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2006/12/29

徳山高専殺害事件の謎!その25

今回は最後に報道された、「最初に手で首を絞めた」事について考えてみたい。
私は前回の記事で「最初から殺害しようとした可能性もあるかも?」と書いたがこれは間違いだろうな。

つまり、最初から殺害するつもりなら、手で首を絞めた段階で殺害したはずじゃないか?
2度目にビニール紐で首を絞めて殺害しているのだから、最初に手で首を絞めた時は殺意は無かったと言う事だろうね。

以前の推理でも私は彼に殺意は無かったし、自殺するつもりも無かったと考えていた。
ずいぶん遠回りしてたどり着いた推理だったけど。
この最初に手で絞めたと言う情報があれば、もっとはやく結論に辿り着く事ができたかもしれないな。

とりあえず、この最初に手で絞めたと言う情報を加えて、殺害の状況を考えてみよう

紐を用意していたにも関わらず、最初に手で絞めているのはなぜか?
これは、紐を用意している時間が無かったんだろうね。
最初に手で絞めた時の状況はわからない、警察が発表しないからね。
手で絞めた痕の方向によって、後ろから絞めたか前から絞めたか?によって少し違うけど・・・
私の推理としては、紐を用意していたのは、隙を見て紐で絞める計画だったと思う。
しかし、研究室では勉強を教えてもらう名目で呼び出しているのだから、当然、勉強しなければならない。

2人で勉強するとしたら、どうする?
机に座る位置は二つだろう。机を挟んで正対するか、椅子を並べて横に座るかだね。
いづれにしても、部屋には2人しかいないので、ごそごそ紐を出したりする隙は無かったろう。
そこで、まず手で首を絞めた。正対して座った場合、彼女が暴れて座っていた椅子を倒す可能性があるので、私としては、横に座った状態で絞めたのだと思う。
あるいは、研究室に入りドアを閉めた直後、椅子に座る前の可能性もあるな。

その後、彼女は意識を失い無抵抗な状態になる。
彼は当初の計画を実行する。
しかし、その途中彼女は息を吹き返しそうになる。
慌てた彼は用意した紐で更に絞める。
再度無抵抗な状態になる。
で彼は中断した計画を継続する。

で目的を達成した後で彼女が死亡している事に気づいたのではないだろうか?

と言う事でこの事件の推理はこれで終わりにします。

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