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2006/10/31

世田谷一家殺人事件再考その50

続報です。(見落としていたましたが、10月17日頃に産経新聞に掲載されたようです。)

1)現場に残っていた犯人の血痕からDNA解析を進めた。

2)「あらゆる角度から分析しよう」(捜査幹部)と、DNAの塩基配列のパターンから統計的に民族や人種の系図を探る作業も進められた。

3)最近まとまった専門家の見解は、父系の遺伝子の系図は日本人や韓国人、中国人を含めたアジア系民族で、母系は欧州系。通常、父系の血統に属するため、犯人はアジア系民族で、しかも、欧州系女性と混血があったと類推される。

4)犯人像として、アジア系民族は歴史的に中央アジアなどの欧州系民族と混血を繰り返してきた中国人など大陸系アジア人の方が、島国の日本人よりも確率が高く、犯人像について、第1にアジア系外国人、第2に日本人でも、母親や祖母の代の比較的近い時期に外国人との婚姻があった混血-との推定に至ったとしている。

5)「過去に例がない捜査」(捜査幹部)で、かなりさかのぼった祖先が混血だった可能性も排除できない難点もあり、捜査幹部は「純粋な日本人の犯行の可能性も捨てず幅広く捜査する」としている。

とこんな所です。
今回報道の犯人像としては「アジア系外国人か、混血の日本人」、それ以外の部分については既に報道されている犯人像と言う所かな。

これだけではなんとも言えないでしょう。
とりあえず、アジア系だろうと言う所かな。新しい分野なので、データを蓄積していけばもっと絞り込めるかもしれないですね。研究の進展に期待です。

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