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2007/05/10

大阪ジェットコースター事故その3

続報です。車軸が折れた原因は金属疲労と断定されました。
1)折れた車軸は直径約5センチ。軸の方向に対して、ナットの付け根部分でほぼ垂直に破断し、断面の半分以上には、金属疲労の際にできる線状の凹凸があることが目視で確認された。
この事から捜査本部は車軸が折れた原因を金属疲労と断定しました。
一部には、ねじ切れたような痕跡もあり、府警は、専門機関などに詳しい鑑定を依頼するようです。

2)車軸の交換時期を8年とする文書が製造メーカーの関連会社で保守を行っていた会社が作っていたようです。
同様の立ち乗りコースターを持つ遊園地に渡されていました。

3)ジェットコースターのJISは、国土交通省の外郭団体「日本建築設備・昇降機センター」(東京)が原案を作成。1975年に制定され、車軸の探傷試験は当初から義務付けられていた。
 関係者によると、エキスポランドの技術担当者は、原案作成委員会に参加していた。この担当者は84年に技術担当の常務になり、2000年から04年まで相談役を務めていたとの事。

4)事故の目撃者に深刻なショック症状が出ているようです。
病院関係者などによると、気分が悪くなって病院に搬送された目撃者の中には大声をあげたり涙を流したり、自力で歩けず車いすやストレッチャーで運び込まれた人もいた。

ある女性は表情がこわばった状態でしゃべることができず、事故の様子を思いだしては涙ぐんだらしい。
別の女性は興奮による過呼吸状態だったようだ。
「事故の夢を見て何度も起きてしまい眠れない」「事故を思いだすと涙が止まらない」などと、学校のスクールカウンセラーなどに相談している女子中学生もいるようだ。
専門家はPTSDが懸念されているとの事。

こんな所だね。
4)については相当な惨状を見たんだろうな。
事件当初の報道でも目撃した多くの人が気分が悪くなり病院に搬送されたと報道されていたからね。

ジェットコースターなのでピンと来ないけど、コースターの前後の車両は連結されているわけだから、全体でみれば数トンぐらいの重量になるだろう。
時速数キロという速度だったとしても数トンの力で押されているわけだから想像を絶する力だよね。
コースターの座席に安全バーで固定された生身の人間が固定された鉄の棒に数トンの力で激突したらどうなるか?
簡単に想像できるよね。
このあたりは、事故の原因には関係ないのでいままで書かなかったけど、目撃者がPTSDになるようなら新たな被害者と言う事だからね。

実際の被害者の状態については、昨日発売の週刊誌に書かれていますが、体の一部が切断されたようです。

高所恐怖症の私は絶叫系コースターとかマシンに乗る事は無いのですが・・・
絶叫系マシンって諸刃の剣だよね。
スリルのあるマシンほど、安全には見えないな。
今回の立ち乗りコースターにしても、体は安全バーで固定されているだけで、何かに覆われて守られているわけではないし、走行中に体が何かに接触すれば、相当な衝撃になるのは簡単に想像できるからね。

スリルを求めれば求める程、危険な乗り物になっているのではないか?
と思うのだが、このあたりは専門家の話を聞いてみたいね。

09/09/29追記
大阪府吹田市のエキスポランド(閉園)で平成19年に乗客13人が死傷したジェットコースター脱線事故で、業務上過失致死傷と建築基準法違反(虚偽報告)の罪に問われた元取締役総括部長、男性被告(61)らの判決公判が28日、大阪地裁であった。裁判長は被告と元施設営業部長、男性被告(67)にいずれも禁固2年、執行猶予4年、罰金40万円(求刑禁固2年、罰金50万円)を言い渡した。

建築基準法違反罪のみに問われた元技術課長、男性被告(60)には罰金20万円(求刑罰金30万円)、運営会社のエキスポランド(破産手続き中)には罰金40万円(同50万円)を言い渡した。

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コメント

サンライズ君がナット緩んでいた?といえば、
泳げ鯛焼き君は緩んでいない!という報道状況のようですね。

この事故は、トラック競技と同様の左周りレーンの事故です。
左周りですから、コーナーのたびに右へ遠心力が働く。

当初の報道は、2両目の左前輪車軸が外側ナットのところで折れた。
折れてどこに落ちたかも確認していない段階のようです。

いつも右に遠心力が働けば、左車軸の外側に常に力がかかり、
そこがいかれるとは即座に納得できそうでした。その上、
ナットの緩みでもあれば、引張りやせん断ばかりでなく、
曲げも入るので、なぜこの車軸だけ?という疑問も一発回答でした。

ところが、ポロっは、車軸の内側で、ナットの緩みもなしとか。
で、金属疲労だ!断定編となるわけです。
しかし、なにかへん?。と思っているのは、ぼくだけでしょうかね。
左内側のナットって、なんの力が??

金属疲労といっても、カタカタコットンやっていればってなことではありません。
疲労に至る大きさの力と回数が存在することが条件です。

投稿: キカイ、ナガイ | 2007/05/11 18:45

この事件は航空機事故や兵器の誤爆事故などと違って事故車両が事故当時のまま残ってますから、これからの調査で色々分かってくると思うのですが・・

破断の原因が金属疲労かどうかはなんともいえませんが、他の車両の車軸も15年間交換せずに同じように使用してきたわけだから、調べて他の車軸にも亀裂があるようなら、金属疲労説を肯定する材料になるかもしれませんね。
私も金属疲労説に一つ疑問があって、昨年の点検では異常が無かったと言う事ですね。
もし、昨年に探傷試験で問題が無かったとしたら、この1年間で亀裂が発生し破断まで進行した事になりますね。
そんなに急激に進行する物なのか?と言う所が疑問です。

逆に他の車軸に亀裂が無いとしたら、折れた車軸だけが破断した特別な理由があると言う事になりますね。

このあたりは専門家の鑑定を待つしかないでしょうね。

投稿: ASKA | 2007/05/11 23:22

短い期間で磨耗や疲労が懸念されるということについて。

検査しながら使うというのは、それは、へんか、きけんか。
まずは、新品か検査済スペアと交換した後に、
取り外した部品を検査送りにすべきでしょう。

検査して、問題があれば交換するという考え方自体に問題ないですか。
それは、俄かには交換がきないものもありますよ。
コースレールは簡単即座には交換できない。

でも、カート。スペアを、なんで用意できないかなあ。

投稿: ナガイ | 2007/05/14 01:06

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