10時半~正午ごろ。首以外の外傷は見られない。
登校後30分から1時間半の間に死亡したと見られる。

3)被害者は28日午前10時ごろ、同級生の女子学生と登校。女子学生は他に用事があったため、研究室に行って勉強するという被害者といったん別れた。午前11時ごろ、女子学生が研究室に行ったが、鍵がかかっていて中に人がいる気配がなかった。
女子学生は別の友人と学校外に昼食をとりに行き、その後、携帯電話でも連絡がとれなかったため、校内放送を依頼するなどして被害者を捜し始めた。午後3時ごろ、学校の女子職員が研究室ドアの鍵を開けて、床に被害者が首にひものようなものを数回巻かれてあおむけに倒れているのを見つけた。

4)遺体発見当時に研究室は施錠されて密室状態だったことが判明。高専によると、研究室は鍵がなければ外側からは施錠できず、女性助教授と、研究室に所属する被害者ら学生五人が鍵を持っていたという。捜査本部は、少年が事件発覚を遅らせるため施錠した可能性もあるとみているらしい。

こんな所ですね。
予想はしていたが、早い段階で容疑者を絞り込む事ができたようだ。
容疑者は逃亡しているようだが、自首する事を勧めるよ。
潔く罪を認めて罰を受けなさい。まだ若いのだから人生をもう一度やり直す事もできるだろう。

さてとこの事件はいづれ逮捕されるとは思っていたが、予想外に早い展開だったね。
まず、学校と言うのがかなり狭いエリアだし、月曜の午前中の事件だから、目撃情報なども出てくるだろう。
そして、突発的な事件で犯人は何の用意もなく犯行に及んでいる。
冬ならともかく、夏だから手袋をしているはずもない、素手で首を絞めていたら、証拠が遺体に残っている可能性が高い。
指紋や掌紋を消したかもしれないが、全て消せたかは疑問だし・・・
毛髪なども残っているだろう。
そんな事から、いづれ犯人にたどり着くとは予想していたんだよね。

さて、別の角度からこの事件を見ると、学校での防犯対策をどう考えるかと言う点が見えてくる。
しかし、実際にはかなり難しいと思う。
今回の事件は多分、容疑者と被害者が2人きりになってしまった所で起きていると思う。
たまたま、男女間での事件だったが、同性でのトラブルもありえる。
学校と言う身近なところで起こる凶悪事件をどうやって防ぐのか?
学校関係者、父兄、生徒それぞれが考えなければならない。

だけどね、基本は一つ「自分の身は自分で守れ!」だと思う。
少しでも危険が予想されるような場所には行かないほうが良いだろうね、特に女性はさ。

| | コメント (0)

稚内主婦殺害事件の謎!その3

続報です。
1)長男は捜査本部の調べに対し、両親の離婚について不満を話しているらしい。
これが動機にどの程度つながるのかは今の所不明です。

 

2)長男らは共謀して27日午後10時ごろ、自宅で母親の胸や首を刃物で刺すなどして殺害した疑い。死因は失血死。

 

3)少年2人は凶器を自宅付近の稚内港に捨てたと話しているらしい。

4)長男は母親と2人暮らし。母親は離婚して約4年前、関東地方から出身地の稚内に戻ったらしい。長男と友人の少年の家は約3・5キロ離れている。長男は市内の高校で柔道部に所属。友人の少年は市内の別の高校の定時制に通っていた。

5)長男が約30万円の報酬を払う約束をして、友人に母親の殺害を依頼していたことが捜査本部の調べでわかったらしい。
長男は今月初めに、「母を殺してくれたら金を払う」と、友人に持ちかけた。成功報酬は実際には払われていない。殺害は27日午後10時ごろ、住宅の1階浴室前の廊下で、友人が1人で実行し、長男は2階にいて犯行現場にはいなかったとみられている。

 

こんな所です。
逮捕されるのは予想していたけど、予想外だったのは友人に30万円で殺人を依頼していた点だね。
この点は引っ掛かるんだけど、母と2人暮らしだし、それほど裕福にも見えない。この高校1年生が30万の現金を持っているとは思えないよね?
ではこの30万円は何をあてにしているのか?って事だけど。
可能性を挙げると
1)遺産
2)保険金
3)犯罪被害者給付金

こんな所だろうね。もし、そうなら離婚の不満と言うより金目当てとも思える。

そして、もう1点疑問なのは、なぜ殺害を友人に依頼したのだろう?
自分で実行しても良かったはずだし、お金を使い、秘密の共有というリスクを背負って友人に依頼する理由は無いように思う。
この点は今後の供述を待つしかないね。

さて、この事件は計画的だったのだろうか?
計画的にしては少々、稚拙で乱暴な気がするけどね。
なにしろ、16歳、高校1年生の犯行だから、それも仕方がないような気もする。

続報を待ちましょう。

参考リンク
稚内主婦殺害事件の謎!その2
稚内主婦殺害事件の謎!その4

| | コメント (0)

稚内主婦殺害事件の謎!その2

続報です。
警察は16歳長男とその友人15歳の少年を殺人の疑いで逮捕した。
2人は容疑を認めているらしい。動機などはまだわかっていない。

やはり、予想通りだったな。
外部から侵入した形跡がなかったんだろう。
警察はその点を追及したんだろうね。

「第一発見者の信憑性を疑え」は捜査の基本だし。
最近のこの手の事件だと、単独犯が多かったのだが、なぜ友人が犯行に加わったのか?疑問な所ですね。

 

続報を待ちましょう。

参考リンク
稚内主婦殺害事件の謎!
稚内主婦殺害事件の謎!その3

| | コメント (0)

2006/08/28

稚内主婦殺害事件の謎!

8月28日午前0時ごろ、北海道稚内市宝来1の3の1階で、市立稚内病院臨時職員、46歳主婦が胸から血を流し倒れているのを16歳長男が見つけ、隣人を通じて119番通報した。救急隊員が駆けつけたが、被害者は既に死亡していた。胸に刃物による複数の刺し傷があることなどから、稚内署は殺人事件として捜査を開始したとの事。

 

警察の調べでは、被害者は浴室前の脱衣所で、バジャマのズボンをはき、上半身は裸の状態で仰向けに倒れていた。
遺体を発見する直前、長男が「2階から1階のトイレに行く途中に見知らぬ男が玄関から逃げて行くのを目撃した」と話しているらしい。
長男によると、目撃された男は身長170~175センチぐらい、金髪で水色のパーカのような上着と灰色のズボンを着用しており、玄関は半開きになっていたとの事。

さて、この事件は引っ掛かりますね。
被害者が殺害された場所とその状況が気になる。
被害者は風呂上りで上半身裸の状態だったのだから、知らない人に気づけば、女性なら悲鳴をあげそうな状況だよね。

悲鳴をあげたのなら、2階にいた長男が気づいたはずだ。
だから、ここは悲鳴をあげていないと仮定して推理してみよう。
悲鳴をあげない理由は二つ考えられる。

1)被害者が犯人に気づかなかった場合。
風呂上りで濡れた頭髪などをタオルで乾かしていたので、周りが見えなかった場合だ。
しかし、この場合は犯人の目的が最初から殺害する事にあったと言う事になるね。

 

2)被害者が犯人に気づいていたが、悲鳴をあげない場合。
犯人が親しい人物ならば、犯人に気づいても悲鳴をあげる事はないだろう。

 

そこで、私が気になるのは、「足跡」なんだよな。
長男の目撃情報だと、男が玄関から逃げるところを見たと言う事だが、靴を履いていたなんて事は報道していない。
だから、土足で上がり、被害者を刺して直後に逃亡している事になる。

 

この事件は急展開もありそうな気がするよ。
捜査の行方に注目です。

参考リンク
稚内主婦殺害事件の謎!その2

| | コメント (0)

徳山高専殺害事件の謎!

8月28日午後3時ごろ、山口県周南市久米、国立徳山工業高等専門学校の校舎(専門科目棟)3階の研究室で、同校土木建築工学科5年の20歳の女子学生が死んでいるのを26歳の女性職員が発見する事件があった。

被害者の首にひものような物が巻かれており、県警周南署は殺人事件として捜査を始めたとの事。

警察の調べによると、被害者は同級生の19歳女子学生と午前中に学校に来たが、姿が見えなくなったため、午後から女子学生らが教員らとともに捜していた。被害者は研究室の床に倒れている状態で見つかった。夏休み中で、被害者らは自主的に登校していたとの事。

さてと、この事件だが・・・・
多分突発的な事件だと思うのだが、そうなら、手がかりは現場に残っているだろうな。
閉ざされた空間だし、警察はいづれ犯人にたどり着くだろう。
犯人がこのブログを読んでいたら、自首を勧めるよ。

| | コメント (0)

茨城社長殺害事件の謎!その3

続報です。
被害者が倒れていた近くに被害者の携帯電話が落ちていたことがわかった。
被害者が事務所から作業場に向かった22日午前9時ごろから死亡しているのが発見された同11時すぎまでの間の着信履歴が残っており、捜査本部は記録などから犯行時間の特定を急いでいるらしい。
警察の調べでは、現場では掃除機が倒れるなど争った跡が見つかっており、犯人と争った際に、携帯電話が落ちた可能性もあるとみられる。

 

とこんな所なんですが、被害者の携帯電話は見つかっていたんだね。
しかも、この情報は25日の物だから、3日たっている。
それなのになぜ?逮捕や任意同行の話題が出てこないのかな?
着信履歴に残っている人物のアリバイの裏付け捜査に時間が掛かっているのかな?

 

あるいは、ホントに着信履歴と関係ないのか?
しかし、そうなると行きずりの犯罪と言う事か・・・
でもね、そうならば、止めに胸を刺す必要はないよね?
犯人と被害者に面識が無いなら、被害者を2、3発殴ってひるんだ隙に逃亡すればよいはず。
首を絞めた上で止めを刺す必要は無いからね。
それに、凶器として刃物を持っていたなら、最初から刺しているだろう。
また、例えば窃盗の現場を目撃されてもみ合いになったのなら、首を絞めた紐はどうしたんだ?

 

それともう一つ、被害者の傷だね。いまのところ報道では顔面に殴られた後があったとか報道されてないんだよな。
これがホントに傷が無いのなら、被害者は突然、首を絞められたと言う事になる。
犯人が近づくまで被害者が気づかない?それも無いような気がするよね。
顔見知りで近くにいても警戒していなかった犯人が突然、首を絞めたと言うところかな。

しかし、その場合、犯人は最初から殺害するつもりだったと言う事なのか?
これは絞めた方向にもよるな、正面からの場合と後ろからの場合で少々見方が変わるだろう。

 

続報を待ちましょう。

参考リンク
茨城社長殺害事件の謎!その2
茨城社長殺害事件の謎!その4

| | コメント (0)

2006/08/26

青森女性殺害事件の謎!その6

続報です。
別件の詐欺容疑で逮捕拘置されている被害者の夫が妻の死亡事件についてアリバイがあり無実を主張する陳述書を作成している事がわかった。
8月2日に弁護士が作成したようだ。

これまでの捜査で
被害者は7月20日未明、経営する飲食店を容疑者とともに出た後、連絡が取れなくなり、その後に遺体で見つかった。

アリバイの主張内容としては
1)被害者はこの日、容疑者とともに飲食店から帰宅後、「コンビニ店にコピーを取りに行く」などといって車で1人で家を出たらしい。
2)その後、容疑者は被害者宅で就寝した。
3)午前5時ごろに目覚めた時には被害者はおらず、その後も帰ってこなかった。
4)このため容疑者は、友人の女性とともに、被害者を探しに行ったと主張をしている。

容疑者は被疑者と2005年11月から親しくなり、2006年5月に結婚、その後離婚した。が、同居は続いており、「お互いの愛は少しも変わらなかった」として、殺害の疑惑を否定しているらしい。

注意:上記の容疑者とは殺人事件の容疑者ではなく、詐欺事件の容疑者の事なので、混同なきよう注意願います。

 

さてこのアリバイの主張だけど一度事件を時系列にまとめてみないとなんともいえないな。

参考リンク
青森女性殺害事件の謎!その5
青森女性殺害事件の謎!その7

| | コメント (0)

放火事件頻発

東京都葛飾区柴又で24日から25日にかけ、マンションの玄関先の傘やゴミが燃やされる不審火が5件相次いだ。この一連の事件のうち1件の現場で目撃された近くに住む小学5年の男児11歳が「全部自分がやった」と認めたらしい。

 

警視庁亀有署は25日、この男児を補導した。
男児は動機を「友人ともめ、むしゃくしゃしていた」と話している。

最近、子供や若年者による放火事件が頻発している。
内容は大きく2種類になるようだ、
1)家族への不満でそのあてつけで自宅に放火
2)何かむしゃくしゃして、ストレス解消、あるいは愉快犯として近隣の建物などに放火

また、1)については放火ではなく、直接殺傷行動にでる事件も多い。
時期的に夏休みの終わりに近づいてきた為、宿題などでストレスが多いのだろうか?
あるいは、もっと子供を取り巻く環境が全体的に変わってきている事の表れなのだろうか?

