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2007/01/19

世田谷一家殺人事件再考その63

「ドスン」の物音は週間朝日によると、ロフトへのハシゴを上げる音だと言うのだが・・・
そう考えると音が1度だった理由が説明できるのだが・・・
しかし、別の疑問も浮かんでくるんだよな。

なぜ、犯人はハシゴを上げたのだろう?

そもそも、ハシゴはどんなタイプのハシゴなのかな?
我が家にも屋根裏に上る為のハシゴがあるのだが、収納式で通常は屋根裏に収納されているタイプなんだけどさ。
同じようなハシゴだとしたら、ハシゴを上げたら当然だけどロフトへの行き来ができなくなるでしょ?

つまり、もしロフトに泰子さんと長女がいたら、ハシゴをおろさなければ2階に下りられないだろう?

あるいは、泰子さんと長女がハシゴから墜落した後に上げたのとしたら、なぜ上げる必要があったのか?

2階踊り場に墜落した泰子さんと長女にとどめを刺す為に邪魔だったのかな?

しかし、そうするとその後の家捜しでロフトを探せないだろう?
事件発覚時のハシゴの状態はどうだったのかな?

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コメント

ASKAさん、みなさん、こんにちは!

私もそれが気になっていました。「はしごを“上げる”」という表現からは、いわゆる「グルニエ」と呼ばれる屋根裏収納についている、折り畳み式はしごを想像してしまいます。が、報道ではこの3階部分のスペースを「ロフト」と呼んでいますし、実際ベッドを置いてそこで子供を寝させるくらいですから、グルニエタイプとは想像しにくい。では、いわゆる普通のロフトタイプのスペースにかけるはしごを「上げる」??ん〜…( ̄Λ ̄)

 ※参考)ロフトとグルニエの違い
 http://www.k2-homes.com/portal/style/style3.html
 ※参考)グルニエにつける収納はしご
 www.hic.or.jp/newhic/ asp/seihin_card.asp?S=001061

それから、間取りや家具配置の情報が少なく、間取りはASKAさん資料庫のしか探せなかったのですが、それを見てちょっと疑問だったのが、事件概要から3階ロフトと2階子供部屋のそれぞれにベッドがあり、それがどちらもそれぞれの子供のためのもの(3階=お姉ちゃん用、2階=礼君用)とすると、夫婦の寝室が見当たらない。日常的にそれぞれの子供と添い寝する習慣ができていたとしても、普通は一応なりとも夫婦の寝室も用意してあるものでしょう。だとすれば、本来は2階子供部屋に子供ふたり分のベッドがあり、3階は夫婦の寝室スペースだった??(それがわかったところで推理は進展しなそうだけど…)

もうひとつ、1階の(ASKAさんの間取り図でいうと)左側部分は駐車スペースのため室外なのでしょうか?それとももう一部屋ある?みきおさんはこの間取り図にある1階机付近で起きていたと想定して間違いないのかな…。

ところで、昨日もう一度この事件をキーワードに検索をかけていろんなサイトを見ていたら、去年の夏頃に聞き込み調査を受けた人のブログを発見、本当に警察の方々が草の根をわけるような大変な捜査を日々頑張っておられる様子が感じられ、ちょっと嬉しくなりました。はやく見つけて欲しい!頑張って!(>_<)

投稿: kishi | 2007/01/19 11:23

ASKAさんこんにちは。

週刊朝日によるとハシゴを上げたのは「移動するのに邪魔になったからではないか」と書かれていました。警察も2階からみきおさんの体重と同じくらいのものを落としたり検証したが、「ドスン」という近隣にも響くような音は得られなかった。

そこで、ロフトへのハシゴを上げてみたところ「ドスンドスン」という大きな音が得られたということのようです。

投稿: Millennia | 2007/01/19 19:13

Wikiのリンクでこんなの見つけました

2002年07月02日 東京朝刊
 東京都世田谷区の会社員、宮沢みきおさん=当時(四四)=一家四人が殺害された事件で、警視庁成城署捜査本部は…
(中略)
 今年に入り、犯行時とみられる十二年十二月三十日深夜、近所の人らが宮沢さん宅で男女が口論する声を聞いていたことが明らかになり、捜査本部で事件との関連を調べている。

「男女が口論する声」って?

上は別件で、Wiki経由で知りたかったのは…「犯人は『ロフト』を探さなかったのか?」

新聞、雑誌などの報道を見る限り「2階のタンス」は探しています。しかも「下から開ける」という空き巣の伝統的手法。ただし「1階の本棚」にあった6万円には手をつけていない(どういう状況かは不明)」。また「複数のサイフ」が床に散乱していて中身は小銭しかない。おそらく金が抜かれている。「現金20万円が持ち去られた」というのは塾の収入からの推測。

まだ、探し残しがあるかもしれませんが、概ねこのような状況のようです。これを見る限り「ロフト」は探してない よ う な 感じですね。

私も「ロフト」の定義を調べてみたんですが、不動産業界では簡単に言うと「メゾネット」と対比的に考えているみたいで「天井の高さや採光から見て居室といえないのが『ロフト』、言えるのが『メゾネット』」らしい。そうするとkishiさんの言うとおり「ロフト」は夫婦の寝室として使っていたのかな。ただかなり広いスペースなので物置としても使用しているとも考えられる。そこに何かを置くなら「背の低い、普段使わないもの」とか「季節で入れ替えるもの」などでしょうか。

そういうもののなかに「犯人の探し物」は無かったということかな。

投稿: 迷探偵ニャンコ | 2007/01/19 21:08

メゾネットはアパートの形式。
1住戸がワンフロアーはフラット、ツーフロアはメゾネット。
ロフトは天井高が1.4m以下の最上階の部分。

投稿: ナガイ | 2007/01/19 21:58

んん…( ̄Λ ̄)。では「3階ロフト」ってグルニエタイプのものなのかな…。いわゆる「ロフト」がある場合、その下の階の間取りは割りと開放的になっている場合が多いでしょう?で、下の階からロフト部分の天井まで吹き抜けみたいになってる。でもこのお宅の2階間取りを見ると、そうではない感じがする。しかもそこにかかるはしごを上に「上げた」ときに近隣住宅に物音が聞こえたとなると、そのはしごが収納式はしごとも思えてピッタリ。下げたはしごが2階廊下部分に伸びてる状態だとたしかに歩くのにもじゃまそうだし。

じゃあ、グルニエにかかるはしごを上げたのが11時半頃なら、それは殺害後だったと思われ、それから10時間以上も必至に「何かを探して」家中物色してたというのはおかしい気がする(もしかしたら近隣の方が気付いていないだけで何度も上げおろししたと言えなくもないけど)。それに、家中を物色して書類などを精査した痕跡ありと言いながら本棚は手付かずなんて。(と、さりげなく自説をおしてみる……汗)

ちなみに、タンスなどを下から順にあけるのって、年末にお掃除してるときふと気付いたのですが、「ふ〜〜」とくたびれて床に座り込んで「仕方ない、やるか…」て時は自然と下からやる、「よっしゃー!」とやる気があると立って上から進める。

な、なーんて、ね……

投稿: kishi | 2007/01/19 22:15

「ロフト」のイメージは「一部は吹き抜け」って感じなんですが、宮澤家の場合はそうでなないみたい。ASKAさんの図で見ると、図の下の部分は2階が「出っ張っている」ように見える。これ、吹き抜けかな?と思ったんですが成城署のページで家の前からの建物の外部の写真を見ると、2階部分は外に出っ張っている。どうやらロフトはワンフロアーのスペースみたいですね。
これも写真で分かったのですが。一階の(図では左側)の部分は駐車場ですね。玄関から入ってすぐのところに「本棚」と「机」は不自然な感じがしますが、これは「塾」ですね。自宅で「塾」をやっているウチは大体こんな感じになる…
事件とは関係ないけど、1階は「仕事のスペース」2階は生活空間といった感じで、かなり雰囲気の違う空間だと思う。贅沢言ったらきりがないけど、親子4人で住むにはちょっと手狭かも。収納を考えるとロフトにもきっと物はあったんでしょうね。

投稿: 迷探偵ニャンコ | 2007/01/19 22:47

>にゃんこさん
ふむふむ。たしかに警視庁サイトにある写真見るとそんな感じですね。私が1階の間取りが気になったのは、2階のお風呂場を出ると、廊下があって、廊下のすぐ先には1階への階段がある、その階段を降りると1階の書斎スペースに直結してて、つまり、ドアで仕切られたりしていないでしょう?ドアがないと、意外と階段部分って音を反響して、上下階の様子が筒抜けだったりしませんか?

1階のあの机付近にみきおさんが起きて?いて、犯人は外から2階のお風呂場窓によじのぼり侵入、廊下に出れば階段からなんとなく1階の様子はわかった気がするけど、そして犯人は、みきおさんは、どうしたのか。犯人は階段から1階をのぞき、みきおさんの様子をうかがってから慎重に子供部屋に向かったのか、1階の様子を確認するまもなくすぐに子供部屋へ向かって犯行に及んだのか。みきおさんは、壁をよじのぼり浴室の小さな窓から誰かが侵入してきた気配にまったく気付かなかったのか。う〜ん・・・・・

投稿: kishi | 2007/01/19 23:17

家の裏側写真から推察すると、
ロフトと言っても、天井高は大人の背丈以上ある部分もありそう。
階段がないので、ロフトと表現したのでしょう。

写真で、2階の左側のところの窓がちょっと高い。
ここは、2階+1mぐらい床が高いのかな。
階段を1階から上がるときに天井に頭が当たるから上げた?

ロフトの部分は、両端は除いた真ん中の部分でしょう。
2階から直接ロフトへ上がるとすると、2.7mぐらいはある。
梯子で上下するのは、小さな子にはたいへんだ。
左側の半分上がったところからだと、1.8mぐらいの高さになる。

女性の声は通るから、聞いたというのは間違いないと思う。
しかし、ロフト内だと外に鮮明に漏れるか。
女性の声は2階での声かなあ。

主人は不意を襲われて、なす術、声を失っていたと思う。
この場合、なによりやるべきは、玄関扉を開くことだった。
その間も無かったら。何か投げてガラスを割れば異変は隣家に伝わった。
男の声は、犯人の声だと思う。

投稿: ナガイ | 2007/01/20 06:56

浴室の窓の開口の大きさだけど、
74cm×50cmが標準品。
通過できる大きさは、幅37cm、高さ50cm。

投稿: ナガイ | 2007/01/20 09:26

Millenniaさん、こんにちは
情報ありがとうございます。見逃していました。
これでドスンの音の謎が解けました。

投稿: ASKA | 2007/01/20 12:33

>ナガイさんこんばんは

「言い争う」という新聞の表現を真に受ければ、なぜ「女性の声」が「悲鳴」じゃないのかかがちょっと疑問ですね。ここでも私は無計画な犯行ではないように感じます。奥さんとはなにか意味のあるやりとりを行っていたのかも、と思う。

その件を含め「犯人目線」で侵入の経路を想像してみました。(だからといって推理が進展するわけではないのですが、いくつか思いつく点もあったので。)
また、これは「妄想」ですのでくれぐれもそのつもりで…

進入の経路と殺害の手順はASKAさんがまとめられた「世田谷事件資料庫」の「現場見取り図と侵入路」に従いました。

「一応の前提」として「犯人は無計画、行きずりの犯行」で展開してみます。途中で「行きずり」ではなかった場合の選択肢も少し示してみました。最初から宮澤さんを既知の人物が計画的に狙ったのであれば、いろいろなパターンが思い浮かぶのですが、無計画な犯行を前提とすれば「可能性の高いパターン」はある程度予想できそうです。
また、「起きていたと思われる宮澤さん」が居た一階は一応「電気がついている」とみなしておきます。

1)宮澤家を外部から観察。駐車場に車があり、一階に電気がついていることを目視している。またこの時「公文式」の看板も目にしたかかも。

2)公園側からの進入を決意する。電気がついているのが一階だけとするとこの方向からみれば明かりはついていないように見える。ASKAさんの建物図だと一階の公園側に「窓」なないようだ。一階の「塾スペース」は階段までの一部屋で階段の向こう、公園側は何かの小さなスペース(収納?)があるようだ。

★ただし…以下の可能性もあり?
A 成城署サイトの公園側から撮られた宮澤家写真をみると、一階左側に窓のようなものが見える。上で「収納スペース?」と書いたところ。ここから一階の明かりが漏れていた可能性は?
B 風呂場の位置を考えると、階段の向こうに「トイレ」がある。ASKAさんの建物図では風呂とトイレのあいだに挟まれた小さな空間があるが、配管の都合から考えると「洗面所」ではないか。そうすると「洗面所」や、この短い「廊下」は夜中のトイレの利用のため「電気がついていた」可能性もある。(廊下から風呂への扉の構造にもよるが)風呂の窓のあたり、あるいは公園に面したトイレの窓から明かりが漏れていた可能性は?

3)エアコンの室外機を足がかりに風呂場の窓から侵入する。風呂場から2階廊下に出る。

★ここでの物音に宮澤さんが気がつかなかったとしても理由はありそうだ。
先に述べたとおり、この廊下の突き当たりには「トイレ」がある。夜中に起きた子供達や奥さんが通る生活音だと宮澤さんは思ったのではないか。
ただし、人が外壁を伝って登る音は生活音ではない。犯人は慎重だったのか?

4)電気の消えている子供部屋に入り音を立てずに長男を殺害。

★この段階で異常に気がついた宮澤さんが駆けつけたとすると二階廊下、踊り場でもみ合いになり、宮澤さんが一階に転落、刺殺となる。

その場合は⇒ 8)に飛ぶ

★ただし、この段階でも「生活音」として宮澤さんが気がつかない場合もある。

5)子供部屋から廊下に出る。

6)もし「通りすがり」ではなかったとしたら?ここから行動の可能性が分岐するはずだ…

A 階段から下を見下ろすと電気がついている。「単純な物取り」なら、ここで引き返すこともあるはず。またこの明かりに先に気がついていれば4)の殺害もしないはず。

「通りすがり」ではないとしたら…
B 明かりに気がついたが、「何かを探して」いて、まだ宮澤さんが犯人に気がついていないなら、「キッチン」⇒「ダイニング」への闇の中を移動するかもしれない。
C 「探し物」が絶対の必要なら、一階の宮澤さんを殺害することを決意する。また、殺害が目的なら迷わずこの行動にでる。一階に降りる。宮澤さんに気づかれた場合も同じ行動。

7)犯人が見つかったからか、殺害を決意したからか不明だが宮澤さんを殺害。

★この時犯人は、はじめて一階に降りる。(通りすがりであれば)ここで「あらためて」一階が「塾」であることを認識する。もし(1)の手順がなかったここではじめて気づくことになる。これからのちに翌日朝10時まで滞在することになる犯人だが、年末だから可能性が少ないとは言え、生活空間の色が薄く、事務的な匂いがする「教室」に誰も来訪しないという決まりはない。よほど度胸があるか、年末は生徒がこないこと(中学高校受験前の直前ゼミなどがなかったこと)を確信していたのか?(予定表などが壁に貼ってあったのだろうか。)

8)通りすがりであれば、ロフトの存在に気づいていない可能性は高い。騒ぎに気づいた奥さんが階下に下りたか、声を掛けたため、犯人に気づかれる。犯人はロフトに掛けあがり奥さんと長女を殺害。

★この手順で気になるのは通常ロフトの階段は上がっていたのか?ということ。ロフトの下端は階段の踊り場に降りる形で、通行にじゃまなので、恐らく階段は上がっていたのだろう。

9)このあとの具体的な行動の手順は不明。風呂場、キッチン、ダイニングを移動している。衣服は二階に残している。PCは一階で操作。子供部屋とロフトはあまり出入りしていない感じ…

◆これは、ちょっとした疑問ですが…
A 自説に引き込むつもりではありませんが、「上着畳み」にこだわったのはどこで犯人が畳んだのか疑問だったから。「上着」を脱ぐなら3)~6)の間で、風呂場、子供部屋しかないと思う。いずれも進入の途中、殺害の途中であるので、これは「あとで畳んだ」ということになる。
B 通りの側からの家の状況を確認していたら、通りすがりでの犯罪は躊躇するだろう。「通りすがり」の可能性を否定しないで考えるなら、「犯人は公園側からのみ見て、この家に何かの誘惑を感じた。」ということも考えられる。公園側の窓から犯人は何かを見たのかも…(かなりの妄想)

投稿: | 2007/01/21 00:25

ハンドルネーム(名前)を入力するのを忘れてました。
上の書きこみは「迷探偵にゃんこ」です。

投稿: 迷探偵ニャンコ | 2007/01/21 00:41

ニャンコさん、こんばんは
実は私もロフトのハシゴの件はまだ、疑問が残っています。
上がっていたのか、下りていたのかなんですが・・・

この事件が無かったとして、宮澤さん一家の生活を考えた場合なんですが
ロフトの長女と泰子さんは、このまま寝てしまうのだろうか?
もし、寝てしまうのであれば、ハシゴは上がっていても問題は無いような気もしますが・・・

1)長女や泰子さんがトイレに行く場合は、ハシゴを下ろさなければならない。
夜中に大きな音がするかもしれないハシゴの上げ下げを行うとは思えないんですよね。

2)泰子さんは長女を寝せた後、起き出す可能性もあるよね。
みきおさんが外出服のままだったようだから、入浴は泰子さんが子供としている可能性があるね。

洗い物はどうか?しかし、夕食後からは相当時間が経過しているようだし、洗い物も終わっているだろうね。

その意味では、夫と水入らずで過ごしたいと言うのが可能性可能性としてあるかな。

3)逆にハシゴを上げていた可能性もあります。
ハシゴを子供が1人で下りてしまう事を危険に考えて、下りられないようにはしごは上げていたなんて事も考えられる。

私としては、日常生活としてトイレに下りる為にハシゴは下りていたのではないかと思います。
それから、もう一つ、ハシゴを下りる為に2階踊り場付近は明かりがついていたのではないでしょうか?
明かりが無くても大人の場合は問題ないけど、もし子供が1人で下りようとしたら、明かりを自分で点ける事になりますからね。

そう考えると、1階に降りる時にハシゴの前を通った犯人はハシゴに気付いていたと思うんですよね。つまりロフトの存在にも気付いていた・・・

逆にハシゴが上がっていたのであれば、犯人はどうやってロフトの存在に気付いたのか?と言う疑問も出てきて、もしや犯人はこの家の構造を熟知している見知りか?とも思えてきます。

たかがハシゴなんですが、このハシゴが意外に重要なポイントになりそうですね。

投稿: ASKA | 2007/01/21 01:28

公園側からの写真で、1階の左の窓は面格子付き。
浴室の窓の右下にあるのは給湯器。
改めて写真を眺めて見ると、2階のトイレの窓がずいぶん大きい。
その右隣の窓は、廊下への明かりとりか。
浴室と子ども部屋の下の部屋が省略されているのは意図的かなあ?
収納式階段は、上から上げられる?

ぼくは、犯人が主人を下から攻撃した瞬間があると思うんだ。
なぜって、臀部や足を刺されたとされているから。
二人は1階でやりとりをした。その後、主人は階段を上った。
背後から攻撃されて滑り落ちる。そして、後頭部を突かれた。

12月30日夜は上弦の月。

投稿: ナガイ | 2007/01/21 02:46

被害者たちはなぜ即刻助けを求めたり、
外へ逃げようとしなかったのか。
ぼくはこのことが疑問で仕方ない。
助けて!と金きり声で絶叫する、外へ飛び出す、
窓ガラスを壊す、などしていたら、
近所は異変に気づき、様子を見に出るとか、110番したと思うんだ。

つまり、ある程度犯人を知っていたのではないか。
それも、つい最近被害者宅へ電話したり訪問した人物。
だから、もう一人犯行者がいるような感じがする。
こいつは被害者に直接関係ある男ではなくて、
被害者が関係した人物の関係者ではないか。

投稿: ナガイ | 2007/01/21 17:11

あ。ナガイさんの書き込みを見て、またあらためて警視庁サイトにある写真を見たのですが、公園側(家の裏手)から窓の配置を見ると、2階と思われる浴室の窓&その左2つの窓、と、いちばん左にある大きな窓との高さに随分な差がありますね。隣の家と比べても、いちばん左の窓の高さが通常の高さだと思われ、浴室の窓をうんと床側にするとは考えにくいし、これは、1階が駐車スペースになってることもあわせて考えると、普通の「1階、2階、3階(ロフト)」という単純な構造ではなく、「1階、中2階(お風呂、トイレ)、2階(リビング、キッチン)、3階(ロフト)」というちょっと変わった造りになってるのでは??だとすると、もしかしたら階段も1階2階をつなぐ普通のまっすぐな階段ではなく、構造の関係でそれぞれの階の灯りなどは確認しづらかったりということも??

それから、はしごの件、「収納式折り畳みはしご」だとするならば、たぶん上からはあけられないのでは?あけられるかもしれないけれど、かなり危険な動作になると思うので、内部(ロフト)に人がいるのに閉めるということはまずないと思います。うちの田舎にもあるのですが、あれはかなりの重さがあって、それを頑丈なバネ?で上に持ち上がるようにしてあるので、下から開けるときはぐぐーーっとバネを伸ばすように降ろすのでわりと静か、閉めるときはバネのちからで途中から一気に持ち上がるのでたしかにかなりの「バタン!」という音がします。

ナガイさんの「下から攻撃」は目からうろこ!たしかにそうですよね。私は2階踊り場付近で襲われ、玄関方向へ逃げようとしたのを背後からさらに襲われたと想像してたのですが、だったら臀部や脚に刃がおりるわけないですものね!すごい。

投稿: kishi | 2007/01/21 17:48

こんなのを見つけました!!
http://www.ne.jp/asahi/akutsu/m/mikaiketujiken.html
http://www.ne.jp/asahi/akutsu/m/mikaiketujikenset.html
普通のはしごみたいですね…お騒がせしてスミマセン…(涙

投稿: kishi | 2007/01/21 18:08

ナガイさん。「世田谷一家殺人事件再考その56」の記事によれば。
TV報道は、二階の浴室窓は(標準品じゃなく)30cm×40cmです。
北側で公園に面しており「標準より小さくした」ものと思います。

投稿: あんぐら〜 | 2007/01/21 18:22

セット写真はたいへん興味深かった。
Kishi説どおり、浴室、トイレ、子ども部屋部分は床が低く、
居間の途中階にある。資料の平面図でいうと、
階段に平行している廊下の部分に、さらに階段がある。
収納式階段は、セットでも収納式のつもりみたい。

浴室の窓は、セットは大きい。
浴槽の位置が窓際だと、常識的に言えば、
開け閉めがやや難儀だねえ。

パソコンが2台あるってのが面白いねえ。

投稿: | 2007/01/21 19:13

いけねえ、ネーム忘れちまった。ナガイでした。
(ニャンコから伝染しちまったぜ・・・。)

投稿: ナガイ | 2007/01/21 19:15

浴室の窓は通過に関係あるので、
写真から慎重にサイズを推測してみた。
壁付けの給湯器の大きさとの比較になるのだけどさ。

投稿: ナガイ | 2007/01/21 19:23

ナガイさん。建物の図面と警視庁の写真から推測すると。
北側壁面の長さは、3間(5m45cm)だと思われます。
浴室(180cm×135cm)の窓は、目一杯でも135cm。
写真では窓は浴室壁の半分位ですから。2枚で60cm位。
テレビ番組の30×40cmはあってるんじゃないですか?

投稿: あんぐら〜 | 2007/01/21 20:04

kishiさん、ナガイさん、こんばんは
kishiさん、URLありがとうございます。セットの写真大変参考になりました。
写真だと、跳ね上げ式みたいな感じですね。しかも、かなり大きいし、1階に下りる階段を塞ぐような形になる事。
風呂場を出たら目の前にハシゴがあるから、ロフトの存在に気付かないはずがないですね。

しかし、このハシゴ、下ろす時はどうやるのでしょうね。
電動で昇降スイッチとかあるんのかな?

投稿: ASKA | 2007/01/21 20:05

ナガイさんこんばんは

そうですね「給湯器」が正解ですね。

kishiさんこんばんは

「セット写真」ものすごいお手柄です!見たかったものが見られた!

★そこでわかったこと…

A これまで自信がなくて書かなかったんですが、

「いつもは、長女は子供部屋の2段ベッドで寝ていたのでは?」

ということ。実際のところはさておき、やっぱり2段ベットがあったんだ!!

「泰子さんと長女はほんとうにロフトで『寝てた』のか?」

B ロフト階段って粗末すぎない?これを「上げる」って、「取り外して上げる」ってことか?そりゃ「大きな音」がするだろう。一方「下げる」ほうはあまり音がしなさそう…でもほんとにこんな階段だったのだろうか。

そうするとにわかにASKAさんの言う「いつもは下げていたのでは?」というのがリアリティーを帯びてきますね。障碍のある礼くんもいることを考えると、それが自然だと思います。

おまけにこの階段!!!「上にいるものが上げる」ことは出来そうだが、「下にいるものが上げる」ことできるの???

C 風呂のドアはスリガラス状だと思ってました!廊下に電気をつけていたら、多少は外に光が漏れるね。ただ、私が予測した「洗面所」らしきものはないですね。風呂と階段の間には変な空きスペースがあるけど。

D PCが2台あるけど、うち一台はMACだと何かで言ってた気がする…

全体として予想どおりだった。ちょっと手狭な感じ。これだとロフトを生活空間として利用しない手はないね。

投稿: 迷探偵ニャンコ | 2007/01/21 20:07

ただし,セットの浴室窓は40×40じゃないかと思います。
真四角に見える。しかし、警視庁の現場写真では、縦長。
セットと実際の写真が違えば,写真に従うべきでしょう。

セットの「ベッド長」は、図面より合ってると思います。
子供部屋を最初に見たのも,ベッドの位置関係から分る。

投稿: あんぐら〜 | 2007/01/21 20:18

ロフトの階段(ハシゴ)は、下のものは上げられる(下げられる)けど。
上のものは、下げられない(上げられない)んじゃない?

投稿: あんぐら〜 | 2007/01/21 20:25

ちょっと訂正。慌てたもんでよく見てなかった…

梯子の上部に「金属製のアーム」がついている。上に向かって90度上がる上がりますね。

そうすると上のものでも、下のものでも上げられる。ただ、上げるときは天井の一部にぶつかるので「大きな音」がするのでしょう。

下から下げる場合は、なにか棒状のものを使って引っ張るのかな?まあ、無理のある設計ではなさそう。

投稿: 迷探偵ニャンコ | 2007/01/21 20:46

セット写真の前ページに30センチ方眼らしい起こし絵があるのだけど、
居間とこども部屋の間口が微妙に違うねえ。
いろいろな地図で見ると、主婦の実家と連続している図と、
分離されている図の両方がある。
立ち退きが始まっていない頃の航空写真でみると、
(ロフト増築前は)実家とつながっているようにも見える。
セットの浴槽は大きいねえ。1間近くある。
窓はタイルの数を数えると、かなり大きい。
窓の大きさの問題だけど、
体を縦に差し込まないと出入りできない窓から入って
(もし)真下が浴槽だったら、容易じゃないって思うんだ。
出るときもたいへんだし。試しで出入り可能だってことと、
暗い時や、緊急でって場合は違うからねえ。
上着脱いで入るって場合じゃないだろうし。

投稿: ナガイ | 2007/01/21 21:49

みなさんに喜んでいただけて嬉しいです。ありがとうございます。(TΛT)あ…でもよく見たらやっぱり「収納はしご」ですね…(涙。

にゃんこさん、収納はしごは基本的に「上から開ける」使用方法は想定されていないものだと思います。前にも書いたけどうちの田舎にもあるんですが、おそらく本来は「屋根裏収納」のために作られたもので、人が「居住する」スペースのためのものではないと思います。ただ、はしごの事を検索して調べていたときもけっこうな数が出てきたのですが、最近では「簡単に自宅をリフォーム、屋根裏を有効活用」という感じで、居住スペースとしての屋根裏にこのはしごを用いる人も多いようです。

http://www21.ocn.ne.jp/~i-kaze/living/index.html
↑開け閉めについては、ここを見ていただくとわかりやすいかな??普通は天井に格納されていて、荷物の出し入れをするときに、開閉棒を使ってロックをはずしグイっと下にひっぱると、折り畳まれた状態のはしごがヌルル…と斜めに半開きの状態で降りてきます。そして、折り畳まれたはしごを手前に広げるような感じで伸ばす。しまうときはその逆で、まずはしごを折りたたみ、半開きになった状態の天井扉部分をグイと上に持ち上げると強力なスプリングの力でバタン!と一気に閉まって天井にきれいに格納される、という感じです。

それにしても…私はこのセット写真を見てもこの家の全体のつくりが全然把握できないのですが…(汗。みなさんすごいですねぇ…。。。どちらかと言うと、「セット模型」の写真がもっと鮮明だったら嬉しかったのだけどーー。

投稿: kishi | 2007/01/21 22:00

はっ……!

↑と、にゃんこさんへの説明を書いたあとにふと思ったのですが、もしかして、この「収納はしご」って、使ったことがある人でないと簡単にはその上げ方すらわからないのじゃないかしら……(汗

投稿: kishi | 2007/01/21 22:04

そうなんだよ。
上げ方というか、上がるんだと知っていないと上げられない。
上げてしまうと、フック棒を探さないと下げられない。

投稿: ナガイ | 2007/01/21 22:14

kishiさん

リンクありがとうございました。よくよく「セット」のはしごと比べてみましたが、金属製の手すりがなくなっている点を除けば、「ト○テム」のものとまったく同じみたいですね。

「セット」が実物通りかは疑問の余地があるとおもいますが「上げるときに大きな音がする」という条件には当てはまりますね「ト○テム」。

現場のはしごが「ト○テム」だとして、kishiさんの説明通り、下げるときには「開閉棒」が必要だ。そうするとこんなこともありうる…

犯人は「上げる」のは出来たけど、「下げられなかった」。

「上げる」のは男の子ならなんとか出来そう(笑)。だけど「下げる」のは開閉棒の存在を知らないと、ちょっと難しいんじゃない?

最初から下がっていたか、犯人が下げたかはさておき、「邪魔だから」という理由で上げたものの「でかい音」がしてビックリ。一度あがっちゃうと天井に収納されたはしごから構造を見極めるのは難しい。明かりをつけて開閉棒とかその代用品を探すのも厳しい(さらに常時このはしごが下がっているとしたら、「開閉棒」はどこか目立たないところにしまわれている可能性もある)。またさらに「上げたとき」の「でかい音」が下げたときにもするかもしれないからいやだ…

もしかしたら、そんな感じかな…

投稿: 迷探偵ニャンコ | 2007/01/21 22:37

で、なぜ母娘二人がこの階段から転落して絶命することになるのだろう?

投稿: ナガイ | 2007/01/21 22:44

>ナガイさん

どうかなぁ~私なら見つけちゃいそうだ(笑

ただ、このあと書こうと思ってたんだけど、見つけたとしたら、危機的な場面ではなくなってから、よほどあれこれと現場を見てないとできないね。PC見てるとか、アイス食ってるとかの流れで「あら?これどうなってんの?上がるじゃん!」って感じで…。さらに電気点けなきゃ発見できないだろう。作りも木製で、建物の一部に見えるから簡単に見つけられるもんじゃないと思う。

投稿: 迷探偵ニャンコ | 2007/01/21 22:48

むぅ…。なぜ母娘が…む…?これはもしかして、犯行の順番の違いでは。まず、礼君を襲う、そのあとロフトに向かい母娘を襲う(お母さんは致命傷に至っていないことから、この時点ではそこまで執拗に攻撃していない)、それに気付いて1階から中2階浴室前(ここが2階リビングと3階ロフトへとの分岐点になる)にかけつけるみきおさん、それに気付いて一気にはしごを降りてくる犯人、その犯人を見てキッチンやリビングのある2階へののぼり階段へ逃れようとするみきおさんに犯人が追い付き後ろから攻撃(ナガイさん説)、中2階踊り場にくずれ落ちつつもさらに攻撃を受け、みきおさんは1階へ転落、そこで包丁が折れた犯人は中2階から2階台所へ新しい包丁を探しにかけのぼる、お母さんは逃げようと娘を抱きかかえつつはしごを降りるが、それに気付いた犯人は新しい包丁を手に2階から中2階への階段をかけおりてくる、お母さんは「やめて!!」などといった悲鳴をあげる、しかし犯人は奇声?罵声を発しつつ(言い争う声)母娘を…(はぁ〜…)。

ただ、この流れだとあらかじめキッチンの場所がわかっていないと無理そうですよね。だってそれほど広くないのに迷路のような家…。上の説を説明するとして、あくまで家の間取りを把握してなかったとするなら、全員に手をかけたあと(お母さんはまだ致命傷を受けていなかった時点)から、犯人がキッチンもしくはリビングに行く&お母さんがはしごを降りてくるまでにはわりと時間があった、となるのかなぁ…。んー( ̄Λ ̄)

それにしても、はしごをあげたのが確実に全員を殺害したあとだったとするなら、やっぱり犯行時間帯の早さが気になる…。無計画、通り魔的な犯罪だったとしたら、そんな時間にしのび込んで犯行おかす気になるかな??普通。やっぱり何か目的があって、下調べ済みの上で、正々堂々と(???)犯行に及んだのかなぁ…(かなり弱気…)。考えれば考えるほどわからなくなる(TΛT)

投稿: kishi | 2007/01/21 23:53

1「言い争う声」が、「男女の場合」「男性同士の場合」で分けて考えてみる。
2 次の「はしごを上げる音」までは30分

って条件でもう一度みんな考えてみない?別に強制じゃないけど(笑
私も頭混乱してきました。

投稿: 迷探偵ニャンコ | 2007/01/22 00:22

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