徳山高専殺害事件の謎!その7
まずは続報です。
1)行方不明の学生は被害者の友人だった。家でも少年の事を話題にしていたらしい。
これには驚かないね。同級性で同じ研究室なんだから、友人じゃない方が不思議なくらいだよね。
さて、いまだ少年は発見されていないのだが・・・
少年の生命を優先して氏名と顔写真を発表した方が良いのではないかな?
もっとも、本人の承諾を得られないから、ご両親の承諾を得る必要はあるだろうけどね。
「目立つバイク」と言われてもね。
正直な所、どんな派手なバイクでもすれ違って5分も経てば記憶から消えるよね。
よほど、この事件に関心がなければ、バイクの車種と色、ナンバーを記憶と照合するなんて事をするとは思えないね。
やはり、コンビニや駅などに顔写真を張り出した方がより効果が高いのではないかな?
たしかに、もし彼が犯罪に関係が無いとしたら、彼と彼の家族に大変な迷惑が掛かる事にはなる。だけどさ、それも彼が生きて今後の人生を歩めばの話で、このまま永久の別れとなるぐらいなら、多少の不名誉もやむなしと言う事じゃないのかな?
人間は水だけ飲んでいれば、1週間ぐらいはなんとか生き長らえる事ができるだろうが、この先は難しいだろうね。
山岳部でのサバイバルで彼が生き残れるとも思えない。
食料がなくなれば、いずれ市街地に現れるはず、食料を購入するなり、お金がなければ盗む事もあるだろう。
どんな形でも、誰かが彼を見かけて、彼だと識別できれば彼の生存を確認できる。
この件については、警察や家族などで検討する必要があるだろうね。
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コメント
はじめまして。こんなに長い間、行方不明ということは 容疑者は自殺をしているのかもしれないですね。こんなに騒ぎが大きくなってしまったのに匿う人間などいるのだろうか。わたしは犯罪については別役実の本(『犯罪の見取り図』 『現代犯罪詣で』) などで犯罪を観察する方法を学んだつもりです。
投稿: 前山 | 2006/09/04 20:24
前山さん、こんばんは
そうですね、私もこの事件を聞いた時、最初に自殺の可能性を考えました。
誰かに匿われて、食事と寝る所を提供してもらわないと、1週間以上の逃亡と言うのはキツイでしょうね。
別役実さんは有名ですね、よそでもその名前は聞いた事があります。
残念ならが私は別役さんの本は1冊も読んでいないので、お勧めの本があったら教えてください。
投稿: ASKA | 2006/09/04 22:05
別役実の多数ある犯罪の本の中で金太郎飴の様に繰り返し現れる、別役流の方程式を説明しましょう。それは、前近代社会の秩序が崩壊しているのにもかかわらず、近代社会のルールも成立しているのではない、封建的家庭と近代的自我が同時並行的に溶解して個人と個人の関係がアメーバーのようなわけのわからない状況になっているのだという観察です。もう少しくわしく説明すると、たとえば、日本社会の結婚のありかたを考えるとき前近代の規範は男女が家に所属するか、または反発して駆け落ちか、というものだったが、現代には家というものには価値がなくなっているので家対子供という図式にはリアリティが無い。しかし、個人と個人が契約によって関係して好きな間だけ男女が一緒に過ごして、気持ちが離れたら別れる、という近代のルールも成立してはいない。そういう前近代でも近代でもないわけのわからない社会の状況におかれている個人が犯罪を犯しているのだという観察です。この方程式のような観察は何冊もある別役実の犯罪の本に繰り返し現れてきます。お勧めの本は、さっき紹介した『犯罪の見取り図』王国社94年 と芹沢俊介、山崎哲との共著『現代犯罪詣で』三一書房96年 といじめ現象について論じたこれも山崎哲と芹沢俊介との共著『いじめ考』春秋社が面白いです、興味があったら図書館ででも確かめてみてください
投稿: 前山 | 2006/09/05 01:44
前山さんこんばんは
推薦図書のご紹介ありがとうございます。本をみつけたら読んでみます。
投稿: ASKA | 2006/09/07 22:40