 

ただ、どの事件もあまりに安易に犯行に踏み切っていないだろうか?
つまる所、未来予測能力の欠如と言う事になるんだけどね。
この行為、あるいは行動の結果、近い将来、自分がどんな立場に立たされるのか?と言う事に考えが至らないと言うか、全然考えていないよね?
どうもこのあたりも、意味不明な通り魔事件に通じているような気がして、日本の将来が心配になります。

靖国参拝問題やアジア外交も大事でしょうが、国内の犯罪や青少年育成、教育の問題も非常に重要だと思います。
これをほおっておくと、この国は内部から崩壊しそうですけどね、次期首相になる方にはこのあたりも考えて欲しいところです。

| | コメント (0)

岩手母娘不明事件の謎!その14

続報です。
8月24日に捜査本部は容疑者を現場に同行し裏付け捜査を行ったらしい。
24日午後に被害者宅を青いビニールシートで覆い被害者の車の停車位置や侵入口などを確認したらしい。約10分ほどで終了している。
家の中には入っていないようだ。

さて、拘置期限まであと5日・・・何か新事実が出てくるのかな?

| | コメント (0)

大阪女性監禁事件の謎!その10

続報です。
1)大阪府の女性連続監禁事件で、大阪地検は23日、容疑者42歳を堺市の女性会社員24歳に対する監禁と傷害の罪で起訴した。

2)容疑者は会社員をマンションに監禁した際、「自分の意思でマンションにいる」などと監禁を否定する「承諾書」を強要して書かせていたことが、府警捜査本部の調べで分かったらしい。

 

承諾書を書かせていたか・・・・つまりは容疑者自身が犯罪である事を認識していて、それを否定する材料として承諾書を書かせたと言う事だよね。
前にも書いたけど、浅はかと言うか、子供だましと言うか・・・そんな物が役に立つレベルの問題じゃないと言う事に気づいていないよな。

参考リンク
大阪女性監禁事件の謎!その9
大阪女性監禁事件の謎!その11

| | コメント (0)

発達障害と犯罪

厚生労働省がニートを対象に調査を行った。調査は今年6月、首都圏などにあるニートの就職・自立支援施設4か所を選び、施設を利用したことのあるニートの若者155人について、行動の特徴や成育歴、指導記録などを心理の専門職らが調べた。

この結果、医師から発達障害との診断を受けている2人を含む計36人、23・2%に、発達障害またはその疑いがあることがわかったらしい。

 

さてとこの報道についてですが、以前に荒野さんから犯罪と発達障害の関連を指摘したコメントを頂きました。
その時、私は発達障害があるにせよ、数的に多くなく犯罪と関連付けるには根拠が薄いのではないかと考えていました。

 

しかし、今回の調査結果をみると、ニートの約2割に発達障害の疑いがあるとの事です。
この発達障害の人達も学校には通っていただろうし、卒業している人間もいるでしょう。
つまり、ニートにならなくても若年層の中に高い確率で発達障害の人間がいるとも思えます。
もっとも、サンプル数が155はちょっと少ないと思いますけどね。
ぜひ全国の中学高校で調査して欲しいですね。

 

発達障害があるから犯罪に直接結びつくとは思えませんが、我々が生活する中で身近に発達障害を持つ人間がいるかもしれないと言う事は年頭において行動する必要があるようです。

 

24日の未明に宮崎県で男女高校生が近所の男に自宅の包丁で刺される事件が起きている。この容疑者もヒッキー君だったようだ。犯行後に精神安定剤を大量に飲んで意識をなくしていたらしいが、包丁に付着したDNAが被害者の物と一致している。

 

また、13日午後3時ごろ、京王百貨店の7階催事場で販売員が小型酸素吸入器の体験販売をしていたところ、来店した女が「その器械を使って具合が悪くなった」と苦情をいったうえ、「メーカーはどこか」と尋ねるといきなり持っていた折り畳み式の傘の先端で販売員の右目を突いて立ち去った。販売員は眼球損傷で、失明の可能性があるという事件が発生している。
警視庁新宿署は24日までに、傷害容疑で、杉並区の無職の女(31)を逮捕した。「相手の言葉遣いが頭にきた」などと話しているらしい。
女は毎日のように新宿周辺を訪れ、同百貨店にもよく来ていたらしい。逮捕後、意味不明のことを話したため、同署はすぐに釈放し、措置入院させた。刑事責任能力の有無を慎重に調べているようだ。

 

これらの事件と発達障害の関連は今のところ不明ですが、とにかく日本は安全な国ではない事はたしかです。
堤防に座って友人と談笑しているだけで、刺されるし、デパートで販売の仕事をしていれば傘で目を突かれてしまいます。
とにかく常に周囲に注意を払いましょう。宮崎の事件では犯行前に一度容疑者と接触していますし、犯行時には包丁を抜き身で手に持っていたはずです。
背後の気配に注意し包丁を手に持っている事に気づいていれば、助かったかもしれません。(未明の出来事なので暗くてムリかもしれませんね)

 

デパートの事件は難しいですね。接客業で防護服や安全ゴーグルなどを着けて仕事をするのは実際ムリだし。
かといって、どんな客が来店するかも分からない。
悪意や殺意を持った客かどうかの判断も行動を起こす瞬間まで分からないわけですからね。
これからの接客業に必要なのは護身術とか咄嗟に危険を回避する能力かもしれません。
事件現場となった、デパートではこの事件をうけてどんな対応をするのか興味のある所です。

 

自分の身は自分で守れ!が基本ですね。

| | コメント (0)

秋田小1殺害事件の謎!その53

続報です。
4月に殺害された女児9歳の行方が分からなくなった際、県警能代署が行った検問これまで、2回と説明していたが実は1回だけだったことが分かった。

能代署は7月中旬に誤りに気付いたが、能代署長は「いまさら言いにくい」として、訂正の指示を出さなかったという。県警本部長は同日、能代署長を口頭で厳重注意したらしい。

これはあれかな、初動捜査の検証の結果でてきた事なのかな。
これだけ大騒ぎされて、間違いましたと言うのは言い難いだろうけどさ。
最初から確認してから発表すれば済む事なんだけどな。

ま、検証の結果をまとめて秋田県警のHPにでも発表して欲しいね。

| | コメント (0)

2006/08/25

東芝エレベータ事故

8月24日午後4時10分ごろ、東京都江東区大島2、総合建材メーカー「トステム」本社ビルで、点検作業中の男性が、エレベーターと壁の間に挟まれる事故が発生した。昇降機メーカー「東芝エレベータ」の作業員31歳男性、約3時間後に救助されたが、まもなく死亡した。

さて、この事故なんだけど最近騒がれているシンドラー社の事故とは全く異なる原因でおきている。その為、今回取り上げる子とにしました。
シンドラー社の事故の原因は機械のトラブルである。機械のトラブルがなければ事故を防ぐ事ができるが、今回の東芝エレベータの事故は機械のトラブルではない。
ここが決定的な違いだ。
機械は正常に動作していた。正常な機械は操作された通りに動作する。今回は誤った操作が事故の原因になっている。

事故原因と見られるのは
事故当時エレベーターを7階に停止させ、ドアの開閉速度を点検中だった。同僚はかご内、挟まれた人はかごの上に乗っていた。同僚が「開」のボタンを押そうとした際、誤って「8階」のボタンを押し、上昇。挟まれた人はかごから転落し、かごと壁の約12センチのすき間に全身を挟まれた。
マニュアルでは、点検時はボタンが機能しないように切り替え、かごの上に乗る点検員がリモコンでエレベーターを操作することになっており」、これに違反していた疑いが強い。エレベーターは東芝エレベータ製で、保守・点検も同社が担当していた。

一般的には機械の点検の時は機械が動かないようにして点検するのが普通だろうね。
その為、マニュアルには点検時はボタンが機能しないように切り替える事になっていたようだ。そして、かごの上に乗った人間が操作する事になっていた。
つまりは、かごの上で危険な状態になっている人間が意図しないのにエレベータが動作しないようにする為だろう。

今回の事件ではこれらの安全な点検方法を無視して間違った方法で点検してしまった事に問題があると思われる。

正規の作業方法でない方法で事故にあうと言うのはあたりまえの話なんだけど。結果が重大すぎるんだよね。作業方法を無視した結果、重大な事故に繋がる事を予想できなかったかな?

今回の事故で私は1999年9月30日茨城県東海村のJOCで起きた、日本初の臨界事故で放射能被爆により2人の作業者が死亡した事故を思い出した。
この事故では原発用の核燃料を作る為の工程で作業マニュアルを無視して作業した為に起きた事故だった。
その結果作業していた3人のうちの2人が大量の放射線を浴びて治療もままならない中で死亡してしまった。
この時作業員は「青い光を見た」と話していて、私はマジ?チェレンコフ光かよ!と驚いたのを覚えている。

また、点検時の事故としては20年ぐらい前の事故だけど、コマツの工場でプレス機の点検中に電源を切った所、プレス機が動いて作業員が挟まれ死亡した事故もあった。
この時の事故は作業員が電源を切るとプレス機が動く事を知らなかった為に起きた(と記憶している)

今回のエレベータの事故では点検マニュアルに安全な点検方法が書かれており、多分名の通ったメーカーだけに、研修も行っていて作業員は安全な作業方法を知っていたはずだ。
それなのになぜ?手順を守らなかったのか?
そこが問題なんだよね。

「うっかりミス」と言うのもある。柳田邦夫の「巨大事故の死角」と言う本には、電気工事で道を挟んだ反対側の電柱には電気が来ていて活線だから注意しろと同僚の作業員に注意していながら、当の本人が活線に触れて感電事故を起こした事例が書かれたいた。
しかし、今回は作業員は2人居たんだよな・・・
作業員2人が2人とも、「うっかり忘れてしまった」と言う事があるのだろうか?

この事故をうけての東芝エレベータ社内での事故原因の調査に期待している。
ちゃんと調査すれば、日頃の点検作業がどのように行われていたかが分かるはずだ。
社外公表はしなくても、社内では真相を知る事ができるはずだ。
ハインリッヒの法則は当てはまるのか?興味のある所だね。

| | コメント (1)

2006/08/23

金に魂を売り渡す児童虐待

2005年11月30日夜、自宅の北九州市門司区内の市営住宅で、70度以上の熱湯をためた浴槽に二男(生後5ヶ月)を入れ、殺害しようとした疑い。両腕をつかんで数分間、胸まで熱湯につけた事件が発生した。

逮捕されたのは父親で暴力団幹部の46歳男性。
二男は全身の約50%を火傷、一命は取り留めたが、親指を除く8本の足の指が壊死(えし)するなど重症。犯行後、容疑者は、妻に障害認定を受けるための書類を取得するよう指示しており、障害児福祉手当を受給しようとしたらしい。

相変わらずの児童虐待事件だが・・・・
この事件が他の児童虐待事件と違うのは、その虐待が金目当てだった疑いがある事だ。
ストレスの結果や虐待の連鎖とは原因が違う。
とは言え、貧しい国の中には子供を障害者にして、物乞いとして生活する事を親が選ぶ国もある。
けれど、この日本でそんな事をする必要があるだろうか?
まったくないよな。健康で仕事をすれば十分生活できるだろう。

もし親が子供の障害手当てを目当てに酷い虐待をしたのだとしたら「金に魂を売り渡した」としか思えないな。

しかし、20年後親と子の力関係は逆転するんだよね。
親は66歳、子供は二十歳だ。容疑者はどんな老後を過ごすのか、因果応報と言う言葉の意味を知るのかな?

| | コメント (2)

大阪女性監禁事件の謎!その9

続報です。
7月に保護された24歳女性に対し、消防や警察の事情聴取を受けた際に「やせた理由はダイエットだと言え」と事前に強要していたことが大阪府警の調べで分かったらしい。

 

容疑者は「1週間前に部屋に転がり込んだことにしろ」と詳細な口裏合わせも要求。監禁中に女性が体調不良を訴え救急車を呼ぶよう繰り返し求めたのに、会話ができないほど衰弱するまで通報しなかったようだ。

 

そうとう狡猾とは思っていたが・・・
しかし、開放すればホントの事を話すとは思っていなかったのかな?

