« 秋田4歳児変死事件の謎! | トップページ | 宇都宮ナタ男事件 »

2006/10/27

薬物による凶悪事件

世田谷事件の可能性を考える上で、過去の薬物がらみの凶悪事件をピックアップしてみた。

年代薬物事件名概要
2005 覚醒剤 姫路バラバラ事件 女性二人が殺害され、遺体はバラバラに解体されて、山や海に遺棄された事件
2004 脱法ドラッグ 同居女性殺害事件 22歳無職の男性が自宅で同居していた20歳女性を数箇所を刺して刺殺、全裸で近くの交番に出頭する途中でも路上で女性に噛み付くなど異常な行動をしていた事件。犯人に事件当時の記憶は無いらしい。
2004 覚醒剤 小山兄弟殺害事件 暴走族の先輩が子供をつれて居候するが、これに不満を持ち先輩の子供を虐待。虐待の事実が発覚する事を恐れて川に投げ落とし殺害した事件。事件後に先輩(被害者の父親)も覚醒剤使用の罪で逮捕されている
2003 覚醒剤 神奈川通り魔事件 神奈川で車の窓から通行人を刺して殺傷した事件。1人死亡1人が重傷、1人が怪我。
1998 シンナー 園児刺殺通り魔事件 19歳男性が路上で5歳の女児を刺殺、その母親に重症を追わせた事件
1993 覚醒剤 新幹線刺殺事件 27歳男性が新幹線の車内で男性を刺殺、取り押さえようとした警察官も重症
1984 覚醒剤 通り魔事件 38歳女性がホテルの通路で女性を刺殺した事件
1982 覚醒剤 大阪西成区7人殺傷事件 夫婦喧嘩をきっかけに47歳男性が妻と同じアパートに住む住人を次々に包丁で刺し7人が死傷(内4人が死亡)した事件
1981 覚醒剤 深川通り魔事件 有名な川俣軍司(29歳)事件、深川で通行人4人を刺殺、人質を取って中華料理店に篭城した事件
1981 覚醒剤 鶯谷通り魔事件 台東区鶯谷で38歳男性が寿司店から包丁を奪い、通行人の39歳男性社長を刺殺、その後自分も割腹自殺をした事件
1979 覚醒剤 難波女性殺害事件 大阪難波の地下婦人トイレで17歳少女が25歳女性を刺殺した事件。動機は「刑務所に入りたかった」

調べてみて気になったのだが、めった刺しにするような事件は殆ど無いんだよな。
2004年の同居女性殺害事件では複数箇所を刺して、被害者は失血死したらしくこの事件がとりあえず「めった刺し」に該当するかもしれない。
可能性は低いかもしれないが、薬物で錯乱した状態でめった刺しにするような事件は過去に起きていると言う事が重要かな。

ただし、世田谷事件については、週間現代説のようにメンタルに問題のあるタイプと薬物で錯乱したタイプの二つの犯人像は、実は排他的ではなく、同時に成り立つんだよな。
メンタルの問題を持った人間が薬物を服用して犯行を行ったと言うのもありえるね。

|

« 秋田4歳児変死事件の謎! | トップページ | 宇都宮ナタ男事件 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 秋田4歳児変死事件の謎! | トップページ | 宇都宮ナタ男事件 »