会津母親殺害事件その4
報道が一段欄した所で、今回は私がこの事件について思う所をあれこれ書いてみよう。
まずは続報です。
・調べに対し、ホラー映画を見ているうちに人を殺してみたくなった、という内容の話をしているようだ。
・接見した弁護士は「母親に対して敵意や恨みなどは感じられなかった」と話している。
私が見たこの事件の奇妙な点を挙げると
1)切断した頭部を持参して自首した事。
2)切断した右腕を着色して植木鉢に挿してした事。
3)警察所へ出頭するのにわずか1km程度の距離をタクシーで移動している事。
頭部を切断するのは身元を隠す為などよくある事なのだが、この事件では遺体を隠すどころか、自首しているわけで、自首するのに頭部を持参する意味は普通に考えれば無いよね?
切断した右腕を着色して植木鉢に挿した事は、やはり少年にとっては意味のある事だと思うんだよな。
最後のタクシーの件だけど、これも相当に妙だよな。徒歩でも大した距離ではなく700mぐらいと週刊誌では書かれていたが、1kmと見積もっても、徒歩で十分行ける距離だろう。
17歳で中学時代はスポーツマンだったわけだしね。体力的には問題ないだろう。
これらの疑問について「快楽殺人」の面からちと考えてみよう。
快楽殺人の面からこの事件を見ると
A)切断した頭部を持参したのは?
戦利品、あるいは戦果として持参したとも思えるよね。快楽殺人では遺体の一部を持ち去るのはよくある事だしね。
B)切断した右腕のオブジェは?
儀式かあるいは、少年のメッセージとも思える。同様に快楽殺人では遺体に儀式的な装飾などを行う場合が多い。
C)なぜ近距離をタクシーで移動したのか?
この点は私の推測なんですが、少年は堂々と自首したかったんじゃないのかな?
徒歩や自転車で自首するよりもタクシーで乗り付けて、堂々と自首する事にこだわったのではないかと思う。
これは、自分は犯罪者ではなく、ヒーローとして振舞いたかったのではと考えています。
ここまで書くと、快楽殺人かもと思えるのだが・・・・
だけどね、日本の過去の快楽殺人事件と言われる事件の中で自首した事件は無いんだよな。
快楽殺人とは殺害自体に快楽を覚えるわけだから、自首してしまうとその快楽を得る機会が無くなるわけで、犯人にとっては一番避けたい事だろう?
DVDのホラー映像を見ていて人を殺したくなったと話しているともある・・・
少年の部屋から押収された、ホラー映画のDVDや殺人の関連本などに感化されたと言うのもありそうな話だね。
つまり彼は快楽殺人を無意識に演じていると言うはどうかな?
この点については精神鑑定の結果を待つべきだろうな。
しかし、快楽殺人を考えるなら「性的興奮」がポイントになるだろうね。
続報を待ちましょう。
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