 

続報を待ちましょう。

参考リンク
大阪女性監禁事件の謎!その8
大阪女性監禁事件の謎!その10

| | コメント (0)

茨城社長殺害事件の謎!その2

続報です。
1)死因は窒息死
2)首に幅5ミリの細い紐状のもので絞められた痕があった。
3)絞殺後に刃物で胸の中央部を1回刺されている。
4)凶器は現場から見つかっていない。

さてこんな所なんだけど、この事件意外に気になるね。
窒息後に胸を刺しているのはなぜか?
普通に考えれば、止めを刺したと言う事だよね。
これはなぜか?

また、激しい憎悪の結果の犯行なら、やはり最初から刺すのではないかな?

そして、事件の計画性をどう見る?
犯行場所が平日の工場ってどうよ・・・・
もし稼動中の工場なら従業員や業者などの出入りがあるはずだろう?
計画するとしても誰に見られるか分からない場所を殺害現場には選ばないだろう。

つまり、この事件は突発的な事件だったと私は推理します。
そうすると、凶器は準備していなかった。
凶器は現場にあった物だろうと推理する。

そこで問題がなぜ?絞殺後に刺したのか?
被害者と口論となり激昂して身近にあった紐で首を絞めた。
そして、殺害したのだが後で息を吹き返すかと心配になった。
息を吹き返して誰にやられたか証言されたら、自分が逮捕されてしまう。
そうならない為にも、確実に殺害する必要があった。
そこで止めに胸を刺した。

と言うのが私の推理です。
だとすると、顔見知りの犯行と言う事なんだよね。

 

そして、被害者はなぜ殺害現場に向かったのかな?
事前に予定された行動だったのか?
しかし、そうなら今ごろ任意同行の話ぐらい出ているのではないかな?
そうすると、予定外の行動だったのかな?
だとしたら犯人はどうやって被害者を呼び出したのか?

やはり携帯電話だよね?
携帯電話の通話記録を調べたかな?
しかしそれも、電話機自体が発見されたのなら、同様に任意同行の話があるだろう。
多分電話機は見つかっていないのかな。

 

続報を待ちましょう。

参考リンク
茨城社長殺害事件の謎!
茨城社長殺害事件の謎!その3

| | コメント (0)

茨城社長殺害事件の謎!

22日午前11時ごろ、茨城県高萩市安良川の金属加工会社「大内インダストリー」工場で、同社社長60歳男性が血を流してあおむけに倒れているのを、弟52歳が発見、119番したが社長は既に死亡していた。
外傷は
胸に刺し傷1箇所。首に絞められたような痕。現場で凶器は見つからなかった。
被害者は約120平方メートルの平屋建て工場内に倒れていた。着衣は長袖、長ズボンの作業服姿で、一部がはだけていたらしい。

足取りは
22日午前9時ごろ、現場から約1キロ離れた元請け会社の朝礼に参加。周囲に「工場に行ってくる」と言い残して車で出かけたらしい。
現場は高萩市の中心部で周辺には大型スーパーや住宅などがあるらしい。
多分犯行現場の航空写真
上の航空写真を見た感じだと、周りに建物は多いみたいだね。

 

さて、この事件なんだけど、ポイントは
胸に刺し傷1箇所、そして首の絞めた痕。
殺意満々のように感じる、そして犯行時刻が22日(火曜)の9時から11時の間だ。
窃盗目的にしては、平日の午前中の工場の中って事からその線は薄いだろう。
どうも、怨恨の臭いがするな。
被害者周辺のトラブルを洗えば犯人に繋がる情報が出てきそうな気がするね。

 

続報を待ちましょう。

参考リンク
茨城社長殺害事件の謎!その2

| | コメント (0)

2006/08/22

岩手母娘不明事件の謎!その13

続報です。
容疑者の拘置期限は21日だったが、31日まで延期となった。
警察には真相解明にむけてがんばって欲しいですね。

とりあえず、この事件のポイントをメモしておく
1)容疑者は仕事の独立後も仕事があまりなく、多額の借金があった。この為、金目当てで犯行に及んだものと見られている。(自供もそういう内容だね)

2)金目当てにしては「着衣の乱れ」は気になるところ。

3)被害者宅で待ち伏せし、顔などを殴打した凶器は被害者宅にあった「すりこぎ棒」を使っている。また、遺棄時に遺体をくるんだ毛布も被害者宅の物(最初から殺害するつもりはなったんだろうな)

4)犯行時は午後2時頃、被害者宅に侵入し被害者の帰宅までの3時間を被害者宅で金品を物色していたようだ。(明るい時間に侵入し物色するのは被害者の行動パターンや家族構成を知っていたからではないのかな?)

5)犯行時に容疑者は手袋をして指紋を残さないようにしている。また逃走時に1階の玄関を施錠している。(計画的に見えるが、3)の出たトコ勝負の犯行とチグハグな印象だね)

あと1週間で自供が出てくるか?警察の捜査に注目ですね。

| | コメント (0)

2006/08/19

監禁王子事件

この事件は北海道、東京で2001年から2005年にかけて複数の女性を連続して監禁した事件です。

事件概要
1)北海道事件
2001年、北海道江別市で札幌市内で知り合った20歳無職の女性を部屋に連れ込み、2週間ほど監禁した。
監禁中に犬の首輪をつけられたり、「ご主人様」と呼ぶように強要されたりした。
この女性が解放後に警察に被害届けを出し、2002年4月16日に犯人は逮捕された。
また、別の19歳女性を監禁し熱湯などで暴行していた事も判明した。
この事件に対して、札幌地裁は2003年8月に懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡し、控訴しなかった為、刑が確定した。
(被害者とは示談が成立していた。)

2)東京事件
2004年3月にチャットで知り合った兵庫県出身の18歳女性を脅迫し状況させた上でマンションやホテルに3ヶ月ほど監禁した。監禁中には犬の首輪をつけられていた。
5月初旬に女性は自力で脱出し事件が発覚した。
脱出当時、女性はPTSDで衰弱が激しかった。

2005年5月12日に監禁致傷で逮捕された。
逮捕時に自宅のマンションからは調教物のアダルトゲームが約1000本押収されたらしい。

とこんな事件です。
監禁王子とは犯人の高校時代のニックネームの「王子様」から来ているらしい。
この事件で問題になったのが、保護観察中に同様の事件が起きている事。そして、青森保護観察所から東京保護観察所へ転居の連絡が送られていたはずだが、実際にはFAXの送信に失敗しており、東京保護観察所では犯人の住所を把握していなかった。
この情報伝達に問題がなければ、東京での事件は防げたのではないか?との批判があったようだ。

一度事件が発覚し刑が確定していたのにも関わらず、2度目の事件を起こしているあたりが確信犯的なんですけどね。
2度目の事件ではチャットで知り合った女性を脅迫して状況させているあたりがかなり狡猾なイメージですね。

いずれにしても、よく知らない男性の所へ無警戒に出向くのは少々軽率でしょう。
自分の身は自分で守れ!だよね。何をするのも自由だが、その自由は危険の上に成り立っている。その危険を自覚するべきだと思うな。

07/07/17追記
7月17日東京地裁で論告求刑公判が開かれた。検察側は「犯罪史上まれにみる悪質な犯行」として懲役15年を求刑。被告は無罪を主張した。判決は10月5日に言い渡される。

論告で検察側は「犯行は被告の根深い粗暴癖と、女性を思いのままにしたいという自己中心的な動機に基づいたもので、一片の酌量の余地もない」と指摘した。その上で「まさに人倫を踏み外した所業と言うほかない」と訴えた。

また、「犯行は若者の交流の機会を悪用して行われており、今後、模倣犯が続出する可能性も懸念される」として、再発防止の観点からも厳罰で臨む必要性を述べた。

被告は論告の読み上げの最中、紙封筒から少女向け小説を取り出して黙読していたらしい。

もうこの人には何も言う事ありません。判決を待ちましょう。

07/10/20追記
東京地裁は10月19日、「女性を脱出困難な心理に陥れ、『お仕置き』と称した暴力や性的行為を繰り返した。反省の姿勢もうかがえない」として、懲役14年(求刑懲役15年)の判決を言い渡した。石島被告は「女性はいつでも離れられる状態で監禁ではない」と一貫して無罪を主張してきたが、「信用性に乏しい」と退けられた。

判決によると、被告は2003年12月~04年12月、青森県や東京都の自宅などで、当時10~20代の女性4人に「『ご主人さま』の言うことが聞けないのか」と脅し、相次いで監禁した。
監禁後は「しつけ」や「お仕置き」と称して殴る蹴るの暴行を加えたり、犬用の首輪を付けるなどした。
また、女性に「オレのために死んでみろ」と包丁で手首を切らせたりして、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などを負わせた。

被告は2005年12月の初公判から、一貫して無罪を主張。女性と会う際には自らを「超ド級の“S”」と紹介していたとし、「女性のほうから『ペットとして飼ってください』と言ってきた」「帰れと言っても聞かなかった」などと、監禁を否定していた。

だが、裁判長は「理解し難く、信用性に乏しい」と判断。受けた傷や脱出直後の状況などから被害証言は信用できるとして、最長116日に及んだ監禁行為を認定した。

まずは第一ラウンドが終了したと言う感じだね。
多分被告は上告すると思うがどうなるかな。

2010/09/24追記
控訴審判決公判が9月24日、東京高裁で開かれた。裁判長は「女性との完全な主従関係を現実化しようとして暴行や脅迫を行い脱出できなくした」として懲役14年とした1審東京地裁判決を支持、被告側の控訴を棄却した

被告は「女性が望んで服従した。監禁致傷罪は成立しない」などと争っていた。

裁判長は、「女性に絶対的忠誠心を負わせる被告の特異な性向や被害女性のメール・日記などから検討すると、被告が暴行や脅迫を加え監禁していたことが認定できる」と指摘。「恐怖心を利用するなど、脱出を心理的に妨げた場合にも監禁罪は成立し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)のような精神疾患も傷害として認めることができる」として被告側の主張を退けた。

| | コメント (3)

新潟少女監禁事件

最近頻発する女性監禁事件を考える上で忘れてはならない事件だ。

事件の概要
1990年11月13日、小4の女児が新潟県三条市で下校途中に行方不明となった。
その後発見される2000年1月28日までの9年2ヶ月間もの長期間、監禁された事件です。
犯人は拉致当時28歳の男性、発見時は37歳。
監禁中はナイフやスタンガンなどで脅し、時に顔の形が変わるほどの暴力を振るっていた。
この結果、女性はPTSDとなった。また女性は両足の筋力が低下する状態となり、歩く事ができなかった。
女性が発見された当時、犯人は精神的に不安定で入院したりしていた。
その後の裁判の判決理由で「脅迫性障害」と言う言葉が出ている。

また、事件発覚のきっかけは犯人が母親への暴力を振るった為、母親が保健所に相談した。医師が往診に訪れた時に被害女性を発見した。

こんな事件なんですが、この事件で一番問題となったのが、量刑の問題だった。
監禁致傷罪(221条)の最高刑は懲役10年で9年間も監禁しておいて10年じゃ軽すぎない?と言うわけで、窃盗罪と併合罪などをすったもんだの末、最高裁で懲役14年が確定した。

小学4年生が下校途中で拉致されてしまった事件なんだけど、これは防ぐのが難しいよね。被害者側には問題や落ち度は無かった。
せいぜい、集団下校やスクールバスなどで自衛するしかないだろうな。
他の点では、犯人と被害女性が暮らしていた建物には犯人の母親が同居していたわけで、もっと早く気づいて通報していれば、これほど長期間の監禁にはならなかっただろうね。
監禁していた部屋には母親は近づけなかったらしいが、既に親子関係は崩壊していたんだろうね。犯人はメンタルに問題もあったようだし。

| | コメント (2)

2006/08/18

広島男女殺害事件の謎!その2

続報です。
元交際相手53歳男性の逮捕状を取った。容疑者は遠藤さん方に侵入後、ほとんど口論なく突然襲ったことが17日、県警の調べで分かった。

 

男は16日深夜、現場から数キロ離れたコンビニエンスストア駐車場に止めていた車の中で発見された。睡眠薬のようなものを飲んでおり病院で治療を受けたらしい。

 

被害者は刺された後、近所の家に助けを求め、その時に容疑者の名前を話したようだ。

 

こんな所だね。
予想通りだけど、容疑者が逮捕された。
元交際相手と言う事から見れば、男女関係のトラブルと言う所なんだろうけどね。
容疑者が53歳、交際相手の女性が38歳、女性の現在の交際相手が41歳、3人とも分別のある年齢だと思うのだけどね。
容疑者も事件後にどうやら自殺を図ったようだし。
最初から計画的に犯行を行ったのなら、容疑者は相当思いつめていたと言う事なのかな。

 

男女関係のトラブルは常に犯罪に結びつく可能性があるデリケートな問題なんだよね。
だから、慎重な対応が必要なんだけど、当事者になってしまうとどうもそんな事を考える余裕は無いのかな。

 

続報を待ちましょう。

参考リンク
広島男女殺害事件の謎!

| | コメント (0)

2006/08/17

広島男女殺害事件の謎!

