松下電池工業火災
9月30日午後0時20分ごろ、大阪府守口市松下町の松下電池工業で火災が発生している。
作業場などが入る鉄筋コンクリート6階建て「B棟」(延べ約2万7500平方メートル)の3階作業場付近から出火し午後3時半現在も消火作業が続いている。
けが人はいないが、黒煙が立ちこめたため消防隊員が中に入れない状態との事。
守口市門真市消防本部によると、火元はこの工場で製造されたノートパソコン用のリチウムイオン電池の出荷前試験を行う「充放電室」とみられ、電池に使う液体が大量に燃えたため煙が充満したようだ。
出勤して試験中だった同社従業員から119番通報があった際に「消火器で消火している」との説明があったが、消し止められなかったようだ。
工場周辺は黒煙に包まれ、薬品の燃えるようなにおいがしているとの事。
実はリチウムバッテリー工場の火災は以前にもあって
1995年、ソニーエナジー・デバイス、前身のソニー・エナジーテック時代に工場火災を起こして、全世界的なリチウムイオンバッテリの供給不安を引き起こしかけた。
また、リチウムイオンバッテリーは内部に有機溶剤を使用している為、基本的にバッテリー自体が燃え易いらしい。
出荷原因は何か?続報を待ちましょう。
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