さて、今回は前回に続き、美容師殺害事件とこの小1殺害事件の関連について考えてみましょう。
私は正直な所、「今の段階ではなんとも言えない」と言う印象です。
1)まず同一人物説
否定する材料としては
1-1)13年も過ぎて再犯するのか?
1-2)被害者の年齢が7歳と22歳と離れていないか?
肯定する材料としては
・遺体の状況が似ている。
1-1)時間が経過してからの再犯は他の事件などを見ても「あり」だと私は考えています。
山形民家襲撃事件では10年以上前の性的暴行を怨んでの犯行だったし、大阪姉妹殺害事件では6年前に殺害した事件の快感が忘れられなかったとしている。
それ以外にも逮捕の原因となった人物を出所後に復讐した事件などもある。
逆にこの2年間、同様の事件を起こしていないのはなぜか?と言う疑問もあります。
とは言え、全体で見れば数は相当少ないだろうな。可能性は「ある」が低いと言う所だと思います。
1-2)については、13年経過し体力が衰えたとか、より簡単に目的を達成できるターゲットを選定したなどの理由も考えられるね。
自殺サイト連続殺人事件では被害者は14歳男子中学生、21歳男子大学生、25歳女性と殺害自体が目的の為、性別や年齢は関係無い場合もあるし。
2)模倣犯の場合
正直私はこれが一番可能性が低いと考えています。
と言うのも、この美容師殺害事件がそんなに「有名じゃない」と思うからです。
私もこの事件は教えてもらうまで知りませんでしたし、未解決事件や過去の有名な事件を集めたような書籍にもこの事件は紹介されていませんでした。(私の蔵書の話で世の中には紹介している本もあるかもしれません)
もし、模倣するならもっと有名で誰もが「あの事件の模倣」と考えるような事件にするんじゃないかな?と言うのが疑問な点です。
しかし、事件の起きた現地の人間には当時相当な衝撃的な事件だったと思います。
そう言った人物や一部のマニアから見れば、模倣の対象になる可能性はありますね。
3)無関係な場合
確かに遺体の状況は似ているのですが・・・・その点をどう考えるか?なんですが
例えば、「バラバラ事件」は過去に沢山起きていますし、これからも起きると思います。
しかし「バラバラ事件」を模倣犯と考える人はいないでしょう。
バラバラ事件は犯人が同じ「目的」を実践した為に偶然、同じような遺体の状況(バラバラ)になってしまったと考えた方が自然でしょう。(目的が同じなので結果が同じになった必然とも言えるかな?)
この二つの事件も犯人が偶然同じ目的を実践したと考えれば、遺体の状況が似ているのも説明できると思います。
その意味では犯人は「同じタイプの人間」と言えるかもしれませんね。
と言うわけで今の所、同一人物、模倣犯について「これ」と言った決め手が無いのですが、可能性は「ゼロ」とは言えないと考えています。
それと最後になりましたが、「遺体の状況」の中で「血液が殆ど残っていなかった」と言う点が興味のある所です。
二つの事件の死因は心臓損傷による失血死と言う事だと思いますが、では心臓を損傷したら「遺体の血液が殆ど無い状態」になるのか?と言うのが疑問な点です。
もし、そうなら、より「偶然遺体の状況が似た」と言う可能性が高まるように思いました。
そこで、心臓損傷した場合の遺体の血液の状況を検索してみたのですが、これといった情報はヒットしませんでした。
このあたりは専門家のご意見を伺いたい所ですね。
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