16日午後9時20分ごろ、中年の男女2人が刺殺される事件が発生している。広島県廿日市市原の市営住宅の住人から「近所で人が刺された」と119番があった。救急隊が同住宅に住む職業不詳41歳男性宅に駆け付けたところ、室内で41歳男性と38歳女性の2人が血まみれで倒れていた。2人は病院に運ばれたが、いずれも間もなく死亡が確認された。現場から男が逃走している。
同居していた、2人の子供に怪我は無かった。
子供は、刃物を持った男が突然室内に押し入り、2人を刺して逃げたと話しているという。 

 

とこんな事件なんですが、子供から特定の名前が出ているらしく、逮捕は事件の問題と言う所だろうな。

 

子供が目撃していたので、何らかの情報が出るだろうが、いちおう推理してみる。

つまり、刃物を持った男が突然押し入りその場に居た大人2人を刺して逃走したと言う事だね。
最初から刃物を準備している点、刺すまでに躊躇が無いなどを考えると、強い怨恨と言う所だろうな。

 

続報を待ちましょう。

参考リンク
広島男女殺害事件の謎!その2

| | コメント (0)

2006/08/16

井の頭バラバラ事件再考その4

今回はこの事件の動機について考えてみたい。
しかし、いつもの事ながら妄想です。

動機の手がかりになりそうなのは、遺体の遺棄方法だ。
バラバラにした上で指紋や掌紋を消そうとしている事の理由が気になる。
これは普通に考えて被害者の身元を隠そうとする強い意図の表れだと思う。
それでは、なぜ犯人は被害者の身元を隠そうとするのだろうか?
これは犯行が発覚して被害者の身元が分かれば、被害者周辺のトラブルから犯人の情報が浮上してくる事を回避したと考えての事だと推理する。

だとすると、幾つか除外できる動機がある。
1)保険金目当て
 この場合、被害者の死亡が確認されないと保険金の支払いに時間がかかるので、遺体を隠そうとした事から、この腺は薄いでしょう。

2)行きずり殺人
 なんらかの理由で行きずりの人間とトラブルとなり殺害、あるいは通り魔的な犯罪の場合、被害者との接点が無いので、遺体を隠す必要がない。

次に動機の候補を考えるのだけど、セオリー通り「犯罪の裏に女と金」って所から考えよう。
A)女性問題
 被害者は奥さんの話では相当まじめで、外泊する事も殆どない生活だった。
また、かりに女性問題だとすると、関係者は相手の女性とその交際相手ぐらいなので、犯行グループは多くても2人のはず。
だとすると、ちょっとこの犯行には人数が少ないのではないかな?

B)金銭トラブル
 貸し借り問題
  ありそうな話なんだけど、それほど経済的に困っていたと言う話はなさそうだし。貸していたとの情報もないな。

C)その他のトラブル
 C-1)仕事上のトラブル
  建築士としてどんな仕事をしていたのか不明なので、なんともいえませんね。
  しかし建築士として何らかの秘密を握り、その秘密を隠す為に殺害された可能性はあるかもね。かといって、建築士の仕事で知る秘密なんてかなり限定されるだろうな。それに建築士を殺害するなら、工事の施工をした人間も殺害しなければならないはず。やはりこの線も薄いかな。

 C-2)近隣トラブル
  根拠はなし、ただ被害者の自宅と遺棄現場が近いのでこの線もあるかと言う所。
  しかし、この場合は奥さんが何も知らないと言う事は無いので、やはりこの線も薄いだろうね。

 C-3)人違い殺人
 実は被害者は他の人間と間違えられて殺害された。
 それなら、被害者との接点が無いので、手の込んだ遺棄方法を取る必要が無い。
 しかし、最初から計画された事を実行しただけだとしたら、可能性はあるかもしれない。

こんな所なんだけど、結局どれも決め手がないのが妄想だよな。

参考リンク
井の頭バラバラ事件再考その3
井の頭バラバラ事件再考その5

| | コメント (39)

2006/08/14

東京大停電の謎!その2

バックアップの死角。
停電事故の原因がわかってきた。
鉄塔には2系統の送電線が張られていたが、今回の事故では一番下の2本の線がダメージを受けていた。
片側に1系統ずつの送電路となっている。
この為、2系統の送電路が同時にダメージを受けてしまったんだね。
実はこの片方が本線、もう一方がバックアップのはずだった・・・・

設計思想としては片方の送電経路がダウンしても、もう一方のバックアップの送電経路で送電を継続できるはずだったんだが・・・・
今回はそのバックアップまでもが同時にダウンしてしまったと言う事だね。

とこの話を聞いて、日航機の御巣高山の墜落事故を思い出した。
ジャンボジェット機が墜落してしまった事故の直接の原因は圧力隔壁の損傷で制御系統が全てダウンしてしまった事だった。

ジャンボジェットは事故防止の為に制御系統は4重にバックアップされていた。
所が、実はこのバックアップの制御系統が機体後部で1箇所に集まる部分があった。
不運にも圧力隔壁の損傷の時にこの1箇所に集まる4つの制御系統が全て損傷を受けてしまった事が致命的となった。
結果、乗客乗員400名以上が死亡した。助かったのは4名だけだった。

今回の送電線事故も同じだ。本来バックアップとして本線がダウンした時に本線に代わって機能しなければならないバックアップも損傷を受けてダウンしてしまった。
実はこの問題点はずっと以前から問題となっていた。
分かっていて対処しなかったのか?
それができれば、と関係者は思っているだろう。
何しろ、鉄塔一つ建てるのだって相当な建設費が必要で、送電経路を全く別に2系統持つとしたら、私のような一般人には想像もできないような、巨額の建設費が必要になるだろう。
結局の所、コストの問題と言う事なわけだ。

この問題が本質的に解決されるのは、ずっと先の事だろう。東京に住む人はこんな時どうするか、考えておく必要があるかもね。

| | コメント (0)

東京大停電の謎!

8月14日午前7時38分ごろ、東京都内の広い範囲と、横浜市や千葉県浦安市などで停電があり、東京メトロ銀座線、日比谷線、東西線、千代田線、半蔵門線、南北線が止まっている。

JR埼京線や中央線、総武線、京葉線、武蔵野線のほか、京王線・井の頭線でもダイヤが乱れている。

原因はクレーン船が送電線に接触したためとみられ、詳しい原因を調査中だとの事。

とこんな所で現在も原因はわかっていない。
さて、発変電、送配電など強電関係を勉強した者なら教科書で学んだ事だが、東京は一番停電し難い都市なんだよな。
東京を取り巻くリング状に変電所を配置し、一箇所の変電所がダウンしても、残りの変電所でカバーできるようになっている。

しかし、1987年7月23日午後、東京など6都県で280万戸が停電した。
87年の東京停電は、八王子で39度という猛暑が原因となった。家庭用クーラーのスイッチがつぎつぎ「ON」にされ、電圧を下げた。このため変電所の自動停止装置が作動したのである。短いところでは数分で、もっとも遅かった静岡県沼津市でも3時間20分後には復旧した。

とこれが表面上の事故原因なんだが。

で、今回の原因は江戸川に掛かる送電線にクレーンが引っ掛かり送電線が損傷したと見ているようだ・・・

でもね、前にも書いたけど東京は一番停電し難い都市なんだけどな。
ホントの原因はこれから調査と言う所だろうな。

| | コメント (0)

2006/08/13

青森女性殺害事件の謎!その5

続報です。
被害者の元夫がクレジットカード不正使用で逮捕された。
三沢署は十二日、不正に入手したクレジットカードを使いカーナビゲーションシステムを購入したとして、詐欺の疑いで、米国籍、住所不定、無職24歳男性容疑者を逮捕した。

調べによると、容疑者は二月十九日午後五時半ごろ、八戸市内のカー用品店で、不正に入手したクレジットカード(上北郡内の女性(57)所有)を使用する権利があるように装い、同カードを使ってカーナビゲーションシステム一台(時価約十三万八千円)をだまし取った疑いのようだ。

容疑者は「なぜ逮捕されたか分からない」と容疑を否認しているらしい。

さて、この件ははたして、女性が死亡した事件と関係があるのだろうか?
事件としてはありふれた事件だね。クレジットカードの不正使用だし。一部報道が報道しているのはやはり、女性の殺害事件の別件逮捕としてみているんだろうな。

 

まだ、捜査の途中だけど別件逮捕と言うのがちと弱いな。
つまり、警察は物証を握っていないと言う事か。
事件当日のアリバイの裏を取ってそこから崩すか、あるいは金の動きを追うしかないだろうな。
無職と言う事だから、被害者の預金やクレジットカードなども使われている可能性があるしね。

 

続報を待ちましょう。

参考リンク
青森女性殺害事件の謎!その4
青森女性殺害事件の謎!その6

| | コメント (0)

香川女性殺害事件の謎!その6

続報です。
交際相手の50歳男性が傷害致死、死体遺棄の罪で起訴された。
当初、殺人罪で逮捕されたのだが、検察は明確な殺意を認定できる状況ではないと障害致死罪を適用したようだ。

 

また、事故後に逃亡を助けた、29歳男性については犯人隠避罪で略式起訴。丸亀簡裁が罰金二十万円の略式命令を出し、男は納付した。男は死体遺棄容疑でも逮捕されたが、同支部は関与の度合いが薄いと判断、処分保留で釈放した。

起訴状によると、被告は交際していた被害者の生活態度に腹を立て、六月二十八日午後四時から同七時ごろの間、綾歌郡内の路上などで、軽自動車の後部座席に乗っていた被害者の頭を殴るけるなどし、外傷性くも膜下出血で死亡させた。被害者の遺体を乗せたまま車を運転し、翌二十九日午前一時十五分ごろ、三豊市豊中町岡本の県道でセンターラインを越え対向車と衝突、遺体を乗せた車を放置して逃走するなどした。

 

殺害するつもりは無かったが、頭を殴ったら、死んでしまったと言う供述なんだろうね。
しかし、全身にアザがあったのだから、日常的な暴力があったわけだし、そのまま続ければ、死亡する可能性はあったような気もするけどな。
検察は未必の故意は考えなかったのかな?

 

ここまでの捜査で被告は覚せい剤を使用していたらしいとの情報もありますからね。
ジャンキーには近づいてはいけないと言う事ですね。

参考リンク
香川女性殺害事件の謎!その5

| | コメント (0)

2006/08/11

大阪女性監禁事件の謎!その8

続報です。
1)2004年3月、変死した女性美容師(当時29歳)の母親の弁護士が10日、記者会見し、母親は死因や現場の状況などについて、府警から説明を受けていないことを明らかにした。
相解明を求めて15日にも、同容疑者を傷害致死容疑で府警に告訴するようだ。

 

2)2004年3月に変死した女性美容師が失跡後、広島県内の母親に手紙2通を送っていたようだ。
美容師は03年9月に奈良市内の寮から失跡した。1通目は同11月に届き、「彼と一緒にいる。心配させてごめんなさい」という内容。同12月の2通目には「生活費が必要なので振り込んで」とあった。すでに美容師の携帯電話につながらない状態だったことなどから、母親は不審に思い、応じなかったらしい。

こんな所です。
しかし、被害者に手紙を出させて、お金を振り込ませようとするなんて、かなり狡猾だよね。
続報を待ちましょう。

参考リンク
大阪女性監禁事件の謎!その7
大阪女性監禁事件の謎!その9

| | コメント (0)

岩手母娘不明事件の謎!その12

続報です。
1)8月11日容疑者は強盗殺人の疑いで再逮捕された。

2)容疑者は7月19日午後2時ごろ上野さん方に侵入、夕方に帰宅した2人をすりこぎ棒のようなもので殴った上、首を手で絞めて殺害、現金2万数千円やゲーム機など40数点(時価計約3万数千円)を奪った疑い。

3)捜査本部は金目的で玄関の鍵をこじ開けて侵入、2人を待ち伏せて襲ったとみている。
(容疑者は認めているようだ)

こんな所ですね。
しかし、現金2万数千円、ゲーム機など時価約3万数千円、ざっと5万円程度の為に2人の命を奪ったのか・・・
翌日に迫った滞納した家賃8万円の為に行ったのかな。

一家の大黒柱の家長の行う行為としては、いかにも短絡的な犯行ではないのかな?
なぜ、他の方法を考えられなかったのか?
残される、妻と2人の子供の事を考えなかったのか?

