徳山高専殺害事件の謎!その13
今回は犯人が犯行後に自殺していたと仮定した場合について考えてみたい。
犯人はなぜ?自殺したのだろうか?
これまでの私の推理ではこの事件の計画性と目的は二つに絞ってきた。
1)計画的犯行で殺害が目的の場合。
2)突発的衝動的な犯行で殺害が目的ではない場合。
1)の場合は最初から被害者の殺害、自殺までを考えた計画的犯行と言う事になる。
2)の場合は意図せず殺人犯になってしまった事。友人を殺害してしまった事などを悔いて罪を償う為の自殺と言う事だろうね。
私は当初1)の可能性は低いと考えていた。逆に2)の可能性が高いだろうと思っていた。
現在もそう考えている。
けれど、どちらも決め手が無いんだよね。どちらの説明も十分説得力を感じる。
そこで、多少決め手になりそうなのが、自殺の時期なんだよな。
犯行からある程度時間が経過してからの自殺であるならば2)の可能性が高いと思う。
しかし、犯行の直後に自殺していたとしたらどうだろう?
どちらとも言えないんだよね。
最初から自殺する事を計画していたのなら、犯行直後の自殺の説明は納得できるが・・・
しかし、後悔の気持ちが何時発生するのか?と言うのが個人差の大きいので犯行の直後に罪を悔いて自殺したとしても不思議ではない。
自殺の時期から1)と2)の判断をするのは無理のようだ。
それでは何を根拠に?あるいは判断材料にするべきか?
と考えると、
計画的な犯行ならば、明確な動機があるはずと言う事だね。
しかし、犯人が自殺しているのに動機をどうやって調べればよいのか?
これが問題だな・・・・
次回は冤罪説についても考えてみよう、一度は考えないとね。
| 固定リンク
コメント