長崎小6誘拐事件その2
続報です。
1)容疑者が長崎県警に任意同行を求められた際、一緒にいた女児が
「長崎に帰りたくない。お兄ちゃんは悪くない」と捜査員に話していたことが分かった。
女児が保護されるまでの8日間、女児は自由に行動できる状況にあったが、県警は容疑者がわいせつ目的で女児をマンションに連れ込んだ可能性もあるとみて調べている。
2)女児は現金1万6000円を持って自宅を出た。
3)容疑者は、女児を連れ込んでいた13日までの8日間、通常通り会社に出勤。会社からの帰宅後や休日はオートバイの後ろに女児を乗せてドライブなどをしていたとの事。
4)2人は、女児が06年4月に開設した少女漫画のブログを通じて知り合った。「周りが自分のことを理解してくれない」と、家族に不満を持っている内容の書き込みに対して、容疑者が相談に応じていたらしい。
5)容疑者も07年7月までマンションで母親と同居していたが、けんかが原因で母親は近くの自宅に戻っていた。
6)容疑者は調べに対し「誘う前から12歳と知っていた」と話している。
7)事件前、容疑者が「大阪に部屋が空いている。小倉までなら迎えに行く」とブログに書き込み、女児を誘い出したらしい。
さて、だいぶ事情がわかってきたね。
ただ、どうも女児自身には犯罪に巻き込まれたと言う意識はなさそうだ。
むしろ容疑者が自分を救い出してくれたような印象すらあるね。
とは言え、なにしろ12歳の子供の考える事なので大人と同じように理屈で判断する事はできないよな。
反面、容疑者の方にも明らかに問題がある。
12歳の子供を連れ出して自分の部屋に住まわせれば、監禁していないとしても問題になる事に気付いていない。
過去には長野小6女児不明事件の謎!、長野小6女児不明事件の謎!その2とかあったしね。
とにかく、もうすこし将来の事を考え行動しましょう。
10年先とは言わない、せめて1週間先の事を考えてください。
それをしたら、1週間後どうなっているだろうか?とね。
08/03/21追記
続報です。判決公判が3月21日、長崎地裁で開かれた。裁判長は「犯行の手口は巧妙で悪質というほかない」として、懲役6年(求刑懲役7年)を言い渡した。
裁判長は「どこまで深く自己の行為を反省しているのか疑問であるとともに、再犯も憂慮せざるを得ない」と指摘。
「被害女児の将来に多大な悪影響を及ぼすことが懸念され、結果は重大」と述べた。
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