秋田4歳児変死事件の謎!その7
続報です。事件当日の動きが分かってきたようです。
1)両容疑者は10月22日、女性容疑者の自宅から約15キロ離れた大仙市北楢岡の国道沿いにある「道の駅」で待ち合わせた。女性容疑者は自分の車を駐車場に残し、男児を連れて男性容疑者の車で遊びに出かけた。
2)両容疑者は23日午後4時過ぎ、道の駅に戻り、それぞれの車で帰宅しようとしたが、男児が泣くなどしたため、頭や顔を殴ったり、口をふさいだりして瀕死の状態にしたようだ。
3)女性容疑者はぐったりした男児を自分の車に乗せ、1人で用水路に放置したという。
4)女性容疑者の話では「男性容疑者が女性容疑者に男児に暴行を加えるよう指示し、その後ぐったりした男児を放置するよう伝えた」と話なしているらしい。ただし、男性容疑者の供述とは食い違っている。
虐待関係の情報としては
逮捕された母親の女性容疑者が04年、男児に睡眠薬を飲ませようとしたり、ベランダに放置するなどの虐待を繰り返していたようだ。
女性容疑者は、県福祉事務所に「虐待しそう」と相談しており、男児と2人きりで生活しないようにと指導を受けていた。
この事件についてはじっくり考えてたいと思う。
事件の背景には色々な事がありそうで、一つの角度からでは解明できないだろうね。
今度発売される週刊誌でかなりの事がわかるだろう。
それから、この事件だけど、何度も書くけど、自白証言と状況証拠だけだからね。
私が弁護人なら完全無罪を主張するな。
特に、男性容疑者が完全に否認した場合、女性容疑者の自供内容にどれほどの信憑性があるのか?と言う点が疑問だよね。
事件の次の日に女性容疑者が雨の中ずぶぬれで徘徊していたと言う付近の住民の証言もあるし、体調を崩して入院している中での自白だからね。
警察による自白強要なんて事も主張できるかもしれない。
容疑者を擁護するつもりは無いけどさ。
このあたりを考えると、警察は隠し玉を握っているような気がする。
多分、目撃情報だろうな。
駐車場で虐待してたのを目撃したのか?それとも、用水路に遺棄するところを目撃したか?かなり決定的な情報だと思うな。
この事件は、女性容疑者の成育環境などが事件の背景にありそうだ。
この場合、連想されるのがアダルトチルドレン(AC)とか、広汎性発達障害とかね。
この中には児童虐待、つまり女性容疑者本人が虐待されていたのでは?なんて事も含まれるけどさ。
まだ、男性容疑者の側にも疑問はある。報道では現在の仕事は去年から始めたらしいが、43歳と言う年齢を考えてもその前の仕事は何だったのか?
なぜ、仕事を変わったのか?なんて疑問もあるよ。
ま、じっくり行きましょう。
さて、最後にこの事件で思った事だけど
2人が幸せになる為に誰かが邪魔になったから、誰かを殺害しようと言う相手に対して、もし自分が邪魔になったら、この人は自分をどうするだろうか?
と想像したら、防げる事件もあるかもしれないね。
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コメント
ASKAさんこんにちは。彼女の性格ですが、高校生当時の彼女は暗くて思いつめるタイプの女でした。一人の男にすがりついていないと生きて行けない、そんな感じでした。友達も少なそうな感じだったし、母親のことも恨んでいて、男だけが心のよりどころみたいでしたよ。男付き合いが派手みたいに報道されていますが、これは間違いで、むしろ一人の男にのめり込むタイプでした。でもこういう性格ですので、付き合いが長続きせず、そのため次々と新しい男を作っていたんだと思います。
彼女と付きあっていた当時、一日電話しないだけで泣き崩れて感情をあらわにされた事もあって、普段大人しい分、感情の起伏や思い込みがとても激しい女でした。
でもこんな彼女の性格と子供を殺す事とは直接結び付かないんですよね。多分、男に言われてやったとか、子供がいると交際上邪魔になるので、男の心を引き止めるために殺したとか、男がキーだと思います。彼女の性格ならば、男の為に自分の子供を殺せるだろうなと思います。
思い込みが激しく内向的で、何でもネガティブに考え、自分で自分を不幸に不幸にしてしまうような女でしたよ。そしてこんな彼女の性格を作ったのは彼女の母親から代々引き継いだ物じゃないかと思います。
投稿: ダイソー | 2006/11/15 02:37
ダイソーさん、こんばんは
そうですね、私もこの事件では男性容疑者の影響が大きいと思います。
男性に依存してしまうようなタイプの女性ですね。
家庭環境については、まだあまり報道されていないようです。
このたりは週刊誌が書くでしょう。
ちなみに、96年の放火事件の後、2000年の最初の結婚まで期間、彼女がどんな仕事をしていたかご存知ですか?
