大阪女性監禁事件の謎!その3
続報です。
1)容疑者は今回の被害者と交際するきっかけとなった昨年5月のお見合いパーティーに会員登録した際、実際に住んでいない場所を登録していた。お見合いパーティーの主宰会社に参加登録した住所は、父親の住む茨木市の実家。実際は、父親所有の賃貸マンションに住み、空き部屋を監禁場所にしていた。
2)被害者は昨年5月のパーティーに友人2人と参加した。友人は容疑者の顔は分かるのだが、名前が分からずに捜査は行き詰まったらしい。
3)04年3月に死亡した広島県出身の女性(29)は勤めていた奈良県の美容室の寮を、03年9月に「駆け落ちする」と言い残して引き払い、行方が分からなくなった。容疑者が「駆け落ちする」と言わせて、捜査を封じる意図があった可能性も出ているらしい。
4)大阪府警がきのう行った捜索と検証の結果、室内から、女性への暴行に使ったとみられる木製の「孫の手」や、革製のベルト、それに着火ライターなどが見つかったらしい。
女性所有のものも含む複数の携帯電話も見つかったらしい。
5)調べに対し、容疑者は、「女性を叩いたことはない」「ベルトで手足を縛ったが、同意の上だった」などと容疑を全面的に否認しているらしい。
6)今回の被害者の両親から家出人届の提出を受け、警察署がいったん、女性を事件に巻き込まれた可能性がある「特異家出人」としながらわずか約半月後に、事件性は薄いと判断して「家出人」に変更していたらしい。
7)容疑者は監禁していた女性に自分を「ご主人様」「だんな様」と呼ばせ、家事などで気に入らないことがあると、「お仕置きする。罰を与える」などと脅迫。太さ5センチ、長さ30センチほどの木の棒や孫の手で女性を殴ったらしい。
コンロ用ライターの火を女性の体に押し当てたり、腹筋や腕立て伏せを強要することもあったらしい。
8)今回の被害者の両親から捜索願を受けた堺東署が、携帯電話の微弱電波による位置探索を府警本部に打診したのに府警本部が検証令状の請求などを指導せず、実施されなかったことがわかった。
とこんな所ですが。
6)と8)からまたもやの警察の怠慢が証明されましたね。
また、1)や3)から過去の成功経験が彼の行動をより狡猾にさせているんだろうね。
秋田県警についで、大阪府警もその捜査手法は批判されるだろうね。
それから、1)からお見合いパーティーの主宰した所が、身元を洗っていれば、お見合いパーティーに容疑者が参加できずに、今回の事件は防げたかもしれない。
・・・でも、ダメだろうな。多分別の方法で違う被害者が出ただろうね。
参考リンク
大阪女性監禁事件の謎!その2
大阪女性監禁事件の謎!その4
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