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2006/12/04

秋田4歳児変死事件の謎!その14

続報です。31歳女性、43歳男性の2人の容疑者が殺人罪で起訴されました。
男性容疑者は「人目につかない場所に捨てろと指示した」と供述。地検は、男性容疑者についても殺害への関与を認定したようだ。

これで、一応の事件の区切りになる、事件は法廷へ舞台を移す。
法廷でどんな話が出てくるか・・・

続報を待ちましょう。

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コメント

こんにちは。

秋田県警・検察見解は,報道されている(警察情報)事件のあらましと同じでしょう。

【10月22日】       男女両容疑者と男児の3人が大館市へ行く。
【10月23日】午前8時ごろ 母親が「秋田市に行くので保育所を休む」と電話
        午後4時ごろ 両容疑者が大仙市の道の駅「かみおか」で男児に暴行
        午後5時ごろ 男と別れた母親が、男児を大仙市大曲の用水路に放置
        午後6時10分ごろ 母親(容疑者)が、近所の人を通じ、110番
        午後7時ごろ 捜索中の近所の男性が男児発見。病院で死亡確認
【10月24日】司法解剖の結果、男児の死因は窒息死の可能性が高いことが判明
【11月13日】午前6時45分 殺人容疑で男(容疑者)を逮捕
        午前10時8分 同容疑で女=男児の母親(容疑者)を逮捕
この概略は→からの引用 http://www.sakigake.jp/p/akita/daisendanji_list.jsp

大筋では、私も「この通り」と思うけど。司法解剖で死因が「窒息死」としたのは
死体の特徴が「窒息死(急性死)の3つの特徴」を備えていたからと考えられます。
<窒息死の3大徴候。暗赤色流動性血液、粘膜下及び漿膜下の溢血点、 内臓の鬱血>

10月末の日没時に用水路に放置されたのは「凍死」も考えられていい状況です。
司法解剖で「凍死」にしなかったのは、「凍死なら、鮮血色死斑がある」はずで。
死体に「窒息死&急性死」の特徴、暗赤色の血液があったのではないでしょうか?

完全に酸素が補給されない「急性窒息死」なら、数分〜10分程度で死亡します。
不完全な酸素補給や、窒息から短時間で開放された「亜急性(遷延性)窒息」は
肺胞低換気から循環不全で死に至るとされて、死亡まで比較的長時間とされます。

警察・検察の主張は「道の駅」で、口を塞がれてたり、用水路に放置されたりで、
男児は「亜急性の窒息死だった」という、主張をすることになるんでしょうが。。
しかし放置後1〜2時間の死で、窒息死(=急性死)の特徴が出るんでしょうか?

午後5時ごろ放置して、6〜7時ごろに死んだなら「急性死じゃない」はずです。
さらに午後4時に「道の駅」で口を塞がれたことが、亜急性窒息死の死因ならば、
不完全に窒息させた(酸素供給を遮断した)ので3時間後に死亡したということ。
この場合,死体に急性死(窒息死)の3大徴候があったのなら、かなり異常です。

3つの徴候は窒息死(ほとんどが急性死)に特有ではなく、急性死に特有なので、
仮に、死ぬまで2〜3時間かかったのなら「急性死の徴候がある」かどうか疑問。
裁判で、死ぬまでの時間が、問題になるのかどうか分らないが、注目してます。

投稿: あんぐら〜 | 2006/12/07 15:56

あんぐらーさん、こんばんは
そうですね、栃木の事件は車からは犯人にたどり着けないでしょうね。

秋田の事件も実際の公判での審理は半年は先になるのではないかな?
結構、醜い裁判になりそうな気がします。どちらが悪いかなんて話になりそうですね。

投稿: ASKA | 2006/12/07 23:59

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