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2007/10/20

兵庫県加古川女児刺殺事件その3

続報です。
1)調べでは、足跡は女児が帰宅した16日午後6時ごろに自転車を止めた自宅裏側や自宅前など周囲で複数確認された。大きさや形状から数種類あるとみられ、自転車のタイヤ痕などもあったという。足跡の状況からは争った様子などはうかがえないという。

2)現場には200ミリリットル程度の血だまりがあった。周囲に凶器に付いた血液が落ちたような形跡はなかったことも判明。凶器の刃物も見つかっておらず、犯人が血の付いた凶器を袋に入れるなどして持ち去った可能性もあるという。

 

3)救急車で搬送される途中、女児は救急隊員の呼びかけに対し、犯人について「大人」「男」などと応じる一方、「殴られた」とも話したという。凶器は鋭利な小刀とみられるが、司法解剖では左胸と腹の2カ所の刺し傷のほかに殴られた跡などはなく、抵抗した際に腕などにつく傷もなかった。

4)女児が公園から帰宅直後、玄関先で出迎えた姉と会話を交わしていたことが17日、県警加古川署捜査本部の調べで分かった。その後、姉は家の中に入り、女児は、自宅横に自転車を置いて玄関へ向かうまでのわずかな間に刺されたとみられる。

さて、こんなところだね。
とりあえず、少し整理しておこうか
・公園から1人で自転車で帰宅。

・自宅玄関前で事件直前に女児は姉妹と話をしているが、この時姉妹は不審者に気付いていない。

・自宅現場近くには犯人が身を隠す場所は複数あった。

・事件発生時刻の午後6時ごろには周辺は暗くなっていた。更に周辺には街灯も少なかった。

 

・女児は「殴られた」と話しており、凶器の刃物を見る事もなく、衝撃から「殴られた」と感じたと思われる。

 

・女児を刺した直後に犯人は現場から凶器を持ったまま逃走している。つまり女児の死亡を確認していない。

 

たしかに、待ち伏せの可能性もあるが、それにしてはどうにも、リスクが高いとしか思えない。
午後6時、民家の建ち並ぶ場所で刺された女児が悲鳴をあげれば、周辺の人間が現場に注目する事は容易に想像できるし・・・それに自宅玄関前には直前まで家族がいた。

犯行を行う場所としては犯人にとって、もっと安全な場所があったと思う。

 

このあたりをどう見るか?
本当に被害女児を狙っての犯行ならよほど強い動機があったんだろうね。
私としては通り魔の可能性の方が強いと思うけどな。

 

続報を待ちましょう。

参考リンク
兵庫県加古川女児刺殺事件その2
兵庫県加古川女児刺殺事件その4

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コメント

だんだんわかってくると、
新聞記事も最初の頃とすこしづつ違ってきますね。
刃物の長さ10cmは消えている。
心臓に達したは、心臓付近に達したに変わりつつある。
つまり、胸というより上腹部を刺していて、
そのうちの1回が心臓の下部近くの血管を切ったのかな。
腹部は柔らかいし、夕食前だし、刺されたときに凹んで奥まで届いた?

ブログを覗くぐらいは簡単にできる時代ですから、
万が一、犯人を挑発するような場合があってはいけないので、
余分なことはやめておこうとは思いますが、
現場の南側には幼稚園があって延長保育をしているようで、
もしも女児であればだれでもよい-というようなことだとしたら、
いずれ何かの形で起きた事件だったかも。

この町の西の高砂とか尾上。
結婚式や正月のカルタでおなじみの地名ですが、こんな事件でその場所を改めて見るとは。


投稿: ナガイ | 2007/10/21 07:50

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