借金はなぜ作ったのか?最初は塗装業で独立する為の独立資金だと思うが、それだけでは数百万まで膨らむ事はないだろう?
独立後も仕事が入らずに毎月の生活費に困窮して、サラ金からでも借りてたんだろうね。
容疑者自身はまじめな性格のようだしね。
問題はここだ。生活に行き詰まった時になぜ、他の方法を考えられなかったのか?
去年の夏にも、被害者宅に誰かが侵入したと被害者が話していたらしいが、もし去年にも容疑者が窃盗目的で侵入していたとしたら、いつまで泥棒で生活を支えるつもりだったのだろうか?

容疑者はプライドの高いタイプだったのかな?
多分、親戚中に事情を話して頭を下げれば、1000万円ぐらいのお金は集まりると思うんだけどね。
住居にしても、一軒家ではなくてもっと安いアパートなどあったと思う。
なぜ、合法的に問題を解決する方法を選ばなかったのかな?

家族は多分、犯罪をして欲しいとは思っていなかったろう。
ちょっと、貧乏な生活になろうと、まじめに働いて家族で生活する事を望んでいたんじゃないかな。
かっこ悪くても、まっとうな生活を選んで家族の生活を守る事の方がよほどカッコいいと思うよ。

まだ、捜査の途中だし、そのあたりの事情もこれからわかるかもしれない。
続報を待ちましょう。

| | コメント (0)

2006/08/10

秋田小1殺害事件の謎!その52

今回はコメントいただいた、Sageさんの疑問について、私なりの考え(憶測)を書く事にします。

>男児事件についての私の一番の疑問は「尿と血痕」です。
>警察犬は玄関のその臭いに反応していない。(掃除してなかったんだからすごい臭いのはず)
>また、殺害された日の夜容疑者宅で事情聴取を行った警察官も、その玄関を通っているはずです。それなのに「血痕」に気付いてない。

1)警察犬が玄関の血痕と尿の臭いに反応しなかった理由。
逆に疑問なんですが警察犬は玄関に入っているのでしょうか?
私が持っている報道情報では警察犬が何度も、容疑者の家にたどりついたと言う事だけで、玄関まで入ったと言う情報はありませんでした。

事件当日と言う事は容疑者に逮捕状は出ておらず、家宅捜索令状も無いので、容疑者が許可しない限り、玄関には入れないと思うのです。
そして、娘の死後その捜査方針(事故扱い)について反発していた容疑者がはたして、警察犬が玄関に入る事を許可するとは思えないのです。

この点については、周辺住民が目撃している可能性が高いので、玄関に入っているかどうかの情報は出てくるでしょう。

では本題ですが、警察犬の目的は何でしょうか?
それは、「指示された臭いを追跡する事」ですよね?
指示された臭いだけに反応するように訓練されているはずです。
そうでなければ、覚醒剤の捜査なのに、血液や尿に反応してしまっては、捜査になりませんよね。
つまり、警察犬は血液や尿の臭いを追跡せよとは指示されていなかったと考えれば、警察犬が反応しなかった事は自然な事だと思います。

さらに警察が血液や尿の臭いを警察犬に指示しなかった理由ですが、事件の捜査で調べたかったのは、男児の生前の行動でしょう。
最後に目撃された公園付近から男児がどこへ移動していったのか?その痕跡を追跡する事が目的だったはずです。

だとしたら、追跡する臭いは「男児の生前の臭い」でしょう?血液や尿は死後に発生した臭いですから、生前の臭いでなければ、男児の最後の足取りになりません。
この為、警察犬に指示した臭いは血液や尿の臭いでは無いと思います。

このような事から、警察犬が玄関の血液や尿に反応しないのもムリは無い事だと思います。
>(掃除してなかったんだからすごい臭いのはず)
と言うのも、毎回そこでしていたわけではないし、ただ一度の事ですよね。
そして、量も大量とは言えないと思います。
だから、それほど臭うかというと少々疑問です。

2)事件当日に玄関を見た警官が血痕に気づかない理由。
これを考えるには、出血した血液の量はどのぐらいでしょうか?
と言う事を考えなければなりません。
死因は絞殺です。私も絞殺された遺体を見た事はありませんので勝手な想像ですが、多分それほど大量に出血していないのではないでしょうか?
なぜなら、出血するのは目、鼻、口、耳からだと思いますが、それらは元々、傷があるわけではありませんし、首が絞められていて、血流は止まっていると思います。また死後は心臓も止まりますから、死後には大量に出血しないでしょう。

つまり、出血した量は少なく、多分床などに数滴付着した程度ではないでしょうか?
遺体自体や着衣にはある程度付着したかもしれません。

警察官が立ち寄ったのは夜ですよね。
そして、現場周辺は田舎で舗装された道よりも舗装されていない道の方が多いのではないでしょうか。
そして、容疑者は男児の捜索にも加わり、あちこち歩いていたはずなので、靴には泥が着いていたと思います。
私の記憶では容疑者と弟の2人が捜索に参加していたと思います。(母親もいたかもしれませんね)
何が言いたいかと言うと、玄関には泥の着いた靴が何足も置いてあって、床面には泥が結構多くあったのではないか?と言う事です。
なにしろ、掃除してないぐらいですからね。

つまりは、床面の泥にまぎれて、血痕に気づかなかったか、あるいは、血痕その物が小さくて気づかなかったのではないでしょうか?
血痕の上に靴が置かれていたと言う可能性もありますね。
血痕については、現在の技術では相当小さな物でも検出する事ができますからね。

もっとも、この段階では警察官は形式的に周辺住民に事情を聞いただけで、容疑者が怪しいと思っていなかったと言うのがホントの理由かもしれませんけどね。

私の憶測を書いてみましたが、男児の件については物証として公判でその内容が分かると思いますので、公判を待ちましょう。

| | コメント (3)

岩手母娘不明事件の謎!その11

続報です。
1)容疑者は7月19日の午後11時過ぎに八戸市内の中古品買取店で中古ゲームを売り、7月21日にも同店を訪れ、音楽CD数枚を持ち込んでいた。
ゲームは約1000円で買い取られた。そして、販売されていたゲームを980円で購入し帰った。
この時の服装は黒のジャージかトレーナーで約1時間ほど店の中にいた。
音楽CDは商品価値が低く買い取りはされなかった。

この店は被害者宅から容疑者宅への通り道にあるらしい。
警察は盗品を現金化しようとしたと見ているようだ。

2)警察は8月11日にも容疑者を強盗殺人の疑いで再逮捕するらしい。
事件の翌20日には、滞納していた2か月分の家賃(計8万円)を支払う予定だった。

こんな所だね、強盗殺人か・・・
多分、殺害するつもりは無かったのだろうが・・・・
この件についての私の考えてはもう少し待ってから書く事にします。

| | コメント (0)

2006/08/09

大阪女性監禁事件の謎!その7

続報です。
1)女性が監禁されていた部屋のタンスから、現金200万円が見つかっているらしい。
容疑者は定職をしておらず、2、3年まえに得た親族の遺産、数百万円で生活していたとみられる。

 

2)容疑者は監禁された女性が逃げ出そうとすると怒って暴行したり、「おまえが信用できなくなったので、外には出ない」などと言って、女性を見張るため自分もほとんど外出しないこともあった。また、容疑者は他に交遊関係がないため、捜査本部は女性が逃げ出すのを極度に恐れていたとみているらしい。

 

3)押収されたビデオテープの半分は市販の映画などのビデオ。容疑者は監禁した女性と映画のビデオを見るなどして過ごしていたと話しているらしい。

4)一昨年に死亡した監禁女性について、警察は殺人事件として立件したいらしい。

 

とこんな感じだね。
全体的にみて、ヒッキー君だったのかな?しかし、それでも、監禁女性に接触する事は手間を惜しまないんだな。

しかし、驚きは3)だな・・・
監禁された女性が容疑者と一緒に映画を見て「楽しい」と思うだろうか?
相手の感じる事、考える事を想像する事ができないと言う事だよね。
これを単純に自己中心的な性格の一言で説明できるだろうか?
私としては、メンタルか大脳機能に重大な問題があるのではないか?と疑問が浮かんでくるよ。

 

そう考えると、結婚相手にいきなり暴力を振るったのもうなずけるんだけどね・・・

あるいは、彼特有の愛情表現なのか?
彼は、人を愛する事はこう言う事と認識していたのかな?
もしかして、小鳥を籠で飼うのと同じ感覚なのだろうか?
ペットなら死んでも、逃げても代わりを探せば良いわけだ。
彼はただ、自分に都合のよい自己満足の世界の中で生きていたのかもしれないね。

 

とにかく、今は情報が少なすぎる。
彼がなぜ、こんな生活をするようになったのか?なぜこのような人間に成長してしまったのか?
そのあたりが知りたいな。

 

続報を待ちましょう。

参考リンク
大阪女性監禁事件の謎!その6
大阪女性監禁事件の謎!その8

| | コメント (0)

秋田小1殺害事件の謎!その51

続報です。
秋田地検は9日、小学4年女児(当時9歳)に対する殺人罪で、母親の33歳女性被告を秋田地裁に追起訴した。
さて、容疑者は犯行を「全面的に認めている」と言う事らしいが、最後のこのドタバタをみれば、公判で覆されてもおかしくないね。

さてと、検察は女児の件でも起訴したね。
正直な所、大丈夫なの?と心配になってしまうのだが・・・
それでも、起訴したと言う事は犯罪を立証するだけの証拠を検察は握っていると言う事だろうな。
もちろん、未だ報道されていない証拠がね。
それは何だろうか?今回は検察の握る証拠について考えてみよう。

まず、当然ながらその証拠によって彼女の犯行を証明できると言う物だろうな。
しかし、これが難しい・・・
容疑者と被害者が親子関係なわけで、例え遺体に彼女を示す物が付着していたとしても不自然ではないからだ。
だから、何か「彼女に繋がる物」があったとしても、それは証拠にはならないだろうね。


ヒントとしては、未だに警察が発表していない事をどう考えるか?
もし、警察が決定的な証拠を握っているのであれば、彼女の今までの供述の変遷から、彼女に突きつけて、自白を引き出すと言う手法を取るだろう。
玄関の血痕や尿の痕跡など、また大沢橋での目撃情報によって、彼女が供述を変えているからね。

つまり、検察の握っている証拠は彼女の犯行を断定するような証拠ではないのではないかな?
だとすると、彼女が女児を殺害する瞬間を目撃した。なんて証言ではないと言う事だな。

せいぜい、彼女が犯行を行ったと推定するには十分な程度かもしれない。
そして、警察がこの証拠を発表できない理由だな。
発表してしまうと、証拠能力がなくなるかもしれないと言う事が検察としては一番痛いはずだね。
それは何か?
発表すると、その為に証拠が隠滅されてしまう可能性があると言う事かな?
しかし、容疑者自身が警察に拘束されていて行動が制限されているのだから、容疑者自身が証拠を隠滅する事はできないだろう?
だとすると、誰が隠滅行為をできるのか?
彼女の味方と言う事になるから、共犯者(もしいればね)、近親者、交際相手、友人、弁護士と、このあたりになる。
ただ、容疑者に接見できるのは弁護士だけだろう?(自信ないけど)

しかし、よく考えれば、重要な証拠なら警察が確保しているはずだろ?そんな物を簡単に隠滅できるはずがないよな・・・
つまり、警察が確保できない物と言う事だな。

それは何だ?・・・人かな?
つまり検察は重要な証拠となる証人の証言を持っていると言う事かもしれないね。

彼女が犯行を行ったとする証言とはどんな証言だろう?
・彼女が女児が川に溺れているのを見ていたと言う目撃証言。
(それなら、とっくに発表しているだろう、それだけで立派な犯罪だもんな)

・彼女が犯行を行ったと認める話を聞いたと言う証言。
(犯行の現場を見た目撃証言以外に彼女の犯行を証明しようとしたら、彼女自身が犯行を認める話をしたぐらいしかないだろうな)