放火事件の影響で彼女は仕事を探しにくかったと思うのです、良くある話だとスナックとかの飲み屋で働くと言うパターンですが、彼女の場合、客商売は性格的に向いていないような気がすますし。
何かご存知でしたら教えてください。
投稿: ASKA | 2006/11/16 00:09
ASKAさんこんにちは。私は彼女が高校3年生の時に付きあっていましたので、知っているのは当時の彼女だけです。私は大学卒業して社会人1年生でした。ただ別れて1年位して手紙が届いた事がありました。内容は、母親ともうまく行かず、仕事もうまくいかずやめてしまい、男ともうまくいかず、全てうまくいかずにかなり荒れているようでした。こんな荒れた状態があれから十数年も続けば、精神的におかしくなって当然でしょうね。
うろ覚えですが、確か彼女の腕にナイフで切った痕があったような気がするのですが、彼女の性格からして自殺しなければいいんですけど。彼女の人生って、楽しい事なんてほとんど無かったんじゃないでしょうか。今は凶悪犯ですが、昔のまともだった時の姿を知っているもので、何とも悲しいですね。でも、もう二度と元には戻らないんでしょうね。
投稿: ダイソー | 2006/11/16 01:14
はじめまして。ASKAさん。
この事件で、気になっていることがあります。男児の死亡推定時刻は、何時と報道されたでしょうか?
「道の駅」で、4時過ぎ、男女が男児を「暴行している」のを、おそらく「目撃されてる」でしょう。
5時頃に親子で家に帰り。5時半には近所の人と、いなくなった男児を捜したと、報道されました。
男児の死因は「窒息死」。「水死・溺死」と、明確にいえないのは、肺に入り込んだ水が少ないから。
水深が2〜3センチでも、溺死はあり得るし、持病が重症筋無力症で、うつぶせなので、死ぬこともある。
しかし「窒息死」だとすると。4〜5分で死にます。仮に「用水路に落として、うつぶせで放置」しても。
5分では、殺害現場に犯人がいたことになります。http://www3.kmu.ac.jp/legalmed/lect/choke.html
もし「死亡推定時刻」が、5時半過ぎで「窒息死」だと、母親には「アリバイ」があることになります。
時間のかかる殺害方法。「失血死」や、溺れるような水深の用水路で「溺死」させたのでは、ありません。
能代(藤里)での、女児殺害でも、死後硬直は「上半身のみ」で、翌日・正午過ぎに、発見されています。
通常、死後硬直は、死後2時間〜12時間に起きるとされ「上半身のみ」なら、死後5〜6時間でしょう。
http://www3.kmu.ac.jp/legalmed/lect/sitai.html
親子が「大沢橋」で目撃されたのは、発見される「前日の午後7時頃」とされます。この時、殺したなら。
翌、正午は。死後17時間以上、経っているので。少なくとも「上半身だけ」ということはないでしょう。
(つまり、常識的には「目撃証言」の時間と、死後硬直の状態には「半日の時差がある」ということです)
能代(藤里)の男児の場合にも、最初の報道では、男児の「死亡推定時刻」は、午後4〜6時でした。
ところが「自供」や「目撃証言」では、午後3時25〜30分に殺害、死体を運んだことになってます。
(午後3時30分頃に、隣人が「女児の母親が、荷物を積んで車で出かけた」のを、目撃しています。
全く「同じ」ような、「自供・目撃証言」中心の捜査で「物証」は乏しく、法医学の裏付けも、疑問。
ちなみに、能代(藤里)の事件では、「物証は、別のベクトルを示している」というしかありません。
?なぜ「男児のランドセルだけ」に(衣服や靴などにはなく)、女児の母親の「指紋」があったのか?
?なぜ、重要な証拠とされた「ウサギの毛」が「男児の靴だけ」に(靴下にはない)ついていたのか?
?なぜ、男児の頬に、絞め殺したときの(背の高い人が、上から絞めたような)擦過傷があったのか?
他にも疑問は多いけれど。当時は、警察や周りが「犯人を決めていた」状況があったらしいですね。
他に、児童連続殺人を変質的に行っている<X>を考えたほうが、良いんじゃないかとさえ思えます。
ちなみに秋田自動車道を使えば、能代(藤里)と大仙(大曲)は、それぞれ秋田の南北に、40分位。
ともに秋田県であるというだけでなく、「窒息」という手口、夕方の犯行時間、死体を遺棄した環境、
母子家庭の「母親」が、犯人として逮捕されたことまで酷似しています.これは「偶然」でしょうか?
