« 茨城工場ガス爆発? | トップページ | 長崎小6誘拐事件 »

2007/10/13

自殺サイト嘱託殺人その2

続報です。
1)容疑者は掲示板開設から10カ月間で12人に睡眠導入剤を販売し、計100万円を受け取っていたことが神奈川県警の調べで分かった。

2)被告の家族が市原市内の薬局から、ハルシオンなどの睡眠導入剤を処方されていたことが判明。被告が売っていた薬の種類と一致していることから、県警は、被告が家族の薬を密売していた可能性が高いとみて調べている。
(妻との報道あり)

3)容疑者は「遊ぶ金がほしくてサイトを開設し、薬を売っていた」と供述しているという。

4)12日午前、千葉県市原市五井西、電気工33歳男性被告(麻薬及び向精神薬取締法違反罪で起訴済み)を、嘱託殺人容疑で横浜地検に送検した。

5)被告は「(被害者は)睡眠導入剤を飲ませても眠っているようで、死ななかった。部屋にあったポリ袋を頭からかぶせた。被害者の携帯電話は持ち帰った」と供述している。

6)これまでの調べでは、被害者は4月5日、容疑者が開設した自殺掲示板サイトに「死にたい」などと書き込みをしたことを機にメールのやり取りが始まった。
被害者は「楽に死にたい。どういう死に方がありますか」と相談。
容疑者は練炭を使った一酸化炭素による中毒死や首つり自殺などの方法を教え、「薬を使ったら楽に死ねる」などとアドバイスしたほか、殺害当日の待ち合わせ場所や服装などのやり取りもあった。

7)容疑者は掲示板で販売していた睡眠導入剤の基本価格を「ハルシオン3000円」「サイレース5000円」などと設定。
その後、メールで依頼者と交渉して価格を決めていた。
2錠おまけをつけたり、睡眠導入剤を栄養ドリンクに混ぜたものを「死ねる薬」と称して販売。
依頼者に郵送する際は偽名の差出人名を使っていたようだ。

8)被害者は「1人で死ぬのはこわい」「自殺に見せかけてほしい」という内容のメールも送っており、やり取りは殺害される4月12日までの8日間で10回以上に及んだ。容疑者は販売した睡眠導入剤のほとんどを相手に郵送していたが、被害者にだけは手渡ししていた。「自宅から近かったから」と話しているようだ。

こんなところだけど、政治的な動きとして
福田首相は12日夜、自殺サイトを使った嘱託殺人事件が発生したことについて「ああいうサイトを、公序良俗に反しても取り締まる何ものもないのは(問題だ)。いろいろ考えていかなければいけない」と規制が必要だと話したとの事。

だけどさ・・・自殺サイトの問題はずっと以前からあるんだよな。

07/12/06追記
公判が6日、横浜地裁であった。

嘱託殺人についての罪状認否で、被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。

検察側は冒頭陳述で、同市高津区の派遣社員の女性(当時21歳)が自殺をためらう姿に、被告がいらだちを募らせて殺害を決意したと指摘。また、被告が逮捕される直前、別の投稿者にも35万円で嘱託殺人を実行すると持ちかけていたことを明らかにした。

08/07/28追記
被告(34)の控訴審判決公判が28日、東京高裁で開かれた。裁判長は、懲役9年、罰金100万円とした1審横浜地裁判決を支持、被告側の控訴を棄却した。

被告は「被害者は自殺する決意が固く、尊厳死に当たる」と無罪主張したが、裁判長は「金目当てに自殺を勧めており営利目的の悪質な犯行。尊厳死ではない」と退けた。

08/12/09追記
携帯電話の自殺サイトを通じて知り合った女性派遣社員=当時(21)=に殺害を依頼され窒息死させたとして、嘱託殺人などの罪に問われた被告(35)の上告審で、最高裁第3小法廷は8日付で被告側の上告を棄却する決定をした。懲役9年と罰金100万円などの刑が確定する。
1審横浜地裁は「一時の落ち込んだ精神状態に乗じて、金銭欲から女性の将来を奪った」と非難。2審も被告側控訴を退けた。

|

« 茨城工場ガス爆発? | トップページ | 長崎小6誘拐事件 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 茨城工場ガス爆発? | トップページ | 長崎小6誘拐事件 »