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2006/09/26

大阪タクシー事件の謎!その6

続報です。
無くなっていた2枚のナンバープレートのほか、運転日報と見られるノートなどが、タクシー車両が放置されていた場所から、南におよそ1.3キロの草むらの中で見つかったようだ。ノートには、日時や経路が詳しく書き込まれているらしい。

タクシー車両の遺棄現場から南に1.3kmの場所でナンバープレート等が発見された。
これはどうみるべきだろうね?
普通に考えれば、犯人が車両から奪ったナンバーと日報を捨てたと言う事だよね。
この二つはそれ自体が被害者の身元に結びつく物だから、犯人としても遺棄には気を使ったと思うんだけどな。

 

で、問題は1.3km離れている点だね。
これは結構重要だと思う。
タクシーの遺棄現場でナンバーを外して、帰り道でナンバーや日報を遺棄したのか?
それとも、別の場所でナンバーを外して、タクシー車両を運ぶ途中で遺棄したのか?

 

多分この二つのどちらかと言う事になるだろうな。
この点は今の段階では分からないが犯人の移動経路が少しわかる。
タクシー車両の遺棄現場とナンバーの遺棄現場に沿って46号線が走っている。
少しはなれて、115号線があり、わき道から46号線に抜けるルートを使う事も考えられるが、深夜の事なのでやはり道のしっかりしている46号線を移動に使ったのではないだろうか?

 

そして遺棄現場だけど、人気の無い山岳部を目指したと言う事だろうね。

 

さてと、ここでも犯人は中途半端な対応をしているね。
くさむらの中って事は無造作に投げ捨てたと言う事だろう?
なぜ、もっと確実に隠滅しないのかな?
ノートなら燃やす事もできたし、ナンバーなんて薄いアルミの板だろ?小さく切断する事だってできたはず・・・・

 

やはり犯人は処置を急いでいたんだろうね。
なぜ急いでいたんだろう?これは犯人の行動を推理するポイントになるな。
遺棄現場はJR高槻駅からでも5kmぐらい、暴行現場からでも10kmと離れていないだろう?
それなら、車で30分程度で十分移動できる距離じゃないか?
確かに犯罪行為であるだけに夜明け前に処理したいと考えておかしくないだろうな。
だけど、暴行事件があったのが午前0時30分頃だから、日の出を午前5時だとしても4時間以上あるだろう?
タクシー車両の偽装工作としてもそれほど時間は掛からないだろう?

 

だとしたら運転手自身の処理に時間が掛かってしまったと言う事かな?

いずれにしても、手間を掛けて偽装したタクシー車両の1km程度の距離に重要な証拠を無造作に遺棄してしまうぐらいだから、近くに運転手さんもいるかもしれないね。
早く救出して欲しいです。

参考リンク
大阪タクシー事件の謎!その5
大阪タクシー事件の謎!その7

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