投稿: あんぐら〜 | 2006/11/16 19:56
ダイソーさん、こんばんは
貴重な情報ありがとうございます。高校3年生の頃から、男性に依存するような性格と言うか資質があったんですね。
家庭環境に少し問題があったのかもしれませんね。父親はJR勤務と言う事ですから経済的な問題は無かったと思います。
どんな理由か分かりませんが、彼女の交際した男性はみなかなり年上ですね。結婚した2人は10歳ぐらい年上ですし、何か手がかりになりそうです。
>もう二度と元には戻らないんでしょうね。
大丈夫ですよ、薬物依存やアルコール依存、ギャンブル依存などホントに地獄を見た人達も努力して立ち直っている人達は沢山いますし、彼女が前向きに自分と向き合って生きていけば、やり直せると思います。
今の報道だと、男性の方が犯行に主導的のようですから、多分重くても15年ぐらいじゃないかな?早ければ10年で出所するでしょう。その時彼女は41歳だから、まだ人生やり直せると思います。
投稿: ASKA | 2006/11/17 01:07
あんぐらーさん、こんばんは
そうですね、この事件では死亡推定時刻は報道されていないと思います。
少なくとも私の記憶には無いですね。
ただ、事件当日の足取りを見ると、時間的には用水路へ放置する時間はあったように思います。
コンビニのレシートの記録から時間がわかるでしょう。
問題はこの時、男児が見かけられていないと言う事ですね。
だから、知人宅やコンビニに立ち寄る前に既に放置していた可能性もありますね。
それともう1点は他に真犯人がいたとしたら、11/7に同居男性に容疑者が殺害を告白している点がかなり矛盾しますよね。
私としては、今のところ、この事件は逮捕された容疑者の犯行だろうと考えています。
投稿: ASKA | 2006/11/17 01:14
ダイソーさんへ、一つ忘れていました。
質問なんですが、高校時代の彼女の印象は報道されている事などから、ずいぶん陰が薄く、おとなしい性格だったようですね。
さしつかえが無かったら、教えていただきたいのですが
そんな彼女と交際するきっかけは何だったのでしょうか?
13年ぐらい前だから、携帯メールとか無かった時代だと思います。
投稿: ASKA | 2006/11/17 01:27
ASKAさん、励ましのお言葉ありがとうございます。御質問の件ですが、自動車雑誌に私の愛車でドライブしようよ、みたいな感じで載せたら、彼女から連絡がきました。彼女の大人しい性格からして、直接彼をつくる事は困難だと思いますので、ほとんどが何らかの媒体を通じて知り合ったんだと思いますよ。ですから年上が多いのも彼女が意識的に選んだんだと思います。まあ、同年代の彼と明るく付きあえるようなタイプではなかったので、必然的に年上ですよね。それにしても51歳でしたっけ! それとデートの時はほとんど男におまかせタイプで、言われるままに付いて来るだけでしたよ。でも、いつも一緒にいないといや、みたいな感じで、うっとおしかったです。一日電話しないだけで泣き出す始末でしたから。彼女が内縁の夫の出稼ぎ中に他の男と付き合っていたのも、そういう性格からでしょうね。
今回の殺人も、デート中に自発的に我が子を殺すのは、彼女の性格からして、ちょっとおかしいので、主犯格は男だろうなと思います。でも好きな男だったら、かばう事はありうると思いますよ。
投稿: ダイソー | 2006/11/17 03:34
ASKAさん、こんにちは。
問題の、11月7日の同居男性への容疑者の殺害告白ですが、
虐待したら「死んだので、捨てた」じゃないでしょうか?
この場合「暴行による死」で「窒息死」じゃないはずです。
虐待死なら、殺害動機がなくても、あり得ると思いますが。
うるさいから「殺した」のでは、ちょっと、理解できない。
うるさいなら「連れて行かない」だけで、殺す理由はない。
「死んだと思ったので、捨てた」というのなら理解できる。
しかし、男児の死因は脳挫傷などではなく「窒息死」です。
物証の乏しい事件で、死亡推定時刻を明らかにしないのは、
警察の見解と、矛盾があるからではないかと疑っています。
コンビニのレシートで時刻はわかっても、死亡推定時刻が
その時刻より前なら「容疑者が犯人で問題はない」のです。
後だったら(つまり午後5時半過ぎ、容疑者が近所の人と、
男児を捜索している時間なら)自供がどうあれ、矛盾する。
(うつぶせ死でも)「窒息」するのに時間はかかりません。
息を止めてみれば、おそらく「2分と持たない」でしょう。
この場合、たとえ「瀕死」でも、時間差などはあり得ない。
瀕死のものを「死んでもいい」と放置すれば、未必の故意。
殺人罪ですが。放置された男児を、別の人間が殺せば、別。
(死んだかもと)水路に(捨てて)置いていかれた男児が、
気を取り直して、這い上がろうとしたとき、発作を起こし
持病の筋無力症で、俯せに倒れ、死に至っても別でしょう。
「虐待死でなく、窒息死」というのが引っかかかるのです。
まあ「情報不足」ですね。失礼しました。
投稿: あんぐら〜 | 2006/11/17 09:24
ダイソーさん、こんばんは
お話を伺った所、どうも彼女は家庭に居場所が無かったか、あるいは積極的に家を出たいと思ったいたような気がします。
その手段として男性との交際した。しかし、彼女としてはは恋人や夫では無く保護者を求めていたのかもしれません。
それで、恋人や妻を求める男性側と意識の食い違いがでて、短い時間で交際や結婚生活が破綻してしまうのかもしれませんね。
彼女が立ち直る為には、このように考えるようになった「理由」がポイントになりそうですね。
投稿: ASKA | 2006/11/17 23:52