もしそうなら、ちょっと可愛そうな気もする。多分彼女が犯行を認める話をする相手なんて、身近な人間しかありえないからね。
とは言え、罪は償わなければならないわけだし、彼女が裁かれた後も証言した人間の生活は続くわけで、きちんと証言する事が証言した人間にもプラスになると思うな。

とは言え全ては私の妄想です。
答えは法廷で明かされるでしょう。

| | コメント (0)

2006/08/08

大阪女性監禁事件の謎!その6

続報です。
1)9年前に22歳女性と2歳の息子が監禁された件では、連絡が取れず心配した母親が、付近への聞き込みで部屋を特定し訪れたが応答がなく、連絡を求めるメモを残した。
メモを見た女性が「骨折し、子供も食事をしていない」と電話で助けを求め、母親は茨木署員とともに部屋を訪問。しかし、応答がないため女性に会えないまま、引き揚げたらしい。

 

2)今回の事件では容疑者から木の棒で「頭部や両肩の同じ場所を、治りかける度に繰り返し殴られた」と証言しているらしい。女性には黒いかさぶたのようなだ円形の傷が残っている。食事もほとんど与えられず、栄養失調から血液中のヘモグロビン濃度が通常の約6分の1にまで低下していたことも判明。女性は生死をさまよう極度の貧血状態だったようだ。

 

3)十数年前、容疑者は結婚しており、新婚旅行から帰宅した当日、新妻に、ライターの火を押し付けたり殴りつけたりの暴行を加えて、その結果、妻はその日のうちに実家へ逃げ、新居のマンションでの新婚生活は1日で破たんした。
その後、容疑者が親と一緒に妻の実家に謝罪に訪れたが、復縁は拒否された。

 

4)今回、容疑者の部屋から押収した約100本のビデオテープを再生したところ、少なくとも数本に街頭で多数の通行人女性を撮影した映像が残っていたようだ。

 

5)今回の事件で被害女性は暴行に使われた棒の特徴を「『用心棒』などと書かれていた」と証言したが、府警捜査本部が、女性を監禁したマンションの室内から押収した木の棒には「用心棒」との記載はなかった。捜査本部は、容疑者が、棒の表面を削るなどして文字を消したとみている。

とこんな所です。
1)ですが、「警察って役に立たないな」と言う印象だよな。これじゃ警察がいなくても同じではないか?と言う疑問が出てくる。もっとも、警察としたら、令状もなしに勝手に入れないよって事なのかもしれないが・・・

3)はなんだろうね?これから結婚して生活を共にしようとする女性に対しても、酷い暴行を行うなんて、正気ですか?と思ってしまうのだが・・・
そもそも、監禁を合法的に行う事を目的に結婚しようとしていたなんて疑惑すら浮かんでくる・・・
いずれにしても、この女性は助かった。地獄の監禁マンションから無事に脱出できた事は幸運だったね。

 

4)しかし、期待していた物とは別だったな。監禁の現場が撮影されていると思っていたのだが、凶器の証拠を隠滅しようとしているぐらいだから、当然、もろ現場を録画したテープなんて処分しているんだろうな。
しかし、まだ残っているのなら、捜査の中で発見されるかもしれない。
そうなれば、言い逃れの出来ない決め手になるのだが、さてどうなるか・・・

 

続報を待ちましょう。

参考リンク
大阪女性監禁事件の謎!その5
大阪女性監禁事件の謎!その7

| | コメント (0)

秋田小1殺害事件の謎!その50

続報です。
容疑者は女児を殺害した事について、これまでの供述を一転させ、「何で私が犯人なの」「娘は、事件で殺(あや)められた」と、自分以外の犯人がいたことを主張しているらしい。

もう何が起きても驚かないな。こんな事もあるかもとは思っていた。

さて、この場合の見方は2通りしかないだろうな。
1)彼女が正しい事を言っている場合。
2)彼女が間違った事を言っている場合。

それぞれについて考えてみよう。
1)彼女が正しい事を言っている場合。
 1-1)誰か特定の人物の名を挙げて無罪を主張している場合。(これは憶測です)
 1-2)とにかく自分は犯人では無いと主張している場合。

1-1)については、もし誰か特定の人間が犯人だと主張しているのであれば、警察は捜査を行うまでは発表しないだろうからね。こんな事もあるかもしれないと思う。
それに「誰かをかばっている?」なんて説もあったしね。
もし、そうなら、誰かをかばおうと思っていたのだが、時間の経過により心変わりをしたのか?あるいは、弁護士などから僅かに入ってくる情報から、何か心に期するものがあったのか?
いずれにしても、この場合は急いで警察は捜査しなければならなくなる。

1-2)はとにかく自分は犯人では無いと言う事を主張していると言う事になるのだが、ホントの事だとしても説得力が無いのが痛いね。このまま公判に持ち込み、新たな新事実などで検察の主張を崩すなんて事を狙っているのか?
公判で逆転劇があるのかな?

2)彼女の言っている事が間違いの場合。
つまり、嘘を言っている場合なんだが・・・・だとしても、警察と検察は厳しい事になってきたかもね。
男児の場合はあれこれ物証もあるのだが、女児の場合については決め手になる物証がない。
橋の上での目撃証言のみ、しかも、殺害している現場を見たわけではないからね。

そして、これまた難しいのが彼女の供述は全て警察側から促された内容について認めているので、犯人のみが知る秘密の暴露が無い。

最後にちょっと、目線を変えて考えてみよう。
もし、この事件が裁判員制度で裁判が行われたらどうだろう?そして、貴方が裁判員として参加したとしたら、どんな判断をするだろうか?

私としては、男児については有罪、女児の件については微妙。
二つの殺人事件としての量刑として、女児の件が有罪なら無期か死刑だろうね。
しかし、女児の件が無罪となると、無期以下だろうな。

この事件は公判の行方も注目です。
検察が女児の件についてどんな主張をするのか?興味のある所ですね。

| | コメント (5)

2006/08/07

岩手母娘不明事件の謎!その10

続報です。
1)母親の車から容疑者の指紋が検出されない事から、容疑者が手袋を使用していた可能性がある。

2)容疑者は自宅の家賃の6月7月の2ヶ月分を滞納していた。
家賃の督促に7月20日ごろ支払うと応えていた。

3)現場から母親の財布が無くなっていた。

4)容疑者は金融機関に多額の借金があった。

5)被害者宅には「血の着いた石」が発見されたが、捜査本部は他に台所用品が凶器である事がわかった。

とこんな所かな。
借金もあったか、家賃を滞納する程、困窮していたのなら金目当てと言う所なんだろうが、やはりちぐはぐな印象だな。
多額の借金があるのであれば、やはり百万単位での稼ぎを狙いそうな気がするんだけどね。

ただ、ここまで容疑者の供述はぶれていないよね。窃盗目的と話している。
ここまでくると、その話も嘘ではないような気がしてくるのだが・・・・
しかし、それなら散乱した下着や衣類の意味はなんだろう?
侵入し物色していたところを、家人に見つかり、咄嗟に殺害、そして遺体の処理をしていると二女が帰宅してきた為、二女も殺害して、2人の遺体を山に遺棄。
そして、現場の血痕をぬぐい。警察の目をミスリードする為に下着類を散乱させた?

しかし・・・昼間に相当時間があったはず、なぜ家人が帰宅するまでに仕事を終える事ができなかったのか?
やはり謎が残るよね。

続報を待ちましょう。

| | コメント (0)

大阪女性監禁事件の謎!その5

続報です。
1)今回の事件で監禁場所の部屋からビデオカメラと大量のビデオテープが押収された。
監禁の状態が録画されている可能性があると見て分析するらしい。

2)9年前に監禁された当時22歳の女性には、2歳だった息子も一緒だった。
女性は自力で脱出したが、女性は栄養失調と肋骨骨折、子供も栄養失調状態だった。
当時22歳だった女性は、勤務先のスナックに客として出入りしていた容疑者に借金などの身の上話をしたところ、「おれが肩代わりするから、子どもと一緒に住もう」などと誘われ、男児を連れて茨木市内のマンション4階の部屋で同居を始めた。

3)今回保護された大阪府内の24歳女性会社員が気に入らないことをした際、「ペナルティー」と称して、腕立て伏せを強要していた。

4)今回の女性が監禁直後に救出を求めたメールが友人あての上、文面に若者が好んで使う「顔文字」が使われていたため、緊迫性がないと警察は判断していた。

 

5)今回の監禁で現場となった部屋の多数個所に女性のものとみられる血液反応があったことが6日、分かった。大量の使っていない大人用紙おむつも見つかった。
捜査本部は女性が食事を与えられずに激しい暴行を受け、トイレにも行けない状態だったとみて、容疑者を追及している。

 

6)容疑者は95年以前に結婚式を挙げ、すぐに別れるまでの新居もこのマンションだった。

 

とこんな所ですね。
4)のメールの件は、癖と言うか常識だったんだろうな、彼女にとってはさ、だからつい感情を表す記号として使ってしまったんだろうな。
1)のビデオテープには何が録画されているのか?これが決め手になるかもしれないし、新たな事件が発見されるかもしれないね。

しかし、ちょっと驚いたが、大人用の紙オムツって容疑者が交換していたのかな?
肉親でもないとちょっと、そんな事できないと思うのだが・・・・

 

やはり、性的衝動が背景にあるんだろうな。
このあたりは専門家の分析に任せるとしよう。

参考リンク
大阪女性監禁事件の謎!その4
大阪女性監禁事件の謎!その6

| | コメント (0)

2006/08/06

井の頭バラバラ事件再考その3

さて、今回はこの事件を推理してみよう。
被害者が殺害された理由は分からない、そこで、犯人像を推理する事とする。

推理の手がかりは
1)遺体の遺棄場所が公園
2)遺体はおよそ50箇所以上に細分化されている。
3)遺体から血液を抜く為に大量の水が必要。
4)被害者の殺害から遺棄までの時間が34時間。

普通に事件を隠蔽する事を考えていたのなら、遺棄場所に公園は選ばないと思う。
公園を選んだのには何か理由があるはずだ。
遺体を小さく解体しているから、公園でも発見されないと考えた?
しかし、やはり犯罪者なら遺体を人目につく可能性のある場所に遺棄するのは相当な勇気が必要だろうね。

遺体を運ぶ手段が犯人には無かった。
つまり犯人もしく犯人グループは車を持っていなかったのではないか?
他へ運べないので、殺害現場の近くで遺体を遺棄する必要があった。
だから、公園のゴミ箱に捨てる事を考えた。
こう考えると、ゴミ箱に入るサイズに遺体を切り分けた理由も説明できる。

しかし、レンタカーぐらい思いついたはずなんだよね。
だとすると、免許も持っていなかったと言う事かな?
都市部の場合、交通手段が豊富で車の免許や車自体を持っていなくても生活には困らない場合が多い。
これは対照範囲が広すぎて、犯人に結びつく条件にはならないな。

次に殺害場所、あるいは解体作業の場所なんだけど
大量の水が必要である事。短時間で遺体の解体をするには複数の人間が作業する必要があり、ある程度広いスペースが必要。
これらの条件を考えると一般の家庭ではムリではないだろうか?
学校、病院、学生/社員寮あたりかな。

遺体が発見された4月23日は土曜日、行方不明になったのが21日木曜日の夜。
遺体が発見されたのは土曜の午前中、金曜日の朝にもゴミの回収があったので、発見されていない、残り3分の2の遺体が金曜日のゴミの収集で運ばれたとしたら、木曜の深夜から金曜の朝までのおよそ6時間程度で解体している事になる。

作業する人間は10人近くいたかもしれない。それらの人間が集まり、深夜から早朝にかけて作業を行っても不審に思われない場所。
そして、犯行に関係の無い人間が目撃する事がない場所と言う事かな。

そうすると、組織ぐるみと言う可能性が濃厚なんだよね。
一番都合が良いのが病院と言う事になる。専門知識と機材が揃っている。
学校は深夜なら誰もいないと言うのであれば可能性はあるね。
学生や社員寮となると、犯行に加わらない人間の目が問題になる。

いずれにしても、犯人に結びつく推理ではないな。
やはり、この事件は難しい。

参考リンク
井の頭バラバラ事件再考その2
井の頭バラバラ事件再考その4

| | コメント (16)

秋田小1殺害事件の謎!その49

続報です。
1)簡易鑑定の結果、地検は容疑者に自己中心的で反社会的な人格傾向は認められるが、精神面の問題はないと結論づけた。(刑事責任能力はあると言う事)

2)殺害された男児の父親が警察に対して、、女児の水死事件について「事故の可能性が高い」と判断した経緯などについて回答を求める質問状を提出した。
「女児についての初動捜査が適切だったら、男児は殺されずに済んだはず」と述べるなど、県警の捜査への疑問を明らかにしており、質問は計十数項目。2日、捜査本部のある能代署を訪れ、署長に質問状を手渡した。

こんな所です。
責任能力については、言動などをみてもそれ程異常性があるようにはみえなかったから多分、大丈夫だろうなとは思っていた。
しかし、もう少し詳しい内容を発表して欲しいな。

「自己中心的で反社会的な人格傾向」
自己中心的は異論は無いのだが、反社会的と言うのはどのあたりを指しているのだろう?
たいした理由もないのに、男児を殺害してしまった事かな?

