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2006/09/07

徳山高専殺害事件の謎!その12

犯行の計画性と目的について、続きを考えたい所だが、今回は報道内容についての疑問を考える事にする。

現在報道されている内容で殺害現場の状況に疑問があるんだよね。
その情報とは
1)被害者は28日午前10時ごろ、同級生の女子学生と登校。女子学生は他に用事があったため、研究室に行って勉強するという被害者といったん別れた。午前11時ごろ、女子学生が研究室に行ったが、鍵がかかっていて中に人がいる気配がなかった。
女子学生は別の友人と学校外に昼食をとりに行き、その後、携帯電話でも連絡がとれなかったため、校内放送を依頼するなどして被害者を捜し始めた。午後3時ごろ、学校の女子職員が研究室ドアの鍵を開けて、床に被害者が首にひものようなものを数回巻かれてあおむけに倒れているのを見つけた。

2)被害者の所持品の中で唯一研究室の鍵が見つかっていない。

この二つの情報を見て何か妙だと思いませんか?
私が非常に気になっているのは「被害者の携帯電話」なんだよね。
2)の情報から考えて、被害者の携帯電話は遺体と一緒に現場の研究室にあったはずだよね。
そして1)の情報から被害者の友人は被害者の携帯電話に電話しているはずだ。

これにどんな疑問があるのか?と言うと
なぜ携帯電話の呼び出し音に誰も気づかないのか?と言う事なんだよね。
授業中ならともかく、夏休みの研究室で一緒にいるのは同じ研究室の友人だろ?
マナーモードなどにするような気兼ねは必要ないだろうね。

この疑問の答え考えると
A)普段から被害者は携帯電話の呼び出し音を鳴らさないか、小さく設定していた。
B)電話を掛けた時に偶然、周囲(隣室)に人がいなかった。
C)バッグの中などにあり、呼び出し音が小さくしか漏れてこなかった。
D)犯人が被害者の携帯電話の電源を切るかマナーモードに設定した。

多分この4つぐらいだろうね。
A)については、今時の二十歳の女性だし、着メロにしている可能性の方が高いだろう。

B)昼食後なので隣室の学生達も食事に出ていた可能性はあるけどね。しかし、被害者の行方がわからないのだから、電話したのは1度や2度じゃないだろう?
テレビのニュース映像で見ると、研究室のドアは木製の学校でよくあるタイプだったはず。
そんなに遮音性は高くないと思うんだけどね。

C)はなんともいえないけど、電話が掛かってくる事がわかっているなら、机の上など取りやすい場所にあったのではないかな?

D)A)B)C)に当てはまらないなら、この可能性もあるように思う。
しかし、警察発表も無いようだし、私が気づくぐらいだから記者さん達も気づいたと思う。
記者さんは何か妥当な答えを見つけて報道するほどの事ではないと判断しているのかもしれない。

考えすぎかもしれないけどね・・・・
しかし、もしそうならば、被害者を殺害後、犯人はかなり冷静だったと言う事だよね。
遺体を発見させないようにすると言う点で研究室を施錠する事は思いつくだろう。
その時、被害者の鍵を持ち出す事も鍵つながりで容易に思いつくかもしれないね。

でも、携帯電話はどうだろう?
なにしろ、身近な存在であるだけに見逃してしまいそうなんだけどな。
携帯電話にまで気づくと言うのはかなり冷静だったか、あるいは犯人が居合わせる時に電話が鳴ったので犯人が電源を切ったと言う事かもしれない。
しかし、それでは犯行時間が食い違うんだよね。

この疑問の答えがD)なら、いずれ報道される事だろう。

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