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2006/11/15

秋田4歳児変死事件の謎!その8

今回はこの事件の容疑者の経歴などを調べたメモです。
まずは続報
・11/7の午後5時頃、女性容疑者は同居している男性に土下座して泣きながら男児を殺害したと告白していたらしい。

警察が握っている決定的証拠はこれの事だろうね。
この様子だと、全てを語って罪を償うつもりかもしれないね。

さて、それでは容疑者の経歴についてのメモです。年齢は私が現在の年齢から逆算した物なので1歳ぐらい前後している可能性があります。
(赤字は11/16追記修正)
1975年両親、姉、次女として誕生、4人家族で成長。父はJR職員
1994年県立高校卒業
1994年自宅近くの縫製工場に就職
1996年に放火事件を起こし懲役3年、執行猶予5年の有罪判決。解雇(20歳)
2000年1月に最初の結婚、夏に1女を産む、相手は10歳近く年上、しかし出産前に分かれている。この時男性に養育費を要求している(25歳)
2001年に1年もたずに離婚、子供は実家が引き取り育てている
2002年に2度目の結婚、相手は10歳以上年齢が離れている。結婚時には既に妊娠していた(27歳)
2002年2月男児誕生
2002年6月頃、口論の末、男性が焼身自殺未遂事件を起こす
2004年離婚
2004年5月始め秋田市の母子生活支援施設に男児と2人で入所
2004年7月支援施設で男児を虐待。児童相談所から指導を受ける。
2005年12月に50歳男性と同居(30歳)
2006年9月男児の顔にアザがあるのを目撃されている。
2006年10月22日男性容疑者、男児と3人で温泉旅行
2006年10月23日事件発生
2006年10月29日警察の事情聴取を受ける
2006年10月事情聴取の直後に入院
2006年11月7日入院先で同居男性に告白
2006年11月13日逮捕

96年の事件は、JR奥羽線の後三年駅などに火をつけて有罪判決を受けているが、その動機は「消防隊員だった当時交際中の男性の気を引くため」というものだった。

高校時代の卒業文集には、好きな異性のタイプとして「いちずな人」と書いている。

男性容疑者の方は
1980年職業訓練校を卒業(17歳)
1980年電器会社に就職(17歳)
2000年に退職(37歳)
2001年7月秋田まごころ大賞にエントリー、受賞は辞退していた。
この間は電気関係や建設関係の仕事を転々とする
2005年8月に大館高の非常勤技師(校務員)に採用(42歳)
2006年10月23日事件発生
2006年11月13日逮捕43歳、逮捕当時、両親と弟の4人暮らしだった。

陸上審判員の資格を持ち、陸上競技部の生徒にアドバイスし、県内各地の陸上大会へ出向き、審判として活躍。仕事振りを知る人は「明るくまじめに働いていた。事件を起こすなんて…」と話している。

2人は携帯電話の出会い系で知り合い、数年前から交際していた。その一方で、内縁の夫として暮らしていた同市の男性(51)とも出会い系で知り合ったようだ。
(一部報道には出会い系雑誌で知り合ったとも書かれている。)

さて、私は今回の事件で女性容疑者はメンタルに二つの問題があったのではないか?と疑っています。
そこを説明する前に書かなければならないのは、「男児殺害は虐待の結果ではない」と言う事ですね。

児童虐待で死亡するケースの多くは、始めは良い母親だったのだが、強いストレスが引き金になり虐待がはじまり、次第にエスカレートして気づいた時には後戻りできない事が多い。酷い傷を負わせて病院に行ったら虐待がばれてしまうのではないか?と思って放置して児童が死亡してしまったり、いよいよ瀕死の状態になってから救急車を呼んだりして結果手遅れで死亡してしまう場合とかだね。

この事件では女性容疑者は04年に一度、自ら虐待を相談してます。これはそれなりに冷静な面をもっていたと言う事じゃないのかな?

これを踏まえて、彼女のメンタルにあった二つの問題と言うのは
1)児童虐待をする問題
2)男性に依存的な思考、強いストレスで善悪を無視した行動を取ってしまう。

まだ結論を出すのは早い、今の所、根拠の無い妄想と言う所だけどね。

2)がちょっと、分からないと思うけど、彼女の経歴の中で2000年から現在までに、少なくとも4人の男性と交際してますよね。
その内2人は同時に交際してますね。
どうもこの期間は彼女は自立して生活しようと言う意欲が見られないような気がするんだよね。
もっとも、2人の子供を出産しているわけで、仕事をして自立と言うのは現実的にムリだったかもしれないけどね。
でも、間隔が短すぎるように思うね。一人目を実家に預けているのだから、そのまま働く事も可能だったろうね。
そして、虐待、話されてもすぐに同居している。
虐待しているのに、彼女は男児と強い母子関係を作っていたようにも思う。

そして、96年の放火事件だけど、彼女は強いストレスの結果、事の善悪も考えられないような状態で恋人の注意を引くために放火事件を起こしてしまったのではないかな?

私が心配しているのは、彼女が仮に有罪になったとしても、悪くて無期懲役、軽い場合は数年で社会に復帰する事になるんだよね。
この時、メンタルに問題を持ったままだと、また重大な事件を起こしてしまうのではないか?と言う事です。
彼女には治療が必要なのではないか?って事なんだけどね。

でも、まだ、調べなくてはならない事があるし、しばらくじっくり考えましょう。

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