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2008/01/19

青森母子放火殺人事件その5

続報です。
1)焼け跡から見つかったパソコンに、人を殺害する場面を含んだ文章が書き込まれていたことが18日、分かった。16日から解析した結果、長男が書いたとみられる文章があり、首を切って人を殺したり遺体に傷がつけられる、今回の事件と共通する描写があった。
小説に書いたことを実現したかった」などと供述している。

2)長男(18)が、八戸署捜査本部の調べに「(事件当日)母のビールに薬物を入れて眠らせた」と供述していることが17日、分かった。
現場に飲み残しのビールがあり、そこからも睡眠薬が検出された。

3)調べでは母親の遺体からアルコール反応が出たことを確認。現場には争った形跡がないことから、眠っているところを襲われたらしい。

4)「母親の腹部は十字に深く切られており、中にはオルゴールの付いた20センチほどの女の子の人形が埋め込まれていた」

5)長男が銃刀法違反容疑で逮捕された時、ライターやサングラス、金属製警棒、アニメのブロマイド7枚と、母の携帯電話を持っていたことも分かった。携帯電話は長男が使った形跡はなく、持ち出した理由も調べる。

さて、こんなところかな。
予想通りだけど、小説の内容を実現したかったと供述しているね。

自分の書いた小説を実現したかったと言う事から考えると、逆に長男の行動から書いた小説の内容を推測する事ができるのだが・・・するとある事に気付くんだよね。

まず、小説の内容を考えてみよう。
長男の行動は
・薬を盛って母親や家族を抵抗不能な状態にする。
・妹、弟、母親の順にナイフで殺害する。
・母親や弟の首や腕を切断しようとする。
・3人の遺体を一箇所に集めて布団に寝せる。
・母親の腹部を裂いて人形を詰める。
・アパートに火を付ける。
・ナイフ8本、警棒、アニメブロマイドなどを持ってどこかに逃亡する。

行動の順番は多少前後するでしょうがこんな所かな。
ここから小説の内容を考えると
・ターゲットに薬を持って抵抗不可能な状態にする。
・サバイバルナイフで首を切り殺害する。
・殺害後に首、腕を切断する。
・遺体の腹部を裂いて、人形を詰める。
・一箇所に集めて布団に寝せる(この点は微妙だけどね)

とこんな内容になるだろうな。
私は放火は小説の内容には無いと思っています。なぜなら、被害者の殺害方法や遺体の損壊方法にメッセージが込められているのなら、放火してそれらを確認できないような状態にすると、このメッセージを読み取れなくなってしまうからね。

それから、遺体の切断を断念しているのだが・・・この点が妙だと思わないかい?
もし長男が実際の事件を参考に小説を書いていたのなら、「ノコギリ」が必要になる事はわかっていたはずだ。
ノコギリを使わずに遺体を切断するのはかなり難しい。特殊な技能が必要だろうね。

それに、時間が問題だね。出火したのは午後10時40分だから、殺害自体はもっと早い時間に行われていただろう。
しかし、切断を予定していたのなら、朝までに切断するだけの時間はある。切断を断念した為に放火したのではないだろうか?
あるいは、怖くなって遺体の損壊状態を隠そうとしたのかもしれないけどね。

少々横道にそれたが、ポイントは長男が実際の事件を調査して小説を書いていたのなら、「ノコギリ」を用意していたはずで、その点からみて長男は実際の事件を小説の参考にしていないと言う事だね。

だから、長男は実際の事件ではなく、マンガなどのフィクションを小説の参考にしてたと私は考えています。

参考リンク
青森母子放火殺人事件その4
青森母子放火殺人事件その6

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コメント

週間朝日に父親の独白記事が掲載されていました。

他週刊誌で揶揄されていた母親の男性関係の話をほのめ
かすような話もあることから、少年は母親に対して複雑
な感情を持っていたのだろうな・・と推測しています。

投稿: ROM専 | 2008/02/05 22:11

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