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2006/11/30

世田谷一家殺人事件再考その52

続報です。事件の前日、事件現場の近くの駅で犯人と同じ服装で、ヒップバックを身につけた若い男を見たとの目撃情報が出てきたようだ。

事件の前日の00年12月29日午後3時ごろ、小田急線成城学園前駅近くの道路で、「ラグランシャツ」と呼ばれるトレーナーを着た若い男とすれ違ったらしい。
シャツは袖と首周りが紫色で、犯人が宮沢さん方に遺留したものと同じデザインのようだ。

目撃された男はヒップバッグを腰に巻き、かかとにスラセンジャーと似たタグ付きのシューズをはいていた。トレーナーの上には何も着ておらず、12月にしては薄着だったので女性の印象に残ったという事らしい。目撃したのは近所の主婦のようだ。

犯人の服装はこちらを参照願います。

さて、この情報だがどう思う?
確かに、重要な情報であるのだが・・・・
しかし、私としてはどうして今、この目撃情報を思い出したのか?の方に興味があるね。
私なら6年前のただ一度の目撃した記憶を思い出せないだろうな。
私はもし、目撃情報が出るとしたら、親しい友人などから、同じ服やヒップバックを持っている友人がいた。みたいな事だと考えてました。
あるいは、偶然取った写真に犯人が写っていたとかね。

大丈夫かな?・・・・どうも心配だな・・・
長野の男児の件もあるしさ。

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コメント

なかなか面白い推理が続きますが。基本的に遺留品が多い点について、犯人が本当に着用していて現場で着替えたものなのか。ひょっとするとそれ自体が工作という可能性はないのでしょうか。大陸からきたプロであれば受けた?傷も含めて操作を欺くための工作・芝居ということもあるように思いますが。

投稿: 神の手 | 2006/12/11 10:07

神の手さん、おはようございます。
そうですね偽装工作と言う可能性はゼロではないと思いますが、どちらかと言うと捜査のかく乱を狙ったような気がします。
この点については、次回の記事で考えてみましょう。

投稿: ASKA | 2006/12/12 07:08

おはようございます。たしかに、6年前のことを「思い出した」とは。
その人に「特殊な事情」がない限り、あてに出来ないような気がします。
その年末で、遠くに引っ越していたとか、この6年間は外国にいたとか、
その時、自分も同じものを着てたとか、あまり信頼性はないと思います。

私も最近、犯人が現場から持ち去ったという、魚模様のアルファベットの
シャツを着ていた人を見かけた「記憶がある」のですが(釣り好きなので
単純に魚柄のABCと思った記憶だけで)いつ・どこでの記憶がありません。
警視庁のサイトを見て「あれ?」と思い出そうとしても、無理でした(ーー;

過去の記事で「カリフォルニアの砂」ですが。動植物(とくに土)の輸入は、
病害虫防止(検疫があって)禁止されています。「研究用」でも、どうかな?
http://www.jetro.go.jp/jpn/regulations/importproduct_01/04A-000919

あと子供を守る「地蔵」ですが、地蔵信仰は日本以外では盛んじゃないので。
素材が外国産でも、近所の人とか、事件と関係ない人が置いた可能性が高い。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9974012236

この事件の犯人は、近所の菓子屋に入った、若い泥棒たちを想起させます。
彼らは二人組で、菓子屋が倉庫にしてる、ガレージに入り込んだのですが。
ガレージで物音がするので家人に気づかれ、警察に通報され逮捕されました。

菓子屋の倉庫なので、菓子は豊富なのですが、なぜか彼らは、お湯が必要な
インスタントラーメンを齧っていました。3日も食べず、腹が減ってたので、
泥棒に入ったとか。その辺にいる若い男で、薄着でしたが身なりはキレイで。
泥棒とも、3日も食べてないとも、固いインスタントラーメンを齧っていた、
(菓子がいっぱいあるのに気づかない)おバカさんとも見えませんでした(w)

私は、この事件は、単純じゃないかと思います。スケボーなど、遊ぶだけで
働くことをしないバカな若い男が、アソビ仲間から聞き込んだ程度の情報で
人家が少なくなった公園拡張予定地に残っていた家に、2階の浴室の窓から
忍び込み。寝ていた子供を窒息させ、持っていた柳刃庖丁で父親を刺し殺し、
ロフトに逃げていた、母と娘も、庖丁を取り替えて刺し殺した。父に比べて、
母と娘に、異常に多く刺したのは。「意思に逆らった」からだけじゃないか?
(カネがなくて「柳刃包丁」は不審ですが、護身用に「どこかで盗んだ」なら
そのまま「現場に捨てていった」ことも、まったく、不思議じゃありません。
(ほとんどの遺留品は「盗んだ」とか、捨ててあったものを「拾った」なら、
特定されないし、窃盗などの逮捕歴がなければ、指紋照合も不可能でしょう。

金品を物色し、アイスクリームを食べて、お茶を飲んで、パソコンをいじり、
殺した4人が死んでる家で、朝まで寝た。(何で寝たか?帰る所がないから)

世の中に不満があって、そう知能は高くなく。ほぼ「その日暮らし」の生活。
キレやすい、衝動的性格で、先々のことを考えた行動はしない(できない)。
「黒」にちょっとこだわりがあり(黒いハンカチや、香水ノワール=黒から)

プロの外国人説や、工作員説などは、面白いというだけで、全く根拠はない。
誰かから聞き込んだだけで、警察発表のように「事実と反する」でしょうね。
(一橋文哉は、知っている某事件もあって、まったく信用してません。笑)

投稿: あんぐら〜 | 2006/12/12 10:36

ミス・マープルじゃないけど。「世田谷一家殺人事件」が、
ウチの町内の「即席麺どろぼう事件」を思い出させたのは。
考えてみると、2つの「共通点があった」からのようです。
犯人は、大晦日を控えて「腹ぺこで家なし」だったんじゃ?

1、犯行現場から、なぜか逃げず、午前中まで隠れていた。
(殺害現場で、半日近くいたのは「ヤサグレだった」から。
そう考えたほうが、他の理由よりしっくりすると思います)

2、犯行現場で、通常の食べ方でない仕方で、食べていた。
(世田谷事件も、カップアイスをソフトクリームのように、
カップから中身を押し出すように、食べていたといいます)

東京都内ばかり捜査しているけど、川向こうは神奈川です。
横浜や横須賀に行くのだって、渋谷や池袋とそう違わない。
あの当時は、カラーギャングなんか、はやってなかった?

投稿: あんぐら〜 | 2006/12/16 21:49

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