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2007/05/05

税務署職員銀行強盗事件

5月1日午前11時ごろ、名古屋市東区徳川1の三菱東京UFJ銀行東支店に40歳ぐらいの男が押し入り、窓口付近にいた52歳女性行員に包丁のようなもの突きつけ「金を出せ」と脅した。
男は女性行員を人質にし、同支店東側の駐車場などに居座って現金を要求したが、同11時56分、愛知県警の捜査員が人質強要処罰法違反容疑で男を現行犯逮捕した。
女性行員も無事保護された。

とこんな事件が起きていたのだが、逮捕された男は大阪府堺市北区大豆塚町1、税務署職員、42歳男性容疑者。大阪国税局によると、同容疑者は奈良県の桜井税務署上席国税調査官だった。

しかしこの容疑者は一週間ほど前から欠勤し、行方不明になっていたようだ。
大阪国税局によると、容疑者は四月二十五日早朝、「体調が悪いので、今日は休む」と上司に電話。間もなく、この上司に妻から「行方が分からない。捜索願を出したい」と相談があったとの事。

さらに、翌二十六日に容疑者から「退職したい。明日から出勤しない」と電話があり、一方的に切れた。二十七日には勤務先である奈良県の桜井税務署に名古屋市内の郵便局の消印で辞職願が届いた。
三月中旬には一日欠勤したことがあり、「精神科に行ってきた。通常業務に支障はない」と言い、その後は四月二十五日まで欠勤や早退などはなかったらしい。

問題の動機だけど、
悪いことをすれば、税務署を辞められると思った。妻との関係が上手くいっていないからむしゃくしゃしたといった内容のものであった。

幸いこの事件では怪我や死亡する人などは出なかったのだが、犯人の最近の行動を見ると、メンタルに問題があったのではないだろうか?
仕事のトラブル、家庭のトラブルが重なりメンタルに相当な負担があったんだろうな。
過去の事件では、殺人事件を起こせば逮捕されて死刑になると言った川崎男児殺害事件や、人生をやり直したいと言った奈良の医師長男の自宅放火事件などがあった。

私が言いたいのは、このような事は「誰にでも起きる可能性がある」と言う事なんだよな。
例えばうつ病は「心の風邪」と言われるぐらいで一生の内に誰でも一度は罹っていると思う。(この事件の容疑者がうつ病だと言うわけではありません)
ただ、それを自覚しないので自分が病気だったと気付かないんだろうな。
今回の事件では3月に一度精神科に自ら出向いているので、この頃本人は異変の自覚があったんだろう。
しかし、その後も改善される事なく悪化してしまったんだろうな。

この時期に周囲の人間が異変に気付いていれば、もしかするとこの事件は防げたかもしれない。
本来なら家庭や職場で気付く可能性が高いと思うのだが、その両方でトラブルとなっていたのが不運だったのかもしれないね。

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