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2007/08/20

仙台女性殺害事件その10

今回は被害者の死亡時刻について考えてみたい。
この事件は被害者の死亡時刻についての見方によって3種類ぐらいの見方に分かれる。

まず、事件の時間的な流れを確認する。
14日22時00分頃 女性が退社
14日22時30分頃 夫が女性の携帯に電話するが呼び出しはするが誰もでず。
15日00時00分頃 夫が女性の携帯に電話すると圏外か電源が切れた状態だった。
15日01時00分頃 遺体が発見された駐車場に女性の車は無かった。
15日04時00分頃 駐車場に止めてある女性の車を管理人が発見する。
15日20時00分頃 駐車場で夫が立会い、女性の車から遺体が発見された。
(07/08/22 15日08時を15日20時に訂正)

ポイントは3点だ退社直後には携帯電話で連絡が取れない状態だった。
そして、1時には被害者の軽自動車は遺棄現場には無かった。
最後に被害者の軽自動車が発見されたのが4時だった。

ちなみに、被害者の死亡推定時刻は14日夜から15日の朝とあまり絞り込めていないようだ。

この事から考えると、退社直後に既に事件に巻き込まれていた可能性が高いでしょうね。
そして、少なくても1時にはまだ、遺棄されていなかった。

で、例によって場合分けします。
被害者の死亡時刻を以下として、遺体遺棄時刻を4時前と仮定します。
1)早い時間(例えば23時頃)
2)遅い時間(例えば3時頃)
3)その中間(例えば1時頃)

1)早い時間(例えば23時頃)
つまり、被害者に接触した直後に殺害している場合だ。
この場合問題になるのが、殺害から遺棄までの時間が長い事だ。
殺害から5時間近く犯人は遺体と一緒にいる事になる。
犯人が突発的な犯行で意図せず殺害してしまい、事後の処理に迷っていた可能性はある。
この場合、もし被害者の車で遺棄場所を探してうろうろしていたのなら、仙台市内のNシステムに引っ掛かる可能性があるね。

2)遅い場合(例えば3時頃)
この場合は逆に、殺害までの時間犯人は何をしていたのか?と言うのが疑問だ。
色々な可能性は考えられるが、なんともいえないな。

3)中間の場合(例えば1時頃)
被害者との接触から3時間、遺棄まで約3時間なんだけど・・・・
何らかの口論などなら殺害まで3時間が経ってしまったのなら、それなりに可能性はあるかもしれない。
遺棄までに事後処理にあれこれ迷って3時間が過ぎてしまったと言うのも有るかもしれないね。

最後に遺棄場所と遺棄時間について考えたいのだが・・・・
遺棄場所は交通量の多い通りに面しており、更に飲食店、3階建ての集合住宅に面している。その意味で遺棄場所としては向いていない。
もっと人気の無い場所を選ぶ方が自然な気がする。
犯人としてはこの場所か、この周辺に遺棄しなければならない理由があったと思います。

そして、遺棄時間だけど、この時間は終バスの時間も過ぎているだろうし、タクシーも拾い難いだろう。
とは言え、早朝の時間で人気は少なくなっていたとも思えるけどね。

しかし、逆に考えてみてどうか?
遺体は車外からは見えないのだから、もっと早い時間に遺棄しても問題無いのではないだろうか?
有料駐車場とは言え管理人が24時間常駐しているわけでもないだろう、翌朝4時に起きている点を見ると、夜は早い時間に就寝している可能性があるよね。
だから、0時頃に遺棄したとしても誰も不審に思わないのではないだろうか?

こう考えると、遺棄時間が遅かったのはそれまで被害者が生存していたからではないのか?とも思えるね。
つまり2)の場合だな。

とは言え、裏付ける情報は何も無いんだけどね。
防犯カメラやNシステムに被害者の車は写ってなかったのかな?

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コメント

ASKAさん、こんにちは。
被害者の携帯が無いので発信とか着信やら確かめられず、殺害時間や場所そして遺棄まで、被害者の車で移動した走行距離とかから見当が付いたりするなら、被害者が仕事を終えて退社してからの動きが捜査範囲もふくめ、絞ることができるのになんて素人考えで思ってしまいます。
被害者が使われていた車にガソリンを給油された日がわかり、普段から給油する周期があるならメーターから推測したり、その場合は職場に出勤前や退社後に、用事で立ち寄ったり他に使用があまりなく、自宅から職場までの通勤に使用されるのが主の場合に、走行距離から殺害された日の被害者の車を使って移動した範囲に目星が付く?のかなぁと思っちゃいます。
被害者の旦那様とのやりとりがコマメなところから、給油とかの管理もマメに記録されているかも?という、ロムっている私の日常生活からの視点なので、そういった個人情報などは捜査上範疇ではないのか?、データがあったとしても解決のメドにならないか?と素朴な思いであります。

投稿: ぶんぶん | 2007/08/20 13:05

この事件の報道は時間関係がいろいろですね。
>15日08時00分頃 駐車場で夫が立会い
ASKAさんの最初の記事では午後だったような気がしますが。
時間関係がいろいろ・・というところに関心が沸いてしまいます。

