渋谷短大生バラバラ事件その9
続報です。初公判で起訴事実を認めまたようです。
1)冒頭陳述によると、被告は数年前から、尊敬する両親に反抗的になった被害者に憎悪感を抱いていた。4度目の歯学部受験を間近に控えた昨年12月30日、自宅で2人だけになった時に被害者から「自分が勉強しないから成績が悪いと言っているけど、本当は分からないね」と言われた被告は、「お前はいくら勉強したって無駄だよ」という意味と受け取って怒り、木刀で被害者の頭を殴りつけた。
2)何度か殴ったあと負い目を感じて木刀を手放した。しかし、被害者の「私には女優になってスターになる夢がある。勇君とは違う。勇君が歯医者になるのは、パパとママのまねじゃないか」という言葉に再び怒りが爆発した。
3)歯科医を目指したのは、砂漠に草を植えて環境保護に役立つという夢を実現する資金稼ぎのためだった。ところが、被害者に「親の物まね」と見下されたと感じ、「もう聞きたくない。この口を黙らせるには、もう殺すしかない」と決意した。殺害後は、家族に発覚しないよう遺体を隠さねばならないと考え、遺体をばらばらにした。
4)「ドラマで180秒首を絞めれば人は死ぬという場面を見たような記憶があったことから、1から180まで数えながら(被害者の)首を締め続けた」
5)被告人の父親が証人として証言した。被告を「皿から落ちた菓子も食べない潔癖性だった」と話し、被害者のことは「非常に気が強く、人の話を聞けず、感謝の念に欠けていた」と話した。
被害者が友人に「他の兄弟と差別されている」などと話していたことについても、父親は「自分の思い込み」と否定した上で、「人に哀れんでもらって、自分に対する気を引いて優しくしてもらいたかったんだと思います」と証言した。
さて、こんな所だね。
3分間首を絞めたと言う点からみれば、確実に殺意はあったと言う事だろうね。
証人の話をそのまま受け取る事はできないが・・・・
いづれにしても、この家庭には問題があったと言う事は間違いないだろうな。
被害者の生活態度に問題があるとの証言だが、そもそも、なぜ彼女はそんな人間になってしまったのか?
事件とは直接関係は無いので、誰も注目してないだろうけどさ。
例としてアダルトチルドレン(AC)の人間が問題行動を起こすようになるのが、10代後半に多いといわれている。
そして、その原因は実は10年以上も前に起こっている事がある。
(三つ子の魂、100までってやつね)
そう、問題行動の原因はずっと昔に既に起こっていて、それは当の両親による物なんだよな。
だから、ここ最近の出来事だけをみて、家庭や教育に問題が無いと言うのはまだ早いだろう。
子供が小さいから、何もわからないなんて事はありませんから、親として子供の近くでは親らしく大人らしく振舞う事を忘れてはいけませんね。
直接、この事件がそうだと言うわけではありません。
私が言いたいのは問題のある家庭を見て、自分の家庭を見直す事が必要だろうと言う事です。
参考リンク
渋谷短大生バラバラ事件その8
渋谷短大生バラバラ事件その10
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