続報を待ちましょう。

| | コメント (2)

2006/08/05

大阪女性監禁事件の謎!その4

続報です。
1)今回の女性を監禁したマンション3階の一室の脱衣所から、微量の血液反応が広範囲にわたり検出されたことが5日分かった。
女性は「トイレの前の脱衣所に立たされ、木の棒などで執拗(しつよう)に殴られた」と証言しており、激しい暴行の事実を裏付ける重要な物証とみられる。

2)5件の監禁事件のうち昨年3月から約2カ月間、監禁された20歳代の女性は、和歌山県内で警察に保護された後、「マインドコントロールされていた。逃げ出そうと思えば、逃げられたが、怖くて逆らえなかった」と家族らに打ち明けていたらしい。

3)1995年にも、当時20歳の女性を6カ月間、別のマンションに監禁していた疑いがあることが5日、府警捜査本部の調べで分かった。被害者が府警に届け出た。これで容疑者の関連した監禁事件は6件となる。

 

4)6件目の被害者とは伝言ダイヤルで知り合ったといい、同容疑者は数珠を手に、「霊能力がある。死霊が取りついている。言うことを聞かないと大変なことになる」と脅し、監禁したらしい。

 

5)6人のうち3人はこのマンションのそれぞれ別の部屋で監禁状態に置かれていたという。府警は、容疑者が女性を誘い入れるため、複数の空き室を使い分けていたようだ。

 

6)今回の女性を物色して参加したお見合いパーティーにはその前に車でホテルを転々としながら監禁状態に置かれ2ヶ月間監禁した女性が保護された直後であったらしい。

 

さて、こんな所なんですけど、10年で6人を監禁、内1人が死亡、もう1人が栄養失調か・・・
この容疑者はどうも、嗜好依存症なんじゃないかな?
「監禁依存症」だと思う。
誰か女性を監禁していないと精神の安定が保てないのではないかと思う。
果たして、矯正というか治療が可能なのか?

1人が死亡してはいるが、死刑は微妙な所だろう。
被害者は多分全員がPTSDになっていると思うし。
被害者の人生を狂わせた罪は重罪だと思うのだが・・・・

 

なぜ彼がこんな行為を好むようになったのか?そのあたりが知りたいね。
続報を待ちましょう。

参考リンク
大阪女性監禁事件の謎!その3
大阪女性監禁事件の謎!その5

| | コメント (2)

井の頭バラバラ事件再考その2

さて、私なりにこの事件の疑問点などを書いてみよう。

1)通常のバラバラ事件ならば、大抵は頭部、両腕、両足など5箇所程度に解体するのがセオリーなんだけど、なぜ、27個、多分未発見分などを考えると50個以上に解体する必要があったのか?

2)遺体から血を抜く必要があったのか?

3)指紋を削り、掌紋に傷をつけ、遺体をバラバラにしてまで事件を隠蔽しようとしているのに、なぜ、遺棄場所が公園なのか?

事件全体を通して見ても、遺体の処理方法がいかにも、不自然だ。
例えば、これだけ遺体を細分化して解体するには相当な作業時間が必要だ。
過去の事例でも通常の5箇所程度の解体でも6時間程度必要になる。この時間は専門的知識が無い一般人が1人で行った場合で、専門的知識があれば約半分ぐらいの時間になる。
その事から考えて、この事件の解体作業には24時間以上掛かっているのではないだろうか?(根拠はなし私の憶測です)

この点から考えると、複数犯と言うのが浮かんでくる。1人でこれだけの解体作業は実際にムリだろう。まして、1人ならこの方法での遺棄は考えないと思う。
なぜなら、作業に時間がかかり過ぎて途中で別の遺棄方法に変えそうな気がする。
まして、殺害後はできるだけ早く遺体を遺棄しようと考えるなら、こんな手間はかけずに車で運んで、山に埋めるとか海に沈めるなど簡単な方法は幾らでもあったはずだよね。

指紋を削り、掌紋に傷をつけて、バラバラのパーツに分解している点は遺体の身元を隠そうと言う強い意図が感じられる。
普通に考えると、被害者の身元から周辺のトラブルが捜査線上に浮かび、犯人に繋がるのを恐れた為と思えるのだが・・・被害者周辺に目立ったトラブルは出て来ていない。

次にちょっと生々しい話だけど、多分遺体の処理から考えると、胴体も切断解体していると思う。しかし、胴体の切断はめちゃめちゃ大変で、過去の事件では胴体の切断を途中で断念している事例もあるぐらいだ。
なにしろ、内臓がでちゃうわけなので、一般人の感覚ではとてもできないと私は思う。
そんな意味ではこの事件の犯人は何か専門的な知識や経験があって、これらの解体を行えたと考えた方が自然だろう。
しかし、複数犯となると話は変わってくる。
いくら何でも、そんな専門的な人間を複数集められるのだろうか?
もしかすると、強い意志の元に機械的に作業を行うような、マインドコントロールされたような集団による犯行も考えられる。

それから、これだけ念入りに隠蔽工作をしているにも関わらず、どうして遺棄場所が公園なんだろうね?
前にも書いたけど、車に積んで運び、人気の無い所に遺棄した方がよほど簡単なんだよな。
どうも、遺体の処理方針がちぐはぐな印象だね。犯罪に対する知識があるようでいて、遺棄場所の選定が安易だ。
逆に言うと、遺棄場所を選定した上で遺棄できるように遺体を解体したと考える事もできる。

世田谷事件と同様に異常な犯行なんだけど、世田谷事件よりも物証が少ない、難事件ですね。

参考リンク
井の頭バラバラ事件再考その1
井の頭バラバラ事件再考その3

| | コメント (5)

井の頭バラバラ事件再考その1

このカテゴリでは井の頭公園バラバラ殺人事件について考えて行きたいと思います。
この事件は相当に異常な事件で遺体処理についても生々しい記述があると思います。
この手の話が苦手な人は読まない方が良いでしょう。

事件の概要
平成6年(1994年)4月23日、東京都三鷹市にある井の頭公園のゴミ箱に人の足首が捨てられているのを女性清掃員が発見した。駆けつけた警察官らが公園一帯のゴミ箱を捜索したところ、計27個に分断された手足・胴体の一部が発見された。

いずれも、半透明のビニール袋に入れられ、池の周囲にあるゴミ箱に点々と捨てられていた。遺体は手足と胸の一部だけで、頭部や胴体の大部分は発見されていない。
事件の三日後に公園の近くに住む一級建築士35歳が被害者と判明した。
被害者は21日の夜から行方不明となり、妻から捜索願いが出されていた。

事件の特徴
A)この事件の最大の特徴は発見された遺体が全て、約20cmに切り揃えられ、厚さまで揃えられていた。
(公園のゴミ箱は前面に縦20cm、横30cmの蓋がついていた。)

B)発見された遺体からは完全に血液が抜けていた。
(血を抜くのには大量の水が必要になる)

C)発見された遺体は全てをあわせても、人体の3分の1、20数kgほどしか発見されていない。

D)遺体には犯人の証拠になるような付着物は何も発見されなかった。

E)指の指紋は削られ、掌紋には傷がつけられていた。

F)発見された遺体からは生活反応のある傷は1箇所だけで、死因につながるような傷ではない。

G)被害者の最後の目撃時刻から遺体が発見されるまでの時間は34時間。

さて、こんな事件です。捜査も本庁捜査員は引き上げてしまい、現在では地元の三鷹署の捜査員が日常業務の合間に捜査しているらし。実質的な迷宮入りの事件です。

次回は私の推理と言うか疑問点などを書いて見ましょう。

参考リンク
井の頭バラバラ事件再考その2

| | コメント (11)

葛飾通り魔事件

4日午前10時40分ごろ、同区新小岩1の路上で近所に住む32歳無職の男性が両手に持った文化包丁(刃渡り約16.5センチ)と果物ナイフ(同約11センチ)を振り回し、取り押さえようとした同署地域課の46歳巡査部長の左腕に切りつけ、重傷を負わせる事件が発生した。

 

巡査部長は容疑者に向け拳銃3発を発射。一緒に駆けつけた同課の26歳巡査長も1発撃った。4発のうち3発が容疑者の左肩と両足に命中した。巡査部長と容疑者は病院で治療を受けており、命に別条はないらしい。

 

さて、この事件を聞いた時、池袋通り魔殺人事件を思い出した。
事件前に容疑者の家族が「夫が裸で刃物を持って出て行った」と警察に通報があったらしいね。

今の段階ではなんとも言えないが、元祖通り魔殺害事件の川俣軍司は覚せい剤を使ってましたね。
池袋の事件では薬物は使っていなかったはずだけど、さてこの容疑者はどんな状態だったのかな?

 

しかし、この手の事件は防ぐ事ができないし、予測も難しい。
とにかく、常に周囲に注意を払い、刃物を剥き身で持っているような人間を発見したら、即座にその場を離れるしかないだろうな。

続報を待ちましょう。

| | コメント (0)

2006/08/04

岩手母娘不明事件の謎!その9

続報です。
容疑者が久慈署捜査本部の調べに対し、「生活費に困ってやった」という趣旨の供述していることが4日、分かった。
容疑者は被疑者宅から日用品を持ち出していた。捜査本部は金目当てで上野さん宅に侵入し、犯行に及んだとみて、強盗殺人容疑でも追及する。

こなんところなんですが、
こうなると、当初の窃盗目的で侵入したと言う事はホントの事のようにも思える。
しかし、ではなぜ事件前日にも侵入したのに、その時は何も盗まなかったのかな?

続報を待ちましょう。 

| | コメント (0)

大阪女性監禁事件の謎!その3

続報です。
1)容疑者は今回の被害者と交際するきっかけとなった昨年5月のお見合いパーティーに会員登録した際、実際に住んでいない場所を登録していた。お見合いパーティーの主宰会社に参加登録した住所は、父親の住む茨木市の実家。実際は、父親所有の賃貸マンションに住み、空き部屋を監禁場所にしていた。

 

2)被害者は昨年5月のパーティーに友人2人と参加した。友人は容疑者の顔は分かるのだが、名前が分からずに捜査は行き詰まったらしい。

 

3)04年3月に死亡した広島県出身の女性(29)は勤めていた奈良県の美容室の寮を、03年9月に「駆け落ちする」と言い残して引き払い、行方が分からなくなった。容疑者が「駆け落ちする」と言わせて、捜査を封じる意図があった可能性も出ているらしい。

 

4)大阪府警がきのう行った捜索と検証の結果、室内から、女性への暴行に使ったとみられる木製の「孫の手」や、革製のベルト、それに着火ライターなどが見つかったらしい。
女性所有のものも含む複数の携帯電話も見つかったらしい。

5)調べに対し、容疑者は、「女性を叩いたことはない」「ベルトで手足を縛ったが、同意の上だった」などと容疑を全面的に否認しているらしい。

 

6)今回の被害者の両親から家出人届の提出を受け、警察署がいったん、女性を事件に巻き込まれた可能性がある「特異家出人」としながらわずか約半月後に、事件性は薄いと判断して「家出人」に変更していたらしい。

 

7)容疑者は監禁していた女性に自分を「ご主人様」「だんな様」と呼ばせ、家事などで気に入らないことがあると、「お仕置きする。罰を与える」などと脅迫。太さ5センチ、長さ30センチほどの木の棒や孫の手で女性を殴ったらしい。
コンロ用ライターの火を女性の体に押し当てたり、腹筋や腕立て伏せを強要することもあったらしい。

 

8)今回の被害者の両親から捜索願を受けた堺東署が、携帯電話の微弱電波による位置探索を府警本部に打診したのに府警本部が検証令状の請求などを指導せず、実施されなかったことがわかった。