遺体をわざと発見されるように遺棄したのか。
処分に困って下手の長考・・になってしまったのか。
その辺は定かではありませんが、ひとつ言えることがあると思います。

この犯行はすべて徒手空拳ですね。刃物なし、紐なし、薬物なし。
力仕事もできる若い人をそれほど広くない空間の中で制圧し、40kgを超す重量物の移動運搬ができた。

投稿: ナガイ | 2007/08/22 01:16

ぶんぶんさん、ナガイさん、こんばんは

ぶんぶんさんへ
気付きませんでしたが、走行距離と言うのは良いアイディアだと思いますよ。
走行距離がわかれば、犯人と被害者の行動範囲がある程度あたりがつきますからね。
問題は多分同居しているご主人しか、走行距離はわからないでしょうね。
前日のメーターを覚えているとか、たまたま、前日にガソリンを満タンにしているとか・・・

ナガイさんへ
鋭いですね、時間は私の間違いです、午後8時が正解ですね。
外から遺体は見えないとは言え、管理人が不審に思えば時期に通報されるでしょうから、犯人は遺体は発見される事を承知で遺棄したんだと思います。

体力的な面からみれば、男性の可能性が高いでしょうね。

投稿: ASKA | 2007/08/23 00:06

犯人逮捕!!スーパーの同僚の女だった。被害者のダンナの元交際相手だってさ、三角関係?嫉妬?それとも、ダンナも共犯?

投稿: 野次馬 | 2007/08/25 00:10

犯人逮捕!!スーパーの同僚の女だった。被害者のダンナの元交際相手だってさ、三角関係?嫉妬?それとも、ダンナも共犯?

投稿: 野次馬 | 2007/08/25 00:12

仙台市若林区の駐車場で6月、同市宮城野区蒲生、会社員近江由希子さん(当時27歳)の遺体が軽乗用車で見つかった事件で、仙台南署捜査本部は24日、元同僚の宮城県大郷町不来内、無職村山真紀容疑者(33)を死体遺棄の疑いで逮捕した。
 村山容疑者は近江さんの殺害についても認める供述をしており、捜査本部で追及する。
 調べによると、村山容疑者は6月14日午後10時ごろから翌15日午前4時ごろにかけ、仙台市若林区大和町の屋外駐車場に止めた近江さんの軽乗用車内に、近江さんの遺体を遺棄した疑い。
 村山容疑者は「一人で殺して遺体を放置した」と供述している。村山容疑者は昨年春ごろ、近江さん、近江さんの夫(31)とスーパーの同じ店で勤務し、近江さんの夫と、昨年秋まで交際していた。近江さんと夫は今年5月に婚姻届を出し、7月に結婚式を挙げる予定だった。村山容疑者は近江さんにつきまとうなどしていたといい、捜査本部は、3人の関係が事件の動機につながったとみて詳しく調べている。

投稿: 野次馬 | 2007/08/25 00:46

仙台市若林区の駐車場で6月、同市宮城野区蒲生、会社員近江由希子さん(当時27歳)の遺体が軽乗用車で見つかった事件で、仙台南署捜査本部は24日、元同僚の宮城県大郷町不来内、無職村山真紀容疑者(33)を死体遺棄の疑いで逮捕した。

 村山容疑者は近江さんの殺害についても認める供述をしており、捜査本部で追及する。

 調べによると、村山容疑者は6月14日午後10時ごろから翌15日午前4時ごろにかけ、仙台市若林区大和町の屋外駐車場に止めた近江さんの軽乗用車内に、近江さんの遺体を遺棄した疑い。

 村山容疑者は「一人で殺して遺体を放置した」と供述している。村山容疑者は昨年春ごろ、近江さん、近江さんの夫(31)とスーパーの同じ店で勤務し、近江さんの夫と、昨年秋まで交際していた。近江さんと夫は今年5月に婚姻届を出し、7月に結婚式を挙げる予定だった。村山容疑者は近江さんにつきまとうなどしていたといい、捜査本部は、3人の関係が事件の動機につながったとみて詳しく調べている。

投稿: 野次馬 | 2007/08/25 00:48

野次馬さん、はやっー!
産経23:57 四国0:00 河北0:18 朝日0:47


投稿: ナガイ | 2007/08/25 06:39

あー、なんかショックです。
被害者と婚姻届を出そうとしている矢先に起きた事件っていうあたりで、旦那様?夫になられる方に実は疑いを持っていたんですが、容疑者が見つかり夫ではなかったものの入り組んだややこしい経緯が想像でき、容疑者を含めた関係がわかればわかるほど男女間の内情が出てきて、酷く切ないです。

投稿: ぶんぶん | 2007/08/25 12:37

群馬はかかあ天下。会津は烈女。熊本はなんというのでしょうか。

宮城の女はあまり語られたことがありません。
それでというわけでは絶対にないのですが、
訓導小野さつき殉職の記を前に書かせて頂いた次第でした。

宮城の大崎地方は宮城米の主産地です。
しかしながら、米が自然に取れたわけではありません。
米の産地は、水害が背腹の関係にあります。新潟もしかりです。

水がなければ米もありません。しかし、その水が米を流し去ります。
宮城も新潟も秋田も、どこも同じだったと思います。
藤坂5号を生む伝説は教科書にも掲載されましたが、
水との闘いが無ければ、品種もへったくれもないわけです。

何年か前のNHKドラマで、宮城の農家が語られました。
かかあは泣き喚く。それでも、我は米をつくる。それが農業だ。

男心に男がひかれ。
こんなのんびりしたことが通ったのは、支えた者(かかあ)がいたからでしょう。
群馬のかかあ天下が、長岡忠次郎を後世に残しました。俗に言われる国定忠治です。

投稿: ナガイ | 2007/08/25 18:27

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