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2007/07/24

平塚5遺体事件判決

神奈川県平塚市内のアパートで平成18年5月、子供を含む男女5遺体が見つかった事件で、19歳の娘を殺害したとして、殺人の罪に問われた無職、56歳女性被告の判決公判が23日、横浜地裁であり、裁判長は「遺体を長期間放置し、周囲に娘の生存を装うなど不自然。母親としての情愛を感じられない冷血な犯行」として被告に懲役12年(求刑・懲役17年)の実刑判決を言い渡した。

1)被告側は捜査段階では娘の殺害を認めていたが、公判では一転して無罪を主張。「(首つり自殺した)異母兄が犯人」などと訴えてきた。

2)裁判長は判決理由で、被害者のブログの内容などから、「異母兄に殺害の動機はない」とした上で、「被告は当初は被害者の自殺を助けたと述べながら、絞殺が明らかになると自分の関与を否定した」とし、被告の供述が「場当たり的で信用性に乏しい」と指摘。「被告の一時の感情による殺害が推認できる」とした。

裁判長は「殺害に関与していたのは被告と自殺した異母兄以外にはあり得ない」と判断。「公判で『死人に口無し』とばかりに、異母兄が被害者に暴行し、殺害したなどと不合理な弁解に終始した」と被告の公判での供述の信用性を否定した。

3)アパート内で見つかった乳幼児3遺体については、DNA鑑定でいずれも被告の子供と判明し被告は死体遺棄容疑で書類送検されたが、公訴時効(3年)が過ぎているとして不起訴となっている。

さて、こんな所だね。
多くの事件の報道をみて、いつも思うのだが、人間は弱い生き物だよね。
肉体ではなく、精神的な面がとても弱いと思う。
この事件の被告の行動もそれを象徴しているよね。
自分の実の娘を殺害し、それを自殺した異母兄に罪を着せようとしたり、その他、発見された子供の遺体の件もあるし・・・

自分のエゴで犯行を行い、罪を逃れる為に嘘に嘘を重ねる。
私は人間の最も醜い部分が殺人事件には表れていると思うんだよね。

最後にちょっと見方を変えてこの事件を見たいのだが・・・・
殺害を行った証拠は無いんだよね。
その上で、状況証拠の積み重ねから被告の犯行と推認できるとしている。
もし裁判員制度でこの事件を扱ったとしたら、裁判員の人はどう判断するんだろうな?
と考えると、難しい事件だろうと思う。

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