 

とこんな所ですが。
6)と8)からまたもやの警察の怠慢が証明されましたね。
また、1)や3)から過去の成功経験が彼の行動をより狡猾にさせているんだろうね。

秋田県警についで、大阪府警もその捜査手法は批判されるだろうね。

 

それから、1)からお見合いパーティーの主宰した所が、身元を洗っていれば、お見合いパーティーに容疑者が参加できずに、今回の事件は防げたかもしれない。
・・・でも、ダメだろうな。多分別の方法で違う被害者が出ただろうね。

参考リンク
大阪女性監禁事件の謎!その2
大阪女性監禁事件の謎!その4

| | コメント (0)

大阪女性監禁事件の謎!その2

続報です。
1)容疑者が9年前にも別の女性を約1ヶ月自宅に監禁していた可能性が強いことが3日、近所の住民の証言で分かった。
この時は被害者家族の強い希望で被害届などは出されなかったようだ。

 

2)今回の事件の被害者の両親は「捜査をしてくれるよう何度も頼んだが、『本人の意思で家を出ているので、事件性は薄い』と言われ、十分な捜査をしてもらえなかった」と警察への不満を訴えているらしい。

 

3)被害者が一度容疑者と付き合ったが別れた理由として、「付き合ってみたが『友達と会うのをやめてほしい』などと行動を束縛されるので別れた」と友人に話していたらしい。

 

4)被害者は一度監禁状態で逃げられない事を友人にメールで伝え、助けを求めていた。
この話を聞いた両親は警察に相談したが2)のようになっていた。

 

5)被害者は容疑者が外出時には窓のない暗闇のトイレに閉じ込められ、助けを求めようとしたことを知られると、ライターの火を押しつけて一段と激しい暴行を受けたという。府警は、容疑者が過酷な虐待を通じて女性に絶対服従を強いていたとみているらしい。

 

6)監禁が始まったのは2月6日。府警の事情聴取に、女性は「誘われて同居を始めた」と説明。数日間は、容疑者に求められて会社を欠勤し、一緒に外出していたという。ところが、「食器の洗い方が悪い」などささいなことから言いがかりをつけられ、やがて殴られるようになったらしい。
被害者の女性は「二重人格だ」と話し、現在もおびえているらしい。

とこんな所だね。
さて、この事件の問題点なんだが
A)事件が起きなければ動かない警察をまたも証明してしまったのかな。

B)2年前にも29歳の女性が同じような状態で死亡する事件があったのにも関わらず、またも同様な事件が発生し、もし今回も被害者が死亡していたら、事件は闇の中だったに違いない。

この2点は警察の問題、栃木リンチ殺害事件の警察批判を大阪府警はどう考えていたのかな?

C)ちょっと、意外かもしれないが、私は被害者と容疑者が知り合った「お見合いパーティー」にも問題ないの?と言うのが気になる。
男性側、女性側、参加者の身元や身辺情報なんて事は調べないんだね。
多分、企業が主宰しているのだろうから、利益があがれば、お金を払ってもらえれば、どんな人間が参加しても気にもならないんだろうね。
そこが、親類や友人の紹介とは違うところだろうな。親戚のおばちゃんなんかだったら、身元や近所の噂まで調べてきそうだもんね。

 

D)女性はさ、女性として生まれてしまった時点で性犯罪の対象になってしまうんだよな。
それは、過去の数々の事件が証明している。
かつて、昭和の時代に大久保清と言う稀代の連続婦女暴行殺害犯がいた。
いずれ、このブログでも取り上げる予定だが、この大久保はスポーツカーに乗り、芸術家と嘘を言って127人の女性をナンパしてうち、誘いに応じて車に同乗した女性35人の内20数人を暴行、内8人を殺して埋めた。この間、わずか41日間の出来事だった。
「自分の身は自分で守れ!」と言うしかないのだが・・・・
あまり良く知らない人に無警戒でいられる程、日本は治安の良い国ではないんだよな。

被害者が回復すればもっと、色々な話が出てくるだろう。
容疑者にはどうやら、矯正不能なほど異常な感情などがありそうだし、精神鑑定などもしても良いかもしれないね。
責任能力の有無を調べるのではなく、なぜ、こんな事件を何度も行っているのか?そのあたりの理由が知りたいです。

 

続報を待ちましょう。

参考リンク
大阪女性監禁事件の謎!
大阪女性監禁事件の謎!その3

| | コメント (0)

2006/08/03

大阪女性監禁事件の謎!

大阪府茨木市で7月15日午前、「同居人の体調が悪い」などと119番し、駆け付けた消防隊員が、同市中総持寺町のマンションから衰弱した女性を病院に搬送した。女性は体重が30数kgと極度に痩せており、マンションの部屋は、窓を閉め切り、日中も日が差さない状態だったという。

女性は、両肩や頭に鈍器で繰り返し殴られたような痕やアイロンを押し当てられたやけどのような傷があった。虚脱状態で、胸骨が浮き出るほどやせていたという。保護された時は口をぱくぱくし、歩くこともままならなかったらしい。

 

この状態を不審に感じた救急隊員が警察に通報し事件が発覚した。
大阪府警捜査1課は3日午前1時過ぎ、部屋に住んでいた無職、42歳男性容疑者を逮捕監禁、傷害容疑で逮捕した。

容疑はお見合いパーティーで知り合った大阪府内の24歳女性を5カ月にわたり監禁して暴行した疑いで、この女性は先月15日、栄養失調状態で保護され現在も入院中。
保護された大阪府内の24歳女性は府警に対し、「ご主人様に傷つけられました」と説明し、マインドコントロールされていた疑いもある。回復には時間がかかるという。

回復とともに「暴行を受け、逃げられなかった。最初のころ、たまに買い物に出たが、怖くて逃げられなかった」「男(村本容疑者)が外出する時はトイレに閉じ込められた」「おかゆかパンしか食べさせてもらえなかった」と話ていた。革製ベルトで手足を縛られ栄養補助食品を飲まされたこともあったらしい。
部屋のドアには逃げ出せないよう外からも鍵が付いており、廊下に面した部屋の窓には、黒いビニールが張られ、中が見えないようにしてあった。

 

2人は1カ月間、交際していったんは別れた。その後、今年1月に容疑者から「会社から近いから、家に来ないか」とメールが来て再会。2月6日に男のマンションに行った。家族には「茨木に行く」と言ったまま行方不明に。家族は同月13日、府警に捜索願を出していた。
先月、女性が「病院に連れていってほしい」と頼むと、容疑者は「けがは誰か別の人間に殴られたと口裏合わせしろ」と強要。搬送時に救急車に同乗し、病院に付き添った容疑者は、府警に対し「1週間ほど前に、街で知り合い、半同せい生活を送っている。けがは同せいする前に誰かに殴られたもの」と説明していた。

 

また、この事件の2年前の04年3月11日、男が「同居の女性の様子がおかしい」と110番通報。女性は病院に搬送されたが、死亡する事件もあった。
女性の死因は凍死だが、30kg程度にまで痩せて、全身に皮下出血があるなど不審な点も多かった。結局警察は証拠不十分として起訴しなかった。

 

とりあえず、今回はここまで
またまた起きた女性監禁事件だ、前回の「監禁王子」が印象深いのだが、今度の事件もいわゆる仕事をせずに生活できてしまうちょっと裕福な人間が起こしている事件だね。
今回はちと、出遅れていしまったが、この事件も追っていきたい。

参考リンク
大阪女性監禁事件の謎!その2

| | コメント (0)

岩手母娘不明事件の謎!その8

続報です。
1)「事件前日(7月18日)にも被害者宅に侵入した」と話しているらしい。
2)2人を殺害して生活品などを盗んだという趣旨の話をしているらしい。
18日は何も取らずに立ち去り、翌19日午後に再び侵入し、家庭用品などを盗んだらしい。
3)容疑者は昨年9月に勤務先の会社をやめて独立して以降、仕事が取れず金に困っていたらしい。

遺体遺棄は遺棄現場まで母親の乗用車で往復した疑いが強まった。二女の車は盗んだ生活品を持ち出し、軽トラックに積み込むのに使ったとみられている。

とこんな所ですね。
だいぶ容疑者の事がわかってきたね。
当初、お金には困っていないと報道されていた容疑者だけど、実はお金に困っていたんだね。
そう考えると、女性だけの家庭をターゲットに選んだ事もうなずける。
車の件はどうやら、母親の車には遺体を運んだ時についた血痕が盗品に付着する事を嫌って、二女の車で盗品を運んだと言うのならそれなりに筋は通っているね。

でもな、家庭用品なんて盗んでもたいした金額にはならないだろうし、換金方法の問題があるよね、うかつに質屋や中古屋ではそこから足が付きそうだし。
今なら、ネットオークションかな。容疑者宅のPCや携帯、口座の振込み記録などは調べてみる価値があるだろうね。
しかし、やはり金額が小さすぎるだろ?2人を殺害してしまうぐらい追い詰められていたのなら、もっと大きな金額を狙うのではないの?

そう言えば、二女は近く結婚する予定だったな・・・・
もしや、結婚資金を狙った?それなら数百万ぐらいの額になるかもしれない。
その場合はターゲットは預金通帳かカードになるな。

続報を待ちましょう。

| | コメント (0)

秋田小1殺害事件の謎!その48

続報です。
1)女児殺害の件について、「子育てで悩んでいた」と話しているらしい。

2)女児殺害について「駄々をこねたので、イライラして、殺(あや)めるつもりで落とした」と殺意を認める話をしているらしい。

3)男児殺害の件について、「相手にしてくれない世間が憎らしかった」と話しているらしい。

なんて言うか、狼少年状態なので、この話にどのぐらい信憑性があるのかが問題だよな。
特に男児の件については、以前には
「もう1人子どもが殺されれば娘も誰かに殺されたことになると思った」みたいな事を話していたからね。

この話がホントだとして、私の憶測を書いてみよう。
彼女は幼少の頃からいじめられ、高校の卒業アルバムではとんでもない書き込みが何人ものクラスメートから書かれていたりして、かなり不遇な人生だっただろうな。
その彼女が女児の死後は多くの人から同情されたり、優しくされたのかもしれない。
それは彼女にとって、人生で一番の幸せだったかもしれないね。
ところが時間が過ぎていくうちに、世間は以前の冷たい物に戻っていく。
一度手にした幸せを手放したくない。
もう1人、子供が殺害されれば、また自分に注目が集まり、同情されるかもしれない。

なんにしても、ちょっと常識的な思考ではないので、専門家の分析を待った方が良いだろうな。

| | コメント (2)

2006/08/02

世田谷一家殺人事件再考その39

今日の夕刊フジの記事にスケボー愛好家犯人説が書かれているので要点をまとめておこう。

まず、ポイントは遺留品のヒップバッグから出てきた幾つかの物質の分析結果に新事実が判明したと言う事だね。

1)チタン酸バリウムはスケートボードの滑り止めのグリップテープの削れた物らしい。
2)2種類の砂はネバダ州の砂ではなくカリフォルニア州の砂と三浦半島の砂らしい。
どちらもスケーターに関係のある場所だった。
3)現場で発見された香水はアメリカの人気プロスケーターの愛用していた物と同じだったらしい。

それから、犯行現場近くの祖師谷公園にはスケボーなどに利用されるバンクがあり、スケーターが集まっていたようだ。
そして、たびたび、被害者はマナーの悪いスケーターを注意しており、事件の数日前にもスケーターと被害者が揉めていたとの目撃情報があるらしい。

こんな所だな。
ただ、この説は実は新しい物ではなく、ちょっと調べるとずいぶん以前から、被害者宅近くの公園に出入りしている、暴走族やスケーターなどが近隣住民とトラブルとなっていたと言う話は出ていた。
今回はその中で物質的な証拠が出てきた為にクローズアップされたと言う所だろうか?

この説は意外に説得力がある。
A)逆恨みから殺害・・・残虐な殺害方法。
B)スケーター・・・・・・・・若年者(体は鍛えられているが、お金は無い)
C)若年者・・・・・・・・・・・お金が欲しいので、室内を物色。
D)現場付近に土地勘があり、目立たない時間に逃亡している(のかな?)
E)カリフォルニア・・・・・渡航経験があり、硬水用の洗剤に結びつく。
F)遺留品の多くが、スケボーファッションに結びつく。

何でも、警察はこの方向で捜査を進めているらしい。

この報道が正しいのであれば、捜査は急展開と言う事になりそうなんですが・・・
捜査の行方に注目です。

| | コメント (13)

« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »