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2007/10/19

兵庫県加古川女児刺殺事件その2

続報です。
1)左胸上部とへそ左側の腹部をそれぞれ1回ずつ突き刺され、左胸の傷からの大量出血が致命傷となった。左胸の傷は心臓、腹の傷は腸にそれぞれ達するほど深かった。

2)傷口の幅は2~3センチと小さく、また傷の形状から、凶器はきりや千枚通しのようにとがった物ではなく、片方だけに刃がある幅が比較的狭いナイフのような鋭利な刃物とみられる。

3)捜査本部などによると、女児の自宅から東約200メートルに住む73歳女性宅の敷地内に、事件の3~4日前の午後6時ごろ、見知らぬ男が侵入していた。

女性が台所で夕食の用意をしていたところ、外で人の足音が聞こえたため窓を開けると、見知らぬ男が自宅の敷地内にいたという。男は「道に迷った」と説明。女性は不審に思わなかったため照明をつけ、男を送り出したという。

 

4)また事件当日の午後6時半ごろ、現場から北へ約80メートルの路地を走るフードをかぶった男が目撃されたほか、「事件前に短髪の作業着の男をみた」「マスクをつけた男がうろついていた」などの情報もあるようだ。

 

5)事件直前の16日午後6時過ぎ、自宅前で女児が姉妹2人と会話していたことも分かった。
姉妹は家の前に出ており、自転車で帰宅した女児に「自転車、止めておいで」などと声をかけたという。
姉妹はその後すぐに家に入ったが、直後に女児の叫び声が聞こえたという。女児は自転車を自宅脇の駐輪場所に戻しており、玄関先に戻ってすぐに襲われたとみられる。

6)事件当日の16日午後3時半ごろ、女児の通う小学校の校門付近をうろつく不審な若い男が目撃されていたことが分かった。この男は、事件発生約1時間前から2回にわたり、女児の自宅近くの交差点で目撃された人物と酷似していた。

 

7)目撃された不審人物は小太りでベージュの作業服の上下を着ており、身長約160センチ、短い茶髪だったという。

 

8)発生直後、自転車に乗った男が現場から西に約80メートル離れた幹線道路を大声を上げながら通り過ぎていくのを、複数の人が目撃していたことが18日、わかった。

こんな所だね。
複数の不審者情報があるようだし、捜査の進展に期待したいですね。

 

さて、凶器についての報道ですが・・・お気づきの方もいるでしょうが、私もはじめに連想してしまいました。

以下は栃木小1殺害事件の凶器の情報です。
女児の胸を刺した凶器は深い傷は約10センチに達していることが明らかになっている。捜査本部が傷口の形状を鑑定した結果、
(A)凶器は片刃のナイフ
(B)刃渡り10センチ以上
(C)刃幅約2センチ
(D)刃の厚さ5ミリ以下

なんと今回の事件の凶器と特徴が一致する。
栃木の事件では結局、凶器は特定されていない(と思います)
今回の事件で犯人が逮捕されて凶器が分かれば、栃木事件の捜査にも良い材料になるかもしれない。

次に周辺での動物虐待事件ですが
恐ろしい事に兵庫県では2004年から動物虐待事件が頻発いている。
詳細はこちら兵庫動物虐待事件
どうも気になるね。

 

さらには昨年9月に加古川市から約30km西のたつの市で小学女児が刃物で刺される事件が起きている。詳細はこちら兵庫県警HPたつの市女児殺害未遂事件

さて、なにやら怪しい雰囲気はしているな。
今回の事件に関連があるのか?今の所分からないが・・・・

 

こうしてみると、兵庫県で幼いお子さんがいるご家庭やご近所の方は十分注意する必要があると思います。

 

捜査の進展に期待です。

参考リンク
兵庫県加古川女児刺殺事件
兵庫県加古川女児刺殺事件その3

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コメント

下見をしていた。必死の逃走。血痕が現場以外にない。どれだけ正確か分かりませんが、これらのことから犯人の気は確かでしょう。
それでは、なぜ自宅前という犯行に難しい場所を選んだのでしょうか。死角があるといっても機会は限られていますし、明確な殺意があるなら他の場所の方が都合がいいのに。

犯人は被害者の知り合いでしょうか。犯人は刺した直後に逃げなければならず被害者の死亡を確認することができません。そして現に起こったように被害者は犯人が誰かということを答えてしまうかもしれません。

加古川では防犯意識が高かったようですが、自宅前で襲われるような事件が起きて途方にくれているそうです。自宅前で犯行に及ばなければいけなかった理由とはここにあるのです。メディアを通して不安を煽りそれを利用すること。被害者は子供なら誰でもよかったのです。

この事件は良くて未解決、悪くて誤認逮捕に終わるでしょう。住民の不安が大きいので未解決にするわけにはいかず、といって近頃は冤罪が注目されているのでいい加減な裁判はしにくい。抵抗力の弱い逮捕者が出たり、事実認定が甘くなるような、例えば、自殺体が見つかった、どうやら犯人らしいという結末になると思います。

私は絶対、絶っっ対に革マル派の者ではありません(笑)

投稿: 馬鹿 | 2007/10/20 03:27

自称馬鹿は馬鹿じゃないと思うけど。
馬鹿っていうから馬鹿が言うのかなって思った。
でも馬鹿そうで馬鹿でないってこともばかってきた。
いや、もとい、わかったきた。
お馬鹿さん、宜しくね!

投稿: ナガイガイナ | 2007/10/20 19:45

でも、冤罪にこだわりすぎない?

投稿: ナガイガナ | 2007/10/20 19:52

偏執が推理を捩じ曲げるんです(笑)

投稿: 馬鹿 | 2007/10/21 22:07

お馬鹿さん説はなるほどなあと思ってしまいます。
ただ、一点わからんのだけど、
>不安を煽りそれを利用すること
の>利用すること、ってなにに利用するってことですか?

投稿: ナガイ | 2007/10/25 17:09

新聞やらネット掲示板やらに推理が百花繚乱だったけど、
凡百のそれらより、お馬鹿推理が、あー面白かった。

警察を嗤ったのが15日朝。
事件が16日夕刻。
ASKAさん記事が17日から18日にかけて。
右胸?ってコメントが18日朝。
(久しぶりにROM専さんのコメントがあって)
やじさん外科メスコメントが19日夜。
日付は20日だけど19日の深夜にお馬鹿推理。

一方、事件の行方も、
報道が入手できる有力手がかりはないようで、
記事も町への影響が報じられるだけになって行く。
つまり、現在のところまでは、お馬鹿推理通りだとも。

では、今後はどうなるのでございましょうか。
お馬鹿推理4段目通りになるか否か。
だとすると、注目のしようもないことを、
注目してみようと思う今日この頃であります。

投稿: ナガイ | 2007/10/27 09:10

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