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2007/03/19

埼玉夫婦殺害事件の謎!その7

続報です。
1)別件で逮捕された住所不定の元運送業の61歳男性が乗っていた乗用車内から、血の付いた服と靴が発見されていたことが分かった。

 

2)弁護士らによると、男は昨年5、6月ごろに被害者から現金約10万円を借り、うち7万円ほどを返済した。
先月21日正午ごろ、再び借金を頼もうと被害者方を訪ね、一緒に昼食をとるなど約3時間滞在した。
しかし借金を断られたうえ、被害者に「死んで保険金で返せばいいだろう」などと言われて逆上、ご主人を殺害した。「訳が分からないまま奥さんも殺した」と話しているという。
凶器は「被害者の家にあった麺(めん)棒のようなものを使い、山梨県内に捨てた」という。

3)別の記事では
調べでは、容疑者は2月21日午後、被害者方で借金を断られ、台所にあっためん棒のようなもので被害者の顔を数十回殴って殺害。
廊下や和室で奥さんの頭も同様に殴って殺害し、現金数万円入りのご主人の財布を奪った疑い。
容疑者は奥さんを殴打した後、自宅から持ってきた針金で手足を縛り金の所在を聞いたが、「金は無い」と言われたためさらに殴ったという。「めん棒は山梨県に向かう途中の川に捨てた」と話しているらしい。

4)別件で逮捕した男を強盗殺人容疑で再逮捕するとの事。

 

こんなところだね。
奥さんを殺害した経緯については2)と3)で記事によってだいぶ違うね。
ただ、殺害するだけなら針金で縛る必要は無いので、3)の方が説得力があるね。

 

しかし、2)の内容だと、借りた十万円を完済せずに次の借金を申しこまれては、貸した方としては嫌味の一つも出ると言うもんじゃないのかな?
食事と一緒にお酒も飲んでいたのだろうか?

 

凶器が被害者宅にあった物であるならば、突発的な事件と見る事はできそうだね。

 

08/03/22追記
判決公判が21日、さいたま地裁であり、裁判長は「刑事責任は重いが、終生をかけて冥福(めいふく)を祈らせ、反省と悔悟の日々を送らせるべき」として無期懲役を言い渡した。

検察側は「計画的で冷酷非道な犯行」と死刑を求刑していたが、裁判長は「殺害まで計画していたと認められず、犯行も指紋や足跡を残して逃走し緻密(ちみつ)さに欠ける」と指摘した。

参考リンク
埼玉夫婦殺害事件の謎!その6

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コメント

東京高裁判決
1審・さいたま地裁判決を破棄のようですね。
「鈍器を持参し、手加減することなく被害者の頭部や顔面に激しい打撃を加えている」
の指摘部分。凶器は台所にあった麺棒ではなかったようで。へんだと思いましたよ。

ところで、このあたりで麺というと、うどんでしょうか、蕎麦でしょうか。秩父や長瀞なら蕎麦ですか。寄居はうどんかな。児玉は。児玉は何でしょうかね。季節柄、山菜の天麩羅に、うどんですか。

投稿: ナガイ | 2009/03/26 02:15

埼玉県本庄市で07年に起きた夫婦殺害事件で強盗殺人罪などに問われた無職の男性被告(66)の上告審判決で、最高裁第2小法廷は2日、被告の上告を棄却した。小法廷は「金銭に困るようになって犯行に及んでおり、酌量すべき点は認められない」とした。1審の無期懲役を破棄して死刑とした2審・東京高裁判決が確定する。

2審判決によると被告は07年2月、顔見知りの無職男性(当時69歳)方を訪れて男性と妻(同67歳)を殺害、現金1万円を奪った。1審・さいたま地裁は「当初から殺害まで計画していたわけではない」と無期懲役に。2審は「周到ではないにしても殺害を計画していた」としたとの事。

 弁護人は「強盗目的で訪問したわけでなく、男性への強盗殺人罪は成立しない」などと主張したが、小法廷は「強盗殺人は計画的に行われた」と退けたらしい。

投稿: ASKA | 2012/03/02 21:43

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